10/7(土)試合結果 広島69-64岩手
【10月7日(土)B2第2節GAME1 岩手ビッグブルズ戦ゲームレポート】
10月7日(土)にアウェイ、盛岡タカヤアリーナ(岩手県盛岡市)で行われました岩手ビッグブルズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ69-64岩手ビッグブルズ
(1Q:20-14,2Q:14-10,3Q:16-21,4Q:19-19)
会場:盛岡タカヤアリーナ
入場者数:1520人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#36仲摩匠平
岩手:#0藤江建典、#7マーカリ・サンダース・フリソン、#10菅澤紀行、#12鈴木友貴、#68永田晃司
<試合レポート>
☆第1Q
第2節はアウェイで岩手ビッグブルズ戦。火曜日のゲームから準備期間が短く、移動もあり、かなりタフなゲームになることが予想される。しかも直前の練習でコッツァーが怪我し、インサイドの柱であるコッツァー不在の中で戦わなければならない。その不安を払拭する良い入りをしたのが広島。早々にチャップマンからドリスドムにスイッチするとドリスドムが勢いをもたらす。朝山のジャンプショット、ディフェンスリバウンドからの速攻、さらにフリースローで得点を重ねリードを奪う。新加入の村上駿斗も残り3:07からドラゴンフライズとして初出場を記録した。岡崎が3Pで今季初得点を決めて20-14で第2Qへ。
☆第2Q
出だしからドリスドムが3Pを決め、リバウンドでもチームを引っ張る。しかしチャップマンが乗ってこない。ターンオーバーも出て精彩を欠く。それでも積極的にしかけ、リバウンドで岩手にチャンスを与えず主導権は広島。コートの3Pも決まってリードを保つ。しかし岩手のディフェンスの集中力も高く、得点は伸ばせない。34-24で後半へ。
☆第3Q
後半ペースを握ったのは岩手。岩手#12鈴木、#10菅澤の連続3Pで一気に点差を縮め、広島にプレッシャーをかける。対する広島も北川のカットインに山田のナイスアシスト、ディフェンスリバウンドからの速攻などでやり返す。しかしまたしても岩手#10菅澤の3P、#0藤江のフリースロー、#12鈴木の3Pなど連続ポイントで42-41と1点差に迫る。その後、広島も得点を返して50-45で最終Qに突入するものの、勢いは岩手。
☆第4Q
岩手#13小原のスティールから#1スポーディング・ジョーンズの速攻、#7サンダース・フリソンの連続ポイントで再び1点差まで詰め寄られると、フリースロー失敗、ターンオーバーの隙に、一気に逆転にされてしまう。さらにスティールからの速攻など岩手が逆転勝利に勢いをつける。ここで前半精彩を欠いたチャップマンが奮起し、ファストブレイクで逆転。岩手が点を取るも、チャップマンの6連続ポイントで最後の最後、勝利をつかんだ。69-64。
お互いに外国籍選手を1人欠く中で岩手は積極的にアウトサイドからも狙い、後半に勢いが出て最後までもつれるゲームとなった。広島はディフェンスでは仲摩、田中らガード陣、ドリスドムのリバウンドなどで岩手を自由にさせなかった。特にリバウンドでは岩手を圧倒した。しかし昨季に比べてもガード陣の得点が伸びず、オフェンスに厚みが出ない。インサイドとアウトサイドのバランスが良くなれば、もっと得点も伸びてくるだろう。そして不用意なターンオーバーの多さも気になる。岩手にスティールを与えすぎたことで後半追い上げられた。まだまだ課題、修正点は山積みだが、まずは明日の岩手との再戦をきっちり勝利し、広島へ帰りたい。
苦しみながらも勝利を挙げ、連勝となった。しかしアンドリセビッチHCが目指すバスケットはもっと上にあるはずだ。ここから毎試合ステップアップしていくためにも、共に戦い、勝って成長していきましょう。
BE ONE!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#13クリント・チャップマン 19点
#3テレンス・ドリスドム 15点
#2朝山正悟 13点
◆リバウンド
#13クリント・チャップマン 15リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 12リバウンド
#2朝山正悟 5リバウンド
岩手ビッグブルズ
◆得点
#7マーカリ・サンダース・フリソン 14点
#10菅澤紀行 11点
#68永田晃司 11点
◆リバウンド
#7マーカリ・サンダース・フリソン 7リバウンド
#10菅澤紀行 7リバウンド
#1デコリー・スポーディング・ジョーンズ 5リバウンド
◆アシスト
#68永田晃司 5アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆ジェイミー・アンドリセビッチHC
「前半いいディフェンスで入ることができ、自分たちの展開にもっていくことができた。ただ3Qに4本のスリーポイントを決められ、そこから岩手を乗せてしまった。最後は勝負どころで決められたので勝つことができたが、そういった部分が今後の課題になる。」
【岩手ビッグブルズ】
☆上田康徳HC
「我慢強くプレーはできていたが、ミスがいくつか続いてしまったことが敗因。シュートパーセンテージも低かった。ただ10点離れた点差を追いついて5点離すことができたのは、しっかり自分たちに力がついてきている証拠。勝ちきるためにはやりきることが大事。明日切り替えて、初勝利をブースターのみなさんに早く届けたい。」