新プライマリーロゴ、2022-23シーズンユニフォーム、スローガン発表会見コメント
2022年7月1日(金)に広島ドラゴンフライズ クラブオフィスにて、
新プライマリーロゴ、2022-23シーズンユニフォーム、スローガンについて発表会見を行いました。
■登壇者
代表取締役社長 浦 伸嘉
■代表取締役社長 浦 伸嘉より ご挨拶
ご多忙の中、お越しいただきありがとうございます。
本日はプライマリーロゴの変更が大きな発表になりますが、今後の「新B1」についての構想もお話しさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
■プライマリーロゴ変更の経緯
本日より、新プライマリーロゴがこのように変更となりました。
ロゴの変更に関して、最大のポイントは「リブランディング」になります。
今までのプライマリーロゴも愛着やリスペクトを持っているので、使わないということはありません。ただ新しい挑戦として、世の中が進化していく中で、現在に合わせていき、幅広く、多くの方々に好感を持っていただけるような形にしたいと思い、変更させていただきました。
1つの理由として、バスケットボールという競技自体もルールを変更していく競技です。昔は3ポイントラインもなく、観ているお客様がより楽しんでもらうためにルールを変える文化がバスケットボールにあると思っています。我々もお客様を中心に様々な面で、変化と進化をさせていくのがスポーツクラブの使命でもあると思っています。
デザインに関してですが、広島ドラゴンフライズの由来でもある「宮島トンボ」が上に向かっていく姿をイメージして、クラブ、チームも価値を上げていくという願いを込めて、ロゴの中に「宮島トンボ」をデザインしております。昨シーズン、ブースターの皆さまとアパレルロゴを一般投票で決めさせていただきました。1位がトンボのデザインということもありまして、ここから工夫をして、今回のデザインにトンボを取り入れております。
「HIROSHIMA DRAGON FLIES」の頭文字「HDF」が隠れております。これまでのエンブレムの形よりもシンプルな形状にすることで、覚えやすく、親しみやすい新プライマリーロゴをより多くの皆さまと共有していただけるものになったらという思いで、変更させていただきました。
■2022-23シーズンのユニフォームについて
今回、プライマリーロゴが変わるにあたり、新しいロゴとユニフォームを一緒に発表した方が、イメージが湧くかなと思い、このタイミングで発表させていただきました。
新しいロゴの中にある「宮島トンボ」を引き立つように、浸透させたいという思いで、ユニフォームの脇部分に取り入れております。
例年は、スローガンに合わせたデザインを取り入れていますが、今シーズンは皆さまに覚えてもらうためにデザインを一致をさせていきたいと思っております。そのため、シンプルにかつ、新しいロゴを多く使用したデザインにしております。
■2022-23シーズンのスローガンについて
今シーズンのスローガンは「頂(いただき) ~UNITED WE STAND 2022-23~」に決定いたしました。
B1リーグで戦うのが3年目ということで、着実にステップアップはしていると思うのですが、広島県民の皆さま、ブースターの皆さまの思いというのは、トップクラブを目指してほしいということだと我々も思っておりますので、皆さまの意識を統一するためにも、「頂き」を目指していこうという思いで、スローガンを決定させていただきました。
■新B1への将来構想について
2026年から「新B1」が始まります。その前に2023年10月から「新B1」にチャレンジをするライセンス申請のタイミングが来ます。翌年2024年10月に、申請したクラブが「新B1」の基準に達成しているか審査が入り、2026年に「新B1」が始まる予定です。
先日発表させていただいたのですが、売上は達成できる見込みとなっております。
最大の課題として、広島の場合はアリーナを建設していかないといけません。アリーナの建設については、まだ何も決まっていないのが現状で、詳しくお話しすることはできません。
「新B1」の基準では、観客動員を平均4,000名動員していく必要があります。広島ドラゴンフライズは昨シーズン、コロナ禍ではありますが、平均2,000名弱の動員があり、Bリーグ全体では、観客動員数6位まで順位を上げることができました。平均4,000名の達成には、フロントスタッフが一丸となって、達成をしていきたいと思っております。今シーズンは平均3,500名の動員を目標に動いており、その上でチームとしても、選手の補強、編成を行いました。もちろんチャンピオンシップに出場を目標に、チーム、フロントスタッフ、クラブが一丸となり価値を高め、来シーズンにはライセンスを取得できるように、機運を高めていきたいと思っております。
我々は、今シーズンはアリーナ建設の機運を高める重要なシーズンであると考えております。今回の発表のようなプライマリーロゴのリブランディングもそうですが、クラブの理念も新しくする予定です。クラブの理念を新しくするにあたり、1番重要だと思っているのが、広島ドラゴンフライズというのは地域全体の共有財産という資産であり、広島県民の皆さまと共に作り上げていくクラブであると思っております。
今シーズンを大きな飛躍のシーズンとするために、広島ドラゴンフライズというクラブを絶対的に信頼していただかないと応援と支援は得られないと思っています。そのため、足元を固め、気を引き締め直して、多くの方々が安心して応援できるクラブという状況を作るためには、クラブとして誠実に丁寧に仕事をしていく他ないと思っております。もちろん試合で勝利をすることはスポーツクラブとして当然ですが、チームを支えるフロント側のレベルを上げることも重要になってきます。今シーズン、来シーズンしっかり構築をすることで、今後のクラブの飛躍に繋がっていくと考えております。
2022-07-04
【バスケでつながる風景プロジェクト】 SDGsへの取り組みについて
広島ドラゴンフライズでは、社会貢献活動「バスケでつながる風景プロジェクト」の一環といたしまして、SDGs(持続可能な開発目標)の活動に本格的に取り組むことといたしましたので、お知らせいたします。
その第 1 弾のプロジェクトとして「第 1 回 全国高校生SDGs 選手権 2020」(主催: 株式会社花形、株式会社ESSPRIDE、株式会社マザーアース) に参加する運びとなりました。
全国の12 校の高校生チームが「SDGs と企業の課題」をテーマに、2021 年 3 月 6 日(土)、20 日(土)に開催される全国大会で、本気で考えた新規事業プランについて各企業の社長へ プレゼンテーションをおこないます。
高校生の提案が企業とマッチした場合、大会終了後に実際 のプロジェクトとして高校生と企業とが一緒に実現を目指して動きます。
クラブへのプレゼンテーションは、武田高等学校(東広島市)「SDGs研究会」の生徒が行い、SDGs 目標のうち「平和と公正をすべての人々に」から、「平和を身近に」をテーマとして提案していただきます。
―第1回 全国高校生SDGs選手権 2020 について―
■概要
全国12校の高校生チームが、SDGsと企業の課題をテーマに、2021年3月6日(土)、20日(土)の全国大会で社長へプレゼンします。高校生の提案が企業とマッチした場合、実際のプロジェクトとして高校生と一緒に進めていきます。
大会公式ホームページはこちら↓
https://sdgs-navi.com/highschool-championship
■日時
2021 年3月6日(土)、20日(土)13:00~18:00 オンラインLIVE配信にて開催
視聴予約のURLはこちら↓
https://sdgs-navi.com/highschool-championship
武田高等学校から株式会社広島ドラゴンフライズへのプレゼンテーションは、3月6日(土)14時30分頃を予定しております。
【広島ドラゴンフライズ×武田高等学校のプレゼンテーションについて】
■SDGs取り組みテーマ:「平和を身近に」
(SDGs目標16 「平和と公正をすべての人々に」)
【武田高等学校について】
武田中学校 高等学校の《建学の精神》は「世界的視野に立つ国際人の育成」となっており、この「世界市民」を目指す学校の基本方針に則り「持続可能な世界の構築を目指すSDGs」達成に向けた活動の実践校となることを目指しています。
日々の授業はもちろん、総合学習や文化祭などでもSDGsを取り入れているようです。
今年度からはSDGs研究会が発足し、生徒主体で様々な企画を立ち上げ、コロナ休校中にはオンライン会議システムを使用して全国の小学生に対してSDGs入門講座を実施するなどICTを活用しながらSDGs達成に向けて活動されているようです。
2021-03-05
朝山正悟選手「勝ちグセ。アートフォト」限定販売のお知らせ
広島ホームテレビ「勝ちグセ。アートフォト」から、広島ドラゴンフライズ初の制作となる朝山正悟選手をモデルにした作品が発売されます。
広島グリーンアリーナでの公式戦初開催を記念し、50個の限定販売です。
広島ホームテレビのオンラインショップ「ぽるぽるショップ」にて、2/27(土)9:00より販売開始となります。
なお、2/27(土)28(日)千葉ジェッツ戦では試合会場グッズ売り場にて展示もいたしますので、
ぜひご覧いただき、お求めください!
― 勝ちグセ。アートフォト2021≪広島ドラゴンフライズ #2 朝山正悟≫商品概要―
■ 価格
35,200 円(税込)
■ 販売期間
2021年2月27日(土)午前9時~2月28日(日)午後11時59分
※50個完売した時点で販売を終了いたします
■ 商品ページ
こちら からお求めください。
※2/27 (土)9:00より購入できます。
2021-02-26
#34三谷桂司朗選手 特別指定選手として活動記者会見コメント
昨日、2019年12月18日に広島県立皆実高等学校にて実施いたしました#34三谷桂司朗選手の
「特別指定選手として活動記者会見」について、下記の通りご報告いたします。
【2019年12月18日 三谷桂司朗選手 特別指定選手として活動記者会見】
■登壇者
株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼GM 浦 伸嘉
広島県立皆実高等学校 男子バスケットボール部 監督 藤井 貴康
#34 三谷桂司朗選手
【記者会見コメント 全文】
・登壇者挨拶
代表取締役社長兼GM 浦 伸嘉
皆さまこんにちは。
本日は、広島ドラゴンフライズに三谷桂司朗選手が入団することで、このように集まっていただきまして深く御礼申し上げます。(冒頭にもございましたが、今回は特別指定選手でチームに加入することになっておりますので、その点だけご留意いただければと思っております。)三谷選手は、皆さまご存じの通り、広島県広島市西区の出身です。
われわれ広島ドラゴンフライズも西区にある広島サンプラザホールを本拠地としています。
三谷選手は西区が生んだ広島県の誇るスーパースターであり、(12月23日から開催される全国大会の)ウィンターカップでも非常に注目されている選手の一人です。
以前から彼の活躍は重々知っていましたが、我々としては2カ月前に、藤井監督に「三谷選手が(全国大会終了後の)大学進学までの間、広島ドラゴンフライズに(特別指定選手として)加入し、一緒にプレーしてもらうのはどうでしょうか」とまずご相談させていただきました。快く「ぜひ」と了承していただき、皆さまの前で発表できる運びとなりました。
加入前に本人の「チームに慣れたい」という希望もあり、11月から練習生として週に1回、あるいは2週間に1回のペースで少しずつ練習にも参加してもらっていました。正式な活動期間は、2019年12月27日から2020年3月27日までとなります。
ウィンターカップに集中してもらいたいと思いから、このタイミングで記者会見をさせていただきました。
ウィンターカップを集中して戦ってもらった上で、12月29日、30日は年内最後のホームゲームがありますので、三谷選手をベンチ登録できるように今準備しています。
出場できるかはもちろん本人の実力次第といいますか、堀田(剛司)ヘッドコーチがどのように采配するか、その時の流れにはなるかとは思いますが、ベンチに登録するということは試合に出る可能性があるということです。
ぜひ若い力で広島県を盛り上げてもらいたいと思っていますし、このバスケットボール界の全体を彼に引っ張ってもらいたいという思いでクラブに迎え入れました。
今後、広島ドラゴンフライズもB1昇格に向けて色々な動きがあるかと思います。
報道陣の皆様には、ご周知にご協力いただければと思っておりますので本日はどうぞよろしくお願いいたします。
広島県立皆実高等学校 男子バスケットボール部 監督 藤井 貴康
皆さまこんにちは。広島県立広島皆実高等学校男子バスケットボール部の監督をしております藤井貴康でございます。
この度、本校の三谷桂司朗が広島ドラゴンフライズの特別指定選手として加入をさせていただきました。
本人そしてご両親に相談したところ、「ぜひこの機会を生かしてもっともっと高みを目指したい」という本人の強い希望がございました。現在、広島皆実高校ではエースとして活躍し、この夏のインターハイベスト8の立役者でございます。
加えて高校1年生からU-16日本代表、高校2年生からU-18日本代表に選出され、そして高校3年生では3×3 U-18日本代表をアジアカップ優勝に導いた選手です。広島皆実高校を代表するとともに、この世代の日本を代表する選手だと考えております。
ぜひこの機会に更なる飛躍をして欲しいという願いと、このような機会をいただいた広島ドラゴンフライズに本当に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
#34三谷 桂司朗 選手
はじめまして。広島皆実高等学校3年生の三谷桂司朗と申します。
この度、広島ドラゴンフライズの特別指定選手として加入し活動させていただくこととなりました。
まだまだ自分の実力が及ばないところがたくさんありますが、この期間の中で少しでも成長できるように
精一杯頑張っていきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
【以下、質疑応答】
―今回特別指定選手という形で加入することになりましたが、広島ドラゴンフライズのユニフォームを着るということに対する率直な気持ちを教えてください。
三谷 率直に「嬉しい」という一言です。広島ドラゴンフライズは地元のチームで、中学生の頃から「(ドラゴンフライズの)ユニフォームを着て試合をしたいな」という気持ちがあったので、非常に嬉しく思っています。
―ご自身では自分のプレースタイルというのはどういうものだと考えていますか?
三谷 シュートに自信を持っています。中だけではなく外からも得点が取れるといったオールラウンドなプレースタイルが自分の持ち味だと思っています。
―バスケットボールはいつ頃からどのぐらい続けているのでしょうか?
三谷 小学校3年生の夏から始めました。
―そのころ(小学校3年生)から身長は大きかったのでしょうか?
三谷 とても大きいというわけではなかったですが、周りの友達よりは少しだけ大きかったです。
―「オールラウンダー」という今のプレースタイルに至るまでに何か大きな転機やきっかけがありましたか?
三谷 中学校の頃までは、インサイドでのプレーはあまりしてこなかったのですが、皆実高校に入学し、藤井監督に「1年生でインサイドのプレーを学ぶことで、2年生からアウトサイドのプレーが生きてくる」とご指導いただき(インサイドのプレーに)取り組んできました。その経験が今生きていると思います。
―大きな舞台をたくさん経験されていますが、ご自身にはどんなプラスになったと思いますか。
三谷 余裕をもってプレーできるようになったと感じています。全国大会では1年生の頃、緊張してしまって自分の思うようなプレーができなかったことがありましたが、国際大会を経験する中で、緊張を自分の力に変えることができるようになったと感じています。
―度胸がついたということでしょうか?
三谷 はい。
―地元で応援してきた広島ドラゴンフライズをどういう風にみていますか?
三谷 今シーズンは選手の方々の(個々の)レベルがとても高くて、練習生として参加させていただいた際に、1つ1つのプレーをすごく丁寧に行っている印象を受けました。
―3月までの期間限定ではありますが、チームの一員としてどういったことを吸収したいと考えていますか。
三谷 高校で経験できるレベルではないので、とても貴重な体験だと思っています。
まだまだ始めたばかりなので上手くいかないプレーがたくさんありますが、先生方や選手のみなさんから「思いっきりやっていい」とアドバイスいただいていますので、大学に入学するまでのこの空白の期間を、しっかり次のステージに挑むという意味でも、レベルアップに繋げていけるような期間にしたいと思います。
―広島ドラゴンフライズの選手たちと接触されているかと思いますが、アドバイスは既にいただきましたか?
三谷 高校とは違ってディフェンス面では非常に当たりが強く「自分が引いてしまったらその時点で負けだ」と教えていただきました。強い気持ちをもって強気にアタックし続けることを学びました。
―3月までの活動となりますけれども、当然「コートに立ちたい」という想いもあると思います。堀田HCにどういったところをアピールしていきますか。
三谷 どんなプレーであっても、自分ができることを最大限、精一杯プレーする姿を見せて、少しでも多くプレータイムをもらいたいと思います。
―来春から大学に進学ということですが、将来の夢を語っていただきたいと思います。どういう目標、どんな選手になっていきたいという夢を描いていますか?
三谷 憧れているNBAのヤニス・アデトクンボ選手(ミルウォーキー・バックス)のように、ダイナミックで迫力のあるプレーができるようになりたいと考えています。
また、これまでの(年代別)日本代表の活動で日の丸を背負って戦うことにとても誇りを感じたので、ゆくゆくは日本代表になって、日の丸を背負ってコートに立ちたいと思っています。
―目標はBリーガーなのか、もっと高みにあるNBAを目指していきたいのか。どういうレベルに目標を置いていますか?
三谷 挑戦する機会があるならNBAを目指していきたいと思います。
―実際に選手たちと一緒に練習してみて、当たりの強さや技術レベルの差を感じていると思いますが、「ここなら自分でも負けない」と思えた部分はありますか?
三谷 「絶対に負けたくない」と思っているのは、ルーズボールやリバウンドなど球際のところです。今まで強い気持ちをもって継続して取り組んできた部分なので、そこはプロの中に入っても負けずに、強い気持ちを持って戦っていきたいと思います。
―藤井先生にお伺いします。三谷選手は非常にシュート力がありオールラウンドプレーヤーということなのですが、先生から見て三谷選手の一番の武器は何ですか?プレー面あるいはメンタル面において。
藤井 まずプレーの特徴ですが、本人も申しました通り、どこからでも得点が取れるところです。
ある時はインサイド、ある時はスリーポイント、ある時はリバウンドを取ってドリブルプッシュをしながらペイントエリアにアタックをしてねじこむ…。そういったプレースタイルで、この3年間で本当に技術をつけた選手だと思います。
でもそのベースにあるのは、彼のパーソナリティ(人格)ですね。非常に素直で、努力家です。
プレーは非常に綺麗ですが、1年生の時から留学生とゴール下、ペイント内で張り合わせました。
そこから徐々にプレーの幅を広げていきましたが、(成長できたのは)自らがやっぱり努力をしていたからです。
皆実高校の先輩や同級生、仲間と過ごすだけなく自分の力でU-16日本代表、U-18日本代表、3×3U-18日本代表と、階段を上っていく中で非常に精神的にも強くなってきましたし、(プレーの)強度も強くなってきました。
バスケットボールと真摯に向き合う姿勢が年々高まってきていると、成長を感じております。
―三谷選手にお伺いします。今回、特別指定選手のお話が来た時の気持ちを聞かせていただけますか?
三谷 以前から特別指定選手という制度の存在は知っていましたが、まさか自分にそのお話をいただけるとは思っていなかったので驚きが大きかったです。
―三谷選手は井口中学校出身で、ドラゴンフライズも井口中学校のすぐ近くが本拠地です。地元でプレーすることになりますが、同級生や一緒に頑張ってきた仲間が沢山応援に来ると思います。仲間に対して意気込みを聞かせていただけますか?
三谷 広島ドラゴンフライズは身近な存在であり、西区なら誰でも知っているチームだと思うので、その中でプレーできることにしっかり感謝の気持ちをもって、見てくださる方々にも一生懸命プレーする姿をお見せしたいと思います。
―浦社長にお伺いします。浦社長は、三谷選手が小学校、中学校の頃に指導していた時期があったかと思いますが、その時から三谷選手には、他の違うものを感じられていましたか?当時指導していた選手と一緒にプロで活動することに対しての思いを聞かせてください。
浦 三谷選手は小学生、中学生の頃から影ながら色々な角度から活動を見てきましたけれども、特に小学生のときは全国大会へ出場しましたし、中学生のときはよりハイレベルな選手になりました。
サイズが大きいのにボールコントロールが良いですし、シュートが上手でしたので、その当時から注目していましたし、必ず名前がどんどん出てくるだろうなど我々の間で話をしていました。
ただ、その頃のことを思い出しても、現時点で我々の期待をはるかに超えてくれています。
高校生の時期に日本代表として日の丸を背負って戦ったというのは非常に素晴らしいことで、なかなかできない経験です。
そのような経験をした選手が、広島県のトップ選手としてプレーしているのは本当に素晴らしいことで、タイミングが合えばぜひ特別指定選手でプレーしてもらいたいと思っていました。
(三谷選手は)大学進学という方向性が以前から決まっていて、本人の意思を尊重しながらぎりぎり2カ月前に「よければどうでしょうか」と、藤井監督を通してお話をさせていただきました。
今回、限られた時間ではありますが、進学までの間に少しでも成長してもらいたいと思いがあります。
今年で4年目を迎えるBリーグが一気に発展するには絶対に若い力が必要だと感じています。
広島では県内トッププレイヤーの三谷選手が(地元の)広島ドラゴンフライズに入ってくれることによって(発展への)勢いがかなりついてくるのではないかと思っています。
広島の皆さんがもっともっとBリーグのファン、日本バスケットボールのファンになっていただけるように、我々ができることでしっかりサポートして、彼の成長に少しでも繋がるように、今後も引き続き温かく見守りながら一緒に育っていけたらなと思っています。
―いまB1の昇格争いをするチームの中で、三谷選手を迎えます。どんなメリットを期待していますか?
浦 まず1つは、若手選手の刺激になるのではないかと考えています。
やはりスポーツというのは、年齢に関係なく実力で勝ち取っていかないといけません。
「若手だから」、「出場機会がないから」という理由で結果を出さなくていいというわけではありません。
そんな中、広島県トップの選手であり、18歳以下では日本を代表するトップレベルの選手が入ることによってチーム内競争が活性化し、よりよいチームになっていくのではないか(1つの大きなことかな)と考えています。
それに加えて、現状(ドラゴンフライズには)広島県出身の選手が1人もいない中、やはり地域密着、地域愛着といいますか、地域に愛されてクラブが発展していかないといけないという意味では、待望の広島出身の実力も兼ね備えた選手がついに出てきてくれました。これは非常に嬉しいことだと思っています。
以上。
2019-12-19
11月2日(土)2019-20シーズン第8節試合結果:◯広島 109-88 奈良●
【11月2日(土)2019-20シーズン第8節バンビシャス奈良戦試合結果】
11月2日(土)アウェイならでんアリーナで行われましたバンビシャス奈良戦。
<スコア>
2019-20シーズン第8節バンビシャス奈良戦。
広島ドラゴンフライズ 109-88 バンビシャス奈良
(1Q:35-20.2Q:27-32.3Q:29-19.4Q:18-47)
会場:ならでんアリーナ
人数:1,004人
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#8グレゴリー・エチェニケ、#24田中成也、#30古野拓巳
奈良:#0西裕太郎、#12アンドリュー・フィッツジェラルド、#23横江豊、#24本多純平、#44グレッグ・マガーノ
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー 33点
#8グレゴリー・エチェニケ 24点
#30古野拓巳 14点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 10リバウンド
◆アシスト
#30古野拓巳 12アシスト
#0ジャマリ・トレイラー 8アシスト
◆スティール
#0ジャマリ・トレイラー 5スティール
◎バンビシャス奈良
◆得点
#44グレッグ・マガーノ 36点
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 19点
#0西裕太郎 13点
◆リバウンド
#44グレッグ・マガーノ 11リバウンド
◆アシスト
#23横江豊 8アシスト
2019-11-03
「広島県児童虐待防止推進企業連合 Team ひろしまオレンジリボン 」団体結成のお知らせ
いつも広島ドラゴンフライズへの熱いご声援ありがとうございます。
広島ドラゴンフライズでは、国際平和都市広島で平和活動、国際活動を行う「ピースプロジェクト」、
学校訪問、啓発活動、地域活性化を柱とし、広島のこどもたちを支える「風景プロジェクト」を行っており、
バスケットボールを通じて広島の地域活性化活動、また社会貢献活動に力を入れて取り組んでおります。
この「ピースプロジェクト」、「風景プロジェクト」に加え、以前から協力しておりました
広島県の児童虐待防止活動を民間企業が一体となり、この度児童虐待防止の推進・PR活動に取り組む
『広島県児童虐待防止推進企業連合 Team ひろしまオレンジリボン』を結成しました。
ご賛同いただいた企業様とともに、広島県内のこどもたちとその家族の未来を守る活動を行ってまいります。
■団体概要
団体名称:『広島県児童虐待防止推進企業連合 Team ひろしまオレンジリボン』
■団体主旨:
広島県内の子どもたちの命と家族の未来を守るために、広島県の企業・団体が一つのチームとなり、
児童虐待防止の推進・PR活動を行うことで、児童虐待を未然に防ぐ地域づくり
及び子育て世代を理解し、周囲で支えていく地域社会を目指す。
会員申込に関しては、下記までお問い合わせください。
株式会社広島ドラゴンフライズ
営業部 下山
Mail : w.shimoyama@hiroshimadragonflies.com
2019-11-01
2019-20シーズン スローガン決定のお知らせ
広島ドラゴンフライズでは、2019-20シーズンのスローガンを次の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。
■2019-20シーズン スローガン
「Break through ~UNITED WE STAND 2019-20~」
<2019-20 シーズンスローガン概要>
突破するという意味の「Break through(ブレイクスルー)」となりました。
B2 という壁を突破していく、クラブとして成長し突き抜けていく、
スピードと勢いをもって2019-20シーズンは飛躍するという意味を込めております。
■株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼GM 浦伸嘉 コメント
『いつも広島ドラゴンフライズへのご声援、誠にありがとうございます。
広島ドラゴンフライズはファンの方々、パートナー企業の皆さま、
地域の皆さまのご支援のおかげで、クラブ創立6周年を迎えることとなりました。
2019-20シーズンは、悲願の「B1昇格」を達成するために、大きな壁や課題に対して、
現状を打破していきたいという強い気持ちから、
スローガンを【Break through】とさせて頂きました。
"h"には「B1昇格」するぞという気持ちを表した”↑”もデザインに入れています。
広島県民、そして日本全国の皆さまの元気と活気の源になれるように、
チーム、フロント一丸となり、最後の最後まで粘り強く戦い抜いて参りたいと思っております。』
2019-07-16
堀田剛司ヘッドコーチ 就任記者会見コメント
本日、2019年5月23日に広島ドラゴンフライズオフィス会議室にて実施いたしました堀田剛司ヘッドコーチの「就任記者会見」について、下記の通りご報告いたします。
【2019年5月23日 堀田剛司ヘッドコーチ 就任記者会見】
■登壇者
浦 伸嘉(株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼GM)
堀田剛司ヘッドコーチ(以下、堀田HC)
【記者会見コメント】
■ご挨拶
浦伸嘉:
本日はたくさんのメディアの方々にお集まりいただき、深く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
このたび2019-20シーズンのヘッドコーチとして堀田剛司さんと契約を結ぶこととなりました。来季、目標としているB1に昇格するため、勝っていくためには、一つ目に勝負所での勝負勘が非常に大事だと感じていました。堀田HCは選手のときに大学でインカレ4連覇や全日本の代表にも選ばれ、国を背負って戦った経験もございます。何かの為に戦うところも経験が豊富で、大学時代の一発勝負のトーナメントで必ず勝ち、チームの第一線で活躍されたことは経験値として、すごく高いと思いますし、そのような勝負勘というか、勝負所でやるべき事が分かっている方だと思います。
もう一つ、組織として何が一番重要なのかと考えていた時に、戦術・戦略も大事ですが、最終的には統率力です。組織を統率していく能力が高ければ、高いほど勝利に近づいていくと思います。昨季、広島ドラゴンフライズが金沢武士団(以下、金沢)と対戦した時に2連敗しまして、その時に凄く良いコーチだと感じました。選手個々は広島のほうが良かったと思いますが、堀田HCのチームを鼓舞する姿、統率する姿勢は素晴らしく、選手を上手くコントロールされ、結果、我々は組織力で負けました。今年B1に昇格した島根スサノオマジックにも金沢は前半戦で2連勝をしています。選手の能力は劣ったとしても、統率力で勝利したという結果は、我々が必要なピースだと思い、このたび堀田HCにオファーさせていただいた次第です。
堀田HC:
皆さんこんにちは。お忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。
昨季は金沢に所属をしていまして、ドラゴンフライズと戦った時に、会場の雰囲気が素晴らしいと感じました。金沢は観客数が広島に比べて少なかったことを思うと、あの広島のアリーナの雰囲気の中で選手、コーチ陣が戦えるということは、本当に素晴らしいことだと思っています。ヘッドコーチに就任するにあたって、稲吉オーナー、坂本会長、浦社長、関わってくださった全ての方々に本当に感謝しています。このチームで戦えることが本当に今、楽しみです。
私の使命は、間違いなくB2優勝、B1昇格ですが、それは大前提で、その先を目指して戦っていきます。そのためにはチームの補強にしっかりと取り組むことも必要ですが、ただ良い選手を補強すれば勝てる訳ではありません。ベクトルを揃えて前を向かせる、チームで戦うという意識付けが大事になります。例えば、ベンチの姿勢もそうです。審判のジャッジに不満を言う姿やジェスチャーをすることは無くしていきたいと思います。ファンやパートナー企業の方々が我々の試合を見て、ふがいないなという気持ちにはさせたくありません。常に全力で、紳士的に戦うことをチームに浸透させ、皆さまにもその姿をお見せしていきます。引き続き、ご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
■質疑応答
【代表質問】(以下、回答は※以外、堀田HC)
―なぜ広島に入ろうと決めましたか。
良いオファーをいただき、私自身も絶好のチャンスだと思いました。広島の選手の質は素晴らしいと感じていました。その選手たちを活かすのは私の仕事ですし、良いパフォーマンスが出来るよう自分でもしっかり考え、選手たちともコミュニケーションを取っていかないと、良いチームは出来ません。その部分でぜひ広島でヘッドコーチをやりたいという気持ちになりました。
―「勝負勘」「統率力」というワードが浦GMからありましたが、ご自分ではどう思っていますか。
私は今までずっとプレイヤーでやっていました。世界も経験し、色んなバスケットも見てきました。その経験は指導者になったいま活かせると思います。様々なコーチの良いところ、悪いところも見てきたので、その全てをこのチームに注げたいです。
―「チームをまとめる」という意味で、考えていることはありますか。
長いシーズンなので、ダメなときも絶対あります。その時どう乗り切るか、マイナス思考はいりません。プラス思考を貫き通し、もっともっと良くなるところを選手たちに伝え、日々成長出来るチームを作っていきたいです。昨季の広島の試合をみていると、爆発力が本当に素晴らしいチームでしたが、ダメな時はディフェンスが崩壊していたので、そういう崩れてしまう部分をなくさなければいけないと思います。
―チームがダメな時にコーチの出来ることは大きいですか。
もちろんコーチ陣の言葉というのは、選手たちの頭と体に入っていくと思うので、その一言一言が大事だと思います。ただ選手一人一人の性格が違うので、アプローチの仕方や、アドバイスの仕方も大事になってきます。例えば、岡本選手は気持ちが出てハードワークな選手なので、ああいう選手には「もっとやれ」という指摘の方がエナジーが出て良いパフォーマンスに繋がります。なので、人によって変え上手く伝えながらやっていきたいです。
―ここまで契約合意した選手の中で、特に期待したい選手はいますか。
岡本選手はポイントガードで、良いムードメーカーにもなっています。ディフェンス面でも頑張ってもらいたいです。田中選手は良いシューターなので、活かすも殺すも私の手腕次第です。彼が良いパフォーマンスを出せるように戦術も色々と考えていきたいです。小澤選手、坂井選手、ルーキーの森山選手もいます。これから選手もどんどん決まってくるので、まず良い準備して臨みたいです。
―補強に関しては堀田HCも関わりますか。
浦GMと話をしています。決まり次第またご報告をさせて頂きます。
―例えばどんなプレースタイルの選手を希望していますか。※
浦GM:堀田HCと私で話をしているのは、インサイドで核になれる選手です。広島の今までの戦い方を考えるとシューターはいるので、インサイドで起点になる選手がいれば、そこがもっと活きてくると思います。それからポイントガードです。ディフェンスのチームを作りますが、オフェンスではインサイドとポイントガードのラインを強化すれば広島の強みがもっと活きてくるので、その方向性で進んでいます。
―広島に来てどれくらい経つのか、印象はありますか。
なるべく早く引っ越しをして、いい準備をしたい。
―広島のイメージは。
町並みが素晴らしい。昨日もホテルで食事をしたが、マツダスタジアムがすごく盛り上がっていた。広島県全体がスポーツに熱量が高いと思っているので、サッカー、野球、バスケ、全スポーツが一致団結して広島県を盛り上げていきたいと思います。
―広島はスポーツ王国というイメージですか。
特にカープの応援もすごく、みんなユニフォームを着て熱心に応援していると思っています。ドラゴンフライズも素晴らしいファンが多いので、チーム広島で戦っていきたいです。
【個別質問】
―こういうチームを作りたいという理想像、哲学はありますか。
選手の挨拶や振る舞いはプロとして、とても大事だと思うので、そこからしっかりやっていきたい。そういう部分が欠けていると、応援したくても辞めようという方もいらっしゃると思います。勝ち負けの前にそういう部分をやっていきたいです。
―広島が金沢に2連敗したとき、守備から速い展開が印象に残っています。広島でも目指すチーム、バスケットはそういうものですか。
チームディフェンスをやっていかないと、簡単に点数を取られてしまったら勝てません。まずチームで守る意識を浸透させ、そのあとリバウンドから速い展開で攻めることを意識してやっていきたいと思います。選手もまだ全員決まっていないので決まってから、選手の特徴をみてハーフコートの戦術は考えていきます。
―以前対戦して時に、朝山選手、田中選手が上手く抑えられて、広島はリズムを崩された印象が強いです。
前回広島と戦った時は、正直、絞りやすかった、スカウティングしやすかったです。一番怖いのは朝山選手、田中選手のシュート力だったので、べったりとディフェンスをつかせました。それが上手くヒットして2連勝できました。逆に、もしそこが上手く守れていなかったら負けていました。あとは外国人選手のところも怖いポイントを伝えて、抑えるようにしたことも上手くいった部分でした。ベースはディフェンスもオフェンスも変わらないが、対戦相手によって少し守りかたを変えるなど、試行錯誤していくことで勝ちゲームも増えていくので上手くやっていきたいです。
―現役時代、朝山選手と一緒にプレーをしていましたが、今回の就任の際に連絡はしましたか。
連絡は取りました。経験豊かな選手なので私が気付かない部分も朝山選手が気づくときもあると思います。そういう時はコミュニケーションを取って、チームを良くしていこうと伝えました。プレイヤー時代一緒にやっているので何か縁があると感じています。
―B2優勝、B1昇格の目標の為に一番大事になっていくこと、シーズンを通して目標を達成するためにやっていきたいことはありますか。
目標は実現させるためのものです。B2優勝の上を目指して、B1で勝つチームを作っていきたいと思います。これまで外から見ていて、ドラゴンフライズはB2にいるチームだと思っていません。目標を実現させるためには良い選手をそろえても勝てる保証はないので、まずはチームの方向を1つにして、チームで戦う意識を植え付けていきたい、そこの部分を徹底してやっていきます。
2019-05-23
広島市西区青少年健全育成新聞「とんぼ」
広島ドラゴンフライズでは、2017年4月にホームタウンとする広島市西区にて「子どもたちが健やかに成長できる街づくり」を応援する青少年健全育成新聞「とんぼ」を創刊いたしました。この新聞は広島市西区の小中学校26校、西区の全公民館、西区役所にて配布いたしております。
「とんぼ」をより多くの方にお読み頂くために、Web版として公開させて頂きます。ドラゴンフライズ選手のインタビューやバスケットクリニックの様子なども掲載されておりますので、地域の皆さまの活動、ご活躍と合わせて、ぜひお読み頂ければ幸いです。
※掲載誌の情報は発行時のものです。
【創刊号(2017年4月発行)】
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【第2号(2017年7月発行)】
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【第3号(2017年10月)】
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【第4号(2018年1月)】
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【第5号(2018年4月)】
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【第6号(2018年7月)】
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【第7号(2018年10月)】
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【第8号(2019年1月)】
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【第9号(2019年4月)】
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【第10号(2019年7月)】
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2019-05-07