ロバーツ・ケイン選手 契約合意(新規)のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、2023-24シーズンにおいてロバーツ・ケイン選手との契約に新たに合意しましたのでお知らせいたします。ロバーツ選手は特別指定選手のプロ契約での加入となります。
ロバーツ・ケイン(Kaine Roberts)
プロフィール
● 出身地 神奈川県
● 生年月日 2002年7月5日
● ポジション PG/SG
● 身長 188cm
● 体重 79kg
● 出身校 サンタマルガリータ・カトリック高校
経歴
アースフレンズ東京Z(2020-21)
ストーニーブルック大学(NCAAディビジョンI)
ロバーツ・ケイン選手 コメント
Nice to meet you all in Hiroshima! My name is Kaine Roberts and I am excited to start my professional career with you guys in Hiroshima. Thank you to all involved in giving me this opportunity to further my career as a professional back in my home country of japan. I can not wait to show the Hiroshima fans my speed and athletic ability on the court and my exciting plays. I’d like to help the team in whatever is needed to win whether that’s on the offensive end or the defensive end. Hopefully one day I will be a participant on the National team and a top player in the B.LEAGUE. Thank you again and can’t wait to start this journey with you guys!
皆さん初めまして、ロバーツ・ケインです。広島でプロのキャリアを始められる事に興奮しています。このような機会を与えてくれた皆さんに感謝いたします。私の母国である日本でプロとしてのキャリアをさらに進める機会を得ること、本当に待ちきれません。
広島のファンの皆さんに、私のスピードとアスレチック能力、そしてエキサイティングなプレーを見せることができるのを楽しみにしています。
オフェンスでもディフェンスでも、チームが勝つために必要なことをしていきたいと考えています。そしていつか、日本代表選手の一員として、そしてB.LEAGUEのトッププレーヤーとして活躍できればと思っています。繰り返しになりますが、この様な機会を与えていただき本当にありがとうございます。皆さんと一緒にこの旅を始められることを楽しみにしています!
岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント
この度、ロバーツ・ケイン選手との契約合意となりましたので、ご報告いたします。ロバーツ選手は全米大学体育協会(NCAA)1部(D1)のストーニーブルック大学でプレーをしていました。2年生のシーズンを終えてこの度、広島との契約合意となりました。大学では多くの試合でスターターを務め、3P%も36%程度と能力の高さを数字でも証明してきました。ロバーツ選手は、クイックネスとテクニックを併せ持つガードです。チームの戦術に合わせて適応できる順応性や、非常に早い成長スピードをもった若手選手であり、広島が目指す強化方針やスタイルに合った選手として注目をしてきました。今シーズンは昨シーズン以上に、2ガードでの選手起用も想定されることから、チーム内の信頼を勝ち取り、勝利に貢献する選手に成長することを期待しています。
2023-08-04
B.LEAGUEの将来構想に関する発表を受けた 「B.LEAGUE PREMIER」参入への取り組み状況の説明会見コメント
ごあいさつ
代表取締役社長 浦伸嘉
先日、Bリーグの島田(慎二)チェアマンがBリーグの将来構想「B.革新」を発表されました。
発表を受け、広島ドラゴンフライズとしても、広島県民の方々に、Bリーグが大きく変わるということをお伝えしたいということ、また、それに向け広島ドラゴンフライズが「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」という新たなトップカテゴリーに参入したいという強い意志を改めて表明いたします。
それに伴いまして、進捗状況のご報告、そして短期的だけでなく中長期的なクラブの方向性をお話できればと思っております。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明① 「新B1」の新名称について
B リーグはこれまでの「将来構想」という言葉から「B.革新」として統一していきます。また、先般の会見では「NBAに次ぐ世界2位のリーグへ」とありましたが「B.革新」にもありますように、「世界一型破りなライブスポーツエンタメ」を目指していくことだと思っています。
競技面でNBAを超えることはなかなか難しいですが、エンターテインメント性、ライブ性といったその他の観点から新しくリーグを生まれ変わらせ、世界一のリーグを作っていくという発表だったと思っています。
島田チェアマンとは日頃からコミュニケーションをとっていますが、今回の発表を聞いていますと、クラブがしっかり健全経営をしていくという設計に舵をきっていくのだと強く感じています。チェアマン自身がもともと経営者として千葉ジェッツという1クラブを復活させていることもありますし、非常に経営力に長けている方だと思っていますので、チェアマンがよりクラブが経営しやすい状況にしていくという思いをこめた設計なのではと感じています。
世界には様々なスポーツリーグ、スポーツクラブがありますが、順風満帆に経営しているところは、本当にごくわずかだと認識しています。それをBリーグは、全クラブが確実に堅実に右肩上がりで成長できるような新しい形のスポーツリーグにチャレンジしたいのだと感じております。
そのために今回制度設計の発表がありましたが、新しいこのチャレンジをみなさまに覚えていただくための発表だったのだと思います。
島田チェアマンの発表から改めてにはなりますが、
今までの「新B1」が「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」に。
「新B2」が「B.LEAGUE ONE(Bワン)」
「新B3」が「B.LEAGUE NEXT(Bネクスト)」として名前が変わります。
今のB1のレベルをBワンで必ず維持し、さらにハイグレードなカテゴリーとなるのがBプレミアという考え方だと思っています。
「本気で世界の頂点へ」ということで、我々広島ドラゴンフライズも私個人としても、やるなら世界トップまで目指したいと常に思っておりますので、これから新しく良いリーグになっていくのではないかとワクワクしかないです。
改めてですが、 広島ドラゴンフライズは「Bプレミア」を目指していきます。
制度設計について
B. 革新の制度設計について、いくつか新たな発表がございました。
1 つ目はサラリーキャップ(年俸総額の上限)です。先程も申し上げた通り、島田チェアマンとしては安定、健全な経営を考えていただいているがゆえに、サラリーキャップをはめて、選手への事業投資の枠を決め、過剰な投資をさせにくいリーグにしていこうと考えているということだと思います。
戦力均衡のためにサラリーキャップ制度を導入していく、またこれは、小さい枠でサラリーキャップをかぶせようというわけではなくて、大きい形でやっていくと聞いていますので、必ずしも今の規模が縮小するということではなく、この基準を超えないとライセンスが取れないということなので、前向きに考えています。後ほどお話しますが、売り上げが12億円だとこのサラリーキャップ総額は全然足りません。(今回の基準の)12億だけ超えていたら、それでBプレミアに行けるものではないと思います。つまりは、サラリーキャップができるからといって、売上を上げなくてもいいとか、そういうことではなく、高い基準にさらに引き上げようというチャレンジだと考えています。
我々にとってはこの制度が決まれば、それの枠組みの中で広島ドラゴンフライズの価値を上げるしかないと思っています。
2 つ目は外国籍選手についてです。Bプレミアでは外国籍選手の登録を3~4人と考えているということです。現状ですと外国籍選手は3人で、アジア枠もしくは帰化日本人枠で4人となりますが、Bプレミアではその合計が5人になる可能性があるということになります。
ここでもう1つ大きなポイントとしては「オンザコートフリー」です。オンザコートフリーというのは、現状は外国籍選手のオンザコート2人+アジア枠なので、日本国籍の選手が必ず2人はコートに立っている状況です。これがBプレミアでは外国籍選手4人と、アジア枠もしくは帰化選手1人の登録となりますと、1人も日本人がコートに立てない時間帯もあるという設計を検討している、という状況になります。これは本当に大きなことでして、選手側からの目線ですと賛否両論あるかと思いますし、様々なハレーションも想定されますが、我々クラブとしては、リーグが決めたことに従っていく、それだけなので、先程も申し上げましたが、制度が決まれば、この枠組みでどう戦っていくかを考えていく必要があると思っています。
3 つ目が、選手流動性ということです。柔軟なレンタル制度を考えているということでしたが、例えばBプレミアで外国籍選手4人にする場合、おそらくロスターの枠も広げるのではないかと言われています。ロスターの枠を14人に広げると、やはり試合に出場できない日本人が、2,3人でてくるのではないかと思います。レベルが高いのに、Bプレミアでは出場できない日本人選手に対して、1つ下のカテゴリーのBワンでは日本人がたくさん出場できる機会が創出されるということは、Bワンの場合は今と同じ、もしくは外国籍選手が出場する場面が少なくなる設計になっていると思います。なので、日本人がより活躍できるように、流動性を持たせることで、バランスをとっているのだと思っています。
4 つ目は個人的に一番大きいと感じております、ドラフト制度の導入です。
おそらくプロ野球のようなかたちで、2025年の春か夏に、第1回のドラフト会議があり、2026年からその選手が入ってくることになりますので、まだ細かい設計は出てはいませんが、戦力均衡と健全経営、魅力のあるクラブ、事業投資になるようなクラブの運営をするための制度、と私は捉えております。
5 つ目のカーディングについてですが、先般お話しておりますように、平日を増やしていくことが想定されています。例えば「月・水・土」、「火・木・日」で試合をするようなカーディングになりますし、そればかりではなくて、全体で5節、ホームで2節か3節は「水・土・日」の試合もいくつか開催されると聞いております。バランスを考えつつ、急にほぼ平日にするのではなく、土日の連戦の試合も若干残しながらも、1日あけて試合をするという流れになっております。ファイナルも、ホーム&アウェイ制度を入れていくとのことで、現状にプラスしていくことだと思います。
カーディングについてまとめると、土日平日問わずに1節1試合となっています。ただこれにプラス土日の試合も5節ほど入れていくと聞いております。
エクスパンション型リーグにつきまして、以前から発表があったと思いますが、改めてご説明します。
2026 年からエクスパンション型になっていきます。ある一定のライセンスを獲得するとBプレミアに参入することができる、つまり単年競技成績による昇降格がなくなり、安定的に黒字経営であれば、必ず残っていける状況となります。ですので、クラブ経営力向上、事業投資がしやすい環境にするために、このエクスパンション型になるのだと思っています。
島田チェアマンは会見で「(Bプレミアの)上限を閉じることはない」とおっしゃっていたので、安心した気持ちはありました。ただあくまで私個人的な予想ですが、エクスパンション型に移行して、ドラフト制度を導入して、多方面で変わっていくと、いつの日かは閉じていくのではないかと思っています。そういう状況になっていき、バランスがとれていかなければ、40チーム、54チームと、何チームでもBプレミアに入れる状況になっていきますし、少しバランスが悪いと思います。一旦、当初の何年かは必ず入れるチャンスがあると思うのですが、エクスパンション型がずっと続くというのは様々な設計を見ていますと、これからさらに大きく変わっていく予感がしています。そして改めて、このタイミングでBプレミアに入っておかなければ、なかなか難しい状況になると感じております。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明② 新B1ライセンス獲得に向けての状況報告
現状としては、「 平均入場者数4,000名を超えていること 」、「 売上が12億円以上であること 」、「 アリーナを保持していること 」の3つの参入条件の中で、現状として3次審査の入場者数3,000名かつ売上12億円以上というところはクリアしております。ただ、原則18クラブでBプレミアの1年目を行うことになっておりますが、1年~1年半前は12から15クラブと予想されていたところ、現状では最大25クラブがBプレミア参入に挑戦する可能性があります。既に1次審査を通っているクラブは5クラブのみですが、2次審査に13~15クラブ通ると、3次審査まで審査が進まないことになります。そのため、Bプレミア参入を確実なものにするには2次審査の枠に入ることが非常に重要なポイントとなります。
売上については、昨シーズンが14億8,000万円(見込み)、今シーズンはハードルが高いのですが、17億円の目標達成を目指して頑張っていきます。今後は、サラリーキャップ(選手総年俸の上限)が導入されます。おそらくその上限が8億円や10億円程になるかと思いますが、12億円の売上で10億円を(選手年棒に)支払う形では経営が成り立ちません。他クラブでは、千葉ジェッツなどの売上の高いクラブだと25億円、琉球ゴールデンキングスも同等の売上までいっており、どんどんと上がっています。日本一のクラブを目指すためにも、私たちも「12億円を超えればいい」と思わないようにしたいです。達成には数多くの企業様、県民の皆様からのご支援が必要になりますが、島田チェアマンも経営力、事業規模と度々仰っているように、クラブとしてどれだけ地域に根差しているかということの数値化だと思います。4,000名にお越しいただくためにも、売上12億円を獲得するためにも、それだけ多くの方々に応援してもらわなければなりません。
パートナーの売上としては、今シーズンは200社のパートナー獲得数の増加と、2億円の増額を目標にしています。やはり、広島ドラゴンフライズを含めたBリーグのクラブにとって一番の柱はパートナー様の広告料収入になっているため、そこをしっかり広げていかないと安定経営に繋がらないと思いますので、パートナー収入をしっかりと伸ばしていきたいです。
B リーグから見ると、企業の体質が親会社の補填で賄っているクラブだと、もし親会社が離れてしまったときに経営が厳しくなってしまうような印象を持たれると思います。私たちとしては「広島の多くの企業の方々にご協力いただき、支えてもらいながらも親会社の補填がある」という形をリーグにアピールできるようにしていきたいと思っております。
入場者数としては、少し余裕をもって1試合平均4,200名を必達とし、合計入場者数12万6,000名をクラブ目標にしており、ここは最も重要なポイントと思います。
現状としては目標達成のためにいくつかの課題があります。
1 つ目は、着券率が90%であること、すなわちチケットの購入者が10%来場していないことで、ここをどのように克服していくかです。まず、シングルチケットについては着券率が95%で当日に体調不良など何らかの理由で来られなくなった方が5%です。リセール(再販売)の制度がありますがなかなか広がっていない現状ですので、この制度についてはどうにかして発信していきたいと考えています。シーズンチケットについては82%の着券率で毎試合100名程の未着券が発生しているため、ここを解消していきたいと考えています。
2 つ目として、昨シーズンの平均入場者数が3,335名であるため、1試合900名の増加が必須です。つまり、新規顧客の獲得が必要ということになり、こちらもまた課題となります。
1 つ目の課題の解決方法として、「広島サンプラザホールの観客席を増加」いたします。
昨シーズンは4,246席、立見席250席の総席数4,496席だったところを、今シーズンは固定席4,493席、立見席250席の最大4,743席で、247席分の増席となります。特にシーズンチケットホルダー様の未着券に関しましては、こまめにコミュニケーションをとり、行けなくなった場合は都度連絡をしてもらうようにご協力いただきたいと思います。その分の席をボランティアさんに入ってもらう機会を作るなど、着券に繋げていきたいと思います。
この数%の改善で4,000名にグッと近づいていくと考えます。増加した座席数で着券率が92~95%まで上がれば平均4,000名を超える見通しとなります。
2 つ目の解決方法として、自由席より指定席の方が着券率が上がるため、「全席を指定席化」いたします。
これにより昨シーズンの自由席約1,900席分が指定席となります。これまで、自由席で当日引換などの企画を行っておりましたので、そこは事前申込制にするとか、当日でも空席を案内するなどしっかりと対応できるようにしていきたいと思います。自由席だと、複数名で来場された際に隣同士で座れなかったり、席詰めの問題が発生することがありますが、指定席化によって、こうしたトラブル軽減や顧客満足度アップにも繋がると思います。
3 つ目の解決方法として「新規来場者の獲得」があります。
私たちの希望としては、新規のお客様、既存のお客様、アウェイチームを応援するお客様、すべてのお客様に満足してもらいたいという思いがあります。そのため、もちろんアウェイチームブースターの方にも最大のホスピタリティでおもてなしをし、アウェイの選手にもそのような姿勢で臨み、リスペクトをもって試合運営していきたいと思っています。
初めて来場されたお客様の心理的なストレスを軽減するためにも、声を出しても出さなくてもいい自由な応援をしていただきたいと思います。こちらから基本的な応援の提案はさせていただきますが、応援を強制することなく、いつ来ても、どなたが来ても楽しんでいただけるような準備をしていきたいです。リスペクトとホスピタリティは投資やコストをかけなくても、思いと努力でどうにかできることなので、ベストを尽くしたいと思います。
さらに、キャンペーン企画をさらにブラッシュアップして盛り上げていきたいです。昨シーズンはフィリピンデーや、広島東洋カープとのコラボレーション企画、市民デー、区民デーと様々な企画に取り組んできましたが、さらにこういった新規来場の促進となるようなキャンペーンを実施していきたいと思います。その拡大によりファンクラブの人数4,000名を目指すことで、自ずと平均入場者数4,000名に近づいていくのではないかと思い、クラブ一丸となって取り組んでおります。
続いてアリーナについてですが、現状の「B.革新」において全国で10クラブ程度で新アリーナ建設の目途が立っております。既に沖縄、佐賀、群馬が竣工しており、長崎、神戸、名古屋、船橋も完成が近いなど竣工ラッシュを迎え、アリーナビジネスの展開が見込まれます。
新アリーナの計画とその根拠資料を2024年の10月までに提出しなければなりませんが、報道でもありました通り広島ドラゴンフライズとしては、一旦広島グリーンアリーナをホーム使用させていただき、ライセンス獲得を目指します。イメージとしては2026年からホームアリーナをグリーンアリーナに移行し、2030年あたりから新アリーナに移っていきたいと思っております。
ホームアリーナ化についての進捗ですが、今年の3月13日に湯崎県知事に表敬訪問をさせていただき、グリーンアリーナのホームアリーナ化のお願いをさせていただきました。その後5月から6月にかけてグリーンアリーナを使用している競技団体様やプロモーターの方々にご協力をお願いして回らせていただき、現状をまとめて広島県に暫定利用をお願いし、5シーズンの使用を目安とし、それまでに新アリーナの計画を立てるということで暫定使用の許可をいただきました。
現在は新基準を満たす改修案を検討しております。「5,000席以上」、「トイレの数」、「ラウンジ」の条件については、グリーンアリーナはほぼクリアしている現状でございます。もう1点、VIPルーム(スイートボックス)設置に伴う改修が必要で、その改修案や業者を打ち合わせしている段階です。今後としてはその改修案をリーグのアリーナの担当者とすり合わせて、その改修でライセンスが取れるかを話した上で改修に進んでいく状況となります。この8,9,10月あたりで改修案を着地させ、2023年10月に Bプレミアへの参入の意思を伝える流れとなっております。
新アリーナ構想につきましては、少しずつですが前向きに進んでいるということは、ひとつ確実な情報としてお伝えできます。個人的には2~3年以内には新アリーナの方向性は出せるのではないかと思っております。その話を進めていくためにも、まずはライセンスの獲得が第一だと思います。まずは目の前の、グリーンアリーナで改修案を含めてBリーグのライセンスを取る活動を進めながら、併せて新アリーナの話も進めていきたいと思います。
県民の皆さんにも期待していただいていると思いますし、中長期的には広島らしいアリーナモデルは広島を必ず活性化できると思いますので、しっかりと対応していきたいと思います。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明③ クラブ創設10シーズン目に向けて
ここからは、クラブ創設10周年ということで、中長期的な話をさせていただきたいと思います。
10 周年を機に、記念ロゴを作ってみました。
ただ、10周年と(Bプレミアの)ライセンス獲得のタイミングが重なって、なかなか2つを同時に出すと(訴求が)薄まるので、今シーズンに限ってはライセンス獲得をメインとしておくのですが「10年経っていますよ」ということで制作しました。節目の年で大きなチャレンジができるのは素晴らしいことだと思いますし、良い年にしたいなと思います。
さて、Bプレミアへの挑戦へ向け、本日はキーワードである「HIROSHIMA PRIDE」につきまして詳細を改めてご説明させていただきます。HIROSHIMA PRIDEというのは、クラブの哲学であり根幹でもあり、チームとクラブの共通のワードとなります。
この「HIROSHIMA PRIDE」にたどり着くまでに本当に長い時間をかけました。3年前くらいから最終着地させて、昨シーズン、今シーズンで打ち出しています。HIROSHIMA PRIDEという名前には色々な理由があるのですが、最大の理由は、ほとんどのクラブというのはチーム名を付けてキーワードを掲げています。例えば宇都宮ブレックスは、「BREX NATION」という言葉を掲げております。そう考えると我々は「DRIAGONFLIES ●●」とやるべきかと思うのですが、なぜあえてHIROSHIMA PRIDEにしたかというと、やっぱり広島は特別な街だからです。世界で最も有名な都市のひとつでもありますし、スポーツ王国・広島でもあります。「ドラゴンフライズ」よりも、「広島」の方が世界中でも、日本中でも知られています。
例えば、プロ野球のメディア報道で、順位表を見ると地名で出ているのは「広島」だけだと思います。あとは、「阪神」「巨人」「オリックス」「日本ハム」といった企業名が出ていますが、カープさんだけが、市民球団ということもあって「広島」と出ています。要するに広島でスポーツクラブを経営・運営するということは、「広島」というワードを背負っていくということが大事だと思います。
そういう思いからHIROSHIMA PRIDEという言葉を選びました。簡単に言うと、広島を全員で背負っていくということです。そのくらい素晴らしい世界平和文化都市でもあるし、スポーツ大国であるこの広島を背負っていきたいという思いから、このHIROSHIMA PRIDEという名前を付けました。
私が個人的にも広島出身で、広島を本当に盛り上げたいという強い想いがあります。その使命感からこの仕事をさせていただいておりますが、このHIROSHIMA PRIDEという言葉を作って本当に良かったと思っておりまして、この言葉を胸に、チームもフロントも頑張っていきます。
もうひとつ込めている想いとしては、広島の歴史を振り返ってみたときに、広島東洋カープの松田元オーナーにもいただいたお言葉ですが「屈しない魂」があったのではないかと仰っていまして、それを我々も体現していきたいと思います。
そのため、チームにはコート上で絶対諦めない姿勢を要求しますし、我々フロント陣も、例えばこのライセンス獲得に向けても、絶対に諦めずに、屈することなく最後まで追求したいと思っています。
しかし、一方で、他者へのリスペクトや寛大な心がないと、広島はここまで復興していなかったと思います。いま、試合終了時に相手チームへのリスペクトを込めてスタンディングオベーションを行っていますが、そのようなマインドをもっと追求していきたいと思います。
広島に根ざし、より広島らしく広島の為に。ドラゴンフライズはすべてこういう観点から様々な活動をしています。
ユニタールさんとの協定も広島らしい活動ですし、広島東洋カープとの取り組みや今行っている「#おりづるリレー」も、すべて広島らしく、より広島のために、という想いで取り組んでいます。
そして、今シーズンのスローガンが「Keep Going」ということで、チームについて少しお話させていただきます。昨シーズンの選手が12人中10人残ってくれて、積みあがってくるものがあります。
カイル・ミリングヘッドコーチも外国人コーチとして3年目というのは、ドラゴンフライズとしては初めてなので、3年目の集大成ということで良い結果を残してくれるのではないかと思っております。
先日発表がありました試合日程については、平均入場者4,000名に向けて、グリーンアリーナで3試合の開催が決定しています。今は満席で7,000名程度入ると思いますので、そのグリーンアリーナをどう満席にするかで、さらに平均入場者数を上げることができると思いますので、しっかり準備していきたいと思います。
代表取締役社長 浦伸嘉よりご説明④ 広島県民の皆さまへのお願いについて
最後に広島県民の皆さまにお願いがあります。
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広島県民の皆さまへ
改めて、広島ドラゴンフライズは、2026-27シーズンより生まれ変わる「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」参入意志を改めて表明させていただきます。
しかし、現状としてBプレミア参入の壁は、決して低くありません。
「1試合平均来場者数4,000名」、「年間売上高12億円」、「新基準を満たすアリーナ」、これらを2024年10月までにクリアできなければ、Bプレミア参入も叶わず、クラブが消滅してしまう可能性もあります。
しかし、この壁も広島県民のご支援により、必ず乗り越えられると信じています。
B プレミアのライセンスを獲得するために、スポーツ王国広島の県民の皆様、一人一人の力が絶対に必要です。
皆様がアリーナへ足を運ぶその一歩が、新たなステージへ向かう広島ドラゴンフライズの力になります。
スポーツ王国広島のプライドを胸に、必ずBリーグプレミアへ。
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クラブ創設10年目の大きな勝負所ということもあり、私自身、危機感を感じております。
B プレミアのライセンスを獲得するのは至難の業で、ライセンスを取得できなかった場合、Bプレミアに参入できる可能性は非常に低いものになります。また、応援してくださっている広島県民の方々との交流を通して、皆さまのドラゴンフライズに対するトップリーグへの参入を願う思いも感じています。そのため、クラブの代表として、必ず参入していかなければならないという使命を持っています。そして、県民の方々からご支援とご理解があれば、必ず達成できると思っております。皆さまのご協力をいただき、全国の他クラブ、そしてBリーグに、広島の底力を見せつけていきましょう。
⑤質疑応答
―グリーンアリーナの改修工期について教えてください。
具体的な工期は決定していませんが、現在グリーンアリーナではLEDライトの工事を計画しております。その工事の時期に合わせて、我々も工事を行おうと考えています。LEDの工事と我々の工事を別々に進めてしまうと、工事の期間が延びてしまい、利用者の皆様に多大なご迷惑をかけてしまいます。そのため、利用者の皆様やグリーンアリーナの関係者の負担を考慮したプランを前提に、なるべく早く改修案を整えられるよう尽力しています。工事に3ヶ月か5ヶ月必要か分かりませんが、24年度中の工事開始を目指しています。改修が進んでいくと「25年度からVIPルームが整っているので、使えるのではないか」という議論が起こると思います。しかし我々としては、もし整っていたとしても、26年からの使用を考えています。理由は、2025-26シーズンのカーディングへの対応が難しいことです。2025-26シーズンはまだ土曜日と日曜日の開催がメインなので、土日のイベントを主にしているグリーンアリーナの利用者にとっては、負荷がかかると思います。集客も重要ですが、使用させていただく立場として、グリーンアリーナ側とのバランスをとりたいと考えています。
―グリーンアリーナを改修していくにあたり、どのようなアリーナを作ることを目指していますか。
決して我々だけが得をするのではなく、他の利用者様もスポーツ観戦やイベントを楽しんでいただけるアリーナに改修していきたいと思っています。また、ボックス席等の様々な座席を利用して、多様なスポーツ観戦の楽しみ方を提供していきたいと思っています。(北海道の)エスコンフィールドやマツダスタジアムも様々な種類の座席を提供しており、最近は、普通に座って観戦をするだけでなく、立って飲みながら観戦ができたり、ボックス席から観戦ができたりと、いろいろな楽しみ方が増えていると思います。そのような改修ができれば、バスケットボールだけではなく、他の競技の観戦でも楽しみ方が増えていくと思うので、我々も含めて、皆様が楽しんでいただけるような改修を施したいと思っています。
―Bプレミアに参入した後の世界観はどのようなものになるのでしょうか。
開始した直後は、現在のB1との間に大きな差は生まれないと思います。しかし、アリーナの基準を満たさないとBプレミアには参入ができないので、Bプレミアの中では、アリーナビジネスが広がっていくと考えています。今までは体育館を貸して、不動産賃料収入で回していくというのが、従来のビジネスモデルだと思います。しかし、新しいアリーナが増えることにより、新しい形のビジネスモデルが誕生すると考えています。
少し話がそれますが、先日、マイケル・ジョーダンがオーナーを務めていたシャーロット・ホーネッツを売却しました。彼がチームを買収した時の価格は400億円前後でしたが、売却時は4,800億円前後になり10倍の値段になりました。価値が上がった一つの理由としては、アリーナの経営権も含めて売却したことにあります。アメリカでは、アリーナビジネスが発展していて、日本にも少しずつですが、日本版のアリーナビジネスが入ってきています。バスケットボールからはそれますが、アリーナを中心に、新しい形のビジネスモデルが展開され、(外国人観光客の)インバウンドを含め、盛り上がってくると予想しています。
バスケットボールに関しては、競技レベルが上がり、中国のCBAを抜いてアジアでトップのリーグになると思います。将来的にはNBAに次ぐリーグになると思いますし、環境が整い、良い選手も出てくると思います。今、NBAでは渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)と八村塁選手(ロサンゼルス・レイカーズ)が頑張ってくれていますが近い将来、NBA選手もBリーグから出てくると思いますし、野球の大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)のような、世界一の選手が出てくると期待しています。新リーグは、そのような選手を生み出すリーグのスタート地点になると思います。
―平均入場者数4,000名の達成はどのくらいハードルが高いことなのでしょうか?
昨シーズンもフロントスタッフが必死に努力をして、平均入場者数3,335名でした。この数字から、さらに平均800名から900名入場者を増やそうとすると、かなりハードルが高いと思っております。普通に頑張るだけでは、非常に難しいと思っており、スポーツ王国である広島県民の方々のご理解とご支援が必要になると思います。広島県民の皆さまは約200万人いますが、ひとり1回観戦に来ていただいたら達成する計算になります。社内だけで進めても難しく、このような機会を設けて皆さまにお願いしないと絶対に4,000名は達成できないと思っています。
―クラブ史上最高の17億円の売上見込みについて
非常に嬉しいです。売上を高めて利益が出た分、選手の環境に投資をしたり、フロントスタッフに投資をしたりと事業を拡大していくのが、スポーツクラブのあるべき姿だと思っています。(売上見込みは)広島ドラゴンフライズの価値が高まり数字に表れていると思っています。
一方で、B.LEAGUEが誕生して、全国のほとんどのクラブが右肩上がりで売上を伸ばしています。B.LEAGUEも売上を伸ばしています。その波に乗れているのも、売上が上がった理由の一つとしてあると思います。クラブの力に加えて、時代の流れ、様々なことを加味してこの数字になっています。冷静に分析して、謙虚に仕事に取り組んでいきたいと思います。この数字にはフロントスタッフも自信を付けてもらって、より活動に励んでもらいたいと思います。トータルでは堅調に来ていると思っています。良いところは継続しながら、改善する部分は改善をして、さらに大きな発展を目指していきたいと思います。
―ドラフト制度が始まるとありますが、スカウト活動などは予定しているか。
今回のB.革新で発表された中で、1番難しいポイントだと思っています。
ドラフト制度自体は、B.LEAGUEが誕生した3年後の2019年から計画を初めています。このタイミングでドラフト制度を作る大きな理由として、川淵三郎さんと孫正義さんがタッグを組んで、突貫でB.LEAGUEを作ったので、設計をする時間がなかったと聞いています。
B.LEAGUE は現在Jリーグの仕組みを参考に設計されています。しかし、バスケットボールがJリーグの仕組みのまま発展できるかどうかを考えた時に、バスケットボールらしい設計の方が、運営しやすいということで、2019年からドラフト制度を考えて、現在に至ります。そこから、設立10年目の2026年に向かってドラフト制度やサラリーキャップを取り入れて、NBAやプロ野球の仕組みに近づいていると思います。
今まで参考にしていたJリーグの良いところでいうと、U15やU18などの下部組織でつくる「ユース制度」があります。この仕組みはNPBにはなく、クラブの中で育成をしていく方針です。しかし、ユース制度がありながら、ドラフト制度もあるとなると、せっかく手塩をかけて育成した選手を他のクラブに獲得されることになります。その対策があるかは今のところ発表されていませんが、その部分を今後どのように考えていくか、少し時間をかけて検討していく必要があると思います。ただし、クラブとしては育成にも力を入れたいので、どのような形で着地するかはまだ分かりませんが、現行のユースチームなのか、高校と連動をするのか、様々は方法がありますが、ドラフト制度が導入されても、広島らしい育成の形が残る仕組みは続けたいと思っています。広島には野球やサッカーなどトップレベルの競技があり、選手を育成する文化があります。バスケットボールも同じように広島から全国に選手が輩出されるような「育成の広島」を目指したいと思っています。
―今後、選手のスカウト方法に影響は。
現在も、選手の情報収集は常に行っています。クラブチームのユース生や中学生や高校生、どのカテゴリーにおいても良い選手は情報として耳に入ります。幅広く情報は収集して、さらにスカウトできる体制は考えております。現在は、私と岡崎GMで細々と情報収集をしているような形です。
―入場者数の増加に向けて、全席指定席化が裏目に出る可能性もあります。
ある意味チャレンジでもあります。例えば広島ドラゴンフライズ後援会では、3万円で1口入っていただくと、15枚の自由席のチケットを特典にしていました。このような、企業版ファンクラブのような後援会を何年も行なっています。昨シーズン、一昨シーズンを見ていると、いつでも観戦できる2階の自由席のチケットを2年間で1万枚程度配っていますが、実際に来場されるのは30%程度です。「いつでも来場できる」というのは、心理学的にも「いつでもいい」と考えてしまって、お客様の足が止まっている印象です。しかし、我々クラブ側としては、この自由席チケットのお客様が来場されるかもしれないという理由で、他の企画の手が打てない状況が多々ありました。そのような事を考えずに、手を打ち続けられるように全席指定席化を行います。指定席であれば、手は打ち続けられると思っています。来るか来ないか分からないことはないと思っています。指定席のチケットを手元に渡すと80%の方は来場していただいているわけですから。
今シーズンはチケットを買っていただいた際に、席の場所も同封しようと思っています。そうするとクラブの営業マンが「あなたが来るのを分かっていますよ」という証明になると思っています。そうすると、チケットをもらった人は「行かないと、自分が行かなかったことが分かってしまうな」ということがより分かるので、来場率が上がると思います。こうした色々な工夫をして、指定席を売っていきたいと思います。
「来れますか」と言って、「無理です」と言われれば、次の人に営業すればいいと思います。「来れますか」と言って「来れます」という人に渡していく。クラブとしてそれだけの覚悟があるのかということだと思います。それさえできれば、4,000名を入れられる確率が常に残ります。自由席にして待っていると手が打てないので、積極的に足を運んで、手を打つためにも全席指定席を採用しました。
極端な話ですが、試合当日に広島サンプラザホールからアルパークに行って、そこにいるお客様に「試合に来ませんか?」という話も、指定席ならできると思っています。
そのぐらい気合を入れてなんとか集客するためにも、全席指定席化しました。昨シーズンも一生懸命にやっていましたが、その一生懸命さをより効率よくできるためにも全席指定席の方が良いと思っています。もちろんリスクもあると思いますが、積極的に動いていける形を取ったということです。しっかりと結果を残したいと思っています。
2023-08-01
ジェイコブ・ミリング選手 練習参加のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、ジェイコブ・ミリング選手が練習に参加いたしますことをお知らせいたします。
Jakob Milling (ジェイコブ・ミリング)
プロフィール
● 出身地 フランス
● 生年月日 2003年2月11日
● ポジション SF/PF
● 身長 203cm
● 体重 100kg
● 出身校 ミラマーコミュニティーカレッジ
経歴
イエールバスケットU18
-ミラマーコミュニティーカレッジ
活動期間
2023 年8月~10月
ジェイコブ・ミリング 選手 コメント
I am looking forward to practicing and training with the Dragonflies and helping any way I can. I look forward to working hard and learning with the team and taking advantage of this experience every day.
広島ドラゴンフライズと一緒に練習し、トレーニングできることを楽しみにしています。チームと一緒に学び、この経験を活かしていきたいです。
岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント
この度、ジェイコブ・ミリング選手がチーム練習に参加することとなりましたのでご報告いたします。ジェイコブ選手は、カイル・ミリングHCの息子となります。彼を練習に参加させる最大の目的はチームのビルドアップを加速させることです。今夏はWカップの開催に伴い、数名の選手の代表活動が予想され、チーム練習に十分な選手が揃わない可能性があります。彼がチームの活動をすることで、ビッグラインナップの連携を強化することや、さまざまな対戦相手を想定した練習が可能となり、チーム練習の質が向上すると考えております。彼は大学のバスケットボール活動が止まっている10月頃までの活動を予定しており、今年の冬までには現在の大学に戻る予定となっております。
2023-08-01
#30山崎稜選手 新入団記者会見コメント
2023年7月18日(火)にドラフラベースにて#30山崎稜選手の新入団記者会見を実施いたしました。
登壇者
・岡崎 修司ゼネラルマネージャー
・#30 山崎稜選手
ごあいさつ
岡崎修司 ゼネラルマネージャー
皆さん、おはようございます。本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。また、ドラフラベースでの記者会見は初めてとなります。ここまでご足労いただき、誠にありがとうございます。本日無事に、山崎選手の入団会見を実施することができ、嬉しく思っています。契約に至った経緯や、今後の展望についてもお話させていただき、山崎選手を知っていただく機会にしたいと思っています。よろしくお願いいたします。
山崎稜選手
初めまして、群馬クレインサンダーズから移籍してきた30番の山崎稜です。よろしくお願いいたします。持ち味でもある3Pシュートやディフェンスを活かして、強豪ひしめく西地区で、まずはしっかり勝ち抜くこと、そしてクラブとして10年目という大きなふしめを迎える今シーズンは、チャンピオンシップに出場することはもちろん、その先にある優勝を目指して頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
岡崎GMより、山崎稜選手入団の経緯説明
簡単に山崎選手の紹介をさせていただきます。彼は埼玉県の出身で、埼玉の高校を卒業後に、スラムダンク奨学金という制度でアメリカに留学します。留学後にプロキャリアをスタートさせて、宇都宮ブレックスや群馬クレインサンダースなど、複数のクラブを渡り歩いて、今シーズンより広島ドラゴンフライズに加入となりました。
彼の最大の特徴は、高確率の3Pシュート、そしてディフェンスになると思います。広島としては、昨シーズンの反省を踏まえ、3&Dプレイヤーを探していました。3&Dというのは、3Pシュート、そしてディフェンスを得意とする選手のことです。山崎選手との交渉が可能という情報が出たタイミングから、我々は一緒にプレーしていきたいという思いがあり、契約の合意に至っております。
山崎選手とは契約の中でも、そしてチームに合流してからも、言動やプレーを見てきましたが、非常に広島にマッチする人材と現時点で強く感じています。
それは、昨シーズン3Pシュート43%という高確率を残しているのは当然のことながら、人間性の部分に非常に魅力を感じています。例えば、練習に取り組む姿勢や、物事に粘り強く取り組む姿勢というのは、若い選手が多い広島にとって、良い影響を与えてくれると思っています。そのような行動が物事を成功させる唯一の鍵だと思っているので、山崎選手のような選手が加入してくれて、本当に嬉しく思っています。
また、個人的にも「HIROSHIMA PRIDE」といった言葉で表せるような、非常に良いメンタリティを持った選手を揃えて、チームをより成熟させていきたいという思いを今シーズンは特に持っています。カイル・ミリングHCは今シーズンで、3シーズン目となり、チームとしては成熟のシーズンになると思います。3Pシュートやディフェンスなどの特定のスキルに特化した選手が加入してくれることは、チームに厚みをもたらすことに繋がると考えています。そして、今シーズンを飛躍するための重要なピースになってくれると確信していますので、今シーズンの活躍を非常に楽しみにしています。
最後になりますが、チームとしての飛躍はもちろん、山崎選手自身のキャリアをより飛躍させる一年にしていきたいと思いますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
質疑応答 岡崎GM
辻直人選手が移籍しましたが、辻選手の代わりとして山崎選手にどのような期待をしているか。
山崎選手と辻選手は同じようなポジションのため、シュートの部分では、大いに貢献してくれると思います。シュートとディフェンスに非常に特化しているので、チームとして、役割分担をしっかりと進めてきた2年間の成熟度がさらに今シーズンは深まると思っています。
また、特定の誰かが得点で大活躍をして、チームが飛躍するというよりは、全員がレベルアップしてより高いレベルでプレーをしたいと思っています。
質疑応答 山崎稜選手
広島に移籍を決めた理由や経緯を教えてください。
僕が自由交渉リストに載ったあとに、お話をいただいたのが早かったのと、岡崎GM、ミリングHCとお話をした中で、僕を求めてくれている熱意がすごく伝わりました。そこが一番の決め手になりました。
これまでは対戦相手として戦ってきましたが、広島というチームに対する印象をお聞かせください
チャンピオンシップの試合を見て感じたことは、非常にアンセルフィッシュ(自己中心的ではない)な選手が多く、よくパスが回る印象を受けました。
誰か特定の選手が打開していくわけでなく、チーム全員でバスケをしている印象があったので、僕自身もチームで勝ち、チームでバスケをするというスタイルを持ったチームでプレーしたいと思っていたので、その部分は非常に魅力的です。
同じポジションの辻選手が退団し、ブースターの方々も辻選手の後釜となる山崎選手に期待していると思います。
辻選手も群馬に移籍したので、ブースターの方々からするとトレードをしたような感覚があると思います。そして、辻選手は日本を代表するシューターの1人だと思います。しかし、僕は名前が知れ渡っていると思っていません。日本を代表するシューターとして辻選手に並べるように頑張っていきますが、かといって、自分が辻選手に劣っているとも思っていません。そこは自分に自信を持って頑張っていきたいと思います。
自身の持ち味である3Pシュートとディフェンスの注目ポイントを教えてください。
3Pシュートに関しては、僕はスクリーンを使い、オフボールの動きで自分のマークマンを外して、オープンになってから打つ、というのが僕の特技の1つでもあるので、注目してほしいです。また、ディフェンスの部分ではプライドを持ってプレーしているので、ディフェンスの部分でも注目をして欲しいです。
今シーズンはディフェンスを強化したいという思いが岡崎GMから伝わってきます。
ディフェンスの面で貢献できる自信を持っているので、ディフェンスの面においては、自分が率先してチームを引っ張っていけるような存在になっていきたいと思います。
オフシーズンの調整についてお聞かせください。
7/1(土)に広島に到着し、7/4(火)に広島市内で自主練習を開始して練習を続けています。
オフシーズンで強化したい部分などを教えてください。
オフボールの動きからシュートメイクをすることに自信を持っていますが、ハンドラーと言われるドリブルをしながら自分でシュートをクリエイトしていく部分というのが自分に足りない部分だと思っています。自分でシュートクリエイトが出来る選手になっていきたいと思います。
チームメイトやチームの雰囲気についてこれまでどのように感じたか。
若い選手と一緒に練習をしていますが、非常に元気が良く、若いです。自分は30歳を過ぎていますが、一緒にいると楽しく練習ができるので、良い雰囲気で過ごせていると思います。
広島の街の雰囲気というものはいかがでしょうか?
広島に到着してから最初の2日で、様々なところに行って、買い物をしたりしました。街自体が好きになりました。人々も温かく、すごく優しい印象を受けました。群馬と比べると暑すぎなくて、快適に過ごせています(笑)
広島らしい食事はしましたか。
まだ食べることができていないです (笑)
お好み焼きは食べてみたいです。これから、いろいろなお店に行きたいと思っています。
ここ3年で3Pシュートの確率が上昇したと思います。何かきっかけは。
昨シーズンだけで言えば、シューターの役割に専念でき、3Pシュートを打つことに集中できたことが大きな理由になります。以前は自分で得点を決めるために、無理に攻めて得点を狙ったりしましたが、昨シーズンは3Pシュートを打つことだけに集中ができました。
シューターとして、チームの中での競争に勝つ自信はありますか。
自信はあります。自分がシュートに関しては一番だと自信持っているので、そこは負けないようにします。
ブースターの皆さんに一言お願いします。
僕は東地区でプレーをしてきたので、まだブースターの方々に僕のことをご存知ない方は沢山いると思います。これから皆さんに知っていただき、チームとしての目標を達成できるように、今シーズン頑張っていきたいと思います。
2023-07-19
久岡幸太郎選手練習生として加入のお知らせ
広島ドラゴンフライズは、2023-24シーズンの練習生として、久岡幸太郎選手が加入いたしましたのでお知らせいたします。
久岡幸太郎(ひさおか・こうたろう)
プロフィール
● 出身地 群馬県
● 生年月日 1997年1月4日
● ポジション PG
● 身長 182cm
● 体重 81kg
● 出身校 前橋育英-中央大学
経歴
アースフレンズ東京Z (2018-19) ※特別指定選手
アースフレンズ東京Z (2019-22)
香川ファイブアローズ (2022-23)
広島ドラゴンフライズ (2023-) ※練習生
活動期間
2023年7月~12月 ※延長の可能性あり
久岡 幸太郎 選手 コメント
広島の皆さん、はじめまして!この度、練習生として加入させていただくことになりました久岡幸太郎です。このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝いたします。自分の全てをかけて挑戦する覚悟です。チームに貢献し、1日でも早くまたBリーグのコートに立てるように日々精進していきます。よろしくお願いいたします。
岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント
この度、久岡選手が練習生としてチームに加入することになりました。現時点では、7月から12月までの活動期間を予定しています。昨シーズンのプレーや今夏オフシーズンのワークアウトを見ましたが、適応すればB1リーグでも十分にプレーできる力を持っていると考えております。コントロールのできるポイントガードであり、ディフェンスの強度も高く、バスケットボールに真摯に取り組む姿勢は今の広島が求めている人材にマッチしており、今後の成長が楽しみな選手です。努力を続ける姿や、雰囲気を高める姿で、チームに非常にプラスの働きをしてくれるだけでなく、彼の加入により、怪我や日本代表の活動等で選手が揃わないといった非常事態にも対応することが可能です。この活動期間が、久岡選手とクラブの双方にとって良い時間となるよう尽力してまいります。
2023-07-12
佐土原遼選手 ファイティングイーグルス名古屋に移籍先決定のお知らせ
佐土原遼選手の移籍先がファイティングイーグルス名古屋に決定しましたので、お知らせいたします。
在籍中の活躍に感謝申し上げますとともに、新天地でのさらなる活躍を心から祈念しております。
#23 佐 土原遼(さどはら りょう)
● 出身地 神奈川県
● 生年月日 1999年10月24日
● ポジション SF/PF (スモールフォワード/パワーフォワード)
● 身長 192cm
● 体重 97kg
● 出身校 東海大学付属相模高等学校-東海大学
● 経歴
広島ドラゴンフライズ(2020-23)
※2020-21シーズンは特別指定選手として活動
2023-06-22
2023-24シーズンのチーム編成について
いつも広島ドラゴンフライズへのご支援・ご声援をいただきまして、ありがとうございます。
2023-24シーズンのロスター11名および、トップチームスタッフが決定いたしましたのでお知らせいたします。来シーズンの編成について、岡崎修司ゼネラルマネージャーより、ご説明をさせていただきます。
2023-24シーズン ロスター及びチームスタッフ決定のお知らせ
1.はじめに
本日をもちまして、2023-24シーズンのトップチームの編成を終えましたのでご報告いたします。まず、今回の編成に際して、辻直人選手、佐土原遼選手が退団の運びとなり、他クラブでプレーをすることとなりました。彼らは、B1昇格をしてからの広島ドラゴンフライズの歴史を作ってきた選手ですので、驚きや落胆、憤りの思いで発表をお聞きになった方も少なくはなかったのではないかと感じております。我々としても、広島ドラゴンフライズのためにプレーをしてくれた選手たちには、本当に感謝をしております。毎年同じメンバーで戦っていきたいという思いもありますが、クラブや選手、私を含めたスタッフは結果を出さなければ一緒にいられないのがプロの世界だと思います。それぞれにとって苦しい決断・編成となりましたが、今シーズン以上のステップアップをし、クラブを成長させていくために、我々は前に進んでまいります。選手個別のリリースの繰り返しにはなりますが、広島ドラゴンフライズのために力を出し尽くしてくれた彼らのキャリアの成功を心から祈念しております。
来シーズンの広島ドラゴンフライズは、現時点での新規加入選手が山崎稜選手のみということからもわかるように、選手・スタッフ一人一人の成長を主軸とした強化方針を掲げております。チームの軸となる選手は継続しているため、昨シーズンに積み上げてきたものをしっかりと継承しながら、来シーズンはプレータイムを増やしてステップアップをする選手も多く出てくると考えています。特に我々は若い選手が多く、シーズンを通して成長する余白が最も大きなチームだと思います。個人とチームそれぞれが昨シーズンから大きく成長した姿を見せられるよう、強い気持ちを持ってバスケットボールに取り組んでまいります。また、現時点では選手11名のロスターとなっておりますが、10月の開幕前までにもう1名の選手を発表できるように調整をしております。皆様に良い報告ができるようにクラブとして全力で準備を進めてまいります。
2. 2022-23 シーズンの振り返り
来シーズンの編成を進めるにあたり、改めて2022-23シーズンの振り返りを行いました。結果としては、西地区4位でチャンピオンシップに出場し、昨シーズンから着実にステップアップができたシーズンとなりました。カイル・ミリングヘッドコーチ体制2年目ということもあり、「粘り強く、強固なディフェンスから組織的なオフェンスを展開する」というスタイルは昨シーズンよりも体現できたと考えています。具体的に数字で見ていくと、レギュラーシーズン合計での FG%は47.9%でB1リーグ1位、平均得点も84点でB1リーグの3位 となっており、組織で良いシュートを選択するという方針がコートで反映され、数字に現れた一つの結果となりました。また、昨シーズンの振り返りで掲げていた、3つの優先的改善事項である、 チーム戦術の落とし込み、トランジションとターンオーバーの改善、スペーシングの改善 については、チャンピオンシップで戦えるレベルにまで上がってきたと考えております。
しかしながら、昨シーズンをご覧になられた方であればご存知の通り、レギュラーシーズンで安定した力を発揮し、勝ち星を増やし、 チャンピオンシップ で上位に登っていくためには、現状維持ではなく、さらにステップアップする必要があります。「ステップアップをする」と言うことは簡単ですが、バスケットボールは非常に複合的な要素で成り立っているので、何かを変えれば、絶対にうまくいくというような魔法はなく、コツコツと改善と成長を繰り返さなければなりません。数字的な面だけでなく、ゲームの展開、選手の特性や性格等を踏まえて、戦術や編成について検討を重ねてまいりました。
3. 来シーズンの 3 つの改善事項
そのような中で、来シーズンについては、オフェンス面も引き続き改善をしながら、掲げるスタイルのうち、「強固なディフェンス」を優先的に改善したいと考えております。課題を明確にした上で、来季のチーム運営や編成、強化をしていくため、具体的には、以下の3点を昨シーズンの大きな課題として認識し、優先的に改善をはかっていきたいと考えております。
(1)フィジカル面の改善
(2)リバウンドの改善
(3)ディフェンス効率性の改善
それぞれの詳細と意図を以下でご説明いたします。
(1) フィジカル面の改善
まず、フィジカル面の改善についてですが、昨シーズンはフィジカルの強いチームに対して、自分達の強みが発揮できず、非常に苦戦するゲームが続いたため、第一の課題として認識をしております。この「フィジカル」という言葉は非常に曖昧なものでもあるので、明確に定義しておきたいと思います。我々が考えている「フィジカル」とは単純な筋力トレーニングとしての重りを上げる能力や、筋肉の大きさを指すものではなく、「コンタクト時の力強さや粘り、スムーズな四肢のムーブメント」だと考えております。皆様もご存じのように、バスケットボールは狭いコートで10人が走り、跳びまわったうえで、接触する競技ですが、接触が起こった際にバランスを失わず、スムーズに動き、押され負けないことや振り切る能力を持つことは非常に重要であり、対人スポーツにおいて、これらの能力を高めることで、より安定したパフォーマンスを発揮することが可能です。来シーズンは基礎的な筋力を向上させながらも、しっかりと機能的に動ける体づくりを目指してまいります。フィジカルの強化は後述する残り2つの課題・改善事項にもつながると考えています。
もちろん、バスケットボールは単純なパワーだけの競技ではないので、フィジカルで負けるといった面とは反対に、スピードやスキル、タイミング、戦術・駆け引き等で勝負することも可能であり、我々にはすでに優れているポイントもあることは理解をしております。しかしながら、攻守両面においてフィジカルの要素が我々に加われば、昨シーズン以上に強力なチームになると確信しています。
例えば、昨シーズンのオフェンスではしっかりとボールを動かして、チームで遂行したい動きがあるにも関わらず、フィジカルなチームとの対戦では、接触に負けてチームが意図する動きやタイミングでボールが展開できず、タフな1on1を選択せざるをえない場面がありました。また、ディフェンスにおいても、インサイドに押し込まれることにより、難しいローテーションを余儀なくされ、ディフェンスリバウンドの面で競り負けるといった場面も見られております。
この課題に対しては、コーチングスタッフとトレーニングスタッフとでしっかりと話し合いを進め、昨シーズンまでにはなかったプログラムを準備しています。シーズンに向けて選手の特性を整理し、選手の希望をヒアリングしたうえで、基本のプログラムを作成します。加えて、全選手に一律のメニューとすることなく、最先端のDNA解析・分析を用いて、個々の特性を最大限活かせるようなトレーニングができるよう、トレーニングスタッフと選手の間でしっかりとコミュニケーションをとって進めることで、今まで以上の成果になることを期待しています。継続の選手とスタッフが多いので、昨シーズンの実体験をもとにこの課題を共有することが可能です。強い課題意識を持って練習やトレーニングに取り組むことで、早期の改善と成長ができると考えています。
フィジカル面が向上することで、我々は昨シーズン以上に隙のないチームになると思います。課題に対し、オフシーズンから精力的に取り組み、チーム全体で成長してまいります。
(2) リバウンドの改善
次に、リバウンドの改善についてですが、昨シーズンを数字で見ていくと、広島の 1試合平均リバウンド数は35本程度とB1リーグ全体の24クラブ中20位 と非常に低い位置にいました。もちろんゴール付近での強さを犠牲にし、機動力を武器にした編成を進めていますので、簡単に改善できるものではないと認識しております。しかしながら、ボールを見ているだけになっている場面や、ボールが大きく跳ねるリバウンドを支配できないといった場面も多く見られており、実際のチームとしてのリバウンド参加率を見ていくと、リバウンド数のトップクラブと比べて非常に低い位置にいます。単純に、リバウンドへと参加する人数や頻度を増やすなど、選手一人一人のフィジカルや意識付け、戦術などを組み合わせて取り組み続けることで、大きな改善と結果につながると信じています。来シーズンは日本人選手を含めたアウトサイドの選手のリバウンド数も増やせるような準備を進め、チームとして、 B1リーグ上位10位以内のリバウンド数 を目指して改善を進めてまいります。我々はフロアを広く使えるメンバーが揃っているので、飛び込みのリバウンド等でチャンスを作ることができると考えていますし、伸び代は非常に大きいと捉えております。このリバウンドの数値が改善された際には、ディフェンスリバウンドからは今まで以上に切り替えの速いバスケットボールが展開できると思いますし、オフェンスリバウンドを取ることができれば、攻撃回数の増加と高いFG%が掛け合わされ、リーグ屈指の爆発力を持ったチームに進化できると考えています。
(3) ディフェンス効率性の改善
3 つ目の、ディフェンス効率性について昨シーズンの数字を見ていくと、 指標となるディフェンスレーティング(相手チームが100回攻撃した際の失点数)は109点でB1リーグ全体の12位と、昨シーズンチャンピオンシップ出場の8クラブのうち、最も低い数値(ディフェンスの効率性が悪い) となっておりました。ご存じのように、ディフェンスは個々のマッチアップや守り方などを含め、多くの要素で構成されます。来シーズンは、個々のフィジカルやチーム戦術などを含めた、さまざまなアプローチを試しながら、改善を進め、 B1リーグ トップ5に入るディフェンスレーティングを目指してまいります。 特に、セカンドチャンスを含めた簡単なペイントエリアでの失点やノーマークの 3P シュートなどの得点効率の高い失点をいかに少なくするかがポイントになるかと思いますので、昨シーズンの課題感を持って来シーズンは強化をしてまいります。このディフェンスの効率性が改善されれば、安定した試合運びが可能となり、レギュラーシーズンの勝率は大幅に向上すると考えています。
4. 強化方針について
来シーズンの強化に向けて、上記の課題について数字を使いながらご説明をさせていただきましたが、バスケットボールは単純な算数ではなく、対戦相手や試合の展開、攻撃回数、エントリーできる選手などの影響を含めて考えるものですので、スタッツは相対的なものであり、試合を行った結果、ついてくる数字にすぎません。しかしながら、これらの数値を改善すれば、勝率は高まることは間違いない事実だと考えており、ステップアップを目指すクラブにとって仮説と検証を行う一つの方法だと思います。上記課題に重点的に取り組みながら、今シーズン以上に総合的に改善と成長をはかっていきたいと考えております。
強化方針を踏まえた編成については、上記の課題改善ができるような選手と、戦術に落とし込めるスタッフとの契約を進める方針を掲げました。具体的な方向性としては、既存の選手・スタッフをできるだけ継続し、積み上げをすることを主軸に置きながらも、課題解決やクラブの将来に直結するような選手の獲得の可能性にも動いてまいりました。2022年の年末時点で、前述した課題感と方向性はある程度持つことができておりましたので、取れうるすべての可能性について早期に整理し、検討や交渉を進めながら、来シーズンの準備をおこなってまいりました。業界として移籍等の動きも落ち着いたタイミングとなりましたので、本日改めて発表をさせていただいた次第です。個別の選手については後述いたしますが、編成の結果として、成長の余白とモチベーションに溢れた多くの選手とスタッフが継続し、クラブにとって必要となる新たな選手も受け入れができたことは、非常に嬉しく思っています。特に選手に関しては、メンバーの入れ替わりがあることで、出場機会やプレータイムの配分が変化し、求められる役割が大きくなることで、大きく成長する選手が増えてくると確信しています。
最後となりますが、強化方針としては戦術面だけではなく、すべての試合で、観戦してくださるブースターやパートナー、様々なステークホルダーの方々に何かが伝わるゲームができたかどうかということが最も重要です。勝っても負けても粘り強く、最後まで相手と競い合う中で、「 HIROSHIMA PRIDE 」を見せ、「観に来てよかった」と思っていただき、地域の皆さまに元気を与えることのできるチームを目指して昨シーズン以上に努力をする必要があると強く感じております。
5. スタッフ編成について
上記のシーズンの振り返りや強化方針を踏まえて、まずはコーチングスタッフの検討をし、カイル・ミリングヘッドコーチと継続契約を決断いたしました。昨シーズンは、新たな外国籍選手の獲得などの選手編成に合わせて戦術が変更した中で、クラブ史上初の B1 のチャンピオンシップ に進出させたことは、評価できる点だと考えております。ヘッドコーチ継続により戦術の浸透やチーム文化の成熟がさらに進み、来シーズンは、昨シーズンに積み上げたオフェンス力だけでなく、ディフェンス面でも大幅な改善が進み、「強固なチームディフェンスと組織的なオフェンス」を目指す広島ドラゴンフライズの特徴がシーズンを通じて発揮され、結果につながっていくと信じております。
ミリングヘッドコーチを支えるアシスタントコーチには、加藤翔鷹アシスタントコーチと西谷亮一アシスタントコーチの継続契約を決定いたしました。分析業務から選手のワークアウトまで、幅広い業務を担当する 2 人が、ヘッドコーチと選手の間に入ることで、より良いチームになっていくと考えています。また、来シーズンは、核となる選手が継続するため、昨シーズン以上に意図する戦術がコートで発揮されるだけでなく、選手個々の成長にもアプローチすることが可能になると思います。
そして、朝山正悟選手が選手兼アシスタントコーチを継続することで、チーム戦術に沿いながら、選手個々の技術やメンタル面へのフォローが可能となります。戦術に加えて、選手一人一人の質が上がることでチームの力はさらに大きなものになると考えています。また、これまでの経験を活かしたコーチングにより、特に若手選手を成長に導きながら、広島ドラゴンフライズの文化を継承し、次世代の広島ドラゴンフライズの顔となる選手の育成や広島ドラゴンフライズらしいチームを作ることにつながると考えております。
さらにアナリストとして、昨シーズン途中に加入をしている、五十嵐雅志 アナリストと河津希良アナリストは来シーズンはプレシーズンからチームを支えてくれます。業務の細分化をはかりながら、相手チームのスカウティング強化だけでなく、自チームの分析の頻度と精度も上げ、戦術面の落とし込みやインプット、アウトプット量を増やすことで更なる勝率の引き上げと選手個人の成長も目指してまいります。
トレーナーに関しても森田憲吾ヘッドトレーナーと石坂航平アシスタントトレーナー、高橋大輔ストレングスコーチの継続を決定いたしました。昨シーズンは機能的な体の使い方を選手に指導し、大きな怪我人が出ないシーズンとなりました。タフなスケジュールにも耐えうるコンディション維持だけでなく、トップクラブを目指すために接触に強く、機動力も兼ね備えられるようフィジカル面での更なる強化をおこなってまいります。
マネージャー、通訳に関しては、吉田朱里彩ヘッドマネージャー、諸見川航アシスタントマネージャー、高橋遼太通訳の 3 名を継続契約いたします。クラブとして業務の効率化を進めながら、強い管理体制を作ることで、選手・スタッフを支え、よりゲームに集中し、最高のコンディションを維持できるサポートを行ってまいります。
6. 選手編成について
来シーズンの選手編成につきましては、昨シーズンの課題を共有しながら、一緒に成長することのできる選手と新たな力として新加入選手を受け入れることができました。
まず、インサイド陣はケリー・ブラックシアー・ジュニア選手、ニック・メイヨ選手、ドウェイン・エバンス選手、カイ・ソット選手の契約継続を決めることができました。積み上げをする上では、大黒柱となる外国籍選手の継続は必須であると考えておりましたので、チームにとっては非常に大きなポイントとなりました。
まず、ブラックシアー選手は、昨シーズンは得点・リバウンド・アシストと攻守においてチームの大黒柱として機能しました。来シーズンはさらにチームに順応し、今まで以上に活躍をしてくれると思います。
加えて、メイヨ選手は。高確率の3Pシュートからインサイドのプレーまでオールラウンドにプレーし、昨シーズンの課題感を持って、さらにパワーアップをして帰ってきてくれるはずです。来シーズンで日本でのプレーが5年目となるということで、広島で日本人への帰化ができるよう中長期的な視点でサポートを進めてまいります。
さらに、エバンス選手は高い運動能力とバスケットボールIQをもち、来シーズンも勝利に導く活躍をしてくれると確信をしています。
3名の外国籍選手に加え、アジア特別枠選手のソット選手は、圧倒的な高さをチームにもたらしてくれます。彼は来シーズンを迎えるまでに、NBAサマーリーグやワールドカップと、多くの練習と試合をこなすと思いますので、パワーアップをして帰ってくることにも期待をしております。
ウイング、シューター陣には、アイザイア・マーフィー選手、船生誠也選手、朝山正悟選手の契約継続と、新たに山崎稜選手を迎え入れることとなりました。
マーフィー選手は昨シーズン、ディフェンスと3Pシュートの精度を大きく高めて成長しました。非常に若い選手ですので、伸び代は大きく、来シーズンもチームを支える選手になっていくと信じています。
チームではベテランとなる船生選手には非常に期待をしております。サイズとウイングスパンを活かしたディフェンスに加え、ハンドラーとしてゲームコントロールや早い展開を創出することができる能力は唯一無二の存在です。3期目となる来シーズンは今まで以上に重要な役割を求められると思いますし、今まで以上に広島を支える選手へと成長していくと思います。
アシスタントコーチ兼任でのプレーとなる朝山選手は、圧倒的な経験を武器に、チームを目指すべき方向に導いてくれます。シューターとして、チームの役割に徹する姿はチームメイトの見本となり、広島ドラゴンフライズになくてはならない存在です。
そして、新加入の山崎選手が、経験豊富な3&D(3Pシュートとディフェンス)プレイヤーとして、チームに加入することとなりました。粘り強く、役割に徹することのできるSGの加入は、いぶし銀の活躍が期待できると思いますし、昨シーズンのチームに欠けていた要素をもたらすことのできる存在なので、昨シーズン以上にチームの総合力が増すと考えております。
最後に、ポイントガード陣は昨シーズンに続き、非常に若く、実力と将来性を兼ね備えたロスターとなりました。
寺嶋良選手はゲームキャプテンとしてプレーし、圧倒的なクイックネスに加え、高確率の 3P シュートなど、広島ドラゴンフライズのオフェンスを牽引するエースプレイヤーとしてチームを引っ張りました。また昨シーズンは激しいディフェンスとゲームコントロール力をさらに伸ばしました。来シーズンは中心選手としてチームを勝利に導くだけでなくリーグ、日本を代表する選手により近づいていくと期待をしております。
広島 2 年目となる上澤俊喜選手は高確率の 3P シュートで、来シーズンもチームを救ってくれるはずです。来シーズンは今まで以上にチームの核になる選手へと育っていくと思いますし、常に準備をし、成長をやめない姿はチーム全体にも良い影響を与えてくれると考えています。
ルーキーシーズンとなる中村拓人選手は非常に高いディフェンス力と高い得点能力を持ち、アップテンポなゲームを作ることが可能です。新人賞を狙えるだけの実力を持っていると思いますので、昨シーズン以上にチームを支え、勝利に導く活躍に期待したいと思います。
7. まとめ
来シーズンのスタートは上記のメンバーで活動をしてまいります。なお、昨シーズン同様にシーズン中にも特別指定選手を含む、有望な選手との契約や、怪我人がでた際の追加補強の可能性を検討しております。また、昨シーズンはチャンピオンシップ 進出クラブ 8 チームのうち、 26 歳以下の選手が 8 人と、クラブとしては最も若いチームであったと考えておりますが、来シーズンも引き続き、若手の多いロスターとなりました。経験豊富なコーチ・選手が方向性を示し、若手選手がそのベクトルに加わることに加え、経験を積んで成長することで、チームとして最も大きな力が発揮されると考えております。短期的な成果を求めながら、伸びしろのある若手選手の成長にも期待し、新 B1 を見据えた中長期的な視点からも強化を進めてまいります。レギュラーシーズンを怪我なく乗り越え、チャンピオンシップ で勝ち進むには総合力が重要となりますので、全員がそれぞれの役割を理解し、最後まで戦い抜く姿に期待をしたいと思います。
8. 最後に
最後になりますが、昨シーズンのスタート前は、本当に我々は結果を出せるのか、不安のある中でスタートしたと思います。チャンピオンシップに出場することができ、B1の頂点へ挑戦するチャンスを得た昨シーズンを踏まえて、来シーズンは積み上げてきたものを大きく飛躍させる1年にしていきたいと思います。強豪クラブを目指し、文化や歴史を作る上では、 チャンピオンシップ に毎年出場することは一つの指標となります。そういった意味でもチームにとって来シーズンは重要であると同時に、新B1を目指すクラブにとっても勝負の1年となります。目の前の試合で勝利を目指しながらも、中長期的な成長を見据え、クラブの哲学や理念を浸透させてまいります。これまで培ってきた広島ドラゴンフライズのチームカラーをしっかりと継承しながら、2023-24シーズンの広島ドラゴンフライズは、10年目の節目のシーズンとして、応援してくださる全ての方々の期待を背負い、感謝の思いを胸に、良いときも悪いときも、「 HIROSHIMA PRIDE 」をもち、「決してあきらめることなく、粘り強く戦い続ける」ことで、B1のトップクラブへと駆け上がってまいりますので、引き続き、ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
広島ドラゴンフライズ ゼネラルマネージャー 岡崎 修司
2023-06-12
2023-24シーズン ロスターおよびチームスタッフ一覧
広島ドラゴンフライズは、2023-24シーズンのロスター11名およびトップチームスタッフが決定いたしましたのでお知らせいたします。
#0 寺嶋良(てらしま りょう)
●出身地:東京都
●生年月日:1997年10月23日
●ポジション:PG
●身長:175cm
●体重:77kg
#2 朝山 正悟(あさやま しょうご)
●出身地:神奈川県
●生年月日:1981年6月1日
●ポジション:SG/SF
●身長:192cm
●体重:88kg
#5 Isaiah Murphy(アイザイア・マーフィー)
●日本名:榎本 新作(えのもと しんさく)
●出身地:沖縄県
●生年月日:1998年4月10日
●ポジション:PG/SG
●身長:196cm
●体重:88kg
#7 船生誠也(ふにゅう せいや)
●出身地:福島県
●生年月日:1993年12月15日
●ポジション:SF
●身長:195cm
●体重:90kg
#8 Kerry Blackshear Jr.(ケリー・ブラックシアー・ジュニア)
●出身地:アメリカ合衆国
●生年月日:1997年1月28日
●ポジション:PF/C
●身長:208cm
●体重:116kg
#10 上澤俊喜(かみさわ としき)
●出身地:富山県
●生年月日:1998年6月2日
●ポジション:PG
●身長:176cm
●体重:77kg
#11 Kai Sotto(カイ・ソット)
●出身地:フィリピン共和国
●生年月日:2002年5月11日
●ポジション:C
●身長:220cm
●体重:105kg
#12 中村 拓人(なかむら たくと)
●出身地:愛知県
●生年月日:2001年3月3日
●ポジション:PG
●身長:184cm
●体重:79kg
#13 Dwayne Evans Ⅱ(ドウェイン・エバンス)
●出身地:アメリカ合衆国
●生年月日:1992年1月24日
●ポジション:SF/PF
●身長:201cm
●体重:104kg
#24 Nick Mayo(ニック・メイヨ)
●出身地:アメリカ合衆国
●生年月日:1997年8月18日
●ポジション:PF/C
●身長:206 cm
●体重:113 kg
#30 山崎稜(やまざき・りょう)
●出身地 :埼玉県
●生年月日:199 2 年 9 月 25 日
●ポジション: SG
●身長: 183 cm
●体重: 80 kg
チームスタッフ
カイル・ミリング ヘッドコーチ
●出身地 アメリカ合衆国 (イリノイ州)
●生年月日 1974年7月27日
加藤翔鷹 アシスタントコーチ
●出身地:静岡県
●生年月日:1990年7月17日
西谷 亮一 アシスタントコーチ
●出身地:岡山県
●生年月日:1988年5月19日
吉田 朱里彩 ヘッドマネージャー
●出身地:岡山県
●生年月日:1996年4月21日
諸見川 航 アシスタントマネージャー
●出身地:沖縄県
●生年月日:1998年8月28日
森田 憲吾 ヘッドトレーナー
●出身地:広島県
●生年月日:1982年10月16日
石坂 航平 アシスタントトレーナー
●出身地:熊本県
●生年月日:1992年1月18日
高橋 大輔 ストレングスコーチ
●出身地:1975年4月16日
●生年月日:広島県
高橋 遼太 通訳
●出身地:東京都
●生年月日:1992年4月15日
五十嵐 雅志 アナリスト
●出身地:山形県
●生年月日:2000年8月28日
河津 希良 アナリスト
●出身地:熊本県
●生年月日:2000年7月11日
2023-06-12
辻直人選手 群馬クレインサンダーズに移籍先決定のお知らせ
辻直人選手の移籍先が群馬クレインサンダーズ に決定しましたので、お知らせいたします。
在籍中の活躍に感謝申し上げますとともに、新天地でのさらなる活躍を心から祈念しております。
#3 辻 直人(つじ なおと)
● 出身地 大阪府
● 生年月日 1989年9月8日
● ポジション SG(シューティングガード)
●身長 185cm
●体重 82kg
● 出身校 洛南高校-青山学院大学
● 経歴
川崎ブレイブサンダース(2012-21)
- 広島ドラゴンフライズ(2021-23)
2023-06-08