2/17試合結果 広島86-75群馬
【2月17日(金)群馬クレインサンダーズ戦ゲームレポート】 2月17日(金)にヤマト市民体育館前橋(群馬県前橋市)で行われました群馬クレインサンダーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第19節 広島ドラゴンフライズ86-75群馬クレインサンダーズ (1Q:14-13,2Q:30-19,3Q:21-22,4Q:21-21) 今シーズン成績:31勝6敗 会場: ヤマト市民体育館前橋 入場者数:645人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 群馬:#0小淵 雅、#15栗原奨太、#31アブドゥーラ・クウソー、#50梅津大介、#51根東裕隆 <試合レポート> ☆第1Q 12連勝をかけて中地区首位の群馬と激突。広島はいつものスターター。ゲームは立ち上がり重たい展開でお互いにスコアを決められない。インサイドを固める群馬に対して広島はシュートが決まらずリズムが出ない。逆に群馬はリバウンドで広島に競り勝ちチャンスを作るもののミスが出る。拮抗した状態で第2Qへ。14-13。 ☆第2Q 最近調子の上がってこなかったディロンが躍動する。ゲームをコントロールするとターンオーバーも奪って主導権を握る。鵤も積極的に自分でドライブを仕掛けて群馬ディフェンスをこじ開ける。ラマート、坂田のリバウンドでリズムも生まれ一挙30得点で44-32。良い流れで後半へ。 ☆第3Q ラマートがチームを引っ張る。バスケットカウントを獲得し、さらに田中のアシストからシュートを決めてリードを広げる。しかし個人ファウルが重なりエンダイと代わる。ここで少しリズムが乱れる。朝山に代わって北川を投入し、北川、鵤、田中のディフェンスの良い3人が流れを作りにいく。それでもターンオーバーやフリースロー失敗などできっかけをつくれず拮抗した展開が続く。65−54で最終Qへ。 ☆第4Q 3Q終盤の重たい空気が広島に漂う。それを振り払おうと朝山が3Pを沈めチームを鼓舞する。しかし東地区首位の群馬が勝利への執念を見せ群馬#50梅津の3P、さらに#11藤原の連続得点で5点差まで一気に詰める。佐古HCはここでタイムアウト。ホーム群馬に傾きつつある流れの中で群馬#1ケネディがまさかのフリースローを3本落とし、広島としては救われる。それでもラマートがファウルトラブルで残り5分を残してベンチに下がると、残り2分で4点差まで群馬が迫る。今日1番のシュートを決めたのは、その直後に3Pを冷静に沈めたディロンだった。鵤からのアシストをリング正面に構えたディロンへ。このパスをきっちりと決めてリードを7点差。ここからはファウルゲームとなり、フリースローをきっちり沈めていきゲームセット。接戦をなんとか逃げ切った。86−75。 後半かなり競った展開となったが、焦ることなく落ち着いて難敵を寄り切った。年明けから続くタフなゲームの中でチームとしての強さを感じられる内容だった。朝山の勝負ところでの働きは圧巻だが、ディロン、ラマートの安定感はチームに欠かせない。2Qでチームに勢いをつけた坂田にも、ここからさらにギアを上げて活躍を期待したい。依然として課題となるのはゾーンディフェンスの崩し、ディフェンスの激しさ、リバウンドだろう。交流戦も残り少なくなってきたが、西地区のチームも交流戦を経てよりパワーアップしているので、今のうちに修正し、チームをさらにステップアップしていきたい。 クラブレコードを塗り替える12連勝で暫定ながら西地区首位に立った。前節で佐古HCが語ったように、チームにプライドが感じられタフさも出てきた。連勝を伸ばし続ける中で個々のステップアップもしていけることだろう。明日も間違いなくタフなゲームになる。今日以上のゲームで快勝して、広島に帰ってきてほしい。 関東でのアウェイゲームにも関わらず沢山の会場での応援ありがとうございました。スポナビライブでいつも応援してくださる皆さまの声援も力の源です。 明日も共に戦って、13連勝しましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 18点 #12ダニエル・ディロン 17点 #21コナー・ラマート 12点 #18鵤誠司 11点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 8リバウンド #18鵤誠司 6リバウンド #0アジーズ・エンダイ 5リバウンド ◆アシスト #11北川弘 5アシスト 群馬クレインサンダーズ ◆得点 #50梅津大介 16点 #31アブドゥーラ・クウソー 14点 #1トーマス・ケネディ 12点 ◆リバウンド #55マーカス・カズン 10リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 8リバウンド #1トーマス・ケネディ 6リバウンド #15栗原奨太 5リバウンド ◆アシスト #0小淵 雅 5アシスト <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は久しぶりにチームでのファストブレイク、高いポジションでのプレッシャーが効いて良いスティールを何本か、そこに対しての決定率は後半落ちたが、前半は自分たちが立てた戦術通りの展開だったのではないかと思う。後半苦しんだのは、ビッグマンのファウルトラブルのところ。ヘルパーを少し深めに入れたところから3Pを決められたところがミスだった。ゾーンオフェンスに対しても悪くなく、3Pも嫌われて落ちていくというのも何本かあった。先週の練習で、群馬のゾーンに対して練習もしたという中で、イメージもあって、良いリズムでオープンサイドに球を展開出来ていた。明日も継続して我慢しながらしっかり1Q1Q戦っていきたいと思う。」 【群馬クレインサンダーズ】 ☆平岡富士貴HC 「前半に尽きるかなと思う。後半は良く選手達がファイトしてチームのルールを徹底しながら、我々のバスケットをしようとしてくれたので良い試合が出来た。ただ前半が全くプラン通りになってなかったという事が一つ、またミスから走られてしまった、イージーバスケットを前半にされてしまった事が敗因。今、チームも落ちてきてはいますが、現状打破する為に、もがいて這い上がっていきたい。」
2017-02-17
AWAYゲーム日程決定:第27、29節
日時、会場が未定となっておりました今シーズン第27、29節の日程が決まりましたので、ご連絡いたします。 ■第27節 愛媛オレンジバイキングス戦 4月15日(土)18:00 TIPOFF 4月16日(日)14:00 TIPOFF 会場:愛媛県総合運動公園体育館(愛媛県松山市) ■第29節 熊本ヴォルターズ戦 4月29日(土)17:00 TIPOFF 4月30日(日)14:00 TIPOFF 会場:熊本県立総合体育館(熊本県熊本市) 皆さまの応援よろしくお願い致します!!
2017-02-17
2/12試合結果 広島65-64西宮
【2月12日(日)西宮ストークス戦ゲームレポート】 2月12日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました西宮ストークス戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第18節 広島ドラゴンフライズ65-64西宮ストークス (1Q:15-13,2Q:19-20,3Q:16-17,4Q:15-14) 今シーズン成績:30勝6敗 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 会場:広島サンプラザホール 入場者数:1670人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 西宮:#0谷口 淳、#9谷 直樹、#13道原紀晃、#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ、#19梁川禎浩 <試合レポート> ☆第1Q スターターは前日と両チームとも同じ。ゲームは立ち上がりから重たい展開となった。試合開始から3分でようやく今日の1発目を山田が決める。広島は集中したディフェンスで西宮を抑えるが、リバウンドを西宮にリードされ、なかなかリズムが出てこない。15−13。 ☆第2Q 攻撃にリズムが出始めた両チーム。広島は仲摩、北川の得点でリードをわずかに広げる。さらにオフィシャルタイムアウト明けに朝山を出しゲームの流れを掴みにいく。残り4:12でディロンのブロックショットから北川がボールプッシュ、エンダイに繋いでバスケットカウント獲得。しかしこのチャンスでフリースローを外し、主導権を得られない。対する西宮は#15オーウェンスからのパスを#14ヴァンデンバーグが豪快にアリウープも決め、点差は開かない。前半終わって34−33と大接戦。 ☆第3Q お互いに我慢の展開が続く。広島はリングへアタックし、フリースローを着実に決めて、得点をつないでいく。一方でターンオーバーから西宮は得点を積み重ね、広島に大きなリードは許さない。西宮#9谷のファウルトラブルにも逆に西宮はオフェンスのリズムを上げて、広島を押し込む。同点で最終Qへ。50-50。 ☆第4Q 広島にとっては今シーズンナンバーワンのクロスゲームとなり、勝負の第4Q。目まぐるしくリードが入れ替わる。先にリードした西宮に対して、広島はディロンのドライブ、ラマートのミドルシュートで逆転。しかしその直後、残り4:17に西宮#14ヴァンデンバーグがインサイドで再逆転のアンドワンを獲得。ボーナスショットは外すもリードを奪う。 最近の広島はここからの粘りが違う。さらに昨日の4508名の応援に負けない大声援が広島を支える。アニキ朝山の連続3Pで同点、逆転すると、田中もそれに続いて3Pを決めて突き放し、リードは6点に。最後粘る西宮をなんとか突き放し、最終局面までもつれた熱戦を勝ちきった広島がクラブレコードを更新する11連勝を飾った。65−64。 今日の勝利でなんと広島はホームで15連勝!!地元では圧倒的な勝率で勢いに乗ってきた。 ただ前節同様に相手のゾーンディフェンスに対する対応力に大きな課題を残した。自慢のシューター陣に当たりが止まったときの脆さを露呈している。次節の東地区首位の群馬クレインサンダーズとのゲーム前に早急に対応が必要だ。タフなゲームが続く中でも連勝を11まで伸ばし、勝ちきれる強さが出てきた。特に今シーズンの勝負どころでの朝山の3Pの決定力は圧倒的な存在感だ。それに触発されるようにチームの雰囲気も良く、この勢いで交流戦を戦い切って、西地区での決戦に備えたい。 ホームアリーナ「広島サンプラザホール」では9/30の敗戦以来負け無し。幸いなことに残りホームゲームは全てホームアリーナでの戦いとなる。次節は群馬、3月には青森と遠征も控えるが、しっかりと準備をして乗り切って広島でエキサイティングなゲーム、最高の勝利をファンにみせていきたい。 「勝って兜の緒を締めよ」を肝に命じて、浮かれることなく、だが自信を持って一戦一戦、共に闘いましょう! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 17点 #5山田大治 12点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 8リバウンド #12ダニエル・ディロン 5リバウンド ◆アシスト #12ダニエル・ディロン 6アシスト 西宮ストークス ◆得点 #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 12点 #9谷 直樹 11点 #15ラリー・オーウェンス 11点 #4ドゥレイロン・バーンズ 10点 ◆リバウンド #15ラリー・オーウェンス 9リバウンド #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 7リバウンド #27石塚 裕也 5リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は我慢のバスケットだった。西宮のアグレッシブなリバウンドとボールプッシュに押し込まれる時間帯が長かった。40分間終始がっぷり四ツに組んだ状態で、大きなリードも取れなかった。ディフェンスではしっかりと頑張ることができたが、オフェンスではシュートアテンプトが今季ワーストのような数字で、あまり褒められる部分はないようなタフなゲームをしっかりと勝ち切ることができたことが何より大事。選手達が毎ゲームにしっかりとフォーカスができているし、ある種のプライドのようなものも出てきている。 今シーズンからゲーム後のハイタッチに選手と共に回っているが、チーム創設以来のファンの思い、熱意、期待の高まりを直接感じることができるし、昨日、今日を一つのスタートとして、ドラゴンフライズの新たな歴史を作るという気持ちになった。3年間支えて頂いているファンのため、そして選手にB1のコートに立たせたいという思いも強いので、残りゲームしっかりと結果を残したい。」 ☆#2朝山正悟 「昨日、今日と非常にタフなゲームになったが、昨日と今日で違ったのは第4Qの大事なところで追う展開になってしまったこと。全体を通してディフェンスの時間帯が長く、重いバスケットになった。第4Qの3Pを決めた部分は自分が決めてやろう、あのタイミングしかないと思って打った。結果的に入って良かった。今日は勝負がかかったところで決めきれ、勝負所でチームをひっぱり勝つことができ昨日以上に満足している。ホームでは絶対に負けないという強い気持ちでチーム全員戦っているので、面白いゲームをみせて、お客さんには満足して帰ってもらえるように頑張っていきたい。」 ☆#5山田大治 「オフェンス回数が少なく常にディフェンスをしているような感覚だった。今日は苦しい展開になっても最後まで諦めず、勝負どころで朝山、田中が3Pを決めて、勝つことができた。個人としてはあのような展開でも負ける気はしなかったし、常に自分が決めてやろうという気持ちで楽しんでプレイしている。タフなゲームを連勝できて、チームの雰囲気も非常に良いし、このいい流れを続けてプレーオフまでいきたい。」 【西宮ストークス】 ☆髙橋哲也HC 「結果としては非常に残念。FGの成功率が33%とオフェンスがあまりうまくいかなかった。これからシーズン残りのゲームがあるので、自分たちの得点のできるできる形を練習して、試合で実行していきたい。2連敗というのは痛い連敗であることは間違いないが、自分たちがステップアップしていくための課題が出たことは前向きに捉えたい。」
2017-02-12
2/11試合結果 広島84-79西宮
【2月11日(土)西宮ストークス戦ゲームレポート】 2月11日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました西宮ストークス戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第18節 広島ドラゴンフライズ84-79西宮ストークス (1Q:22-15,2Q:10-22,3Q:24-15,4Q:28-27) 今シーズン成績:29勝6敗 マンオブザマッチ:#11北川弘 会場:広島サンプラザホール 入場者数:4508人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 西宮:#0谷口 淳、#9谷 直樹、#13道原紀晃、#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ、#19梁川禎浩 <試合レポート> ☆第1Q ホームアリーナ広島サンプラザホールには開場前から多くのファンが列をつくり、今日のゲームを待ちわびた。スターターには不動の鵤、田中、ラマートらいつものオーダー。ゲームは立ち上がり大歓声を味方につけた広島が主導権を握る。田中、ラマートが得点を決め、代わって入ったエンダイもリバウンドでリズムをつくる。リードして第2Qへ。22-15。 ☆第2Q 広島はターンオーバーからリズムを失う。鵤、ディロン、田中とターンオーバーが連鎖し、西宮#3松崎のスティールから得点を与え瞬く間に逆転を許す。リードが一転追いかける展開になり、固くなったのかアウトサイドのシュートの確率がグッと下がり、8点差まで点差を広げられる。それでもハーフタイム直前で田中が3Pを決めて5点ビハインドで後半へ。32-37。 ☆第3Q ディフェンスからのリズムで戦う広島のスタイルをここから作り直す。田中の3Pで44-44の同点に追いつくと、ラマートのブロックショットから朝山が3Pを決めて逆転。一方で西宮もオフェンスリバウンドからつないで簡単には主導権は渡さない。しかし前節から波にのる北川が流れを一気に広島に引き寄せる逆転の3Pを沈めて、4508名で埋まったアリーナの大歓声が起こる。56-52。 ☆第4Q 第3Qの勢いをそのままに朝山、北川の連続3Pなどで17連続ポイントで15点にリードを広げる。ここから西宮も粘りをみせ、終盤はファウルゲームに。ここで広島はフリースローを決めきれず、もつれる展開に。西宮#9谷の3Pで4点差まで詰め寄るも、追い上げもここまで。84-79で広島が逃げ切り10連勝を飾った。 広島サンプラザホールには4508名というこれまでのクラブレコード2851名を大きく更新する大勢のファンが駆けつけた。その大観衆の前で見事逆転での10連勝。10連勝もクラブレコード更新となりダブルメモリアルゲームとなった。前節の信州戦に引き続き、逆転での勝利ということで、チームとしての地力、タフさが出てきている。今日のゲームでは4508名の大歓声がチームを後押しし、第3Qでの逆転につながったことは間違いない。本ゲームのかつてないアリーナの雰囲気、大声援、熱気はドラゴンフライズのクラブ史に大きな足跡を残すと共に、B1に向けて大きな光となった。 シーズンはまだ中盤。クロスゲームを勝っていることは評価できるが、自分たちのバスケットを遂行し、佐古HCが掲げるディフェンス主体のスタイルを形にするためにも、安定して守り勝つゲームを増やしていきたい。 明日も西宮ストークスとの対戦。今日、アリーナで一緒に戦ってくださった皆さま、スポナビライブで戦ってくださった皆さま、明日も一緒に闘いましょう! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 14点 #24田中成也 13点 #0アジーズ・エンダイ 12点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 8リバウンド #5山田大治 6リバウンド ◆アシスト #5山田大治 5アシスト 西宮ストークス ◆得点 #13道原紀晃 20点 #4ドゥレイロン・バーンズ 14点 #9谷 直樹 12点 #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 10点 ◆リバウンド #14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 9リバウンド #15ラリー・オーウェンス 9リバウンド #27石塚 裕也 6リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「第2Qで珍しくターンオーバーが立て続けに起きてしまい、しかも単純なミスからのターンオーバーが出たことで自分たちのリズムを失ってしまった。ハーフタイムをはさんで後半の立ち上がりで良い形をつくることができ、田中、朝山、北川の3Pが効果的に決まって流れを取り戻すことができた。第4Q残り2分を切ってから、西宮のプレッシャーディフェンスと速いオフェンスを受ける形になり、最後もう少しきっちりと勝ちを得れないあたりが物足りないし、スッキリと終われれば、お客さんにももっと良い印象を与えられたのではないか。4508名という来場者の数はこれまでは想像もつかないほどの夢のような光景で、ずっと支えて頂いている方には感謝をしている。今日は選手にとっても色んなことを感じながらのゲームでプレッシャーもあったと思う。10連勝というは優勝までのあくまで通過点だが、簡単に出来ることではないし、支えて頂いている方へのプレゼントとして価値のあるものだと感じる。」 ☆#2朝山正悟 「4508名と大歓声の中でバスケットができ、率直に気持ちが良かった。その中でしっかりと勝てたこと、これほど多くの方に来てもらったことに、これからのバスケットの可能性を感じるゲームだった。今日は出だしが非常に良かったが、第2Qでダメになったのは自分たちの弱さが出た結果。勝った中での反省点として次につなげていきたい。」 ☆#11北川弘 「正直、4508名という数字は未知の観客数で、慣れていない分、人酔いしそうなぐらいだったが、もちろん高まるものもあった。追いかける展開のなか、この大歓声に本当に力をもらってプレイできた。大観衆の前で勝つことができ、少しホッとしている。一戦一戦、目の前のゲームを全力で戦ってきた結果、10連勝という記録もついてきている。接戦を勝てているというのはチームとしても上がってきていると感じるし、個人的にも迷いなくプレイできている時間が増えてきている、ガードとしてまだまだ出来ることはあると思うので、残り試合をしっかりと戦っていきたい。」 【西宮ストークス】 ☆髙橋哲也HC 「全体としては残念な結果に終わってしまった。オフェンス、ディフェンスともに悪かったわけではなく、明日につながるという意味では良いゲームだった。ただ最後、バスケットボールの流れを止められなかったという部分があって、負けてしまった。」
2017-02-11
2/5試合結果 広島81-79信州
【2月5日(日)信州ブレイブウォリアーズ戦ゲームレポート】 2月5日(日)にホワイトリング(長野県長野市)で行われました信州ブレイブウォリアーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第17節 広島ドラゴンフライズ81-79信州ブレイブウォリアーズ (1Q:22-18,2Q:7-21,3Q:19-14,4Q:21-16,EX1:12-10) 今シーズン成績:28勝6敗 会場:ホワイトリング 入場者数:3934人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 信州:#1和田保彦、#9ジェロエン・バンダーリスト、#11齊藤洋介、#24鈴木 大、#26上杉 翔 <試合レポート> ☆第1Q 昨日と同じスターターで両チームの熱戦がスタートする。広島はラマート、山田、エンダイを中心にゲームを組み立てていく。オフェンスリバウンドで攻撃をつなぎ、リズムを生み出す。信州も引き離されないよう、食らいつき互角の立ち上がり。22-18。 ☆第2Q 勝利へギアを上げて守る信州に対して、広島はミスからリズムを完全に失う。ゾーンでインサイドを守る信州に対し、広島はアウトサイドからシュートを狙うも、リングに嫌われ、4分間スコアを上げられない。逆転を許した広島はフラストレーションがたまっているところで、連続でオフェンスファウルも取られ悪循環に陥る。その隙に信州は#9バンダーリストが3Pを決め、リードを広げる。10点のビハインドで後半へ。29-39 ☆第3Q ビハインドを縮めたい広島は山田のスティールからのファストブレイク。しかし信州#1和田の3Pで出鼻をくじかれる。ホームの大声援をうける信州は簡単には崩れない。お互いに点を取り合い、点差は8点前後から詰まらない。第3Q終了間際に北川のアシストから朝山が3Pを決めて5点差で最終Qへ。48-53。 ☆第4Q 信州ブースターが勝利へ向け、声援がさらに大きくなる。広島はとにかく1本ずつ決めていきたいところ。全員で集中したディフェンスで信州のオフェンスを抑え、スティールから鵤の得点をつないで、残り4:48でいよいよ2点差まで迫る。しかしここからも簡単には逆転までいかない今日のゲーム。エンダイが2本のフリースローを外すと、#9バンダーリストの3Pにフリースローで残り2:31で9点ビハインド。後が無くなった広島は北川がコートに入り、背水の陣で攻撃をしかける。 ココぞで頼りになる朝山の3Pで6点差。続いてオフェンスリバウンドで粘りマイボールにすると信州のテクニカルファウルを誘い、このフリースローも朝山がきっちり沈め、5点差。マイボールで始まった攻撃を北川が会心のレイアップでバスケットカウントを得て3点プレイ。2点差。続く信州の攻撃を3秒バイオレーションに追い込み、このチャンスをまたもや北川が自ら持ち込み技アリのフローターで同点。残り22.2秒でゲームをふりだしに戻した。このままゲームは延長へ。69-69。 ☆オーバータイム1(EX1) 土壇場で延長に持ち込んだ広島が勢いのままラマートの3P、エンダイのスティールからの得点でリードしていく。それでも4000人近いファンの前で勝利を見せたい信州の執念がゲームを簡単には終わらせない。広島のターンオーバーを誘発して、追い上げる。残り51秒で点差はわずか1点。緊迫した最後の場面でフリースローを打つエンダイが気迫で1本沈めて、81-79で広島が勝利を手にした。 今シーズン初のオーバータイムにもつれた激戦を制し、薄氷を踏む勝利ながらも9連勝。今シーズンの連勝記録を9に伸ばした。連日の逆転勝利にチームの精神的な強さが出てきた。その中心はキャプテンの朝山であったが、チーム全体で最後まで諦めること無く、勝利への執念を燃やした姿は前半戦から確実に成長している。第4Qの途中から出場し、値千金の同点シュートを決めた北川はオーバータイムでも存在感を発揮した。エンダイ、ラマートはそろってダブルダブルの活躍で攻守で勝利に大きく貢献した。それでもチームとしてシュート、フリースローの確率の悪さは早急に改善が必要だ。次節の西宮ストークスも強敵だが、ホームで負けるわけにはいかない。 西地区では島根と広島が同率で首位で並び、熊本もぴったりとつける。まずは一戦一戦、目の前のゲームに集中して良いゲームで勝っていきたい。 次節は広島でも4000人のファンでアリーナを朱色に染めて、連勝街道を爆進しましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 23点 #0アジーズ・エンダイ 18点 #21コナー・ラマート 16点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 15リバウンド #21コナー・ラマート 12リバウンド ◆アシスト #18鵤誠司 5アシスト 信州ブレイブウォリアーズ ◆得点 #9ジェロエン・バンダーリスト 27点 #22チャド・ポスチュマス 18点 ◆リバウンド #9ジェロエン・バンダーリスト 16リバウンド #22チャド・ポスチュマス 8リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「昨日やられた部分を修正しきれないゲームになった。信州の両外国籍選手の2ビッグの時間帯に少し走られたり、ペイント内で押し込まれたりと、イージーに得点を与えてしまった。また3Pも効果的に決められ、苦しい展開となった。それでも選手が最後まであきらめずに戦った結果、延長戦に持ち込み勝つことができた。この2戦で我々のウィークポイントが露わになり、ストロングポイントを消されたときのセカンドオプションをもう少し練習の中でやる必要性を感じた。我々のゲームの組み立てが上手くいかない苦しい中で、この2連勝でステップアップする機会を得る形となり良い経験となった。」 【信州ブレイブウォリアーズ】 ☆小野寺龍太郎HC 「」
2017-02-05
2/4試合結果 広島83-77信州
【2月4日(土)信州ブレイブウォリアーズ戦ゲームレポート】 2月4日(土)にホワイトリング(長野県長野市)で行われました信州ブレイブウォリアーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第17節 広島ドラゴンフライズ83-77信州ブレイブウォリアーズ (1Q:14-17,2Q:19-20,3Q:22-24,4Q:28-16) 今シーズン成績:27勝6敗 会場:ホワイトリング 入場者数:2743人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 信州:#1和田保彦、#9ジェロエン・バンダーリスト、#11齊藤洋介、#24鈴木 大、#26上杉 翔 <試合レポート> ☆第1Q 広島は山田がスターターに戻り、いつもの布陣。少し広島がふわっとした立ち上がりをしたところをホームの信州がたたみかける。広島はミドルシュートが決まらず、ディフェンスリバウンドから3Pを決められ点差が9点まで広がる。ここからズルズルといかない強さが広島にある。フリースローを朝山が落ち着いて2本沈め、ターンオーバーからエンダイが豪快にダンクを決めて5点差。落ち着きを取り戻す。14-17。 ☆第2Q 早い時間帯に逆転したい広島だったが、リズムをつかんだのは信州。パスミスなど広島にイージーなターンオーバーも出て、信州が外国籍選手の強力なインサイドから連続して得点を決める。鵤がなんとか3P、スティールからの速攻で得点を奪うが、信州の激しいディフェンスにフラストレーションがたまり、リズムが出てこない。逆転できずビハインドを背負って後半へ。33-37 ☆第3Q 後半立ち上がりですぐに同点に追いついた広島。ここからお互いにスピーディな展開で、点の取り合いに。広島は鵤が積極的にドライブをしかけて、相手ディフェンスにプレッシャーをかける。しかしこの日の広島はアウトサイドのシュート確率が上がらない。逆転勝利をかけ後半へ。55-61。 ☆第4Q ここまでのシュートの嫌な流れを断ち切る坂田、田中のアウトサイドからのシュートで62-66と詰める。さらに残り6:52で田中が3Pを沈めて1点差。続くディフェンスを防ぎ切ると、みたび田中が3Pを決めてついに逆転68-66。オフィシャルタイム直前にオフェンスリバウンドを粘ってディロンがレイアップを沈めて、一気に広島に流れを引き寄せる。ここで70-66。逆転され怒涛の反撃をみせる信州に対し、残り1:46からオフェンスをつなぎ時間をつかってフリースローを獲得。これをきっちり沈めてリードを6点差に広げ、追いすがる信州を振り切って勝利を決めた。83-77。 最後までどちらが勝つか分からない好ゲームとなったが、広島としては反省点が目立つ内容となった。ホワイトリングという特別なアリーナで、特別なゲームとして位置づけていた信州の気持ちが立ち上がりからしっかりと入っており、攻守に渡って集中力を見せ主導権を握った。対する広島は積極的に攻撃をしかけるものの、シュート確率があがらずリズムが出なかった。それでも再三得たフリースローをきっちり沈めていき、食らいつく展開となった。 今シーズン追いかける展開から最後に逆転するというゲームは少なかっただけに、今日の勝ち方は大きな経験となる。鵤の積極性、田中のここぞの3Pなど、若手がチームを引っ張っての勝利に、勢いに乗って明日も勝利したい。 西地区はまだまだ混戦状態。先に負けるわけには絶対にいかない。 明日も共に闘って9連勝で広島に戻りましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #18鵤誠司 16点 #21コナー・ラマート 13点 #0アジーズ・エンダイ 12点 #24田中成也 12点 #12ダニエル・ディロン 11点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 9リバウンド #12ダニエル・ディロン 8リバウンド #24田中成也 8リバウンド #0アジーズ・エンダイ 6リバウンド ◆アシスト #12ダニエル・ディロン 5アシスト 信州ブレイブウォリアーズ ◆得点 #9ジェロエン・バンダーリスト 28点 #22チャド・ポスチュマス 18点 ◆リバウンド #9ジェロエン・バンダーリスト 13リバウンド #22チャド・ポスチュマス 9リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日はゲームの出だしから信州の速いオフェンスにおされた。前半はそれによって我々のディフェンスラインが下げられ、プレッシャーディフェンスができない状態になった。ビックリするぐらいシュートが入らず、点数の取り方がいつもの形ではなく、苦しみながらもゴール下からねじ込むような形でなんとか凌いだ。後半はディフェンスラインを上げることが出来、第4Qに入ってオフェンスリバウンドをかなりつなぐことが出来た。我々のバスケットとする全員が動きながらボールにアジャストしてスペースをとっていくという部分だが、今日は最終的にどっちに転ぶか分からない展開で、ルーズボール、リバウンドのボールが我々に良い形で転がってきた。明日はゲームの入りからディフェンスラインを押し上げて、良いオフェンスにつなげていきたい。」 【信州ブレイブウォリアーズ】 ☆小野寺龍太郎HC 「まず、この素晴らしい会場を作り上げてくださった皆さんに感謝しています。しっかりディフェンスでのコミュニケーションをすることができていたが、終盤ディフェンスリバウンドが取れず、セカンドチャンスを広島に与えてしまった。4Qのフリースロー、セカンドチャンスを与えてしまったことに尽きます。会場の後押しがあり、選手も期待に応えようとタフにコートで表現してくれていた。明日は今日以上にタフにリバウンド争いを勝たないといけない。」
2017-02-04
1/29試合結果 広島88-75FE名古屋
【1月29日(日)ファイティングイーグルス名古屋戦ゲームレポート】 1月29日(日)に呉市総合体育館(広島県呉市)で行われましたファイティングイーグルス名古屋戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第16節 広島ドラゴンフライズ88-75ファイティングイーグルス名古屋 (1Q:20-16,2Q:25-8,3Q:20-24,4Q:23-27) 今シーズン成績:26勝6敗 マンオブザマッチ:#2朝山正悟 会場:呉市総合体育館(オークアリーナ) 入場者数:1632人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 FE名古屋:#6大塚勇人、#11神津祥平、#20河相智志、#21ソロモン・ アラビ、#22福澤晃平 <試合レポート> ☆第1Q 広島東洋カープ田中広輔選手が応援する中、広島は山田の欠場に代わって坂田がスターターとして出場。大黒柱がいない中、主導権を握りたい広島の攻撃にFE名古屋#21アラビが立ちふさがる。それでも残り6:01のターンオーバーからの坂田の得点を契機にリズムをつかみ始めると思われた矢先に、坂田が3ファウルをとられ、嫌なムードが漂う。しかしその直後にキャプテン朝山が3Pを決めて嫌なムードを引きずらない。20−16とリードして第2Qへ。 ☆第2Q 地元呉でコートに立った仲摩がディフェンスでチームを引っ張る。北川の良いリズムのオフェンス、仲摩の粘り強いディフェンスで流れを一気に広島に引き込み、怒涛の15連続ポイント。エンダイを中心にインサイドでもFE名古屋からアドバンテージをとる。終了間際にはディロンからの絶妙なアシストでエンダイがダンクを決め、アリーナの盛り上がりも最高潮に。45−24で後半へ。 ☆第3Q 流れを変えたいFE名古屋が激しくプレッシャーをかける。広島はアウトサイドからのシュートが入らず、流れは徐々にFE名古屋に。それでも得たフリースローをきっちり沈めて、FE名古屋に主導権は渡さない。残り1:48朝山がカウントアンドワンも決めるなど苦しい時間をつなぐ。65−48で最終クォーターへ。 ☆第4Q FE名古屋#22福澤、#25カーニーの3Pが広島を襲う。リードも11点まで詰められ、さらに北川がアンスポーツマンライクファウルも取られ、広島がタイムアウト。勝負の時間帯がやってくる。オフィシャルタイムアウト後のFE名古屋リスタート、朝山と北川がディフェンスプレッシャーをかけてターンオーバーを得ると、このチャンスを鵤のアシストをエンダイが決め75−60。勝利を引き寄せる。ここからはディロンの3PなどでFE名古屋を振り切って勝利。正念場のゲームで貴重な連勝を挙げた。 山田が欠場、坂田の早い時間帯でのファウルトラブルと、難しいゲームをマンオブザマッチの朝山を中心に40分間よく守り、チームプレイで勝利を掴んだ。特に地元ゲームに期するものを持ってコートに立った仲摩がみせた第2Qのハッスルプレーが勝利を大きく引き寄せた。プレーオフでも対戦する可能性のある中地区首位のFE名古屋に連勝できたことは、B1昇格を見据えても大きな勝ち星といえる。まだまだ西地区は首位で3チームが並ぶ状況で熊本、島根よりも先に負けるわけにはいかない。 次節は長野で信州ブレイブウォリアーズとの対戦となり、次のホームゲームは再び中地区の強豪西宮との対戦。チームも後半戦にはいり、完成度が高まってきた。タフな交流戦はまだまだ続くが、広島らしいディフェンスからのゲームメイクで勝利を積み重ねていきたい。 残すホームゲームは全てホームアリーナの広島サンプラザホールでのゲーム。地元広島のファンと共に一つでも多くの勝利の瞬間を共有すると共に、大きな歓喜を目指して、ここからも共に闘いましょう!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #12ダニエル・ディロン 20点 #2朝山正悟 15点 #0アジーズ・エンダイ 14点 #18鵤誠司 11点 #11北川弘 11点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 9リバウンド #18鵤誠司 7リバウンド #21コナー・ラマート 6リバウンド #24田中成也 5リバウンド ◆アシスト #12ダニエル・ディロン 4アシスト #18鵤誠司 4アシスト ファイティングイーグルス名古屋 ◆得点 #25ロドニー・カーニー 20点 #22福澤晃平 18点 #21ソロモン・ アラビ 12点 ◆リバウンド #21ソロモン・ アラビ 11リバウンド #25ロドニー・カーニー 6リバウンド #6大塚勇人 5リバウンド ◆アシスト #6大塚勇人 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「第2Qで良い形がつくって攻守が機能した。後半は得点差がついた部分で、少し緩む時間帯もあったが、ゲームが終わってみれば非常に素晴らしいゲームだった。今日はしっかりと選手もゲームにフォーカスできていたと思う。久しぶり今日はフリースローも安定していて、シーズンベストの成功率で今日のゲームの良さが表れた。得点では第3、4Qで負けてしまったので、もっとイージーに得点できるところのミスなどを大事にしていきたい。チームとして攻守のバランス、勝負所の見極めができてきている。ガード陣などがリバウンド、ヘルプなどスタッツに現れない部分も含めての貢献度が上がってきていて、チームに良い風をもたらしている。勝敗については、選手個々が危機感を持ってやっているが、まずは一戦一戦、次の信州戦でも1戦目勝って、2戦目もしっかりと我々のバスケットをしたい。」 ☆#2朝山正悟 「自分たちのバスケットが出来てFE名古屋に2連勝したことで、自信になった。練習の形になってきている部分にチームの成長を感じるし、チームとしても大きな自信になる。第2Qはディフェンスからオフェンスにうまくつなぐことが出来て、25−8という点差をつけることができた。特に仲摩が欠場した山田の穴をカバーしてくれた。こういう日替わりで活躍する選手が出てくる選手層の厚さが広島の強みになってくるだろう。」 ☆#11北川弘 「後から出ていく選手として、スターターの鵤とは違うプレイでゲームの雰囲気を大きく変えられるように意識してプレイしている。それが結果的に今日は第2Q良い形で表れた。よりアグレッシブにプレイしていくことが、いつでも自分の仕事。今日は第1Q終盤からつかみかけていた良いリズムを逃さず、第2Qの流れにつなげていけたのが良かった。」 ☆#36仲摩匠平 「年に一回の呉でのゲームで感慨深いものがあった。3年目にして、今年は自分自身も良いプレーで勝てて良かった。山田が欠場の中で、HCからも坂田と自分が期待をかけられていたので、第2Qのプレイで勝利につなぐことができて嬉しかった。この2連戦を2勝できたのは本当に大きい。後半戦はいいスタートが切れていると思うので、取りこぼしのないように一戦一戦戦うと共に、チームとしての質も上げていきたい。昨日今日のゲームでは小中学校の同級生、家族、親戚、昔の先生、そしてボランティアスタッフの中にも昔お世話になった先生もたくさんいて、多くの人に支えられてゲームができていると実感した。」 【ファイティングイーグルス名古屋】 ☆渡邊竜二HC 「この2連戦完敗という印象。今日のゲームで広島は#5山田大治がいないということでインサイド重視で臨んだが、逆にインサイドにこだわってしまって、我々の得意とするアップテンポの展開ができなかった。その時間帯に広島にアップテンポなゲームをやられてしまったことが今日の敗因。後半は自分たちのバスケットが少し出来たので、次戦以降この20分できたことを40分できるように修正していきたい。今日の敗戦で中地区での戦いにおいても厳しい状況になったが、逆に危機感を前向きに捉えて、一試合一試合、勝負していきたい。」
2017-01-29
1/28試合結果 広島85-74FE名古屋
【1月28日(土)ファイティングイーグルス名古屋戦ゲームレポート】 1月28日(土)に呉市総合体育館(広島県呉市)で行われましたファイティングイーグルス名古屋戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第16節 広島ドラゴンフライズ85-74ファイティングイーグルス名古屋 (1Q:17-14,2Q:14-13,3Q:30-23,4Q:24-24) 今シーズン成績:25勝6敗 マンオブザマッチ:#24田中成也 会場:呉市総合体育館(オークアリーナ) 入場者数:1306人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 FE名古屋:#6大塚勇人、#11神津祥平、#20河相智志、#21ソロモン・ アラビ、#22福澤晃平 <試合レポート> ☆第1Q 年に一度の呉開催。仲摩選手の地元に中地区首位の強豪ファイティングイーグルス名古屋を迎えた。広島はここ最近の不動のスターター。ゲームは序盤重い展開で得点が動かない。それでも広島は田中、ラマートのディフェンスリバウンドからリズムを掴みはじめ、朝山の連続ポイントでゲームの流れを引き寄せる。終了間際には田中が難しい3Pを決めてリードして第2Qへ。17−14。 ☆第2Q お互いに良いところを集中して潰し合うような接戦に。FE名古屋の高さに苦しむ広島だが拮抗した展開の中、残り3:14のところで同点まで迫られる。ここで広島が踏ん張る。リバウンドからのセカンドチャンスから得点をつないで、逆転は許さない。お互いに我慢の続く展開のまま、後半へ。31−27。 ☆第3Q 今日の主役#24田中成也の3P が一気に勝利の女神を引き寄せる。立て続けに3Pを決めてチームが波に乗ると、司令塔の鵤が牽引し11連続ポイントで一気にリードを17点まで広げる。しかしここから中地区首位の意地を見せるFE名古屋が息を吹き返す。#16坂本、#25カーニーの3Pなどで追い上げ61−50で最終Qへ。 ☆第4Q 勝負は第4Qへ。追い上げたいFE名古屋は#25カーニー、#21アラビを中心に攻め上がる。FE名古屋#25カーニーのスラムダンクで流れを引き寄せに行くが、直後、ディロンがスティールからのファストブレイクで流れは渡さない。そして残り1:36にラマートが落ち着いて3Pを決めて勝利を掴んだ。最終スコア85-74。 2017年最初のホームゲームということで固さも出て、ターンオーバーやフリースローの失敗の目立つ内容となったが、強豪FE名古屋から勝利を挙げ、連勝を6まで伸ばした。高さのある外国籍選手を揃えるFE名古屋からリバウンドで競り勝ち、接戦をものにできたのは非常に好材料。田中、ラマートのダブルダブルの活躍、特に最近安定して高いスタッツを残すラマートの存在感が際立つ。他にも朝山、鵤もチームを非常によく引っ張っているのも頼もしい。 明日もファイティングイーグルス名古屋とタフなゲームになることは間違いないが、リバウンド、ディフェンスでハッスルしてホーム連勝を飾りたい。 呉開催2日目もより大きな声援でチームに力を与えてください。 必ず連勝して、首位奪還へ!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 24点 #21コナー・ラマート 23点 #18鵤誠司 12点 #2朝山正悟 10点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 12リバウンド #24田中成也 11リバウンド #18鵤誠司 8リバウンド ◆アシスト #18鵤誠司 9アシスト ファイティングイーグルス名古屋 ◆得点 #25ロドニー・カーニー 18点 #21ソロモン・ アラビ 18点 #22福澤晃平 10点 ◆リバウンド #25ロドニー・カーニー 10リバウンド #21ソロモン・ アラビ 9リバウンド #16坂本 健 6リバウンド ◆アシスト #6大塚勇人 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は立ち上がり固さが出て、アウトサイドのシュート確率が悪かったが、名古屋も大事にプレイされていたのか重い展開となった。1Q からプレッシャーディフェンスをかけて、普段の名古屋よりも50センチでも1メートルでもリングより遠いところでボールを受けさせることを意識して臨んだ。オフェンスでは簡単なターンオーバーが目立ち、12あるターンオーバーの中でも悪い形のものが多かった。普段の失点アベレージよりも多く失点しているので、今日は点を取られすぎたゲーム。それでも名古屋の3Pの確率の悪さに救われている。ゲームの展開の中で田中の3P が効果的に決まったので、結果的に勝てたが、ひっくりかえる可能性があったゲームだった。 シーズンも半分が終わり、そろそろ我々のバスケットボールを完成させないといけない時期にきている。内内、内外、外外のつながりは成熟してきて、安定して得点は出来てきているので、一つの勝ち負けにこだわらずに、自分たちのバスケで一戦一戦をファイトしていきたい。」 ☆#2朝山正悟 「後半戦に入り、チームの全員がやるべきことが明確になってきて、チーム全体の気持ちが昂ぶってきていて非常に良い状態にある。今日は鵤、田中がリバウンドをかなりとってくれたことで、チームに大きなリズムを生み出した。我々の目指すディフェンス主体のチームというものが今日はこのディフェンスリバウンドの数に表れたのではないか。個人的にも非常に調子は良いが、しっかりプレーオフを見据えて、B2優勝までの道のりをしっかり戦っていきたい。」 ☆#24田中成也 「今年のホーム初戦、そしてプレーオフでも戦う可能性がある相手ということで、リバウンドを全体で勝つという共通意識を持って戦った。この3年で自分に足りていないのは継続してやる力だが、精一杯やることが自分の持ち味なので、点が入っても入らなくてもコートで存在感を出せる選手を目指したい。今日はアップのときから調子は良く、自然体でプレイ出来た。自分も今日のパフォーマンスを継続したいが、日替わりで活躍する選手が出て来るチームが強いチームだと思うので、明日もしっかりチームで戦っていきたい。」 【ファイティングイーグルス名古屋】 ☆渡邊竜二HC 「今日は広島にスカウティングをしっかりやられてこられた印象で、オフェンスをことごとく先回りされて防がれてしまった。一方でディフェンスで後手に回ってしまいファウルトラブルに陥ってしまった。今日はリバウンドでも10本近くビハインドで、さらにリングへのアタックができていなかった結果、ファウルももらえなかったことが敗因ではないか。明日はアップテンポな展開と全員でリバウンドを頑張っていきたい。」
2017-01-28
1/22試合結果 広島100-62福島
【1月22日(日)福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】 1月22日(日)郡山総合体育館(福島県郡山市)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第15節 広島ドラゴンフライズ100-62福島ファイヤーボンズ (1Q:22-22,2Q:23-9,3Q:22-9,4Q:33-22) 今シーズン成績:24勝6敗 会場: 郡山総合体育館 入場者数:1263人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 福島:#5友利健哉、#8村上慎也、#11ナイジェル・スパイクス、#21菅野翔太、#28枡田祐介 <試合レポート> ☆第1Q お互いに昨日と同じスターター。福島は昨日のゲームよりも激しいディフェンスでプレッシャーをかける。ゲームは序盤、激しさで上回る福島がリードする。ターンオーバーも出て、広島としては嫌な展開。ここで流れを引き寄せたのが、キャプテンの朝山。嫌な流れを断ち切るフローター、ミドルシュートを決めて、広島が追い上げていく。22−22。 ☆第2Q ディフェンスを修正した広島は福島のエース#0ボーズマンに仕事をさせない。リバウンドでもリズムを作って11連続ポイントで一気にリードを広げる。広島が主導権を握って後半へ。45−31。 ☆第3Q 前半からの勢いを広島は渡さない。集中したディフェンスでターンオーバーから得点をとり、福島の反撃のチャンスを摘み取る。14連続ポイントで点差は27点に。67−40。 ☆第4Q 点差が開いたなかで、広島はフリースローも着実に得点していき、さらにリードを広げる。代わって、出場した仲摩、岡崎、小林も得点を決めて全員得点の100点ゲーム。アウェイの大事なゲームで快勝をおさめた。100−62。 尻上がりに調子を上げて、難敵を会心のゲームで退けた。特に第2Q、第3Qをともに9失点で抑えたディフェンスは後半戦の大きな自信につながる。オフェンスでも昨日とは違うメンバーが点を取り、チーム全体の仕上がりの良さをみせた。どこからでも点が取れる攻撃力は大きな武器だ。 次節は中地区で首位をひた走るファイティングイーグルス名古屋との大事なゲーム。ホームの声援を力に変えて、絶対に勝ちたい相手だ。 西地区は熊本、島根、広島の3チームがゲーム差無しでならぶ大混戦。この交流戦で他地区の上位チームから勝利を挙げ続け、プレッシャーをかけなければならない。 15節が終わって、いよいよシーズンも折り返し地点。ここからさらにステップアップして、B2優勝へ突き進め!! 呉市で行われる2017年初のホームゲームも共に闘いましょう!!! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #12ダニエル・ディロン 15点 #2朝山正悟 13点 #11北川弘 11点 #5山田大治 10点 #7坂田央 10点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 10リバウンド #0アジーズ・エンダイ 7リバウンド #24田中成也 6リバウンド? #18鵤誠司 5リバウンド ◆アシスト #5山田大治 6アシスト 福島ファイヤーボンズ ◆得点 #11ナイジェル・スパイクス 13点 #22ドノバン・ルイス・カーク 11点 ◆リバウンド #11ナイジェル・スパイクス 7リバウンド #0セドリック・ボーズマン 6リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は出だし福島のディフェンスのプレッシャーに戸惑う形で始まったが、朝山選手のシュートが我々に流れを取り戻させ、チームも落ち着きを取り戻せた。ディフェンスも昨日のゲームから修正した部分を、選手がしっかりアジャストしてプレッシャーをかけることができ、2Q、3Qに20得点し、相手を1桁に抑えることができたことが最大のポイントだった。ゲームの流れをつくるリバウンドがしっかりとれたことで、このような展開に繋がった。」 【福島ファイヤーボンズ】 ☆森山知広HC 「非常に良い入りが出来たと思ったが続かなかった。サイズがあるチーム相手に自分たちから自滅してしまった2日間だった。60試合の中の一試合といい意味で切り替え、シーズン残り30試合あるので、自分たちの目標に向かってもう1回チーム全員でハードワークしたい。」
2017-01-22