【試合結果】6/10(月) バスケットボールチャンピオンズリーグアジア KCCイージス バスケットボールクラブ戦
6/10(月 ) バスケットボールチャンピオンズリーグアジア KCCイージスバスケットボールクラブ戦の試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 107-77 KCCイージスバスケットボールクラブ
(1Q:33-17、2Q:21-15、3Q: 26-22、4Q: 27-23)
スターター
広島:ケリー・ブラックシアー・ジュニア、中村拓人、ドウェイン・エバンス、山崎稜、三谷桂司朗
KCC イージス: Hohyun Lee 、Junyong Choi、Ung Heo、Deon Thompson、Seounghyun Lee
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス
24得点
上澤俊喜
15得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
15得点
河田チリジ
13得点
◆リバウンド
河田チリジ
10リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
9リバウンド
ドウェイン・エバンス
8リバウンド
◆アシスト
ドウェイン・エバンス
4アシスト
中村拓人
3アシスト
上澤俊喜
3アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
KCC イージスは#12THOMPSONのレイアップで先制。しかし広島は#8ブラックシアーのシュートで追いつき、#34三谷、#8ブラックシアーが決めて7-4とリード。KCCイージスが#3HEOの連続3Pシュートなどで9-11と逆転。広島が#15河田のレイアップで追いつくと、ここから#10上澤、#13エバンス、#30山崎が立て続けに3Pシュートを決めて一気に突き放す。さらに#10上澤の3Pシュート、#4ロバーツのレイアップで加点し、33-17と16点リードで1Q終了。
2Q
広島は#4ロバーツ、#8ブラックシアーがシュートを決め、37-17とリードを20点に広げる。KCCイージスは#19LEEが3Pシュートを決め、さらにバスケットカウントを獲得し、フリースローも決める4点プレーで追い上げる。広島はここから#13エバンスがバスケットカウントを獲得してフリースローも決める。さらに#8ブラックシアー、#30山崎、#12中村が3連続3Pシュートを沈め、このクォーターを21-15とした広島が54-32の22点リードで前半終了。
3Q
KCC イージスが最初のプレーで#12THOMPSONの3Pシュートを決めるが、広島がすぐ#12中村のレイアップで得点し、#13エバンスの連続3Pシュート、#34三谷の倒れこみながらのシュートがバスケットカウントとなったプレーを含めて11連続得点。その後もフリースローや#15河田のインサイド攻撃で得点した広島が、クォーター途中で76-46と30点リード。その後はKCCイージス#19LEEの連続3Pシュートで反撃するも、広島は#15河田、#13エバンスがダンクシュートを決めるなどして突き放す。このクォーターを26-22とした広島が80-54として3Q終了。
4Q
広島は#4ロバーツがジャンプシュート、3Pシュートを連続で決める。さらに#15河田のダンクでリードを31点に広げる。KCCイージスは#19LEE、#5KIMが3Pシュートを決める。広島は#10上澤がKCCイージスをさらに突き放す3Pシュートを2本決める。この後、#17武内や#22横地ら若手が得点を重ねた広島が余裕をもったゲーム展開をみせ、このクォーターを27-23とした広島が107-77で勝利。
まとめ
攻撃、守備ともにKCCイージスを大きく上回った広島の勝利。29本中16本を決めた3Pシュート、そして相手のキーマンを追い込んだファウルを誘うディフェンスが光った。リバウンドではトータル39-27、オフェンスリバウンドで9-5と広島が圧倒。広島がこれを着実に得点につなげた。対するKCCイージスは#12THOMPSONが18得点、#19LEEが22得点と奮闘したが、広島の強度の高い守備に苦しんで、一度も主導権を奪えなかった。広島は次戦、グループラウンドの最終戦となるシャーダリ・ゴルガーン戦。グループ首位をかけ、シャーダリ・ゴルガーンと激突する。これに勝ち、無敗で首位突破を決めたい。
会見コメント
■カイル・ミリングHC
「選手も高い集中力を持って試合に臨んでいた。ボールもしっかり動かせていたし、オープンでシュートを打てていた。相手チームは、サイズも大きくフィジカルなチームだったので、私たちもフィジカルなゲームに出だしから対応できた。また、終始自信を持って戦うことができた」
2024-06-10
【試合結果】6/9(日) バスケットボールチャンピオンズリーグアジア ペリタ・ジャヤ・バスケットボール戦
6/9( 日) バスケットボールチャンピオンズリーグアジア ペリタ・ジャヤ・バスケットボール戦の試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 89-69 ペリタ・ジャヤ・バスケットボール
(1Q: 26-14、2Q:22-15、3Q: 24-16、4Q: 14-24)
スターター
広島:ケリー・ブラックシアー・ジュニア、中村拓人、ドウェイン・エバンス、山崎稜、三谷桂司朗
ペリタ・ジャヤ: James Dickey 、Andakara Prastawa Dhyaksa、Brandon Jawato、Muhammad Guntara、JaQuori Mc Laughlin
主なスタッツ
◆得点
上澤俊喜
20得点
ドウェイン・エバンス
18得点
ロバーツ ケイン
11得点
中村拓人
11得点
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス
13リバウンド
河田チリジ
7リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
6リバウンド
◆アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
7アシスト
ドウェイン・エバンス
3アシスト
中村拓人
2アシスト
河田チリジ
2アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
広島は強固なディフェンスからリズムをつかみ、#13エバンスや#30山崎などの得点でリードを広げていく。13-3と広島が10点差に広げ、ペリタ・ジャヤがタイムアウト。タイムアウト後も広島のディフェンスに対し、ペリタ・ジャヤは単発なシュートが続いていく。広島は#10上澤、#30山崎の3Pシュートなどでさらに得点を重ねていく。26-14と広島が12点リードで1Q終了。
2Q
広島は#10上澤の連続3Pシュート、さらに#4ロバーツの3Pシュートで一気に9-0のランに成功。ペリタ・ジャヤは#13 JAWATOの3Pシュート、レイアップで得点。35-14と広島が21点リードに広げたところでペリタ・ジャヤがタイムアウト。ペリタ・ジャヤは広島のディフェンスに対し、良い形でシュートを作り出すことができない。追いつきたいペリタ・ジャヤは#24 BROWNLEEの連続3Pシュートで得点するも、広島が#8ブラックシアーのレイアップで得点し、48-29と広島が19点リードで前半終了。
3Q
ペリタ・ジャヤは#13 JAWATO、#7 DHYAKSAの連続3Pシュートで得点。一方の広島も#13エバンス、#34三谷の連続3Pシュートで得点。さらに広島が#12中村、#13エバンスと3Qで5本目となる3Pシュート、#13エバンスがバスケットカウントを沈め、ペリタ・ジャヤがタイムアウト。その後も広島は流れを許さず、#10上澤の3Pシュート、#13エバンスのレイアップで得点。ペリタ・ジャヤは#9 GOANTARAがゴール下で得点するも、72-45の広島が27点のリードで3Q終了。
4Q
ペリタ・ジャヤは#1NOORの3Pシュート、#22BOYRATANの2Pシュートで得点。広島は#13エバンスのゴール下、#4ロバーツのレイアップで得点。広島はディフェンスから早い展開でオフェンスを作り出し、連続得点となったところで、ペリタ・ジャヤがタイムアウト。タイムアウト後、ペリタ・ジャヤはディフェンスの強度を高め、広島の得点が停滞し、その間にペリタ・ジャヤは得点を重ね19点差となる。広島は#4ロバーツのレイアップで得点。ペリタ・ジャヤは最後まで果敢に攻撃し、#11RACHMANが3Pシュートを沈めるも、86-69でリードを守り切った広島が勝利となった。
まとめ
バスケットボールチャンピオンズリーグアジアの1戦目となるペリタ・ジャヤとの対戦は、序盤から強度の高いディフェンスで得点に繋げ、大きくリードをする展開となる。3Pシュートがペリタ・ジャヤ10本に対し、広島は17本を沈め46%と高確率で得点することに成功。また、リバウンドもペリタ・ジャヤ37本に対し、広島は39本と上回り、ペリタ・ジャヤに流れを許さず、前半に大きくリードした得点を守り切った広島が勝利となった。明日のKCCイージスとの一戦も勝利に期待したい。
会見コメント
■カイル・ミリングHC
「FINALSの後からあまり練習ができない中でBCLへ臨んだが、しっかり私たちのやりたいプレーを表現できたと思う。出だしからいいシュートも打てたし、自信を持ってディフェンスもオフェンスも遂行できたと思う。次戦は韓国代表のKCCイージスとの対戦。しっかり準備して臨みたい」
■上澤俊喜
「チームプレーがしっかりできていたので、自分がワイドオープンになったところでシュートを決めることができた。日本代表としてここに来ている。オフェンスもディフェンスもしっかり自分たちのバスケットボールができたことが勝利に繋がったと思う」
2024-06-09
広島ドラゴンフライズ EASL 2024-25シーズンへの出場について
広島ドラゴンフライズは、2024-25シーズンの東アジアスーパーリーグ(East Asia Super League「EASL」)に、B.LEAGUE代表としての出場が決定いたしましたのでお知らせいたします。
EASL 2024-25 シーズンはB.LEAGUE (日本) 、P.LEAGUE+ (チャイニーズ・タイペイ) 、KBL (韓国) 、フィリピン・バスケットボール協会からそれぞれ2チーム、計8チームが出場します。
4 チームずつの2グループに分かれてホーム&アウェーでグループステージを戦い、各グループの上位2チームがファイナルラウンドに進みます。広島ドラゴンフライズはグループAでの出場となります。
【グループ分け】
グループA
グループB
広島ドラゴンフライズ (B.LEAGUE 1位)
琉球ゴールデンキングス (B.LEAGUE 2位)
水原KTソニックブーム (KBL 2位)
釜山KCCイージス (KBL 1位)
P.LEAGUE+ 2 位のチーム
P.LEAGUE+ 1 位のチーム
フィリピン・バスケットボール協会のチーム①
フィリピン・バスケットボール協会 のチーム②
※2023-24シーズンの成績でグループ分けを決定
EASL 公式WEBサイト : https://easl.basketball/
大会日程等は決定次第お知らせいたします。
2024-06-05
BCL「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCL Asia)」への参戦に際して
いつも広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。本日は、6月9日(日)よりドバイにて開催される BCL「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCL Asia)」 への参戦に際してのクラブ方針を皆様にお伝えをさせていただきます。
1.「6月」開催の試合について
まず、B.LEAGUEのシーズンにおいて「6月」は例年ではオフや来季準備に該当する期間になります。多くの選手が他クラブとの交渉や移籍準備を進めるだけでなく、しっかりと休みを取ることも求められています。(実際にリーグ規約で2週間休暇を取ることが義務となります。)また、ほとんどの外国籍選手はそもそも契約をクラブと結んでいない時期に該当することもあり、クラブにとっては、急遽参加が決まった本大会は非常に難しい対応になると覚悟をしてB.LEAGUEシーズン終了後に準備を進めてまいりました。リーグとも連携をして、非常にイレギュラーな体制で臨むこととなりました。
2.来季編成・体制の発表について
シーズンが終わった他クラブからは続々と継続や退団、新規加入の発表が行われておりますが、我々は目の前の試合に集中するためにも、BCLが終わってから発表したいと考えております。しかしながら、BCL参戦の有無は来季契約の有無もある程度関わってくる状況となっております。それぞれの契約内容を鑑み、どうしても必要な発表についてはBCL開催前に行う予定となります。
3.BCL参戦の体制について
まず、チームスタッフの体制は、今シーズン同様にミリングHC体制で大会に臨むこととなります。これまで一緒に過ごしてきたスタッフの力を合わせて初の国際試合を戦いたいと思います。
選手については、移籍等などでスケジュール調整が難しい選手、コンディションの悪い選手については参加をしない予定となっております。また、今シーズンで引退を発表した#2朝山選手についてはB.LEAGUEのシーズンまでで第一線を退くことをシーズン開始より発表していることに加え、すでに出演が決まっているレバンガ北海道の桜井良太選手引退試合(B.LEAGUE)への参加を優先して行うこととなっております。引退試合が終了後に広島でのシーズン終了の挨拶回りを行い、これらが終わり次第、BCL遠征に合流していく予定です。また、本大会には来季の新加入の選手なども参戦できることとなりました。リーグとの調整を経て、特別なケースとなりますが、参戦する選手については近日中に発表をさせていただきます。
クラブとしてはタフなスケジュールの中で初の国際大会となりますが、怪我をすることなく、出場するからには少しでも高い景色が見られるように努力を続けてまいります。来季に控えているEASLを見据え、海外遠征はクラブにとっても非常に良い経験になると思いますので、チーム・フロントで力を合わせて本大会を戦えればと考えております。今シーズンの最後の大会となりますが、最後までチームへのご声援をお願いいたします。
2024-06-03
【試合結果】5/28(火) 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME3
5/28( 火)日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME3の試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 65-50 琉球ゴールデンキングス
(1Q: 17-12、2Q:18-17、3Q: 11-11、4Q: 19-10)
スターター
広島:ケリー・ブラックシアー・ジュニア、中村拓人、ドウェイン・エバンス、河田チリジ、山崎稜
琉球: アレン・ダーラム、岸本隆一、今村佳太、小野寺祥太、ジャック・クーリー
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス
13得点
中村拓人
12得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
9得点
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス
9リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
6リバウンド
河田チリジ
3リバウンド
◆アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
4アシスト
ニック・メイヨ
4アシスト
ドウェイン・エバンス
3アシスト
山崎稜
3アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
広島は#8ブラックシアーがドライブから得点し先制。さらに#12中村も得点。琉球は#45クーリーがインサイドから得点。両チームともリバウンドの意識を高く持ち、9-5とロースコアの展開になる。その後、広島#12中村が7得点目の3Pシュートを沈めると、すかさず琉球#14岸本が3Pシュートを決め返す。広島は激しいディフェンスを展開し、琉球のタフショットを誘う。その間、#15河田のディフェンス越しのダンクシュート、#7船生の3Pシュートで広島が17-12とリードして1Q終了。
2Q
広島は、開始早々に#10上澤が3Pシュートを沈める。対する琉球は#15松脇が3Pシュート。その後、広島は#8ブラックシアー、#24メイヨの連続3Pシュートで得点し26-15となり琉球がタイムアウト。琉球は広島の厳しいディフェンスに苦しむも#14岸本が3Pシュートを沈め、さらに#7ダーラムがフリースローで得点を重ね、点差を縮める。広島は#12中村がドライブから得点し28-19でオフィシャルタイムアウトへ。琉球は#4ローがインサイドからバスケットカウントで得点する。その後も琉球はディフェンスのギアを上げ、広島のターンオーバーから#4ローの得点で24-28と一気に点差を縮め広島がタイムアウト。その後、両チームともディフェンスが機能し、ロースコアになるも要所で得点を重ねる。終盤に広島#15河田、#24メイヨがフリースローで得点し、このクォーターを18-17とした広島が35-29と6点リードして前半を終了する。
3Q
琉球は#30今村がジャンプシュート、レイアップで連続得点。広島は#8ブラックシアーがオフェンスリバウンドから得点する。広島は、琉球がインサイドにボールを集め起点を作るもダブルチームを仕掛け琉球のミスを誘う。オフェンスでも#30山崎のアシストから#8ブラックシアーが得点し39-35とする。その後、広島は#30山崎が2本目の3Pシュートを沈める。さらに#13エバンスが得点し44-35として琉球がタイムアウト。流れを変えたい琉球だが直後のオフェンスでもターンオーバー。広島#13エバンスが得点し、流れを変えることができない。このクォーターは両チームとも我慢が続き11-11の同点。46-40と広島が6点リードで最終クォーターへ。
4Q
広島は#24メイヨが3Pシュートを沈める。琉球は#45クーリーがオフェンスリバウンドから得点。広島はディフェンスでもローテーションの徹底とリバウンドの意識を高く保ち、琉球の得点を停滞させる。琉球は#30今村がドライブから得点したが、広島#24メイヨが琉球のローテーションミスから#34三谷の得点を演出。残り5分で53-44とする。オフィシャルタイムアウト後、広島は琉球の激しいディフェンスを受けるも#12中村が苦しい体勢から3Pシュートを沈める。さらに#13エバンスがインサイドから連続で得点し、60-46とさらに点差を広げ琉球が最後のタイムアウトを要求。琉球は果敢にゴールへアタックするが、得点を奪うことができない。その後はファウルゲームとなり、広島は#13エバンス、#34三谷がフリースローを沈めて試合を決めた。このクォーターを19-10とし、広島が65-50で見事勝利。ワイルドカードから下剋上を完遂。B.LEAGUE初優勝を飾った。
まとめ
広島が琉球との激戦を制し、初優勝を決めた。勝因となったのは要所で決まった3Pシュート。成功率は34.6%と高くはなかったが、追い上げられるたび3Pシュートで返し、琉球の反撃の勢いを削いだ。守備は激しく当たり、琉球から奪ったターンオーバーは実に19本。オフェンスリバウンドを琉球に奪われるシーンも多かったが、粘ってシュートを決めさせなかった。#5マーフィー、#15河田が4ファウルで交代した時間を救い、優勝のラストピースとなったのが#34三谷。守備での貢献、そして最後のフリースローが勝利をたぐり寄せた。広島はワイルドカードからの下剋上を完遂し、初優勝。B.LEAGUE 5クラブ目の王者となり、B2を経験したクラブとしては初の快挙を成し遂げた。チャンピオンシップMVPはGAME 2の勝利の立役者となり、今日も2本の3Pシュートが効果的だった#30山崎が選ばれた。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「(勝利が決まった瞬間の思いを聞かれ)まずは琉球を本当に心から称えたい。ディフェンディングチャンピオンとして、素晴らしい戦いをこの地で繰り広げてくれた。本当に素晴らしい試合だったと思う。このシーズンを通して、 本当にタフなシーズンだった。負傷者や大きな波もありながら、選手1人1人が信じてここまで戦って、戦い抜いてくれたと思う。シーズンを通して 最後まで私たちを信じて、1人1人を信じて戦ってくれた選手たちを本当に誇りに思う」
■中村拓人
「(勝利が決まった瞬間の思いを聞かれ)ブザーが鳴った後、あまり実感は湧かなかったが、チームメイトが喜んでいる姿やブースターの皆さんが本当に喜んでる姿を見た時に、優勝したんだなっていうのを改めて感じた、クラブもどんどん歴史を作っていく中で、その一員になることができて僕自身嬉しかったなと思う」
■山崎稜
「(勝利が決まった瞬間の思いを聞かれ)試合が終わって優勝した瞬間というのはあまりすぐ実感が湧いてくることもなく、少し変な感覚に襲われた。それでもチームメイトが喜んでいる姿を見て、僕たちがやり遂げたんだなと改めて感じた」
2024-05-29
【試合結果】5/26(日) 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME2
5/26(日 )日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME2の試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 72-63 琉球ゴールデンキングス
(1Q: 21-14、2Q:9-20、3Q: 18-13、4Q: 24-16)
スターター
広島:ケリー・ブラックシアー・ジュニア、中村拓人、ドウェイン・エバンス、河田チリジ、山崎稜
琉球: アレン・ダーラム、岸本隆一、今村佳太、小野寺祥太、ジャック・クーリー
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス
16得点
山崎稜
14得点
中村拓人
13得点
◆リバウンド
アイザイア・マーフィー
6リバウンド
ドウェイン・エバンス
6リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
5リバウンド
河田チリジ
5リバウンド
ニック・メイヨ
3リバウンド
◆アシスト
ドウェイン・エバンス
5アシスト
ニック・メイヨ
3アシスト
中村拓人
3アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
2アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
広島は#12中村のジャンプシュートで先制。琉球は#34小野寺の3Pシュートで得点。広島はここから#13エバンスの連続得点、#8ブラックシアーの3Pシュートで9-3とリード。琉球は3Pシュートを狙うも決まらず、広島リードで試合が進む。広島はさらに#15河田がレイアップを決めて11-3となり琉球がタイムアウト。タイムアウト後、琉球は#30今村の3Pシュートで得点するが広島の勢いは止まらず、#13エバンスが得点。ボールを回し空いたスペースから#12中村がレイアップで得点。さらに#30山崎も3Pシュートを沈め、18-8と広島が10点リード。琉球はここまでターンオーバーを3回と流れを掴めない。琉球が最後に#88牧がスティールから得点したが、21-14の広島が7点リードで1Q終了。
2Q
琉球は#4ローの3Pシュートで得点。広島は#5マーフィーの3Pシュートで対抗するが、琉球は#88牧の3Pシュート、#4ローのフリースローで得点し25-22の3点差に迫る。さらに#7ダーラムの3Pシュートで25-25の同点になったところで広島がタイムアウト。広島はパスミス、ターンオーバーが重なり得点できない時間が続く。この間、琉球も得点が止まり25-25の同点のままオフィシャルタイムアウトへ。ここから広島は#13エバンスのフリースロー、#30山崎の3Pシュートで5点リード。しかし琉球も#14岸本のレイアップや#4ローの3Pシュートなど9-0のランで逆転。このクォーターを9-20とした琉球が30-34の4点リードで前半終了。
3Q
琉球は#53カークのダンクシュートで得点。広島も#30山崎が難しい体制から2Pシュートを沈める。琉球は#4ローの3Pシュートや#7ダーラム、#30今村が立て続けに得点して32-43と琉球が11点リード。一方の広島は#13エバンスの3Pシュートで得点。琉球は約6分残しチームファウルが5つとなる。広島は#12中村がフリースローを2本、#8ブラックシアーも1つ沈めて得点。#12中村のスティールから#30山崎が3Pシュートを決め切り、41-43と点差を2点まで縮める。#13エバンスのゴール下シュートで44-43と広島が逆転。続けて#12中村のジャンプシュートで46-43の3点リード。しかし琉球も#15松脇の3Pシュートで同点に。広島は#8ブラックシアーが決め切り逆転。広島が48-47の1点リードで3Q終了。
4Q
広島は#8ブラックシアーの3Pシュート、一方の琉球は#45クーリーのゴール下シュートをそれぞれ決める。ここから#10上澤が3Pシュート、2Pシュートを沈めて、56-49と広島がリードを7点に広げる。広島は強度を上げたディフェンスで琉球に難しいシュートを打たせ、ターンオーバーを誘発。さらに広島はトランジションから#12中村が走り、#30山崎が落ち着いて3Pシュートを沈めて、60-49の広島が11点リード。一方の琉球は#53カークがフリースローで得点。広島は#13エバンスがペイントエリアに切り込んだ#12中村にパスして得点して62-51で琉球がタイムアウト。琉球はここから#7ダーラムがジャンプシュート、#45クーリ―がゴール下で得点。#14岸本、#4ローが3Pシュートを沈めて反撃を見せるも、広島は#15河田、#24メイヨが得点。ダメ押しの#12中村の3Pシュートが決まり72-63で広島が勝利となった。
まとめ
広島は前半から3Pシュートの成功率が9本中5本成功の55%と高確率をマークして、リードして前半を折り返す。対する琉球は3Pシュートの精度は落ちるもペイントエリアでの得点で徐々に追いつき、3Qでは一時11点のリードを広げて逆転する。しかし広島は、後半でも好調な3Pシュートを打ち続け、#30山崎が5本中4本を成功。#10上澤も琉球に追いつかれたのちに逆転の場面で3Pシュートを沈めるなど、3Pシュートを打ち切った広島はチーム全体で61.1%を記録した。最終的にはリードを9点に広げて広島が勝ち切った。
1勝1敗となったファイナルは、運命のGAME3へ。
次は勝っても負けても今シーズンのラストゲーム。昨季の王者琉球に勝てば、B.LEAGUE史上最大の下剋上。是が非でもチャンピオンをつかみ取りたい。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「タフなゲームだったなと思う。昨日の後半のような勢いを、今日前半から出していけたと思う。リズムを出だしからしっかりと作り、自信を持って40分間最後まで続けることができた。私たちも、この横浜アリーナで自分たちのバスケットボールができるという風に自信を持つことができたので、素晴らしい勝利だった」
■中村拓人
「(今日は、チームとしてディフェンスが良かったと思う。昨日のGAME1から改善した部分を聞かれ)昨日の敗戦から改めてチームの中でも共通認識を持ってしっかりとディフェンスの準備をした。それが結果的にこういう風にいい流れにつながったので、そこは引き続き、次のゲームもやっていかないといけない。その中でもミスコミュニケーションのところが何個かあったので、そういったところは修正していきたい」
■ドウェイン・エバンス
「(昨日のGAME1では、7点に抑えられたが、今日は16点でチームトップの活躍を見せた。どのように切り替えて臨んだかを聞かれ)昨日とは変わっていないマインドセットだったと思う。本当に個人としては、コート上で常にアグレッシブにプレーしていこうという意識は持ってやっている。昨日も振り返ると、オフェンスなどでは、チーム全員のオフェンスが停滞していた時間があったが、今日はパスがよく回っていたし、チームオフェンスがよく効いていた印象」
2024-05-26
【試合結果】5/25(土) 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME1
5/25( 土)日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME1の試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 62-74 琉球ゴールデンキングス
(1Q: 16-24、2Q:9-19、3Q: 18-19、4Q: 12-19)
スターター
広島:アイザイア・マーフィー、中村拓人、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ、山崎稜
琉球:アレン・ダーラム、岸本隆一、今村佳太、小野寺祥太、ジャック・クーリー
主なスタッツ
◆得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
15得点
河田チリジ
10得点
山崎稜
10得点
ドウェイン・エバンス
7得点
ニック・メイヨ
7得点
◆リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
8リバウンド
河田チリジ
5リバウンド
アイザイア・マーフィー
4リバウンド
◆アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
4アシスト
ニック・メイヨ
4アシスト
中村拓人
2アシスト
ドウェイン・エバンス
2アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
琉球は#30今村の3Pシュートで先制。さらに#45クーリーのゴール下、#14岸本の3Pシュートで8-0のランに成功する。広島は#12中村の3Pシュートで初得点。続いて#24メイヨも3Pシュートで得点。追いつきたい広島だが、琉球はセカンドチャンスから#7ダーラムの3Pシュートが決まり、徐々に得点を重ねて点差を広げ、8-13と琉球リード。広島は#30山崎の3Pシュートで11-16と5点差まで迫るも、琉球も#4ローの得点で11-18となり広島がタイムアウト。アグレッシブに攻撃する広島だが、琉球のディフェンスに対して得点が決まらず、琉球は#14岸本の3Pシュートで10点差。広島はここから#15河田のダンクシュートや#8ブラックシアーの3Pシュートで追い上げるが、16-24で琉球の8点リードで1Q終了。
2Q
琉球は#15松脇の3Pシュートで得点。広島はゴール下までボールを運ぶも決めきれない。琉球はさらに#4ローのジャンプシュート、#45クーリーがゴール下で得点。広島は約4分間得点が止まり16-32で広島がタイムアウト。タイムアウト後、さらに琉球は#88牧が3Pシュートで得点。広島は#8ブラックシアーがこのクォーター初得点を決めると、#5マーフィーも得点し、21-35でオフィシャルタイムアウトへ。広島は#13エバンスを起点に攻撃を展開。自ら獲得したフリースローを2本沈める。返す琉球はトランジションから#34小野寺のレイアップ、#7ダーラムの得点で23-43の20点差まで広げられる。2Q残り僅か、琉球のターンオーバーから広島ボール。#30山崎が3Pシュートを放つも決まらず、25-43と琉球18点リードで前半終了。
3Q
琉球は#7ダーラムのバスケットカウントで得点。広島は#30山崎が3Pシュート、さらに#13エバンス、#5マーフィーのレイアップで得点するが、琉球も#45クーリーや#14岸本が得点を重ね点差を縮めることができない。琉球は#30今村が連続3Pシュートを決め、32-56の24点差で広島がタイムアウト。タイムアウト後に広島が反撃。#30山崎の3Pシュート、#8ブラックシアーのジャンプシュート、#13エバンスのバスケットカウントで得点を重ねる。広島は高い位置からディフェンスを仕掛け、琉球のターンオーバーを誘い、#7船生の3Pシュートで43-59の16点差となり琉球がタイムアウト。しかし琉球も#88牧が3Pシュートを沈めて、43-62の琉球が19点リードで3Q終了。
4Q
広島は#15河田がゴール下、#12中村がフローターで得点。さらに琉球のターンオーバーから#15河田のダンクシュートで6-0のランに成功。49-62の13点まで点差を縮めて、琉球がタイムアウト。タイムアウト後は琉球の攻撃を抑え、再び#15河田が得点。しかし琉球も#15松脇が流れを断ち切る3Pシュートを沈めて53-65と琉球が12点リードでオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト後、再び#15河田がゴール下、#8ブラックシアーの得点で57-65の8点差。琉球はここから#30今村が3Pシュートを決め、57-68の11点差で広島がタイムアウト。タイムアウト後、広島#24メイヨがアリウープで得点するも、琉球は#14岸本が連続3Pシュートで得点。再び点差を広げて61-74。残り約1分、広島が最後のタイムアウトを要求するも62-74で敗戦となった。
まとめ
クラブ史上初のFINALSの初戦。リバウンドやターンオーバーはほぼ互角だったが、差が出たのは45.5%と高確率で決まった琉球の3Pシュート、広島の2Pシュートを38.6%に抑えた琉球のディフェンス。広島は序盤にゴール下のレイアップを数本外したことで前半、点差が開いた。4Qにようやく連続得点で反撃を開始。#15河田が攻守で粘りを見せたほか、守備でボールを奪い、最大24点のビハインドを一時8点まで縮めた。しかし前半の点差を覆すにはやや反撃が遅く、惜しくも敗戦となった。明日のGAME2は、今日の後半に見せた守備から流れを作るゲームで勝利し、GAME3へと繋げたい。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「琉球にいいスタート切られてしまったと思う。やはりチャンピオンチームの底力を見せつけられた。全体的に押し上げられてしまった印象で、 相手のエナジーやアグレッシブさに終始押されてしまった。だが、後半はしっかりと私たちも戦い続けて、いいゲームができたと思う。明日しっかり修正して、いい戦いができればと思う」
■ケリー・ブラックシアー・ジュニア
「(最終的にペイントエリア内での得点は上回ったが、パーセンテージ的にはかなり苦しい数字。琉球のディフェンスなのか、それとも自分たちのフィニッシュの精度に原因があったのかを聞かれ)琉球に良い形で入られてしまった。また、インサイドやアタックなどもかなりやられてしまった部分は、私たちが修正しなければいけないことだと思う。後半は、私たちも良いリズムを作れたので、明日は出だしからいい形を作りたい」
■山崎稜
「(琉球に3Pシュートを15本入れられた。明日に向けての対策を聞かれ)岸本選手や今村選手には、それぞれ8、9本も打たれている。そもそもその本数を打たせることがよくない。僕らのディフェンスのローテーションが原因で遅れたり、多少距離があったりしても2人は打ってくる。そういった部分を本来であれば試合中にアジャストしないといけなかったが、それができなかった。明日はしっかり修正して、チームでどういうディフェンスをしていくか答えを出したいと思う」
2024-05-25
日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 進出決定及びゲームスケジュールのお知らせ
いつも広島ドラゴンフライズへの熱いご声援をありがとうございます。
本日、5月20日(月)に開催された「日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24」名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の試合結果を以て、広島ドラゴンフライズは「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24(以下ファイナル )」への進出が決定いたしました。
ブースターの皆さまの力強い声援がチームへの勝利の後押しとなり、クラブ史上初のファイナル進出という、クラブの歴史を大きく塗り替えることができました。
ワイルドカードから地区優勝2クラブに勝利したドラゴンフライズの下剋上はいよいよ最終章へ。
「頂」からの最高の景色を、皆さまと共に!
決戦の地・横浜アリーナで、広島一丸となり共に戦いましょう!
最後まで広島ドラゴンフライズへ熱い応援をお願いいたします。
下剋上じゃけぇ!
対戦相手
琉球ゴールデンキングス
試合日程
GAME1:2024年5月25日(土)12:00 TIPOFF [予定]
GAME2:2024年5月26日(日)13:10 TIPOFF [予定]
GAME3:2024年5月28日(火)19:05 TIPOFF [予定]
※2戦先勝方式につき、GAME3はGAME2終了時に1勝1敗の場合のみ開催します。
会場
横浜アリーナ
チケット情報
▼ 座席・価格詳細は B.LEAGUEの公式HPをご確認ください。
https://www.bleague.jp/postseason/2023-24/finals/ticket/
▼ チケット販売スケジュール (日程により販売開始時間が異なります)
📅 FINALS出場クラブ ファンクラブ会員先行販売
●5/25(土) GAME1:5/22(水)12:15~
●5/26(日) GAME2:5/22(水)18:15~
●5/28(火) GAME3:5/22(水)19:45~
📅 一般販売
●5/25(土) GAME1:5/23(木)12:15~
●5/26(日) GAME2:5/23(木)18:15~
●5/28(火) GAME3:5/23(木)19:45~
✅ ご購入はこちら
https://bleague-ticket.psrv.jp/#cv=503
※ 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24において、広島ドラゴンフライズは「AWAY側」となります。
ファンクラブに入会すれば、先行販売にて購入可能です!
現在ファンクラブ会員でない方も、先行販売開始前にWEBよりご入会いただければ、先行販売が適用されます!
ファンクラブの詳細&ご入会はこちら👇
https://hiroshimadragonflies.com/booster-club2023/
※WEB入会で決済まで完了した方が対象となります。
※WEB入会以外のご入会方法は、上記の対象外となります。(FAX入会の場合、登録手続きに日数がかかるため先行販売開始に間に合わない可能性がございます。また、ホームゲーム会場/クラブショップ入会につきましては現在受け付けておりません。)
※ファンクラブ会員の特典として記載しております「ファン感謝祭」につきましては、現在チケットが完売状態となっております(車椅子席を除く)。あらかじめご了承ください。
2024-05-21
【試合結果】5/20(月) 日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 GAME3
5/20(月 )日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 GAME3の
試合結果をお伝えいたします。
本日の「日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24」名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の試合結果を以て、
広島ドラゴンフライズは「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24(ファイナル )」への進出が決定いたしました。
広島ドラゴンフライズ 79-73 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
(1Q:23-13、2Q:15-22、3Q:21-25、4Q:20-13)
スターター
広島:アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア・中村拓人、ドウェイン・エバンス、山崎稜
名古屋D: レイ・パークスジュニア、齋藤拓実、ティム・ソアレス、須田侑太郎、スコット・エサトン
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス
28得点
ニック・メイヨ
19得点
山崎稜
19得点
中村拓人
6得点
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス
8リバウンド
中村拓人
5リバウンド
ニック・メイヨ
4リバウンド
アイザイア・マーフィー
4リバウンド
◆アシスト
ドウェイン・エバンス
5アシスト
船生誠也
5アシスト
ニック・メイヨ
4アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
4アシスト
中村拓人
2アシスト
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
名古屋Dが#11須田の3Pシュートで先制。広島はすかさず#30山崎のシュートで返すと、#13エバンス、#24メイヨ、#30山崎の3Pシュートで12-8と逆転。名古屋Dは#43エサトンの3Pシュート、#10ソアレスのシュートで追い上げるも、広島#24メイヨが3Pシュート、さらにはゴール下シュートでバスケットカウントを獲得。23-13と広島が10点リードで1Q終了。
2Q
名古屋Dは出だしに#11須田が3Pシュートを決めると、広島は#8ブラックシアーが獲得したフリースローを決めて対抗。#34スミスを中心に攻める名古屋Dがじわじわと得点を重ね、#43エサトンのレイアップで29-29の同点に。追いつかれた広島は#24メイヨが3Pシュートを決めて3点リード。さらに#24メイヨが連続得点を決めて38-32と6点リード。名古屋Dは#1パークスジュニアがフリースローを決めて追い上げ、このクォーターは15-22となったものの広島が38-35と3点リードで前半終了。
3Q
名古屋Dが#1パークスジュニアが3Pシュートを決め38-38の同点。しかし広島は#30山崎がすかさず3Pシュートでリードを奪い返す。名古屋Dが直後に#2齋藤のシュート、#1パークスジュニアのレイアップを決めて勝ち越す。広島はここから#30山崎が3Pシュートを決めて逆転すると、#13エバンスを中心に攻めて51-44とリードを7点に広げる。名古屋Dはこの間に#2齋藤が負傷退場。ここから#1パークスジュニアが3本連続で3Pシュートを決め、さらには#11須田、#12中東が3Pシュートを決めて逆転。このクォーターは21-25となり、名古屋Dが59-60と1点リードして3Q終了。
4Q
広島は出だしで#30山崎が3Pシュートを決めて逆転。名古屋Dは#12中東がレイアップを決めて62-62と追いつくが、広島は#12中村のレイアップで勝ち越すとここから#13エバンスが爆発。フリースロー、ジャンプシュート、ダンクシュートを次々に決めて70-64と6点リード。しかしここから名古屋Dは#12中東、#10ソアレスが連続3Pシュートを決めて70-70で同点に追いつく。嫌な流れを断ち切ったのは直後の#30山崎の3Pシュート。この後は名古屋Dの攻撃を守りきり、#13エバンス、#30山崎のフローターシュートなどで得点し、このクォーターを20-13とした広島が79-73で勝利。B.LEAGUE FINALS 初出場を決めた。
まとめ
広島がクラブ史上初となるB.LEAGUE FINALS出場を決めた。試合の主導権を握り続けるも、後半に3Pシュートを決め続ける名古屋Dに追いすがられる。しかし、残り4分で追いつかれた直後に#30山崎が決めた3Pシュートが、試合の流れを大きく引き寄せた。リバウンドが互角だったこの試合、勝負を分けたのは広島が40.6%の高確率で決めた3Pシュート。#30山崎が6本中5本を決める。さらに#24メイヨ、#13エバンスも4本ずつ決め、これをことごとく要所で決めたことが試合を優位に運ぶ要因となった。このシリーズの2戦とも前半を14点ビハインドで終えていた広島が初めて前半でリードを奪い、その勢いそのままに後半を駆け抜けて勝利した。
広島は中地区、西地区の優勝チームをいずれも撃破して下剋上を果たし、初のB.LEAGUE FINALS進出。対戦相手はまだ決まっていないが、広島が初のB1制覇、究極の下剋上へ向け、突き進む。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「言葉が見つからない。毎試合積 み重ねるにつれ、レベルアップしていく選手たちの努力に驚くとともに、心から感謝している。まずCSの舞台に立ち、セミファイナルに進み、そしてファイナルまで進める、ここまで来れていることが全てが夢のようで、今でも信じられない。ここまで大きな目標を1つ1つ叶えることは簡単なことではないからこそ、実現できていることを誇りに思う。ファイナルの舞台へ進み、最高のチームで最後まで闘えることを楽しみにしている」
■山崎稜
「簡単な言葉にはなってしまいますが、最高の気分です。GAME3と言うこともあり、気持ちの勝負だったと思う。名古屋Dも僕たちも、お互い良い攻防で最後まで分からない展開だった中で、最後広島が気持ちを出し切れた試合だった。CSへの出場が決まった時から、”CSの舞台で闘えること自体、誰もが掴めるチャンスではない。自分がチームに貢献できることを全うし、楽しみながら、自信をもってプレーをしよう”と意識していた。それが良い結果につながってきていると思っている。僕たちチームにとって”朝山さんと少しでも長く”という想いがこのCSには詰まっていて、最後朝山さんの地元でもある横浜の地で、ファイナルの舞台へ進むことができることを嬉しく思うし、最後全員で有終の美を飾りたいと思う」
■ドウェイン・エバンス
「最高の勝利だった、幸せです。僕たちのバスケを全員でできた、本当に良い試合だった。どんな展開でも、しっかり試合に集中して、落ち着いて、流れをコントロールすることを意識していた。チームで一丸となって良い結果につなげることができたと思う。広島の皆さんのサポートがなければここまで来ることはできなかった。ファイナルの舞台で、最後まで一生懸命頑張って、感謝の想いを伝えたい」
2024-05-20