4/29(日)試合結果 広島90-86金沢
【4月29日(日)B2第30節 GAME2 金沢武士団戦ゲームレポート】
4月29日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました金沢武士団戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ90-86金沢武士団
(1Q:23-16,2Q:24-24,3Q:23-21,4Q:20-25)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:2585人
マンオブザマッチ:#7坂田央
シーズン成績:32勝25敗(B2西地区3位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
金沢:#6木田貴明、#7井上裕介、#8月野雅人、#12アンドリュー・フィッツジェラルド、#38井手勇次
<試合レポート>
☆第1Q
昨日の勝利の流れをしっかり受け継いで、自分たちのバスケットで勝利をつかみたい。広島はいきなり田中の3Pで波に乗る。タフなディフェンスからリバウンドでボールを奪って、主導権を握る。田中のアタック、さらにノーマークをしっかり作ってからの3Pで12-5となる。山田から坂田へのアシスト、坂田がタフショットも決めるなど日本人選手が活躍する。北川の3Pも決まって19-9と10点差まで広げる。それでも金沢は#50マーシャルのAND1など、フィニッシュの上手さを見せて23-16で終える。
☆第2Q
岡崎の思い切りの良い3Pが決まるも、金沢の#12フィッツジェラルド、#50マーシャルのコンビが昨日以上にハッスルする。フィッツジェラルドのレイアップ、マーシャルのインサイドがテンポ良い。広島もボールを回して、金沢を揺さぶり、オフェンスリバウンドを繋いで得点。当たっている坂田のジャンパー、朝山のジャンパーで得点するなど、点を取り合う展開に。このクォーターお互いに24点ずつ取り合う激しいゲームは47-40で後半へ。
☆第3Q
田中の3Pで50-40とするも、金沢#8月野のジャンパーから、#7井上の連続3Pも出て10連続ポイントで50-50と流れを持っていかれ同点にされてしまう。タイムアウトを取った広島は山田のAND1からリズムを立て直し、トレイラーのスティールからの速攻で豪快ダンクを決め57-53。このビッグプレイが流れを変えた。山田のアシストから坂田の得点で63-55となったところで金沢がタイムアウト。しかし田中が畳み掛ける3Pを決めて70-61で最終クォーターへ。
☆第4Q
このクォーターでも田中の3Pが広島の最初のポイント。金沢は両外国籍選手が軸になる。一方広島もコッツァーがゴール下で得点、リバウンドで存在感を示す。中がダメなら外から朝山が3Pを決めて80-68。追いすがる金沢は#12フィッツジェラルド、#50マーシャルがファストブレイクを決めて80-72。終盤は金沢がファウルゲームを仕掛け、#13本間の3Pで追い上げるが、90-86で試合終了。広島がホーム連勝を飾った。
黒ユニフォームでの連勝記録が負け無しの7連勝となった。昨日とは異なる序盤からリードする展開で、一時同点とされるが、しっかり立て直し、結局一度もリードを奪われることなく勝利をつかんだ。田中が6本中5本成功という高い確率で3Pを決め、坂田も7本のショットを決めるなどアタックする姿勢が光った。ターンオーバーはゲームを通してわずかに3つで、逆に金沢のターンオーバーから15ポイントを奪うことができた。ディフェンスでも両外国籍選手にはやられたが、他の選手に決定的な仕事をさせることなく、金沢の3Pも抑えた。我慢して勝利をつかめるようになったところにチームの成長が見える。
いよいよ今季は残り3試合。ホームゲームは5月2日(水)バンビシャス奈良戦が最後だ。勝利で今季を締めくくるためにも、集大成となるような良いバスケットを見せたい。最後まで一丸となった戦いぬきましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#24田中成也 17点
#7坂田央 16点
#2朝山正悟 15点
#42ケビン・コッツァー 12点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー 13リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 6リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 5リバウンド
◆アシスト
#1村上駿斗 6アシスト
#5山田大治 5アシスト
#11北川弘 5アシスト
金沢武士団
◆得点
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 31点
#50ウェイン・マーシャル 28点
#8月野雅人 10点
◆リバウンド
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 10リバウンド
#50ウェイン・マーシャル 9リバウンド
#8月野雅人 5リバウンド
◆アシスト
#38井手勇次 13アシスト
#8月野雅人 6アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「今日も昨日に引き続きタフなゲームになったが、相手の3Pを抑えられて、自分たちはゴールにアタックしてフリースローをもらうことができたことが勝利に繋がったと思う。ホームで連勝できたことに満足している。ディフェンスが上手く機能して、オフェンスでも坂田、田中が良いタッチで決めてくれた。ただ相手に決められてはいけない時間帯に3Pをやられてしまったこと、しかもノーマークで打たせるような状況を作ってしまったことは反省しないといけない。強いチームになっていくには、そういう部分もタフにならないといけない。」
☆#24田中成也選手
「今まで通りショットは打てた。シーズンの中でショットが決まらないときもあるし、決まるときもある。決まらない時に打たなくなるのが1番悪いので、決まる決まらないを気にせず打ち続けないといけない。今季はショットが決まらないときでも沈まずに、やるべきことをやり続けられるメンタルの部分が成長できたと思っている。今季は色々なことがあった中で、自分なりに学べることも多かったので、自分の成長にしっかりつなげたい。チームとしても、我慢してやるべきことをやりきる、チームの約束を果たせるようになってきていることに成長を感じている。」
【金沢武士団】
☆堀田剛司HC
「昨日、延長戦で敗れ今日を迎えたが、選手達はハードに戦ったと思う。今日は良い部分が多かった。シュート確率も良く、フリースロー確率も良かった。インサイドで戦えていたし、ファーストブレイクからも二桁得点でアシスト数も28も記録した。ただ昨日と同様にターンオーバーからの失点と、相手のオフェンスリバウンドからの失点が負けに繋がったと思う。広島の日本人選手はやはり素晴らしい選手が多いと思った。B1リーグにいるような選手と対等に戦えたことはチームとしてはステップアップしている証拠だと思う。」
【次節ホームゲーム】
2018-04-29
4/28(土)試合結果 広島92-90金沢
【4月28日(土)B2第30節 GAME1 金沢武士団戦ゲームレポート】 4月28日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました金沢武士団戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ92-90金沢武士団 (1Q:12-20,2Q:19-19,3Q:24-22,4Q:23-17,EX1:14-12) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:4104人 マンオブザマッチ:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟 シーズン成績:31勝25敗(B2西地区3位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 金沢:#6木田貴明、#7井上裕介、#8月野雅人、#12アンドリュー・フィッツジェラルド、#38井手勇次 <試合レポート> ☆第1Q ホームゲームは残すところ3試合。ホーム広島で負けるわけにはいかない。広島ドラゴンフライズ後援会のスポンサードゲームということでアリーナは満員だ。ゲームは立ち上がりインサイドから攻める広島だったが、金沢の速い展開からファストブレイクを許し金沢がペースを握る。広島は外のショットの確率が上がらず得点も伸びず、逆に金沢#38井手の3Pで8-13と苦しい展開。終了間際にも#38井手に決められ12-20で第2Qへ。 ☆第2Q 金沢は2名の外国籍選手という中で、#12フィッツジェラルド、#50マーシャルの存在感が際立つ。#12フィッツジェラルドのAND1で12-23。#50マーシャルがタフショットを決めて14-25と点差が詰められない。広島は村上の3Pで反撃に転じたかったが、金沢のディフェンスリバウンドからの速攻でAND1で流れを引き寄せられない。広島は朝山、田中、村上とショットの得意な選手が前半は苦しみ金沢がリバウンドから走る展開でペースを握られる。それでも田中のインサイドやトレイラーのルーズボールへのハッスルプレイで粘り強く食らいついていく。31-39で後半へ。 ☆第3Q 後半の立ち上がりはトレイラー、山田の得点で点差を縮めたが、金沢#7井上、#8月野の3Pが決まって金沢が主導権を離さない。それでもディフェンスでのプレッシャーを強めて、金沢のターンオーバーを誘発させるなど、金沢のリズムが狂っていく。6:33には金沢#38井手のアンスポーツマンライクファウルもあって広島にはチャンスが訪れるが、これは活かしきれない。それでも田中が3Pを決め、満員のアリーナのボルテージを上げると、速攻からトレイラーのAND1。田中の3Pがもう1本決まって55-61と苦しいながらも流れを引き寄せて最終クォーターへ。 ☆第4Q その第4Qの立ち上がりはコッツァーのAND1、さらにドリスドムの3Pでいきなり同点に追いつく。61-61。ここで金沢はタイムアウトを取って、仕切り直す。金沢のファストブレイク、さらに3Pと広島は逆転できない。勝負どころになる1本を止められず、時間が過ぎていく。満員のアリーナで勝利をつかみたい広島はコッツァーのインサイド、田中が3Pを決めて残り2:16で72-74。ドリスドムのドライブで78-76と残り40秒で逆転までいくが、金沢に追いつかれ、最後の広島オフェンスで得点できず延長戦に突入する。78-78。 ☆延長戦(EX1) 朝山がジャンパーを決め、ドリスドムが続いて82-78とすると主導権は広島に。コッツァーのスティールから朝山がミドルシュートを決めて84-78。さらに金沢は#12フィッツジェラルドが負傷退場する苦しい展開に。それでもここから、広島の隙をついて、#7井上の3P、ターンオーバーから#6木田のジャンパーで86-83に迫り、ファウルゲームに持ち込む。最後には再び#7井上が3Pを決めて92-90と追いすがるも、タイムアップ。広島が92-90で熱戦をもぎとった。 4104名という熱気溢れる満員のアリーナで逆転からの延長戦というタフなゲームを勝つことができた。我慢する時間帯が多い中で、前半は苦しみながらも後半はディフェンスの集中を切らすことなく、ジワジワとリズムをつかんで田中の3Pをきっかけに流れを引き寄せた。オフェンスリバウンドを含めて、リバウンドを制することができるようになり、連続得点を与えるケースが減った。外のショットが決まらない時でも、インサイドで踏ん張れることで我慢の勝負ができるようになっている。それでも金沢に27アシストを与えるなど、ボールを回され、走られる場面も多かっただけに、チームディフェンスでしっかりカバーしたい。 今季の勝ち越しが確定した。さらに後援会のスポンサードゲームでは4戦負け無し、黒ユニフォームでも6戦負け無しと良いジンクスも生まれている。この流れで残りゲームを全て勝利して、シーズンを笑顔で終えたい!最後まで共に戦いましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 19点 #2朝山正悟 17点 #24田中成也 14点 #3テレンス・ドリスドム 13点 #0ジャマリ・トレイラー 11点 ◆リバウンド #42ケビン・コッツァー 11リバウンド #3テレンス・ドリスドム 9リバウンド #24田中成也 8リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 6リバウンド 金沢武士団 ◆得点 #12アンドリュー・フィッツジェラルド 19点 #50ウェイン・マーシャル 17点 #8月野雅人 15点 #7井上裕介 14点 #6木田貴明 11点 #38井手勇次 11点 ◆リバウンド #12アンドリュー・フィッツジェラルド 14リバウンド #50ウェイン・マーシャル 8リバウンド #7井上裕介 6リバウンド #38井手勇次 5リバウンド ◆アシスト #8月野雅人 9アシスト #38井手勇次 8アシスト ◆ブロックショット #50ウェイン・マーシャル 7ブロックショット <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「非常にタフなゲームで、最後の最後まで我慢して勝つことができた。特にゴール下の攻防で粘り強く戦えたことは、チームの成長を感じ取れて、価値ある勝利になったと思う。これだけの人数の前で自分たちが戦えるのは大きな力になる。シーズンを重ねるごとに、熱が高まっているのを感じられて、本当に一体感のある応援で支えてくれている。選手としては率直に気持ちが良い。それだけに来場者に感動と興奮を与えるような、また見に来たいと思えるようなゲームをしなければならない。今日はバスケットの醍醐味が詰まったゲームを見せられたとは思う。黒のユニフォームで負けたことがないので、明日もこの勢いで勝利をつかみたい。」 【金沢武士団】 ☆堀田剛司HC 「選手達はハードに最後まであきらめずに戦った。敗因は前半2つだったターンオーバーが後半に入って10したこと、オフェンスリバウンドを18つ取られてそこから16失点したこと。その部分が敗因につながったと思う。チームは、いつもよりシュート確率が良く、アシストを27本していて、ボールをちゃんとシェアをし、ノーマークの選手にパスが出来ている証拠だと思うので評価できる。明日は、そういった良かった部分を継続しながら悪かったところを修正して、臨みたいと思う。」
2018-04-28
4/22(日)試合結果 広島87-78山形
【4月22日(日)B2第29節 GAME2 山形ワイヴァンズ戦ゲームレポート】 4月22日(日)に山形県総合運動公園(山形県天童市)で行われました山形ワイヴァンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ87-78山形ワイヴァンズ (1Q:20-25,2Q:25-21,3Q:16-14,4Q:26-18) 会場:山形県総合運動公園 入場者数:1794人 シーズン成績:30勝25敗(B2西地区3位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 山形:#1中島良史、#9佐藤正成、#31クリストファー・オリビエ、#37河野誠司、#50伊澤実孝 <試合レポート> ☆第1Q 昨日の敗戦を受けて、ミスを減らして今日は勝利をつかみたい。スターターは両チーム同じ。坂田のスピンターンからのジャンパーで先取点を決めるも、山形#37河野のスティールから#9佐藤の速攻でAND1で山形がペースを握る。山形は#31オリビエのインサイドを軸に攻める。広島は田中の3P、トレイラーのインサイドとバランスの良いオフェンス。しかし山形は#50伊澤、#0山本の3Pが決まって20-25で第2Qへ。 ☆第2Q 山形#11マクシェパードのロング3Pが決まって20-30と10点差に広がる。ここから山形出身の村上が持ち味を発揮。コッツァーへアシストパスを配球して点差を縮める。トレイラーのダンクも演出し、一気に30-32にまで追い上げる。ここで山形がタイムアウト。広島がゾーンディフェンスを敷いたところで、山形#12高濱の3Pが決まり山形との主導権争いが白熱。広島は朝山の3P、田中がタフショットを決めてAND1、そのフリースローが外れるもトレイラーがリバウンドを抑えて得点を決めて45-46と1点差として後半へ。 ☆第3Q 山田のアシストにカットで田中が合わせて逆転するが、山形#50伊澤に3Pを決められ再逆転を許す。さらに#31オリビエにドライブから得点を決められ流れは山形。ターンオーバーから山形に走られ#9佐藤のAND1で49-56まで広がる。ここから広島はディフェンスで踏ん張って山形は約5分間得点が止まり、広島がペースを握った。オフェンスでは田中、坂田の3Pで食い下がり、コッツァーの得点で逆転に成功する。61-60で最終クォーターへ。 ☆第4Q お互いにタフなディフェンスを続ける中、広島はブロックショットで奪ったボールから朝山が速攻で3Pを決めて勢いにのる。トレイラーがオフェンスリバウンドから得点をし、村上のアシストからトレイラーがダンクで72-63。トレイラーがオフェンスリバウンドからもう1本得点を決め、ブロックショットでゴールも守る。最後はファウルゲームで得たフリースローをきっちり決めていき試合終了。87-78で白星を挙げた。 昨日の敗因だったターンオーバーを一桁の7つまで減らし、リバウンドでも上回った。昨日に猛威をふるった山形のアウトサイドシュートもしっかりディフェンスして確率を下げた。連日躍動したのはトレイラー。ドリスドムの穴を感じさせない奮闘ぶりで最終クォーターの勝負どころでオフェンスリバウンドから得点した。古巣との対決になった村上も得点こそ無かったが、アシストとディフェンスで持ち味を発揮し勝利に貢献。地元での凱旋ゲームで元気な姿を見せた。 今季の残りゲームはいよいよ5試合となった。思い残すことがないよう全てを出し尽くして勝利を挙げたい。次節のホームゲームは必ずや連勝を!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 24点 #0ジャマリ・トレイラー 23点 #24田中成也 14点 #7坂田央 11点 #42ケビン・コッツァー 11点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 15リバウンド #42ケビン・コッツァー 9リバウンド ◆アシスト #1村上駿斗 7アシスト 山形ワイヴァンズ ◆得点 #2ウィル・クリークモア 18点 #11ビリー・マクシェパード 18点 #31クリストファー・オリビエ 14点 ◆リバウンド #2ウィル・クリークモア 7リバウンド #11ビリー・マクシェパード 7リバウンド #1中島良史 5リバウンド ◆アシスト #37河野誠司 7アシスト #1中島良史 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「昨日の敗戦からしっかり修正することができて、勝利することができた。特に昨日は3Pで45点やられたところを、前半は少しやられたが、後半は1本だけに抑えられた。トータルでも確立22%に抑えられたことが大きかったと思う。」 【山形ワイヴァンズ】 ☆小関ライアン雄大HC 「前半リードしていただけに、負けたことは非常に悔しい。選手たちは自分たちが立てたプランをしっかりやろうとしてくれていたが、もっと具体的なことを伝えられれば良かったと思う。昨日のゲームの後、止めなければいけないところはわかってはいたが、具体的にどうやって止めるのかというところをもう少し落とし込めればよかった。そこはコーチとして、自分たちの未熟な部分だと思うので、今日の試合を振り返って、残り5試合、しっかり次に生かせるようにやっていきたい。」
2018-04-22
4/21(土)試合結果 広島76-85山形
【4月21日(土)B2第29節 GAME1 山形ワイヴァンズ戦ゲームレポート】 4月21日(土)に山形県総合運動公園(山形県天童市)で行われました山形ワイヴァンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ76-85山形ワイヴァンズ (1Q:25-19,2Q:16-22,3Q:16-23,4Q:19-21) 会場:山形県総合運動公園 入場者数:1624人 シーズン成績:29勝25敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 山形:#1中島良史、#9佐藤正成、#31クリストファー・オリビエ、#37河野誠司、#50伊澤実孝 <試合レポート> ☆第1Q ホームゲームで3連勝として挑むアウェイ山形戦。しかしドリスドムが欠場という苦しい状況となった。コッツァーも前節は怪我で欠場し不安が残る。スターターには調子を上げてきているトレイラーが今日も入り期待がかかる。そのトレイラーのインサイドで得点を重ねる。そこに田中の3Pが連続で決まって、流れをつかむ。怪我から復帰したコッツァーも出場して、リバウンドと得点で存在感をみせて上々の滑り出し。25-19。 ☆第2Q 山形#0山本の3Pで追い上げる山形に対して、トレイラーがロールターンからのレイアップを鮮やかに決める。そして村上のインサイドアウトから仲摩の3Pで33-24として、山形がタイムアウト。ここから山形がリズムを立て直す。山形#2クリークモア、#11マクシェパードを軸にして、#1中島の3P、広島のターンオーバーから#11マクシェパードの3P、さらに#37河野の3Pで37-39と逆転を許してしまう。ここタイムアウトを取った広島はトレイラーがオフェンスリバウンドからの得点、シュートがリングに跳ね返ったところをダンクでねじこみ41-41と同点にして後半へ。 ☆第3Q 一度歯車の狂った状況から抜け出せない広島。北川の3Pが決まるが、広島のディフェンスが甘くなったところを、山形が外から狙う。山形#37河野、#9佐藤の3Pで勢いにのる。さらに#2クリークモア、#12高濱、#9佐藤と高確率で山形の3Pが決まっていく。対して広島はショットの確率が低く、リバウンドから山形ペースに。57-64。 ☆第4Q 村上のスピードに乗ったレイアップ、パスを回してトレイラーが得点を挙げて61-64。広島がペースを作り始めたところで、山形がその芽を摘むタイムアウト。その後も元チームメイトで同期の山形#0山本と広島#1村上のマッチアップがヒートアップするなどタフな展開が続く。そして山形2クリークモアがテクニカルファウルを取られ広島はチャンス。しかし流れは広島に傾かず3Pの取り合いに。残り約3分のコッツァーの得点でようやく広島は同点に追いつくも、山形#37河野にイージーシュートを許し、パスミスから走られ74-78に。さらにターンオーバーを与えてしまうが、これはトレイラーの凄まじいブロックショットで守りきる。最後まで執念で追い上げたかった広島だったが勝負どころでのミスが出てタイムアップ。76-85。 第1Qこそリズムをつかんだが、それ以降はディフェンスでのミスや運動量で山形のエナジーを上回ることができず自分たちのバスケットができなかった。山形のアウトサイドのショットをテンポよく打たせてしまったことで失点が増えた。それにしても第4Qだけでターンオーバー7つでは勝利をつかむことは難しい。しかし今日も外国籍選手が2人の中で、トレイラーが気を吐いた。ダブルダブルそして5ブロックショットの活躍、そして数字に出てこないルーズボールへの執念や、ディフェンスでの献身がチームを支えた。明日もドリスドムがいない厳しいゲームになるが、第4Qの勝負どころで全員の力を一つにして、勝利をつかみとりたい。少ない残り試合、広島のバスケットをしっかり表現したい。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #0ジャマリ・トレイラー 18点 #42ケビン・コッツァー 14点 #24田中成也 10点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 10リバウンド #42ケビン・コッツァー 9リバウンド #2朝山正悟 5リバウンド ◆アシスト #5山田大治 6アシスト ◆ブロックショット #0ジャマリ・トレイラー 5ブロックショット 山形ワイヴァンズ ◆得点 #11ビリー・マクシェパード 16点 #2ウィル・クリークモア 14点 #37河野誠司 14点 #9佐藤正成 10点 #31クリストファー・オリビエ 10点 ◆リバウンド #2ウィル・クリークモア 7リバウンド #31クリストファー・オリビエ 6リバウンド #9佐藤正成 5リバウンド ◆アシスト #9佐藤正成 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「非常に悔しい敗戦となった。山形に対して、しっかり準備してきたが、できた部分とできなかった部分でできなかった時間が多くなってしまった。一番の敗因としては3Pのショットを高確率で決められたこと、自分たちは大事な時間帯でのターンオーバーを出してしまったことだと思う。」 【山形ワイヴァンズ】 ☆小関ライアン雄大HC 「広島のような強いチームに勝つことができて嬉しい。ディフェンスに変化をつけたことが相手のターンオーバーを誘った。ダブルチームのプレッシャーにいくタイミングだったり、その選手の気迫がボールコントロールのミスを誘ったと思う。今日は自分たちの外のシュートが入ったし、13得点ファストブレイクで点数が取れているので、そこは良かった。明日同じ結果にはならないと思うので、今日は徹底できなかった相手のインサイドを抑えるというところに重点を置いて、スカウティングをし直して明日に備えたい。」
2018-04-21
4/15(日)試合結果 広島89-85東京Z
【4月15日(日)B2第28節 GAME2 アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】 4月15日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ89-85アースフレンズ東京Z (1Q:19-21,2Q:14-17,3Q:26-21,4Q:30-26) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1911人 マンオブザマッチ:#11北川弘 シーズン成績:29勝24敗(B2西地区3位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 東京Z:#0シンミオン・バウアーズ、#1増子 匠、#17古牧昌也、#33西山達哉、#92村越圭佑 <試合レポート> ☆第1Q GAME1を快勝して迎えたGAME2。アースフレンズ東京ZはGAME2に強いだけにタフなゲームになる。その東京Zが立ち上がり良い入りをみせる。東京Z#1増子のフリースロー、AND1で0-6。それでも今日も好調のトレイラーがインサイドで得点、坂田のカットにアシストで追い上げ、さらにAND1で7-8とする。守っても集中して24秒オーバータイムを奪う。それでも東京Z#0バウアーズ、#7エヴァンスがインサイドで得点していく。さらに東京Z#11石井の3Pで14-21まで広がる。ここで粘りを見せたのが朝山。3Pとミドルをブザー直前に沈めて19-21に点差を縮めて第2Qへ。 ☆第2Q 開始早々に東京Z#7エヴァンスから#5ヴィルデへのアリウープが決まる。それでもBリーグのバスケットにアジャストしてきた#0トレイラーのブロックショット、豪快なダンクと調子が上がってくる。しかしそのトレイラーが5:24で2ファウルとなり、交代となるとオンザコート1に。ここからショットが決まらず、東京Zにリバウンドをとられフィジカルでおされてしまう。東京Z#22河相の3Pも決まって38-33で後半へ。 ☆第3Q 東京Zのディフェンスプレスがタフになる中でファウルをもらってフリースローでつなぐ。トレイラーがディフェンスリバウンドをとって速攻につなげると、フィニッシュのところでファウルをもらってこれが東京Z#35高山のアンスポーツマンライクファウルに。フリースローを着実に決め、続くオフェンスで田中が3P決める。テンポが出てきた田中はさらにもう1本3P、ドライブからも得点する。59-59と同点となって最終クォーターへ。 ☆第4Q 点を奪い合うゲームとなったが、勝負を決めたのはドリスドムだった。ジャンパー、3Pで追い上げ勝ち越すと、フリースローももらってしっかりつなぐ。トレイラーもターンオーバーを取られたボールをチェイスして、後ろからブロックショット。流れを渡さない。二人のリバウンドとインサイドで突き放した形になった最終クォーターは最後ファウルゲームとなったが、89-85で広島が白星を挙げた。 GAME1とは全く違うクロスゲームとなり、序盤から広島が追う展開となった。昨日以上の活躍を見せたのが、トレイラー。25得点9リバウンド4スティール3ブロックショットと攻守で奮闘、凄まじい運動量と熱いファイト、そしてフリースロー10本中9本という正確さで勝利に貢献した。第4Qのドリスドムの活躍も相変わらずだ。ドリスドムの活きるようにチームもシフトして、ドライブと3Pを組み合わせて翻弄した。コッツァー不在の中でリバウンドで苦しんだ部分もあったが、競った展開で勝負どころでもフィジカルに戦って勝利をつかむことができた。チームの成長した証が見せられている。 残り7試合。ホームゲームが3試合と最終盤に突入する。残りゲームを全て勝って、広島の意地とプライドを見せたい。最後まで共に戦いましょう!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #0ジャマリ・トレイラー 25点 #3テレンス・ドリスドム 22点 #7坂田央 11点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 9リバウンド #3テレンス・ドリスドム 6リバウンド ◆アシスト #5山田大治 6アシスト #11北川弘 5アシスト アースフレンズ東京Z ◆得点 #0シンミオン・バウアーズ 28点 #1増子 匠 10点 #7ルーク・エヴァンス 10点 ◆リバウンド #0シンミオン・バウアーズ 7リバウンド #7ルーク・エヴァンス 6リバウンド #14柏倉哲平 5リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「非常に良い自分たちのバスケットができた。昨日に比べて点差は縮まってはいるが、内容的には良かったと思う。東京は2日目に上位チームを倒してきた実績がある中で、今日自分たちは受けることなく、我慢してやれた。コッツァー選手がいないなかで、トレイラー選手、ドリスドム選手が頑張ってくれたことも大きいと思う。ディフェンス面では昨日よりも外の相手にひっぱられすぎることなく、マッチアップでうまくディフェンスすることができた。オフェンスではトレイラー選手、ドリスドム選手がゴールにアタックしてくれて相手よりもフリースローを多くもらって良く決めてくれた。前半は負けてた中で、我慢して競り勝つというこういう展開で勝てたことは大きいし、ましてやコッツァー選手が不在の中で、自分たちのバスケットができたことは評価できる。前を向いてやるというチームの共通認識が浸透して、練習も良い雰囲気でできているので、最後までしっかり戦い続けたい。」 【アースフレンズ東京Z】 ☆斎藤 卓HC 「昨日より良くなった点はあるが、理想のスタイル、プレーからはほど遠い。広島はコッツァー選手を欠いている状況で、この連敗は自分としても、チームとしても受け入れがたい結果だ。今日の敗因としては、後半で56失点してしまったディフェンス。フィジカルにいけずに簡単な得点を許してしまったことだと思う。次節に向けて、何ができるかを考えていきたい。」
2018-04-15
4/14(土)試合結果 広島85-66東京Z
【4月14日(土)B2第28節 GAME1 アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】 4月14日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ85-66アースフレンズ東京Z (1Q:22-14,2Q:20-17,3Q:23-15,4Q:20-20) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1560人 マンオブザマッチ:#0ジャマリ・トレイラー シーズン成績:28勝24敗(B2西地区3位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 東京Z:#0シンミオン・バウアーズ、#1増子 匠、#17古牧昌也、#33西山達哉、#92村越圭佑 <試合レポート> ☆第1Q 2週続けてのホームゲーム。残り5試合のホームゲームは負けるわけにはいかない。東京Z#0バウアーズのディフェンスリバウンドからの速攻でリードを奪われて立ち上がるも、山田のインサイドで流れを作る。田中の3Pで9-8と逆転すると、坂田がフィジカルの強さを活かしてジャンパーでAND1。ディフェンスから流れがよくなった広島は24秒オーバータイムを奪って主導権を握る。トレイラーのディフェンスリバウンドから北川を経由してレイアップでAND1。15-8。その後もドリスドムが得点を積み重ねて22-14。 ☆第2Q トレイラーがミドルシュートをみせると、再び24秒オーバータイムを奪ってマイボールに。ドリスドムがコートに立つと推進力が生まれる。ドリスドムのドライブで得点を伸ばす。コッツァーを怪我で欠く今日の広島、残り5:25でドリスドムが下がりオンザコート1に。それでも朝山のジャンパー、山田から朝山へのナイスアシストもあってリード。外のショットは決まらないが、トレイラーのリバウンドでリズムを作る。43-31で後半へ。 ☆第3Q ロングの3Pショットを東京Z#33西山が決め42-34。しかし北川のカットに山田がナイスアシスト。速い展開の中で少しバタバタし、東京Z#33西山が再び3Pを決め6点差。ここからトレイラーのハッスルプレイでリバウンドやルーズボールでポゼッションを取る。朝山がジャンパーでAND1。さらにスティールからドリスドムのドライブなど11連続ポイント。着実にフリースローもつないで65-46。 ☆第4Q 仲摩のスティールから朝山が3Pを決めると、ドリスドムも3Pで続く。村上のアシストからトレイラーも得点。仲摩のディフェンスリバウンドからボールをつないで、トレイラーのダンク。最終クォーターはプレイタイムをシェアしながら、それぞれが役割を果たし逃げ切った。85-66。 コッツァーの怪我の影響でトレイラー、ドリスドムに負荷のかかったゲームとなったが、その二人が圧巻のパフォーマンスで勝利をつかんだ。トレイラーはこれまでディフェンスやリバウンドなどでの貢献が光ったが、今日は19得点を挙げ、リバウンドも14と奮闘した。ゴール下で積極的にボールに絡み、相手にプレッシャーを与えた。朝山HCが試合前にファウルに気をつけろと話をした通り、今日はファウルをもらう数を抑えて、34分のプレイタイムで良いパフォーマンスを見せた。オフェンスリバウンドを23も与えながらも勝利をつかめたのは、東京Zのシュート精度に救われたところも大きい。ターンオーバーをしっかり減らして、全員でリバウンドを取りにいく意識を徹底したい。明日も勝って、ホーム連勝で良い流れをつくりましょう!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #3テレンス・ドリスドム 20点 #0ジャマリ・トレイラー 19点 #2朝山正悟 18点 #5山田大治 11点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 14リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド ◆アシスト #1村上駿斗 6アシスト アースフレンズ東京Z ◆得点 #0シンミオン・バウアーズ 18点 #5リッチモンド・ヴィルデ 12点 #7ルーク・エヴァンス 12点 ◆リバウンド #5リッチモンド・ヴィルデ 12リバウンド #0シンミオン・バウアーズ 11リバウンド #7ルーク・エヴァンス 6リバウンド #33西山達哉 5リバウンド ◆アシスト #33西山達哉 6アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「今日は非常に良い形で、自分たちのバスケットができた。ディフェンスとオフェンスのつなぎの流れや、ボールをしっかり動かし、ディフェンスではボールマンにプレッシャーをかけることができた。ただ前半だけで10ターンオーバーと9オフェンスリバウンドを与えてしまった。後半はターンオーバーは抑えることができたが、オフェンスリバウンドはさらに悪くなり、相手のシュートが入っていれば、どうなっていたか分からないゲームだったと思う。コッツァーがいない中で全員で掴んだ勝利といえる。」 ☆#0ジャマリ・トレイラー 「チームにエナジーをもたらす役割は果たせたと思う。チームで良いディフェンスができ、その中でチャンスがあってスコアすることができた。個人のマンオブザマッチよりもチームとして良いパフォーマンスを出せたことが嬉しい。10月からゲームを離れていたが、カンザス大でプレイしてコンディションは悪くなかった。フィジカルやファウルなど日本でアジャストしないといけない部分に慣れてきていると感じるので、自分自身のプレイをやりきって、勝利に貢献したい。」 【アースフレンズ東京Z】 ☆斎藤 卓HC 「シュートの確率が悪すぎ、ゲームプランを全くできなかった。ボールを動かして、速い展開に持って行きたかったが、意図したものとは違う形になっていた。ディフェンスではもっとフィジカルにいって、広島のやりたいことをやらせないプランを考えていた。応援している人がいるから我々は存在していることを選手に常に伝えているが、勝ち負け以上にゲームを見た人が感動、明日への活力を与えられるようなプレイを見せたい。今から明日の準備をして、自分たちのバスケットをやりきりたい。」
2018-04-14
4/8(日)試合結果 広島83-64愛媛
【4月8日(日)B2第27節 GAME2 愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 4月8日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ83-64愛媛オレンジバイキングス (1Q:22-14,2Q:26-6,3Q:20-21,4Q:15-23) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1640人 マンオブザマッチ:#3テレンス・ドリスドム シーズン成績:27勝24敗(B2西地区3位)※3位浮上 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 愛媛:#0楯 昌宗、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#28ニカ・ウィリアムズ、#33俊野達彦 <試合レポート> ☆第1Q 昨日は逆転での悔しい敗戦となり、プレーオフ進出の道が閉ざされた。しかし多くのファンのためにもファイトし続け一つでも多くの勝ち星を挙げたい。ゲームは立ち上がりから広島ペースとなる。山田、トレイラーのインサイドで滑り出すと、ディフェンスが機能して愛媛を寄せ付けない。堪りかねた愛媛は7:23で愛媛#11タプスコットをコートに。それでも流れは変わらずトレイラーのスティールから北川の速攻が決まり10-0となったところで愛媛がタイムアウト。さらにトレイラーのブロックショットから田中の速攻も決まって16-3。愛媛#0楯の3Pが出るも22-14と広島が主導権を握る。 ☆第2Q 広島のディフェンスは緩まない。ディフェンスをしっかり固めてドリスドムがレイアップを沈めていく。ドリスドムのスティールから岡崎の思い切りのよい3Pも決まって29-14。さらにコッツァーのリバウンドでも優位に立って点差は広がる。畳み掛けるように村上の3Pも決める。このクォーターで愛媛を6得点に抑え込み、リバウンドをしっかり抑えて後半に。48-20。 ☆第3Q 坂田のジャンパー、3Pでリズムに乗るも、愛媛#0楯が3Pを返す。愛媛#33俊野のレイアップ、再び#0楯の3Pで55-30。24秒オーバータイムもあったりと流れが悪くなりかけているところでタイムアウト。山田のアシストからトレイラーのジャンパー、北川のスティールから山田へ速攻が決まる。強気に攻める愛媛と点を取り合う展開となり、最終クォーターへ。68-41。 ☆第4Q 愛媛#9矢代の連続3Pで68-47。広島はコートが得点を挙げるが、その後のショットが決まらない。朝山もこのクォーターだけで6本のショットを打ったが、1本も決まらず今季初の無得点ゲームとなった。それでもドリスドムのドライブ、オフェンスリバウンドからのポイント、最後は村上のショットが外れたところをトレイラーがダンクでねじ込み試合終了。83-64。見事に昨日の雪辱を果たした。 前半で大きくリードし、ゲームをコントロールしながら勝利をつかみとった。リーグナンバーワンの攻撃力をもつ愛媛を64失点に抑えたディフェンスが光った。チームのコミュニケーションがよく取れ、球際の執着とリバウンドで愛媛を上回った。勝ちたいという気持ちが前面に出たのが良かった。朝山が無得点に終わるなど、外からのショットが不発だったが、それを補うほどのペイントエリアでの得点で勝利を挙げられたことは大きい。トレイラーもこれまではディフェンスやリバウンドでの貢献が目立っていたが、オフェンスでの働きも際立ってきている。 次節もホームでアースフレンズ東京Z戦。ファンを笑顔にするような、パワフルでノビノビとしたプレイで勝利をつかみとりたい。残りゲーム全て勝ちましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #3テレンス・ドリスドム 16点 #5山田大治 12点 #7坂田央 12点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 11リバウンド #3テレンス・ドリスドム 8リバウンド #24田中成也 8リバウンド #42ケビン・コッツァー 7リバウンド #5山田大治 5リバウンド 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #33俊野達彦 19点 #0楯 昌宗 13点 #11チェハーレス・タプスコット 11点 #42コナー・クリフォード 10点 ◆リバウンド #28ニカ・ウィリアムズ 10リバウンド #16笠原太志 9リバウンド #33俊野達彦 6リバウンド ◆アシスト #33俊野達彦 8アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「前半は完璧で、自分たちのやりたいことがやれた。後半はところどころミスもあったが、一試合の中では許容範囲内でゲームを通して自分たちのバスケットができたゲームだったと思う。昨日やられた愛媛のオフェンスリバウンドを抑えることができてトータルでも上回ることができたし、ターンオーバーも一桁に抑えることができた。3Pの確率が低かったがペイントでしっかり得点して83得点を挙げられたことは良かったと思う。今シーズン戦い抜いた結果の一つが順位という部分もあるので、順位は一つでも上になるように、全員で戦い抜いてシーズンを終えたい。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆リチャード・グレスマンHC 「昨日の後半巻き返した勢いを今日の前半につなげることができず、前半で勝負がついてしまった。後半は28点差ついたところから、16点まで追い上げることができたので、後半については戦えていたと思う。今日は昨日はあったハングリーさ、危機感が無く、ディフェンスバック、オフェンスでボールが回らないときのカットなど全く走れていなかったことが敗戦につながった。まずはファイトし続けること、一つになることが大事なので、残り9ゲームしっかりやっていきたい。」
2018-04-08
4/7(土)試合結果 広島84-87愛媛
【4月7日(土)B2第27節 GAME1 愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 4月7日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ84-87愛媛オレンジバイキングス (1Q:19-26,2Q:32-14,3Q:18-22,4Q:15-25) 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1865人 シーズン成績:26勝24敗(B2西地区4位)※プレーオフ進出絶たれる 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 愛媛:#0楯 昌宗、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#28ニカ・ウィリアムズ、#33俊野達彦 <試合レポート> ☆第1Q 好調を維持して今季初めての6連勝をかけて戦う。序盤、広島はディフェンスからリズムをつかむ。オフェンスはインサイドを攻めていく。トレイラーがアタックをしていくケースが増えた。北川の3Pも決まって9-4。愛媛はエースの#11タプスコットを送る。すると流れが変わる。タプスコットの1on1から得点して同点に。さらに愛媛#33俊野の3Pも決まって、あっという間に逆転を許し、19-26という立ち上がり。 ☆第2Q 朝山の3Pで反撃の狼煙を上げると、続いて朝山が再びジャンパー、北川の3P、ドリスドムの3Pと畳み掛ける。さらにコッツァーのAND1で33-33の同点にすると、北川の3Pで逆転に成功する。替わって入った岡崎も3Pを決めリードを広げる。コッツァーのスティールからの速攻でのダンクと主導権を握る。終了間際には村上の3Pも決まって51-40とリードを奪って後半へ。 ☆第3Q 愛媛は#28ウィリアムズのインサイドからねじこんでいく。広島も山田のインサイドで得点。北川のスティールから坂田の速攻でリズムは悪くない。守ってもトレイラーのブロックショットが愛媛にプレッシャーをかける。しかし残り3:18で広島ベンチへのテクニカルファウルが吹かれると、愛媛#13俊野にレイアップを決められ、タプスコットが前半同様に勢いに乗ってくる。そして残り1:15にタプスコットのファストブレイクで62-62と同点に追いつかれてしまう。村上がドライブからファウルをもらって、フリースローで得点をつなぎ、さらにリングにアタックしてレイアップを決めてAND1。69-62で最終クォーターへ。 ☆第4Q 9:20にトレイラーの巧みなステップでAND1で74-63と11点差つけるも、愛媛#33俊野の3P、ウィリアムズのインサイドから追い上げられる。トレイラーが4ファウルとなり交代。これが呼び水になったのか、ウィリアムズにファストブレイクを決められ、74-71となったところで最初のタイムアウト。しかし愛媛#13俊野の3P、ウィリアムズのジャンパー、#33俊野の3Pで82-83と一気に逆転を許してしまう。残り1:54。ここで2回目のタイムアウト。タイムアウト明け村上のジャンパーですぐさま逆転するも、残り33秒エンドラインからのリスタートで#33俊野にレイアップを決められ84-85。最後のタイムアウトからのオフェンスがタフショットで終わると、コッツァーのファウルがアンスポーツマンライクファウルになり万事休す。フリースローを2本決められ84-87。残り15秒からの最後のオフェンスも北川のタフな3Pに追い込まれ試合終了。84-87。 逆転での敗戦。まさに今季を象徴するようなゲーム展開だった。残念ながらこの敗戦をもって、プレーオフ進出の望みが絶たれてしまった。チームの状態は上り調子だっただけに、プレーオフ戦線からの脱落は悔しい限りだ。しかし自分たちの実力を見つめ直し、ステップアップして来季に雪辱を誓うほかない。まだ今季10ゲーム、ホームゲームは6ゲーム残している。応援してくれる全ての方に、一丸となって全身全霊戦う姿勢を見せたい。広島の誇りをかけて、まずは明日の愛媛オレンジバイキングス戦のリベンジを果たしましょう。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #1村上駿斗 14点 #7坂田央 13点 #11北川弘 12点 #42ケビン・コッツァー 10点 ◆リバウンド #0ジャマリ・トレイラー 6リバウンド #42ケビン・コッツァー 6リバウンド #3テレンス・ドリスドム 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 6アシスト 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #13俊野佳彦 21点 #28ニカ・ウィリアムズ 21点 #33俊野達彦 20点 #11チェハーレス・タプスコット 14点 ◆リバウンド #28ニカ・ウィリアムズ 14リバウンド #11チェハーレス・タプスコット 9リバウンド #13俊野佳彦 8リバウンド #0楯 昌宗 5リバウンド ◆アシスト #16笠原 太志 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「前半と後半で別のチームになってしまった。1Qの終わりぐらいから流れが悪く、2Qは良い形を作れたが、後半はそれを継続できなかった。特に前半は愛媛のオフェンスリバウンドを1回に抑えられていたが、後半は13回も奪われてしまった。フリースローも相手に多く与えてしまっている。連勝中はここを修正できていたが、今日は我慢しきれなかった。ただターンオーバーの数は抑えられているので、こういう競ったゲームができるようになってきていると思う。当然プレーオフ進出そしてB1昇格を目標にしてきた、昨季の思いも抱えて戦ってきたので、プレーオフ進出が果たせなくなったということは率直に残念で仕方なく、ファンに申し訳ない。ただ最後まで戦い続ける、選手全員がやれることを精一杯やることに変わりはない。」 ☆#11北川弘 「もったいないゲームになってしまった。後半は愛媛にオフェンスリバウンドだけでも13ポゼッションも与えている。もっと戦わないといけない部分だったと思う。明日に向けて課題はいっぱい残ったので、自分自身も冷静にビデオを見て考えて、明日に挑みたいと思う。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆リチャード・グレスマンHC 「逆転で勝つことができたことを誇りに思う。負けているところから、勝つことは力のいる中で、色々なメンバーが全員良さを出してくれた。3Qに追いついてからも引き離されたが、それでもあきらめずにファイトしてくれた。特に後半のディフェンスで一人一人がどういう仕事をするのかということが明確になっていて、それぞれが役割を果たしてくれた。明日はもっと良いゲームができると思っている。」
2018-04-07
4/1(日)試合結果 広島84-73福島
【4月1日(日)B2第26節 GAME2 福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】 4月1日(日)に郡山総合体育館(福島県郡山市)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE 2017-18 B2 広島ドラゴンフライズ84-73福島ファイヤーボンズ (1Q:21-16,2Q:26-16,3Q:18-25,4Q:19-16) 会場:郡山総合体育館 入場者数:2563人 シーズン成績:26勝23敗(B2西地区4位) 【スターター】 広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也 福島:#1ソロモン・ アラビ、#8村上慎也、#9野上淳史、#21菅野翔太、#32武藤修平 <試合レポート> ☆第1Q 昨日は土壇場の逆転で勝利をつかみ4連勝。良い流れをそのまま今日も引き継ぎたい。広島はディフェンスリバウンドからの速攻で得点するも福島#9野上の3Pショットも決まってリズムをつかめない。それでも集中したディフェンスと、ビッグマンのインサイド、山田のミドルショット、朝山の3Pと内外バランス良くオフェンスでペースをつかむ。21-16。 ☆第2Q このクォーター躍動したのはコッツァー。ゴール下でポジションを取ると、上手さを見せて得点を積み重ねていく。コッツァーはオフェンスリバウンドも奪って、セカンドチャンスポイントも効果的だった。コッツァーの安定したプレイに周りにも落ち着き、自分たちのバスケットを攻守で展開していく。前半終了間際には福島#16ショウのロングショットを決められるも32-47で後半へ。 ☆第3Q 前半のいい流れで後半に入りたかったが、福島のエナジーが上回る。福島#9野上の3Pで先手を取られ、#1アラビの高さを活かしたインサイドを守りきれない。ハイプレスも使ってプレッシャーをかける福島ディフェンスにターンオーバーも出て、まさかの13連続ポイントを許し47-45と肉薄される。それでもトレイラーのフリースローで落ち着くと、山田、北川の得点で広島にリズムが戻ったかに見えたが、再び福島#9野上の3Pショットで53-53-の同点とされてしまう。この嫌な流れを振り払うトレイラー選手のダンク。広島もディフェンスプレッシャーをかけてターンオーバーを奪うとトレイラーの得点でリードを広げる。朝山の3Pも決まって65-57。 ☆第4Q 最終クォーターは好調を維持するドリスドムの個人技、安定したリバウンドで簡単には主導権を渡さない。コッツァーも前半に大当たりしているだけに、警戒されたが同じくリバウンドやディフェンスで仕事を果たす。ゲームは2点差までドリスドムのドライブ、村上のレイアップで引き離し、朝山のミドルシュートで突き放して勝利をつかみとった。これで5連勝。84-73。 昨日とは全く違うゲーム展開となったが、終始ペースを握って進められた。第3Qのスタートで大きく躓いたが、そこから立て直し、得点を取るべき選手が得点をつないだ。同点や点差を詰められた場面でも、集中力を増すことで逆転されなかったことが勝利に繋がった。リバウンドでも福島を圧倒し、トレイラー、コッツァーのインサイド陣が頼もしかった。3Pショットが少なく、インサイドを軸に得点を積み重ねて勝利できたことは自信につながる。 シマシマダービーを連勝で終え、次節は愛媛オレンジバイキングスとの戦いだ。自分たちの目指すバスケットがようやく出来てきているので、この流れで愛媛も倒したい。ホームでも連勝して、今季最多の連勝を作っていきたい。決して引くことなく、強気に勝利を目指せ。BE ONE!UNITED WE STAND! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #42ケビン・コッツァー 20点 #0ジャマリ・トレイラー 15点 #2朝山正悟 14点 ◆リバウンド #42ケビン・コッツァー 14リバウンド #3テレンス・ドリスドム 7リバウンド #2朝山正悟 5リバウンド #5山田大治 5リバウンド ◆アシスト #3テレンス・ドリスドム 5アシスト 福島ファイヤーボンズ ◆得点 #9野上淳史 18点 #16ジャレッド・ショウ 13点 #1ソロモン・ アラビ 12点 #8村上慎也 12点 #23ディオン・ジョーンズ 11点 ◆リバウンド #16ジャレッド・ショウ 6リバウンド #1ソロモン・ アラビ 5リバウンド ◆アシスト #21菅野翔太 8アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆#2朝山正悟HC 「。」※後日追記します 【福島ファイヤーボンズ】 ☆森山知広HC 「。」※後日追記します
2018-04-01