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9/9プレシーズンゲーム試合結果 広島64-69栃木

【9月9日(土)プレシーズンゲーム 栃木ブレックス戦ゲームレポート】
9月9日(土)に東広島運動公園体育館(東広島市)で行われました栃木ブレックス戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 Pre-Season Game
広島ドラゴンフライズ64-69栃木ブレックス
(1Q:13-14,2Q:18-24,3Q:20-12,4Q:13-19)
会場:東広島運動公園体育館
入場者数:1963人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#7坂田央、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
栃木:#0田臥勇太、#9遠藤祐亮、#10竹内公輔、#31喜多川修平、#32ライアン・ロシター
<試合レポート>
☆第1Q
プレシーズンゲーム3戦目は昨季のBリーグ覇者の栃木ブレックス。Bリーグ最強チームを東広島に迎えての対戦となった。スターターには朝山、山田、坂田が並ぶというこれまでにない形。朝山、田中がガードのポジションを担う。広島は序盤から連携ミスからターンオーバーを連発。リズムが出てこない。それでもタフなディフェンスで栃木#0田臥が引っ張る栃木に簡単に得点を与えない。田中の3P、コッツァーのバンクショットで13-14と接戦で第2Qへ。13-14。
☆第2Q
ドリスドムのドライブでアンドワンを取り、オフェンスにも勢いが出てきたところだったが、ここでもパスミスなどでターンオーバーが出てペースは栃木に。それでも北川のパッグカットに山田の絶妙なアシスト、田中のブロックショットで粘っていく。31-38。
☆第3Q
連続得点で点差を詰めると、仲摩のプレス、チームディフェンスで栃木に得点を与えない。攻めてもコッツァーが大きくサイドにボールを振ると、田中、仲摩、山田とつないで得点するなど栃木に迫る。ドリスドムのドライブも止まらない。そして残り1:30の北川の3Pで同点に追いつき、フリースローでも得点し、ついに逆転する。51-50。
☆第4Q

チャップマンの3Pでリードを広げると、コッツァーのダンクも出て勢いに乗る。しかしここから簡単に勝てるほど、チャンピオンチームは甘くない。栃木#13ボーズマンの連続得点で同点から一気に広島を突き放す。さらに栃木#10竹内の3Pが決まって残り1分で8点差となる。広島は追いつきたいチャンスで決めきれない、自分たちのバスケットができなかった。最後にチャップマンが3Pを決めて試合終了。王者を追い詰めながらも勝負どころで差が出て敗戦となった。64-69。

前半はターンオーバーの多さが目立ったが、後半は立て直しディフェンスから勢いをつけ逆転までいくことができた。ディフェンスの安定感は昨季には見られなかったポイントだ。チームのルールが浸透して、やることが明確になっている。しかしオフェンスで形を作れた場面が少なかった。インサイドのコッツァーの存在感はさすがだが、まだまだ生かしきれていない。一方で、3Pが決まった場面でのアリーナの盛り上がりはファンのシューター陣への期待の大きさを感じられた。今季も3Pはやはり大きな武器になりそうだ。

プレシーズンゲームでファンに新鮮なことは朝山のPG起用だろう。まだまだ試行錯誤の段階であることは間違いないが、アンドリセビッチHCのレギュラーシーズンでの選手起用、采配にも注目してほしい。

これでプレシーズンゲームを終えて、来週は天皇杯第2ラウンドを戦うことになる。開幕までの残り時間を最大限につかって、日々ステップアップしていきたい。

Bリーグの開幕が迫ってきました。BE ONE!UNITED WE STAND!!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#13クリント・チャップマン 18点
#24田中成也   11点

#42ケビン・コッツァー 10点
 

◆リバウンド

#13クリント・チャップマン 7リバウンド

#7坂田央   5リバウンド


栃木ブレックス
◆得点
#13セドリック・ボーズマン  13点
#9遠藤祐亮   11点

◆リバウンド

#10竹内公輔  12リバウンド

#32ライアン・ロシター  7リバウンド

 

<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆ジェイミー・アンドリセビッチHC
「良い時間と悪い時間がはっきりと分かれたゲームだった。第1Qは遅い展開でイニシアチブを取られてしまったが、第3Qはディフェンスからやるべきことをやりきることができた。ただ最後第4Qの残り4分からの勝負どころで決めきれず勝ち切ることができなかった。第3Qで良かったことは、チームルールが浸透してきたこと、ディフェンスは激しく、ギリギリのところまで手を挙げてプレッシャーを与え続けることができ、リバウンドを取ることができたことだ。相手がチャンピオンチームということで、もちろん栃木はとても良いチームだったが、まずは自分たちの今日のパフォーマンスの出来にフォーカスして見直すべきポイントを改善しないといけない。」


☆#2朝山正悟
「B1チャンピオンチームに挑戦できるということで、自分たちの実力を知る良い機会だった。ゲームはいい部分と悪い部分がはっきり出たが、これまでよりも自分たちのバスケットを継続できたと思う。個人的には決めるべきシュートを決めていれば、違う結果になったと感じている。正直、ガードというポジションの部分で戸惑う部分もあるが、コート内での存在感をもっとも発揮できるポジションでもあるので、楽しみながらプレイさせてもらっている。これまでディフェンスでは60点台に抑えることができているが、オフェンスの部分でもっと連携を高めて、HCの目指すバスケットを表現していきたい。」


☆#24田中成也
「相手に関係なく自分たちのやりたいバスケットができるということが確認できた。ディフェンスから自分たちのバスケットができたのは大きい。それから悪い部分もはっきりした。ボールを運ぶという部分で、パスとシュートとの両立で難しい部分も感じるが、これもいい経験としてステップアップにつなげたい。」


 
【栃木ブレックス】
☆長谷川健志HC
「今までプレータイムが少なかった選手や新加入の選手も含めて、チームとしての出来上がり度はまだ低いが、やらなければいけないことを少しでも遂行しようと臨んだ。今日はディフェンス面で、前半はアウトサイドにプレッシャーをかけてターンオーバーを誘ったが、広島の外国籍選手にドライブでやられてしまった。後半はビックマンの選手にインサイドをやられてしまった。オフェンスでは、メンバーを色々と変えているので、ちょっと落ち着きがない場面が見受けられた。そこは時間をかけて作っていきたいと思う。」