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香川戦を絶対にみるべき理由2「得点王ウッドベリーを止めろ。」

香川戦を絶対にみるべき理由2「得点王ウッドベリーを止めろ。」


 
「香川戦を絶対にみるべき理由」第2回は「得点王ウッドベリーを止めろ。」
今回もぜひご一読ください!

■絶対的得点王ウッドベリー。
香川への勝利の鍵として、避けられないのはリーグ得点王、テレンス・ウッドベリーです。
【ウッドベリー選手成績】

1試合平均 32.7得点
フィールドゴール成功率 55.4%
スリーポイント成功率 42.4%
フリースロー成功率 85.8%

ひとことで言うと「どんな攻撃でもできる選手」です。インサイドにドリブルで切れ込めるからFG成功率が高く、ミドルシュートも得意。スリーポイント成功率も4割を超え、ファウルをすれば85%の確率でフリースローを沈められる。まさにスコアリングマシンです。しかも、平均出場時間が38分6秒ですので、ほぼ1試合にわたってずっとコートに立っている、というタイプの選手です。ボールを運ぶのも得意で、敵陣までボールを運ぶ役目もかなりの回数を担っています。

■コッツァー加入でより止めにくい選手に
敵陣へボールを運ぶウッドベリーは香川の攻撃の起点です。ウッドベリーからボールが動き出し、何人かを経由してフィニッシャーとして再びウッドベリーが出てきます。用意したプレーが相手の守備によって乱れれば、最後はウッドベリーが1対1を仕掛け、個で突破することもできます。
では、そんな選手をどうやって止めるのか。
一つのやり方は「ウッドベリー以外を徹底的に止める」ですが、それは平均16.0得点のケビン・コッツァーの存在があり、難しいです。
ウッドベリーの突破に頼っていた昨季まではそこにマークを集中すればある程度有効でした。しかし、インサイドでパスの経由地となり、得点も取れるコッツァーを得たことで、ボールの回るチームになり、ウッドベリーはますます止めにくい選手になりました。

■1/13信州戦がひとつのヒント。
ウッドベリー対策のヒントとなるのは1/13信州戦です。
この日のウッドベリーは平均を大きく下回る19得点、32分出場。
なぜいつもより出場時間が少ないのか。ファウルはゼロですからファウルトラブルではありません。ウッドベリーのターンオーバー(TO)を今季最多の10本奪ったことが勝因でした。
信州はそのうち7本を前半に奪い、そのほとんどを得点につなげて前半を47-26の21点リードで終えます。10本目を奪った4Q残り7分23秒の時点で85-50。35点差となり、試合が決したためウッドベリーはコートから退いたのです。

■高い位置からプレッシャーをかけろ。 
この日のウッドベリーのTOで目立ったのは、トップ・オブ・ザ・キー(リングから真正面にあるスリーポイントライン付近)近くから仕掛けるウッドベリーに対して、プレッシャーをかけていた守備。ボールを奪ったのはドリブルを狙ったもの、パスを狙ったものとそれぞれでしたが、ボールを運ぶウッドベリーはトップ・オブ・ザ・キーでボールを持つ場面が多く、そこからのドリブル、パスを徹底的に信州は狙いました。ある時はマッチアップする外国人選手が、ある時はその陰から日本人選手が、と言った何重もの網を引き、プレッシャーをかけ続けました。
もちろん香川もこの問題を認識し、対策を立ててくるでしょう。しかし、いずれにしろ自由に動き回らせず、ウッドベリーのリズムを奪うことが大事です。
ウッドベリーとマッチアップするのは#0ジャマリ・トレイラーもしくは#1トーマス・ケネディ。この2人がいかに周囲と連動してウッドベリーにプレッシャーをかけ続けられるかが、カギを握ります。
ぜひ、試合ではそのせめぎ合いに注目してくださいね!

■香川戦ホームゲーム戦情報
1/25(土)香川ファイブアローズ戦 14:00試合開始→チケットはこちら
1/26(日)香川ファイブアローズ戦 13:30試合開始→チケットはこちら
会場:シシンヨーオークアリーナ(呉市)
今週は年に1度の呉開催!座席のレイアウトがサンプラザホールとやや違いますのでご注意くださいね!