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10/3(火)試合結果 広島68-66福島

【10月3日(火)B2第1節GAME2 福島ファイヤーボンズ戦ゲームレポート】
10月3日(火)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました福島ファイヤーボンズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ68-66福島ファイヤーボンズ
(1Q:10-20,2Q:25-13,3Q:17-14,4Q:16-19)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1097人

マンオブザマッチ:#2朝山正悟
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#36仲摩匠平
福島:#1ソロモン・アラビ、#8村上慎也、#18川満寿史、#21菅野翔太、#32武藤修平
<試合レポート>
☆第1Q
開幕戦で黒星を喫し、地元で連敗するわけにはいかない広島にとって大事な大事なゲームになった。序盤はお互いにシュートの精度を欠き、ターンオーバーからリズムを作れない。広島は北川のスティールから山田のファストブレイクなどで流れを掴みかけるも、福島#8村上の3Pやターンオーバーからの失点で逆転を許し、17連続ポイントを奪われ一気にリードを広げられる。福島#1アラビのリバウンドが強烈に広島を苦しめる。10-20。
☆第2Q
何としても悪い流れを断ち切りたい広島はインサイドからコッツァー、坂田のポイントで4点差まで詰める。さらに坂田はフィジカルの強さを生かし、インサイドで得点し20-22と競っていく展開に持ち込む。ここからチャップマンが存在感を発揮。コッツァーとの連携からアンドワン、北川のナイスアシストからのダンク、さらにフェイダウェイと1人で9連続ポイントで逆転に成功する。35-33。
☆第3Q
広島はオフェンスが噛み合わず、タフショット、ターンオーバーが続き、その間にディフェンスリバウンドから福島が得点を重ねていく。食らいついていかなければいけない広島もファストブレイクからファウルをもらって得点をつなぐ。仲摩のファストブレイクに対して福島#2徳川のアンスポーツマンファウル、次のオフェンスでコッツァーがアンドワンを取って逆転。さらに朝山のファストブレイクでの3Pでリードを5点に広げた。52-47。
☆第4Q

ドラマは最後に待っていた。福島はオフェンスリバウンドからつないで#8村上の3Pなど#1アラビが起点になって一気に逆転する。さらに福島#8村上が3Pを決めて54-59と嫌なムードに。広島はドリスドムが流れを変えるために積極的にリングにアタックしていく。しかしクロスゲームの中で広島はターンオーバーが減らない。リードを許したまま、いよいよ試合は残り40秒、62-64で広島がタイムアウト。次のオフェンスが勝負になる。ここでボールを託したのは朝山だった。サイドラインからボールを受けた朝山は迷わず3Pを放った。これが見事に決まって逆転。その後、再逆転を許すも、朝山のショットで勝負は決まっていた。最後はチャップマンがダンクをねじ込んで68-66で辛くも今季の初勝利を手にした。

どちらが勝ってもおかしくない、クロスゲームを制して勝利を挙げることができた。リバウンドで大きく福島に上回れ、終始苦しい展開だったが、食らいついていくことができた。バスケットの醍醐味のような終盤での逆転劇での勝利は勢いをつけられる。まだまだオフェンスでは連携不足のところからターンオーバーが多く、今季の形は見えてこない。それでも昨日はコッツァー、今日はチャップマンと外国籍選手のオフェンス力は頼もしい。すぐに週末のアウェイゲームが岩手で行われる。タイトなスケジュールになるが、まずはしっかり休み、この開幕節の反省点を個々で修正し次の岩手戦に臨みたい。

いよいよ始まったBリーグ。着実にステップアップし、完成度を高めていき最後は共に笑いましょう!
BE ONE!UNITED WE STAND!!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点

#13クリント・チャップマン 17点

#2朝山正悟        11点

◆リバウンド

#13クリント・チャップマン 8リバウンド

#3テレンス・ドリスドム   7リバウンド

#42ケビン・コッツァー    6リバウンド
 
福島ファイヤーボンズ
◆得点

#8村上慎也       18点

#1ソロモン・ アラビ   16点

◆リバウンド

#1ソロモン・ アラビ   13リバウンド

#32武藤修平       6リバウンド

#16ジャレッド・ショウ  5リバウンド

#23ディオン・ジョーンズ 5リバウンド

 

<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆ジェイミー・アンドリセビッチHC
「非常に苦しい入りをしたが、そこから立て直すことができた。全体としてディフェンスが良くなったと思う。ただ自分たちのターンオーバーから相手に簡単に得点を与えすぎている部分は改善しないといけない。ディフェンスでは昨日やられたファストブレイクを出されないようにハーフコートに抑えることができたのが特に良かった。初勝利ということで、昨日よりはいい気分ではあるが、まだまだチームは成長していかないといけないし、十分に成長の余地があると思っている。まずは日々成長という部分にフォーカスして取り組んでいきたい。」


☆#2朝山正悟
「昨日の敗戦があって、何としても勝ちたいという気持ちが勝利につながったと思う。勝ったとはいえ、全員に反省点があって、しっかりと練習して改善していきたい。まだまだ自分たちのバスケットを見せられたとは思っていないので、次にホームに帰ってくる熊本戦では違う姿をファンには見せたい。長いシーズンの中で悪い時はあると思うが、自滅によって負けるゲームを無くして、負けるとしてもやりきった中での敗戦から成長できるチームになっていきたい。」

 

☆#36仲摩匠平

「昨日の敗戦でチームが沈みかけた部分もあったが、全員が気持ちを切り替えて今日のゲームに臨むことができた。個人としてもスターターで出場し、最後の大事な場面でも起用してもらえたので、これをチャンスにチームの信頼をしっかりと得られるプレイをしていきたい。自分の強みは身体を張った泥臭いディフェンスにあると思うので、もっと激しく戦っていきたい。」


【福島ファイヤーボンズ】
☆森山知広HC
「非常に厳しいゲームになるということはわかっていた。前半は我慢する時間帯があったし、後半はどちらに転ぶかわからないゲームの内容で、最後1分切ったところでの攻防でミスが出た方が負けたという結果ではあったが、我々はこれから長いシーズンしっかりこの一敗から学び、同じ轍(てつ)を踏まないようにしたい。今週末すぐホームゲームがあるので、福島の皆さんに「今年の福島ファイヤーボンズは違う」というところを見せるために、このゲームから学び切り替えて次に向かっていく。」