9/29(土)第2節 試合結果:〇広島75-67愛媛●
9月29日(土)に松山市総合コミュニティセンター(愛媛県松山市)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2018-19シーズン 第1節
広島ドラゴンフライズ 75-67 愛媛オレンジバイキングス
(1Q:17-25,2Q:16-12,3Q:25-15,4Q:17-15)
会場:松山市総合コミュニティセンター
入場者数:1810人
シーズン成績:2勝0敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#9小澤智将、#12エリック・トンプソン
愛媛:#0楯昌宗、#2堤啓士朗、#3コーリー・ジョンソン、#10アンドリュー・フィッツジェラルド、#16笠原太志
<試合レポート>
昨日は接戦を制し、開幕戦を勝利で飾ること出来た。この重要な開幕戦に勝利出来たことは、B1昇格へ向けても大きな1歩となった。勝利を掴んだものの、内容は課題が残った。ターンオーバーの多さやオフェンスリバウンドを取られセカンドチャンスに繋げられている。チームで修正すべきところは修正し今シーズン開幕戦を連勝スタートとしたい。
☆第1Q
GAME2では田中に替わり小澤がスターターに入った。立ち上がりから流れに乗りたい広島は#0トレイラーの連続得点、#12トンプソンのダンクで会場を盛り上げる。流れは広島かと思われたが#10フィッツジェラルドが連続得点、#16笠原がレイアップを沈め10-16。終了間際には#0楯にブザービーターを決められ17-25。
☆第2Q
開始後#7坂本のインサイドでの得点、#9小澤がタフショットを決める。点差を縮めていきたいがシュートが決まらない時間帯が続く。愛媛は要所で#16笠原、#10フィッツジェラルドが中心に攻め#8加藤の3Pが決まり、21-35。反撃を開始したい広島はトンプソンがセカンドチャンスとインサイドで得点。小澤の3Pも決まり33-37。4点差で後半へ。
☆第3Q
第3Q序盤、ディフェンスから流れを掴んだ広島は小澤の3P、岡本、トレイラーのレイアップで怒涛の攻撃を見せる。6:51で42-41とついに逆転。さらに小澤が3Pを再び決め、坂本のインサイドプレーや、岡本がAND1を決め4:31、52-43。流れを広島に引き寄せた。愛媛は#10フィッツジェラルドのフリースローや#0楯の3Pで得点を重ねる。広島は攻撃の中心となるトレイラーが連続で得点し、58-52。6点リードで最終クォーターに入る。
☆第4Q
点差を広げていきたい広島だったが#0楯のフローター、#16笠原がレイアップを決め残り8:41、60-56。愛媛がオンザコート1の時間帯になり、インサイドを攻めていきたい広島はトレイラーがフリースローとバンクショットで得点。5:30、67-60。このまま勢いに乗りたいところだがオフィシャルタイムアウト明け、愛媛が怒涛の攻撃を見せる。#0楯、#10フィッツジェラルド、#16笠原が連続で得点。残り1:47、69-67。2点差まで追い上げられ、広島が24秒オーバータイムを取られる。流れは愛媛かと思われたが、残り31秒で#3ジョンソンが5ファウルで退場。フリースローを得たトレイラーが確実に2本決める。粘りたい愛媛は#0楯が3Pを放つもリングに届かずファウルゲームへ持ち込む。GAME1と同じく会場に響くブーストの中、トレイラーが1本、朝山が2本フリースローを決め、試合終了。75-67。開幕戦、連勝を掴んだ。
GAME1と同じくクロスゲームを制しての勝利となった。課題としてあったターンオーバーもトータルで9と一桁に、愛媛のオフェンスリバウンドを3に抑えることが出来た。攻守の要となるトレイラーは24得点、12リバウンドと安定の活躍。小澤はキャリアハイの13得点と躍動し、スターター起用に応えた。持ち味でもある3Pと果敢にゴールを狙い、プレイタイムも30分台に伸ばした。トンプソンもインサイドで得点を重ね、持ち味でもあるリバウンドへと積極的に絡んだ。ディフェンス面でもオフェンス力の高い愛媛を60点台に抑え、粘り強いディフェンスで流れを掴んだ。まだ立ち上がりの悪さが目立つが、次節では序盤から流れを一気に掴んでいきたい。来週10月6(土)はついにホーム開幕戦となる。愛媛戦の勢いのままホームでも勝ち星をあげ連勝を伸ばしていきたい。待望の開幕戦、一丸となり闘いましょう!5!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー 24点
#12エリック・トンプソン 18点
#9小澤智将 13点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 12リバウンド
#12エリック・トンプソン 10リバウンド
◆アシスト
#2朝山正悟 6アシスト
#3岡本飛竜 5アシスト
◎愛媛オレンジバイキングス
◆得点
#10アンドリュー・フィッツジェラルド 23点
#16笠原太志 15点
#3コーリー・ジョンソン 12点
◆アシスト
#2堤啓士朗 5アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆尺野将太HC
「2日間続けてブザーが鳴るまで勝敗が分からないゲームだった。今日はチームとして狙うべきポイントを40分間上手くアタック出来た。その結果が粘り強く戦いこの連勝に繋げられたと思う。ホーム開幕戦では40分間見ていて面白いバスケットが出来るよう良い準備をし、連勝を掴みたい。」
☆#3岡本飛竜選手
「2試合とも良いディフェンスからしっかりと走ることが粘り強く出来ていた。そこが連勝に繋がったと思う。自分自身の課題は次節では序盤からリードを取れる試合運びをしたい。開幕戦を連勝しファンも期待をしていると思う。ホーム開幕戦では新生ドラゴンフライズのインパクトを残したい」
☆#9小澤智将選手
「試合全体で粘り強いディフェンスが出来ているので継続していきたい。チームで意見を述べ合うことの積み重ねが最終的にこの2日間のような試合を競り勝てた。アウェイでの連勝は大きく、勢いがついた。この勢いのままホーム開幕戦ではファンの応援で力にし連勝を伸ばしてきたい。」
【愛媛オレンジバイキングス】
☆リチャード・グレスマンHC
「全体的に自分たちが良くなっていかなければならない。昨季見せていたオフェンスがこの開幕戦では発揮出来なかった。良いディフェンスをすればオフェンスへと繋がって行くので練習から見直していきたい。」