3/26試合結果 広島86-64香川
【3月26日(日)香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】
3月26日(日)に観音寺市立総合体育館(香川県観音寺市)で行われました香川ファイブアローズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第24節
広島ドラゴンフライズ86-64香川ファイブアローズ
(1Q:22-11,2Q:29-18,3Q:21-22,4Q:14-13)
今シーズン成績:38勝10敗
会場:観音寺市立総合体育館
入場者数:601人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
香川:#5溝口秀人、#11チェハーレス・タプスコット、#15坂東 拓、#19徳永林太郎、#41高田秀一
<試合レポート>
☆第1Q
前日に後半が乱れて良い勝ち方が出来なかった中で、出だしから集中して挑む2戦目。スターターはお互いに同じ。展開は速攻の目立つスピーディーなものに。広島はディフェンスリバウンドから鵤のファストブレイクなどでリズムを作っていく。さらにペイント内外から鵤がミドルシュートを決め、点差を広げていく。さらにターンオーバーから北川の速攻で16-9。終了間際に仲摩のミドルシュートも決まって22-11で第2Qへ。
☆第2Q
香川が足を動かしたプレッシャーディフェンスで広島に襲いかかる。それでも落ち着いてディロンの個人技、速攻から主導権は渡さない。さらに北川の3P、ディロンのアシストからラマートの得点などで13連続ポイントと43-19、大きく引き離す。香川は#11タプスコットがリバウントにオフェンスに存在感を発揮するも51-29で後半に。
☆第3Q
立ち上がりから集中して守っていく。それでも香川は豊富な運動量で広島ディフェンスの間隙を突いて得点を挙げていく。対して広島はラマートが落ち着いてミドルシュートを決め、一進一退の展開に。広島は朝山、鵤の3Pは決まらず大きな流れは作れない。昨日好調だった田中も今日はシュートアテンプトはわずか2で得点無しに終わった。代わってラマートが3Pを決め72-51で最終Qへ。
☆第4Q
21点のリードを持って、北川がゲームをコントロールしていく。香川は最後の反撃をかけて激しいプレッシャーをかけ続ける。テンポは悪くなるものの、広島は坂田のレイアップ、エンダイのスティールからのディロンの得点でリードはそのまま86-64で逃げ切った。
昨日と同じく前半で約20点差のリードを作り、後半も集中してリードを守った。昨日17だったターンオーバーもわずか5に抑え、香川のプレッシャーディフェンスをうまく受け流して得点をつなぐことができた。プレイタイムでもスターター5名の負担を軽減して、シックスマンの活躍で勝利をあげることができたのは大きい。ラマートがFGだけで20点以上を挙げて、いよいよエースの風格が出てきた。
ついに次節は島根スサノオマジックとの頂上決戦。プレーオフに向けて最大の山場。ゲーム差は3と少し空けられているだけに、是が非でも2連勝をあげなければいけない戦いとなる。熊本戦の逆転勝利からいい流れを繋いで挑む。朝山、山田のコンディションは上々、田中のシュートタッチも戻ってきて、鵤、北川のガード陣のゲームメイクも成熟してきた。残すはエナジーだ。持てる全てのエナジーを燃やして、シーズンの総決算をかけて松江に乗り込む。
いざ決戦へ!プレーオフ進出をかけて熱く共に戦いましょう!UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#21コナー・ラマート 23点
#11北川弘 14点
#12ダニエル・ディロン 12点
#5山田大治 10点
◆リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 10リバウンド
#5山田大治 6リバウンド
#12ダニエル・ディロン 5リバウンド
#21コナー・ラマート 5リバウンド
香川ファイブアローズ
◆得点
#11チェハーレス・タプスコット 17点
#5溝口秀人 10点
◆リバウンド
#11チェハーレス・タプスコット 13リバウンド
#14エイドリアン・フォーブス 8リバウンド
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「今日も第1Qから良いディフェンスから走ることができ、イニシアチブが取れた。昨日の試合からミーティングでプレスに対するボールの動かし方を少し変えたことが上手く機能して昨日ターンオーバーが17だったのが、今日は5つに減らすことが出来た。この辺りが、我々がイニシアチブを有効的に活かせたゲーム展開になった理由だと思う。4Qを通して良い展開でバスケットが出来た。」
【香川ファイブアローズ】
☆ジョー・ナバーロHC
「広島は非常に良いチームだった。我々のやろうとした事は全てやらせてもらえず、広島のやりたい事をやらせてしまった。広島は本当に武器の多いチームで、本当に守りにくい相手。我々はゾーンやプレス、マンツーマンと色々対策を講じてみたが、相手を抑える答えは見つからなかった。こうして対戦相手に自分達の課題をさらけ出されるということはよくある事で、それこそが次の試合に向けて取り組んでいく内容になるだろう。改善策として、やはり自分達がどれだけ良いシュートセレクションが出来るかだと思う。選手たちには何が良いシュートの選択で何が悪い選択なのかを学んでほしい。それがオフェンスだけでなく自分達のディフェンスの部分にも大きな助けとなる。今日のように悪いシュートを打つことで相手に簡単にポゼッションを渡してしまうことが無いように、しっかり今日のフィルムを見て火曜日からの練習で取り組んでいきたい。」