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9/2プレシーズンゲーム試合結果 広島79-65島根

【9月2日(土)プレシーズンゲーム 島根スサノオマジック戦ゲームレポート】
9月2日(土)にアウェイ島根県立体育館(浜田市)で行われました島根スサノオマジック戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 Pre-Season Game
広島ドラゴンフライズ79-65島根スサノオマジック
(1Q:27-14,2Q:18-23,3Q:15-12,4Q:19-16)
会場:島根県立体育館
入場者数:1114人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#8岡崎修司、#24田中成也、#42ケビン・コッツァー
島根:#0佐藤公威、#7渡邊翔太、#18相馬卓弥、#22小阪彰久、#40ジョシュ・スコット
<試合レポート>
☆第1Q
前回のプレシーズンゲーム京都戦から約1週間。チームは全員揃っての練習を重ね、非常に良い状態でこの島根戦に臨むことができる。相手は同じ中国地方で昨シーズンはB1昇格へ激しく戦ったライバル島根スサノオマジック。B1に昇格した島根はチームの陣容をガラッと変えて迎え撃つ。対する広島も前回ゲームからスターターを入れ替え岡崎、田中、コッツァーがスタートでコートに立つ。

ゲームは序盤から島根がファウルトラブルに陥いる。そして朝山が3Pを早々に決めて流れは広島に。司令塔の役割を果たすのも朝山か。アンドリセビッチHCが今季試みる新しい形だ。島根の激しいディフェンスプレッシャーにおされながらも、広島は山田を中心に高い成功率のフリースローで得点を重ねる。広島もディフェンスで集中し、足をしっかり動かして島根の得点を抑える。27-14。


☆第2Q

巻き返しを図る島根は新外国籍選手#40スコット選手を中心にインサイドを攻める。広島もドリスドムの時間帯はインサイドが苦しい。チャップマンが代わって入ると、昨季B1得点ランキング4位の攻撃力の片鱗を見せ、島根に傾きかけた流れを引き戻す。しかし島根も新主将#0佐藤の3Pなどで一気にビハインドを詰め6点差まで追い上げる。45-37。

☆第3Q

後半の立ち上がりはお互いに決定力を欠く。広島は山田、朝山、岡崎がシュートを放つも、島根#40スコットのディフェンスもあり決まらない。約5分が経過するところで広島は北川を送り流れを変える。さらにドリスドム、コート、坂田などフレッシュなメンバーがゲームを動かす。マルチなポジションをこなせる選手が多いため、アンドリセビッチHCも色々なオプションを実戦で試している。60-49。


☆第4Q

出だしで坂田のアシストからコートのファストブレイクが決まると、坂田がノッてくる。ファウルアウトが出た島根はベンチワークが苦しくなる。ここで一気に広島が攻勢を強め、北川、チャップマン、ドリスドムの連携などボールを早く動かす展開から得点するなど新チームの目指すものも表現できた。最後はドリスドムが3Pを沈めて試合終了。79-65。

今季初勝利、アンドリセビッチHCにとってもドラゴンフライズでの初勝利となった。主力メンバーを欠く島根であっても、B1チームに一度もリードを許すことなく快勝できたことはチームにとっても一つ自信につながるだろう。特にディフェンス面で2試合続けてB1チームを60点台の失点に抑えることができた部分は頼もしい。

一方で連携不足、コミュニケーション不足からの簡単な失点、激しいプレッシャーをかけられた中でのオフェンス面では課題が残る。アンドリセビッチHCの日々の成長、一日を大切にするという言葉の通り、開幕までの限られたゲーム、練習でチームとしてステップアップしていくしかない。

次回はBリーグ初代王者の栃木ブレックス戦だ。王者に挑戦できるまたとない機会だけに、しっかりと準備をして全力で戦いたい。もちろん栃木には田臥勇太選手と始め、元広島の竹内公輔選手、鵤誠司選手となじみのメンバーも揃う。それだけに間違いなくゲームも盛り上がるだろう。

いよいよシーズン開幕まで1ヶ月を切った。最高の準備をして、次は倒せチャンピオン。ジャイアントキリングをおこしましょう!
BE ONE!UNITED WE STAND!!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点

#13クリント・チャップマン 22点

#5山田大治         15点

#7坂田央                                  8点

#11北川弘         8点

#42ケビン・コッツァー   8点


島根スサノオマジック
◆得点

#40ジョシュ・スコット 26点

#1岡本飛竜      10点

#7渡邊翔太       9点

#18相馬卓弥      9点


 

<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆ジェイミー・アンドリセビッチHC
「決めるべきところで決めることができた。プレッシャーをかわしながら攻めることもでき、ターンオーバーも前回の京都戦に比べて少なく抑えることができたのではないか。ディフェンスではトランジションを早くすること、相手のセカンドチャンスを潰したことで失点を抑えられたことが良かった。チームとして手応えを感じるゲームだった。選手もみんな頑張ってくれて、前回に比べて良い内容だった選手も多かった。まだプレシーズンゲームの段階なので、結果どうこうよりも練習でやってきたことがゲームで出せるか、自分たちのやるべきことができたのか、そういった部分を反省したい。我々の目指すバスケットをさらにチームに浸透させ、表現できるようにまたしっかりと練習していきたい。」


☆#2朝山正悟
「全員が意識を高く戦い、前回の京都戦よりもHCの目指すバスケットをコート上で表現できたと思う。チームとして細かい部分の連携もできてきていて、全員の理解が高まっていることを感じた。しかし相手のプレッシャーに負けたり、簡単にレイアップを決められた部分もあったので、悪かった部分はしっかりと反省しないといけない。個人のプレイとしては可もなく不可もなくという評価だが、ゲームの展開の中で全体を落ち着いて見られたことは良かった。ここまで良い雰囲気で練習もできて来ているので、東広島での合宿でさらに連携を深め、フィジカルを仕上げて栃木ブレックスとのプレシーズンゲームに臨みたい。」


☆#7坂田央
「良い部分を長い時間出せたことが良かった。練習ではインサイドでのプレイが多いが、今日のゲームではアウトサイドでの役割を任されたことは自分の中で良い収穫になった。この東広島合宿でチームとしても、個人としてもステップアップしていきたい。」
 
【島根スサノオマジック】
☆鈴木裕紀HC
「新チームになって初めての試合でしたが、良い所と多くの課題が見つかったことで、次へのさらなるステップアップに繋げることができると思います。ボールマンにプレッシャーをかけて相手の得点をロースコアに抑えようと練習からずっとやってきたが、初めての試合で選手も気持ちが入っていて、ファールの境界線がなかなかアジャストできず、ファールトラブルからFTを16本も与えてしまったのは大きな課題です。しかし、プレッシャーをかける意識が全員にあることと、そこからクロスゲームに持って行けた選手たちのメンタルの強さは評価したい。課題もたくさん見つかったがいいファイトを見せてくれた。」

 

【次回ホームゲーム】

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