児童虐待防止PR活動「オレンジリボンポスター展」受賞者の決定のお知らせ
考える児童虐待防止PR活動「オレンジリボンポスター展」を12月2日(水)から1カ月間実施ました。
試合会場での投票にご協力いただきました皆様ありがとうございました。
受賞者が決定いたしましたので発表いたします。
■グランプリ賞:『子どもは「助けて」が言えません』
・制作者メッセージ
虐待を受けている子どもは、どれだけ親から醜い事を言われたり、
暴力を振られても親の事が大好きで、"自分が声を上げれば親が怒られてしまうから我慢しよう"などと考えてしまうケースが多いそうです。
しかし、それは自らSOSを発せず、助けや逃げ場が何処にも無いという事になります。
もし私達が、その様な子どもを見つけたら、いち早く児童相談所などに相談してほしいと願い制作しました。
■準グランプリ賞:『痛いまでの時間』
・制作者メッセージ
暴力に問わず、次の「痛い」が来る前に、周りが気付いてあげて、そして止めてあげて、そういった願いを込めています。
分かりやすくピクトグラムを使用し、「周りが止められる時間」はもっとあるという事を、長い線で表現してます。
シンプルにする事で、より多くの人達に見てもらう為、かつ印象に残る様にしてます。
■Teamひろしまオレンジリボン賞:『守ろう、みんな心を。気付こう、小さなサイン』
・制作者メッセージ
この作品では伝えたい事が2つあります。
1つ目は、児童虐待について相談できる専用の番号"189"があるという事です。
その番号を知っているだけで、その後の行動が大きく変わると思います。虐待される側だけでなく、
してしまう側の心も守る為に、必要になった時に、すぐに存在を思い出せるように、大きく目立たせています。
2つ目は、サインを見逃さないで欲しいです。虐待だと判断するのは難しいと思いますが、
小さなサインに気付いて、専門家に伝えるだけで救える子ども達がいる事を知りました。
頬の癖や涙、同年代の手が子どもを救う様子を描く事で、私達自身にも救える心があるという事を訴えかけていきます。
児童虐待は社会全体で解決すべき深刻な問題です。
虐待をなくし、誰もが子育てをしやすい広島県にしていくために
広島ドラゴンフライズではこれからも児童虐待防止運動を続けていきます。