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新経営体制発表記者会見のコメントについて

本日、2018年12月11日に広島商工会議所「広島経済記者倶楽部」にて実施いたしました「新経営体制発表記者会見」について、下記の通りご報告いたします。



【2018年12月11日新経営体制発表記者会見】
■登壇者:稲吉 正樹(NOVAホールディングス株式会社 代表取締役社長)
     坂本 太樹(株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役会長)
     浦 伸嘉(株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長)

【記者会見コメント】
■ご挨拶



浦伸嘉:NOVAホールディングス株式会社(以下:NOVA)の子会社として新たな門出を迎えることになりました。NOVAの一員として企業力を高め、チーム一丸となってB1昇格を目指してまいります。チーム力はさることながら、フロント力を高めることで強いチームを支えていきたいと思います。広島をより一層を盛り上げていけるよう、NOVAと共に頑張ってまいります。



稲吉正樹:スポーツを応援したいという考えがもともとあった中で、株式会社広島ドラゴンフライズ(以下:広島ドラゴンフライズ)からのご縁がありまして、今回の広島ドラゴンフライズの子会社化ということになりました。これからグループをあげてチームを応援していきたいと思っています。広島の皆さまから愛されるクラブを作っていきたいです。今後については、浦社長を含め、チームのオーダーも聞いて、バックアップしてまいります。



坂本太樹:9日にはじめて生のプロバスケットボールの試合を見て、WEBではうかがうことができない生の迫力や、ファンの一体感に感動しました。この魅力をもっと多くの人に伝えていくこと、Bリーグがもっと愛されるように頑張っていきたいと思っています。

■質疑応答
―東京の企業が広島に興味をなぜもったのか。
稲吉正樹:まずご縁をいただいたのが広島ドラゴンフライズでした。県下に1チームという地域性や、チームに対する広島の熱を強く感じ、このチームを応援していきたいと思いました。チーム名を変えないこと、広島に残ることは大前提です。これまで応援してくださったパートナー企業、ファンの皆さまに応援してもらえるようにしっかりとした関係性を作って、我々のことも理解を深めてもらいたいと思います。

―チームの現体制について。
稲吉正樹:親会社としてチームに口を出すことはしない考えです。フロントについても同様で現体制を継承していきます。

―ファンの声もいろいろあると思いますが、メッセージはありますか。
稲吉正樹:広島県内にはホールディングスとして22拠点、系列の学習塾が23拠点と合計45拠点あり全国的にも広島県は我々の主要エリアです。また全国には約20万人の生徒がいるので、広島県内市内は当然のことながら、全国で広島ドラゴンフライズを応援できる体制を作っていきたいと考えています。これからどんなことがお手伝いできるのか、相談しながら、力になっていきたいと思います。

―いつのタイミングで今回の話は出てきたか。
浦伸嘉:我々が聞いたのは11月下旬のことでした。少しずつクラブへの支援、応援の輪が広がってきてはいますが、フロントとしてはフロント力が課題だと感じています。その部分で今回NOVAと協力できるのはありがたいと思います。スタッフの兼務が多くなっている部分の人材交流や業務の効率化を進めていきたいです。前オーナーには多大なる支援をいただき大変感謝しています。しかしながら個人での限界を感じられ、今回の話になったと思っています。これも大きなチャンスと捉え、B1昇格を共に目指したいです。

稲吉正樹:約3か月の検討期間がありましたので、その間に実際に試合を観戦したり、WEBで観戦しました。チームの熱や広島に愛される広島ドラゴンフライズに興味を持ちました。

―資本などのテコ入れは考えいるのか。
稲吉正樹:チームについては要請があれば検討したいと考えています。

―NOVAグループの中でのスポーツの位置づけや収益性をどう考えていますか。
稲吉正樹:広告的な観点や、グループ連結企業としての収益はあまり考えていません。グループの社員や生徒が一体となって応援できる結束力の向上や福利厚生としての側面で考えています。スポーツクラブの運営ノウハウを他のスポーツに広げていくという想いはありません。ドイツのドルトムントのサッカースクールを展開していますし、我々スクール事業がメインですので、スクールビジネスという点では他のスポーツに広げることもできると思っています。

―事業シナジーについて。
浦伸嘉:例えば、英会話とスポーツ観戦は結びつけたり、アカデミーでは英語でのレッスンもできます。NOVAと新たな付加価値を生み出すことを色々と考えていきたいと思います。NOVAのスクール、塾に通う子どもも多いと思いますので、新たなファンの獲得も目指したいと思います。

―前オーナーの福岡氏との面識はあったのか。
稲吉正樹:以前からの知り合いではないです。



―Bリーグのイメージは。
稲吉正樹:最初に話があった時点で、Bリーグは盛り上がってきているという印象でした。個人として、どこのチームを応援しようかということをぼんやり考えていました。広島は日本でも有数のエリアであるにも関わらず、なんでB2なのかと思っていました。

―毎年のように経営陣が変わっている印象です。前オーナーも同じ会見の場で「5年でB1昇格」と話していた。先々のビジョンは。
稲吉正樹:まずは今季B1に昇格して欲しいと思っています。その中で、人的、資金的な面、何がバックアップできるのかを考えていきたいです。先々のビジョンはこれからです。

―シーズン途中ですが、選手からの声は。
浦伸嘉:フロントもチームも急なことだったので、ビックリしているのが本音です。しかしやらないといけないことは一緒なので、変わらず選手には自分の力を最大限発揮することを求めています。

―会長と社長の役割について。
浦伸嘉:坂本会長にはNOVAの仕組みや考え方を我々に伝えてほしいと思っています。パイプ役として広島で常勤していただき、政財界も含めて応援してもらえる体制を一緒に作っていきたいです。

坂本太樹:これまで以上のシナジーを発揮できることにわくわくしています。

以上。

【B.LEAGUE 大河正明チェアマン コメント】
「NOVAホールディングス株式会社が広島ドラゴンフライズのオーナーに名乗り出ていただいたこと、素晴らしいチャレンジだと感謝しています。新オーナーには広島のために腰を据えて良いクラブをつくってほしいと期待しています。」