5/28 B1・B2入替戦2016-17 試合結果 広島53-74横浜
【5月28日(日)B1・B2入替戦 横浜ビー・コルセアーズ戦ゲームレポート】 5月28日(日)に国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で行われました横浜ビー・コルセアーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B1・B2 PROMOTION PLAYOFFS 2016-17 GAME 広島ドラゴンフライズ53-74横浜ビー・コルセアーズ (1Q:8-19,2Q:18-11,3Q:13-25,4Q:14-19) 会場:国立代々木競技場第一体育館 入場者数:5014人 【スターター】 広島:#0アジーズ・エンダイ、#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#24田中成也 横浜:#0細谷将司、#1川村卓也、#4ジェフリー・パーマー、#25竹田 謙、#42ジェイソン・ウォッシュバーン <試合レポート> ☆第1Q Bリーグの大トリを務めるB1・B2入替戦。会場は前日に開催されたBリーグファイナルと同じ代々木競技場第一体育館。熱戦の余韻が残る素晴らしいコートだ。この決戦の地で、広島がB1クラブの横浜ビー・コルセアーズに挑む。このゲームではB1オンザコートルールが適用され、広島はオンザコート1-2-1-2とシーズンと同じ、横浜は2-1-1-2と立ち上がりを重視する形。ゲームはこの入りで明暗を分けた。開始早々に横浜#42ウォッシュバーンが得点すると、#4パーマーも3Pを決め一気にペースをつかむ。広島も反撃をしかけたいところだったが、シュートはペリメーター、3Pともに精度を欠く。大量リードで気持ちが楽になったか横浜はのびのびとプレイし始め、リズムが出る。広島はインサイドで勝負できず、外から狙うがフリーで打つシュートも外れ8-19と大きくビハインドとなる。 ☆第2Q 流れを変えたい広島はディロンがプッシュして局面を打開する。仲摩もディフェンスで奮戦し、3Pも決めて追い上げをみせる。さらにディロンがファストブレイクを出し、田中と朝山の連携からの3Pなど広島にも固さが取れ本来のプレイが出始める。しかしここで立ちふさがるベテラン横浜#25竹田、ターンオーバーから落ち着いてミドルシュートを決めてくる。これ以上点差を広げられると厳しくなる広島も意地を見せ、ディロン、山田の連続得点で4点差まで点差を詰めて後半に入る。26-30。 ☆第3Q 追い上げムードで終えた前半の勢いで畳み掛けたい後半の立ち上がり、ここが結果的に勝敗を分けることになった。朝山の3P、スティールからのレイアップとチャンスを作るも得点できないと、そのすきに逆に横浜の3Pとレイアップで先行され得点差が広がる。完全に広島は勝負どころで流れを掴み損ね劣勢に。さらに横浜#25竹田の連続得点、インサイドを横浜#42ウォッシュバーンに突かれ点差は18点に。意地を見せたい広島だったが、ポゼッションを取れずきっかけを作れない。39-55で最終Qへ。 ☆第4Q 大きな点差をひっくり返すべく、3Pを狙っていく広島。しかしこのゲームで3Pが決まったのはわずか2本。ゲームを通して成功率9.5%と最大の武器である3Pが不発。主導権を掌握した横浜は逆にいけいけドンドン状態。両外国籍選手選手が内外から打ってくる。それでも広島は北川が気迫を見せ、ディフェンスでも積極的にプレスを仕掛けるが点差を詰める展開にはならず万事休す。早る気持ちから雑になった部分からカウンターを受けるなどトドメを刺された。昇格をかけた最終決戦はB1の壁の高さを見せつけられる53-74と悔しい結果となった。 残念ながらB1昇格を逃し、来シーズンもB2で戦うこととなった。非常に残念な結果だが、これも大きな財産、糧にして次シーズンにつなげていきたい。挑戦者として横浜以上の気迫、エナジーを出し切れたのか、逆境をパワーに変える強さを見せられたのか、大事な局面で前に出られたのか、メンタル面で遅れをとったゲームに広島の若さが露呈した。しかしこの日本中が注目する大舞台に立ち、堂々とB1クラブと戦った経験は広島ドラゴンフライズの歴史にとって大きな一歩となり、選手個々にとっても大きな経験となるに違いない。Bリーグの歴史も、広島ドラゴンフライズの歴史もまだ始まったばかりだ。待ってろB1。次シーズンに再びB1へ挑戦する! 36クラブでもっとも長いシーズンとなりましたが、最後の最後まで本当に熱い応援をありがとうございました。今日も400名もの熱いファンに東京までお越し頂き、さらに500名近いファンにパブリックビューイングに集まって頂きました。ファンの方の応援なくして、ここまで戦うことはできませんでした。早くも次シーズンの開幕が待ち遠しいですが、まずは休養としっかり準備をして、再び共に戦い、B1昇格を果たしましょう!! 最高のシックスマンと共に「UNITED WE STAND」! 誠にありがとうございました。 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #21コナー・ラマート 11点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 12リバウンド #0アジーズ・エンダイ 7リバウンド #12ダニエル・ディロン 5リバウンド 横浜ビー・コルセアーズ ◆得点 #42ジェイソン・ウォッシュバーン 27点 #4ジェフリー・パーマー 17点 #25竹田 謙 12点 ◆リバウンド #42ジェイソン・ウォッシュバーン 13リバウンド #4ジェフリー・パーマー 7リバウンド #10ファイ パプ月瑠 7リバウンド <ヘッドコーチ、選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「残念。選手のポテンシャルを引き出せなかった。ゲームの出だしがコントロールできなかった。ゴール下でのタフショットの確率、ペイントエリアに入っていくことができなかった部分、そういうところが敗因。覚悟をもって臨んだが1Qでこのゲームに飲み込まれてしまったところは経験の無さであり、今シーズンやってきたことができない結果となった。苦しい時間こそボールを前にプッシュしていく、ファウルをもらう、そういうゲームを作る感覚が足りなかったのかなと思う。我々にも最後チャンスもあったと思うが、展開として常に劣勢だった。今シーズンの経験を財産にして、Bリーグを盛り上げていけるようにまた次のシーズン頑張っていきたい。」 ☆#2朝山正悟 「残念。悔しいの一言。今日負けたことで一層、苦しく長いシーズンとなったが、この悔しい気持ちを糧にしっかり前を向いて進んでいきたい。」 【横浜ビー・コルセアーズ】 ☆尺野将太HC 「試合を終えてホッとしている。1週間準備してきたものがしっかりと発揮することができた結果、コートに立った全員が良いプレイをしてしっかり勝ち切ることができた。」
2017-05-28
5/13 プレーオフ 3位決定戦 試合結果 広島78-65群馬
【5月20日(土)B2プレーオフ3位決定戦 群馬クレインサンダーズ戦ゲームレポート】 5月20日(土)に国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)で行われました群馬クレインサンダーズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2016-17 THIRDPLACE GAME 広島ドラゴンフライズ78-65群馬クレインサンダーズ (1Q:23-10,2Q:23-18,3Q:15-17,4Q:17-20) 会場:国立代々木競技場第二体育館 入場者数:1409人 今シーズン最終成績:B2 3位 【スターター】 広島:#0アジーズ・エンダイ、#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#24田中成也 群馬:#0小淵 雅、#15栗原奨太、#31アブドゥーラ・クウソー、#50梅津大介、#51根東裕隆 <試合レポート> ☆第1Q 島根との大一番で全てを出し尽くすものの惜敗となり、心身ともに限界が迫る。それでもあと2勝を上げればB1に昇格にできる明確な道がある。その第一歩を踏み出すためにまずはB2で3位にならなければならない。悲願のB1へ道を切り開け! スターターにはコンディションの整わないラマートに代えて今シーズン初のスターターとなるエンダイがコートに立つ。そのエンダイが序盤からハッスルしてチームを引っ張る。いきなり得点を決めるとさらにレイアップ、フリースローと島根戦で抑え込まれた鬱憤を晴らすかのような活躍。さらに山田、朝山のベテラン陣も得点して、15-5とリードする展開。特にディフェンスで群馬を抑え込み、インサイドで得点を与えない。23-10と最高の立ち上がり。 ☆第2Q 群馬のエース#1ケネディが存在感を発揮。3P、フリースローを着実に沈める。対する広島もディロンがオフェンスにリズムをもたらす。ディロンのスティールからの速攻でダンク、北川の速攻でのレイアップと勢いにのる。ディロンはその後もタフショットを立て続けに決める。守ってはケネディに3Pを決められるものの、イージーな得点は許さず、がっちりとリードを守って後半へ。46-28。 ☆第3Q ラマートに不安を抱える中、エンダイが3つ目のファウルを取られラマートと交代となる。さらにターンオーバーから群馬に得点されるなど嫌な流れの中、広島に喝をいれたのは田中の3Pだった。しかしB1昇格へ燃えるのは群馬も同じ。エース#1ケネディが積極的にシュートを打ち連続ポイントも奪う。さらに悪いことにラマートも3つ目のファウルとなる。ここから代わってケネディにマークについた坂田が持ち味を発揮する。ケネディをしっかり抑えながらも北川との絶妙なコンビネーションでの得点、ケネディを押し切ってのレイアップなど攻守で活躍。踏ん張りどころで仕事を果たす。61-45で最終Qへ。 ☆第4Q 最後までディフェンスの集中は切らさない。シュート確率は下がるも、手堅い試合運びを見せ、残り約5分半で68-49と危なげない展開。群馬もディフェンスプレスなど激しさをみせる。オフェンスでも群馬#0小淵、#1ケネディらのシュートで残り3分15秒には68-56と点差を縮めるが、反撃もここまで。ファウルゲームをしっかりとものにし勝利を挙げた。 代々木での決戦を安定したディフェンスと中外のバランスの良いオフェンスで勝利を挙げた。この結果を持って今シーズンの広島ドラゴンフライズはB2で3位となり、B1昇格に向けて最後の山となる入替戦に出場する。入替戦の対戦相手はB1の横浜ビー・コルセアーズ。川村卓也選手やチーム結成シーズンに広島に在籍したファイパプ月瑠選手が所属する。その中でも危険な存在はジェフリー・パーマー選手だ。エンダイ、ラマートが今日以上のディフェンスで活躍をしないと止められない相手だ。 次がシーズン65ゲーム目、泣いても笑っても入替戦が今シーズン最後のゲーム。その最後のゲームでB1クラブに挑戦することになり、場所は代々木競技場第一体育館、勝てばB1と最高の舞台だ。全ての広島を応援してくれる方の思いを力に変えて、最高のパフォーマンスで、B1昇格を果たしたい。 Bリーグ史上初の入替戦を広島ドラゴンフライズ史上に残るメモリアルゲームに!持てる力を全てを出して、今シーズン最大の挑戦を、全員でB1をつかみましょう! UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #12ダニエル・ディロン 18点 #11北川弘 14点 ◆リバウンド #21コナー・ラマート 7リバウンド #0アジーズ・エンダイ 6リバウンド #12ダニエル・ディロン 5リバウンド #18鵤誠司 5リバウンド 群馬クレインサンダーズ ◆得点 #1トーマス・ケネディ 35点 #0小淵 雅 12点 ◆リバウンド #1トーマス・ケネディ 9リバウンド #31アブドゥーラ・クウソー 6リバウンド #51根東裕隆 5リバウンド <ヘッドコーチ、選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「第1Qの入り、選手たちはエナジー全開でスタートを切ってくれた。ディフェンスラインを上げることがよくできた。前半でイニシアチブが取れた中、後半になっても相手のオフェンスの勢いに受身になることなく戦えたと思う。全体的には前半の貯金をうまく後半使いながら時間を消費し、集中力を欠かすことなく選手たちは40分間、戦ってくれた。入替戦の相手になる横浜は私も朝山も横浜出身で正直、やりたくはなかったが、3年間広島で費やした時間を思いに変えて戦わないといけない。一発勝負なので、その日のコンディション、流れが良いチームが勝つと思うので、しっかりと良い準備をして全力で戦いたい。」 ☆#2朝山正悟 「今日は出だしが全てだった。あれだけエネルギッシュにディフェンスに入ることができ、自分たちの守備を1試合を通してできた。それによって最後、少しもたついたところはあったが、全体を通してしっかりとプレーできたと思う。今週火曜日のミーティングでHCから熱い魂を注入されて、しっかりと切り替えて島根戦の敗北から切り替えて挑むことができたのがよかった。次の入替戦は一発勝負となるが、しっかりと広島ファンの想いを背負って全力で戦うので、ファンも一緒になって戦ってもらいたい。」 【群馬クレインサンダーズ】 ☆平岡富士貴HC 「前半、我々の課題である攻撃の部分、決定力のところから離された。『B1に行く』という目標を持ってやってきたが、残念ながら負けてしまい正直に言って悔しい。ただ、長いシーズンを群馬の選手、フロント、ファンの皆さんとひとつになって戦ってこられたことには感謝している。また、来年チャレンジできるのであれば、再びこの大舞台に挑んでいきたいと思う。応援ありがとうございました。」
2017-05-20
5/14 プレーオフ準決勝 試合結果 (GAME2)広島53-52島根 (GAME3)広島9‐11島根
【5月14日(日)B2プレーオフ準決勝 島根スサノオマジック戦ゲームレポート】 5月14日(日)に松江市総合体育館(島根県松江市)で行われました島根スサノオマジック戦。 <GAME2 スコア> B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2016-17 SEMIFINALS GAME2 広島ドラゴンフライズ53-52島根スサノオマジック (1Q:17-14,2Q:12-8,3Q:13-18,4Q:11-12) 会場:松江市総合体育館 入場者数:4203人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 島根:#3呉屋貴教、#5山本エドワード、#12寒竹隼人、#31高畠佳介、#50ウェイン・マーシャル <GAME3 スコア> B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2016-17 SEMIFINALS GAME3 広島ドラゴンフライズ9-11島根スサノオマジック (前半:4-8,後半:5-3) 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#12ダニエル・ディロン、#21コナー・ラマート 島根:#00ジョシュ・デービス、#5山本エドワード、#32安部潤、#50ウェイン・マーシャル、#55横尾達泰 <試合レポート> ☆GAME2 第1Q 後がなくなった広島はこのGAME2に全てをかける。ゲームは序盤から広島がリードしながら進む。鵤のレイアップ、田中の3Pでリズムが出る。ラマートのナイスアシストで山田も決める。広島はディフェンスで昨日以上に激しく島根にプレッシャーをかける。さらにリバウンドでも落ち着いて島根のポゼッションを下げる。しかし島根のディフェンスも固く特にインサイドにはなかなか入れない。ここで北川が3Pで、点差を広げ、ディフェンスリバウンドから鵤が速攻をしかけアンドワンを取る。17-14とリードして第2Qへ。 ☆GAME2 第2Q 北川がディフェンスで気迫を見せる。スティールからミドルショット、さらにブロックショットも出して広島にリズムをもたらす。ベテランの山田もディフェンスだけでなく、オフェンスでも得意のミドルショットを決めリードを広げる。しかしプレーオフにふさわしくお互いディフェンスの集中が途切れない。島根は外国籍選手が2人がインサイドをガッチリ守る。広島はビッグマンはもちろんだが、ディロンがタフショットを決めたり、リバウンドで奮闘する。29-22とロースコアと緊張感の途切れない展開で後半へ。 ☆GAME2 第3Q 大事な後半の立ち上がり勝負どころで気を吐いたのは山田。オフェンスリバウンドからファウルをもらいフリースローをきっちり決める。さらにディフェンスリバウンドからレイアップも決める。勢いに乗り始めた広島は田中の3P、鵤のミドルショットと15点差までリードを広げた。しかし点差が開くと緩む広島の悪い部分が出る。ここから島根に3Pショットなど怒涛の13連続ポイント。あっという間に点差は2点に。さらに山田が4ファウルと苦しくなる。なんとか流れを止めたい広島もタイムアウトを取り、その後ラマートがインサイドで得点を取って悪い流れを食い止めた。42-40と僅差で最終Qへ。 ☆GAME2 第4Q 4000名の島根ブースターの声援を後押しに怒涛の追い上げを見せる島根。広島は全員が気持ちで守る。島根をタフショットに追い込み得点を与えない。ディフェンスリバウンドから鵤のロングパスから北川がファストブレイクも出て、なんとか踏ん張る。ラマートもタフショットを決め逆転は許さない。しかし島根オフェンスにおされエンダイ、北川が4ファウルに。そしてついに島根#50マーシャルがミドルショットを決めて同点。佐古HCはここでタイムアウト。この大事なマイボールを田中がバンクショットを決め50-48。が、直後にラマートも4ファウルに。しかしファウルができない状況でも全員が身体をはって守る。ラマートのブロックショット、北川のスティールと得点を与えない。そして結果的に勝負を決めたのはラマートの3Pショット。土壇場でビッグショットを決めて、最後はタイムアップまで1点を守りきり勝ちきった。53-52で勝利。 これでプレーオフの戦績が1勝1敗となりGAME3に突入する。 ☆GAME3 前半 Bリーグで初めてのGAME3はオンザコート2で行われる。お互いに死力を尽くして戦ったGAME2の後だけに疲れはみえるものの、気持ちでファイトする。広島はディロンがアタックをしかけていくも得点できず逆にリバウンドを島根がおさえる。そして島根#32安部、#50マーシャルが3Pを決めてリードを奪う。なんとか得点したい広島だったがアウトサイドのシュートは入らない。4-8。 ☆GAME3 後半 運命の残り5分。佐古HCは自信を持って選手を送り出す。タイムアウトは1回しかとれないので、チャンスは少ない。早く追いつきたい広島は少し焦りが見える。外れたシュートに対しリバウンドは島根に。オフェンスリバウンドでも島根に取られ時間が進む。6-10で残り1:30を切ったところで逆転に望みをつなぐラマートの3P。これで1点差。この後も両チーム激しくファイトするが得点は動かない。残り23秒エンダイがファウルをもらったところで広島タイムアウト。得点すれば優位に立つ場面となる。逆転をかけたオフェンス。広島は運命のシュートを朝山に託す。良い形でボールをもらった朝山が逆転勝利へ3Pを放つ。しかし無情にもリングに嫌われボールは島根に。しかしまだ時間が残っている。ファウルゲームに持ちこみ、9-11で本当に最後のオフェンスへ。最後は熊本戦でもクラッチシュートを決めたディロンがドライブ。残り1秒ディロンのシュートはリングに届かなかった。 GAME3はわずか2点差9-11で敗戦となった。 無念の敗戦でB1昇格を決めることはできなかった。死闘と呼べるお互いが死力を尽くした2ゲームだった。GAME3はまさに超満員の島根ブースターが呼び込んだような勝利となった。しかし広島から駆けつけた多くのファン、初めてのテレビ中継で自宅から応援したファン、仕事中でもずっとパワーを送り続けてくれたファン、全ての広島ドラゴンフライズファンの応援がGAME2を勝利に導き、最後の最後までファイトした活力となった。B2優勝という目標は達成できなかったが、これで終わったわけではない。群馬クレインサンダーズとの3位決定戦で勝利し、B1・B2入替戦で勝てばB1昇格を果たすことができる。下を向いている時間はない。前を向きしっかり次に待ち構える群馬から勝利を挙げなければならない。チームディフェンスはこの2日間で鬼気迫るレベルにあり、決してB1チームでも恐れることはない。若手ガード陣もアグレッシブに得点を取りに行く姿勢、勝負どころでみせる気迫が頼もしい。このプレーオフがチームをさらに成長させている。この1週間しっかり回復と準備をして、自信を持って次の戦いに臨みたい。 今シーズンは最大でもあと2戦。この2戦に今シーズンのすべてをかけて必ずB1昇格を果たしましょう。次戦以降は東京での戦いとなる。東京で広島ドラゴンフライズのバスケットを全国に知らしめようではないか!今日の悔し涙を糧にステップアップし、喜びの涙を5月28日に流しましょう!最後までUNITED WE STAND!! 【GAME2 主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #21コナー・ラマート 11点 #5山田大治 10点 #18鵤誠司 10点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 9リバウンド #21コナー・ラマート 9リバウンド 島根スサノオマジック ◆得点 #00ジョシュ・デービス 12点 #12寒竹隼人 11点 ◆リバウンド #00ジョシュ・デービス 13リバウンド #5山本エドワード 5リバウンド 【GAME3 主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #12ダニエル・ディロン 4点 #21コナー・ラマート 3点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 4リバウンド #21コナー・ラマート 3リバウンド 島根スサノオマジック ◆得点 #32安部潤 3点 #50ウェイン・マーシャル 3点 #55横尾達泰 3点 ◆リバウンド #50ウェイン・マーシャル 4リバウンド #00ジョシュ・デービス 3リバウンド <ヘッドコーチ、選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「第2戦で前半は良い形で入って、第3Qで点差が広がったところで大事にいきすぎて勢いを島根に与えてしまった。昨日のゲームからずっと両チームに隙、ミスがない中でタフショットが勝敗を決めるようなゲームになった。こういう厳しいゲームはプレイオフならではだと思う。第3戦についても選手はよく戦ったと思うし、島根も力を出し尽くしたバスケットになったと思う。蓋を開ければワンゴール差の勝負。非常に短く感じた。島根がB1昇格を決めたということで、2つのチームで中国地方を盛り上げていきたいので、我々もB1に上がって来年、島根にまた挑戦したい。今日こういう形で決着がついたことを受けとめて、3位決定戦、次の入替戦とB1昇格へ向けて準備する。」 ☆#2朝山正悟 「悔しい。あと一歩のところだったので悔しい結果に正直ガクッときた。ただまだ自分たちには道があるので、切り替えて、1日でも長くバスケットができる喜びを感じて、しっかり戦いたい。今日の敗戦や目の前でB1昇格を決められたことはレギュラーシーズンでは経験できないことで、若い選手の多い広島にとっては大きな経験でチームの成長につながると思う。広島ファンには2日間あたたかく、熱い声援を送ってもらった。今日決めることはできなかったが、あきらめずに戦っていくので、最後まで応援してほしい。」 【島根スサノオマジック】 ☆勝久マイケルHC 「第2戦は本当にタフなゲームになって、第2戦をシーズンで1敗しかしていない広島は本当に強かった。なんとか食らいつくことができて、接戦に持ち込んだが悔しい敗戦となった。第3戦はコーチとしては選手の邪魔をしないように、いつものプレーをやってこいと送り出した。結果的にビッグショットを決めてくれて、感動させてくれた。最後勝った瞬間の選手の涙は今シーズンにかけてきた想い、B1に昇格したいという気持ちの強さが出ていた。本当にチームを誇りに思う。」 ==B1昇格プロセスについて=== ①5月20日(土)プレーオフ3位決定戦 対戦相手:群馬クレインサンダーズ @国立代々木競技場 第二体育館 3位になれば入替戦へ。 ②5月28日(日)B1・B2入替戦 対戦相手:富山or横浜 @国立代々木競技場 第一体育館 入替戦に勝てばB1昇格!
2017-05-14
5/13 プレーオフ準決勝1 試合結果 広島55-60島根
【5月13日(土)B2プレーオフ準決勝 島根スサノオマジック戦ゲームレポート】 5月13日(土)に松江市総合体育館(島根県松江市)で行われました島根スサノオマジック戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2016-17 SEMIFINALS GAME1 広島ドラゴンフライズ55-60島根スサノオマジック (1Q:16-19,2Q:12-12,3Q:16-11,4Q:11-18) 会場:松江市総合体育館 入場者数:2873人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 島根:#3呉屋貴教、#5山本エドワード、#12寒竹隼人、#31高畠佳介、#50ウェイン・マーシャル <試合レポート> ☆第1Q ついに始まったB2プレーオフ。B1昇格をかけて最後の戦いが始まった。広島はレギュラーシーズンと同じスターターで、対する島根はスターターに怪我から復帰したキャプテンの#12寒竹を起用。互いに3Pがシューターを揃え、アウトサイドからの得点でポイントを重ねていく。広島は朝山、北川、島根は寒竹、安部が3Pを決める。意地のぶつかる立ち上がりはお互いに緊張感があり重い。島根はターンオーバーを出すも強みのディフェンス力で広島を抑える。16-19。 ☆第2Q アウェイで戦う広島は早めに主導権を握りたいところ。朝山がいきなり3Pを決め、さらにディフェンスも誘い4点プレイで流れに乗せる。さらに島根#00デービスがファウルをしたところで島根が早めのタイムアウト。主導権争いが激化していく。広島は北川のスティールからの速攻などディフェンスで島根を自由にしない。それでも島根も#00デービス、#42リードら外国籍選手がインサイドで存在感を発揮し、広島のアタックをシャットアウト。リバウンドでも広島を圧倒、シュートまでいかせない。なんとかディロンの個人技、朝山のミドルで得点して後半へ。28-31。 ☆第3Q 後半の立ち上がりは第1Qと同様に重い展開。これを打破する3Pと互いに同じ形で得点する。田中、ラマートの3Pで逆転。さらに北川、田中が3Pを決めるが、島根も3Pをお返ししてなかなか点差は広がらない。ルーズボールへも執着して泥臭く戦うがこの日、最後まで得点できなかったエンダイのとこがブレーキとなった。タフショット、強引なシュートが目立ち島根のプランどおりの展開。終了間際にはエンダイのブロックショットもでてリードして最終Qに臨む。44-42。 ☆第4Q ここで爆発したのはホームの大声援をうける島根#32安部だった。#1岡本のアシストから3Pを決めると、立て続けにディフェンスリバウンドからファストブレイク。さらにもう1本3Pを決めて一気に逆転、流れを島根に持ってくる。佐古HCは島根#00デービスにも得点されたところで流れを切るためにタイムアウト。しかしこのタイムアウトでもなかなか得点できない。逆にターンオーバーから島根#1岡本に走られ2回目のタイムアウト。これで落ち着きを取り戻し、頼れる朝山が3P、ミドルを決めて島根に迫る。ここからもう1本決めて追いつきたかったが追い上げも55点まで。プレーオフ初戦は悔しい敗戦となった。55-60。 ディフェンスが引き締まったプレーオフらしい好ゲームとなった。しかし広島はリバウンドで勝てず、島根の激しいディフェンスにあいインサイドで得点できなかった。広島もディフェンスで粘ることができ、接戦に持ち込めたことは明日につながる成果だが、エンダイ、ラマートの攻守に渡る一層の活躍が期待される。田中、北川、朝山らシューター陣はここでにきて好調だ。ここにさらに鵤が乗ってくることができれば勝てるチャンスは増える。B2を最小失点で乗り切り最高勝率を出した島根を倒すには、ディフェンスで我慢することはもちろんだが、誰かが勝負を決めるラッキーボーイにならなければいけない。悔いの残らない全てを出し尽くす熱い戦いを見せたい。明日は気持ちで2試合目を勝って、3試合目を勢いでモノにするしかない。明日なんとしてもB1昇格を決める! 今シーズンでもっとも激しく戦い、どんな形でも勝利をつかみましょう!!島根に勝つにはさらに大きな声援、パワーが必要です。明日はテレビ新広島でテレビ中継もありますので、広島からも熱い応援をよろしくお願いします! さぁ、勝負のプレーオフ2日目!最大の挑戦をかけて、いざUNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 14点 #11北川弘 11点 ◆リバウンド #12ダニエル・ディロン 7リバウンド #21コナー・ラマート 7リバウンド #0アジーズ・エンダイ 5リバウンド 島根スサノオマジック ◆得点 #00ジョシュ・デービス 12点 #32安部潤 11点 ◆リバウンド #00ジョシュ・デービス 20リバウンド #50ウェイン・マーシャル 10リバウンド <ヘッドコーチ、選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は全体として思惑通りの展開となり、お互いにディフェンス主体の重いゲームとなった。我々としてはあと1本が出なかった。いいゲームができていただけに第4Q立ち上がりの入りが残念だが、#32安部選手の固め打ちを褒めるところだと思う。我々にも明日はラッキーボーイが出てきて欲しい。特にアジーズ、コナーには奮起してもらいたい。明日は人生初のエキストラゲーム(3試合目)になんとか持ち込めるように頑張りたいし、選手にも最後まで楽しんでもらいたい。今日は一つの敗戦として認めて、しっかり準備をして、また明日良いゲームをしたい。」 ☆#2朝山正悟 「今日は大事な初戦でなんとしても取りたかったので、こういう形で負けたのが素直に悔しい。自分たちのやりたかったこと、全員でファイトできたことは明日につながると思う。落胆することなく、今日できた部分を明日につなげたい。久々のプレーオフでこういう雰囲気でバスケットができたのは幸せで、楽しみにながら明日は戦いたい。崖っぷちになったときの若手の爆発力も1つの自分たちの持ち味だと思うので、やるべきはしっかりとやって、明日のチャンスをしっかりとつかみたい。」 【島根スサノオマジック】 ☆勝久マイケルHC 「きれいなバスケットではなかったし、オフェンスでもうまくいかないことが多かったが、タフにディフェンスをし続けられたのが良かった。それとリバウンド、ビッグショット、ビッグスティールが出たことが勝因ではないかと思う。選手はこの日のためにやってきたという気持ちが強すぎたのか、今シーズンでも1番シュートを外すような自分たちのバスケットができなかった。明日はこれまででも1番タフなゲームになると思うので、しっかりと準備をして臨みたい。」 ==B1昇格プロセスについて=== ①明日12:55TIPOFFの第2試合に勝った場合は、20分のインターバルの後に第3試合を開催。 第3試合に勝てば、B1昇格とFINAL出場決定。負けた場合は3位決定戦へ。 ②明日12:55TIPOFFの第2試合に負けた場合は、3位決定戦へ。 ③5/20プレーオフ3位決定戦 対戦相手:群馬クレインサンダーズ @国立代々木競技場 第二体育館 ※群馬に勝つと、翌週5月28日(日)B1・B2入替戦に出場し、ここでB1クラブとの入替戦に勝てばB1昇格!
2017-05-13
5/7試合結果 広島111-77愛媛
【5月7日(日)愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 5月7日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第30節 広島ドラゴンフライズ111-77愛媛オレンジバイキングス (1Q:24-20,2Q:23-19,3Q:29-18,4Q:35-20) 今シーズン成績:46勝14敗 ☆B2プレーオフ進出決定! マンオブザマッチ:佐古賢一HC 会場:広島サンプラザホール 入場者数:4017人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 愛媛:#1中島良史、#13俊野佳彦、#16笠原太志、#22ジョシュア・クロフォード、#75赤土裕典 <試合レポート> ☆第1Q レギュラーシーズンラストゲームをホームで迎える広島。勝てばプレーオフという大一番。アリーナには開場前から決戦の時を待ちわびるファンで長蛇の列となった。ゲームは立ち上がり少し固さの見える広島だったが、田中、ラマートが3Pを決めて流れを作る。インサイドではエンダイが迫力を見せる。エンダイが連続でアンドワンを取ってリードする。さらに昨日と同じく終了間際に北川が3Pを決めて24-20でリード。 ☆第2Q ディロンが北川へのロングパスからファストブレイクを出す。それでも愛媛も運動量で広島を上回り、点差は広げられない。エンダイがインサイドで一層に存在感を発揮し、アンドワンを取ってつなぐ。流れを作れないもラマートや朝山がフリースローをしっかりと得点していく。さらに坂田が土壇場で3Pを決めていい流れで後半へ。 ☆第3Q 勝負をかける広島は田中が3P、ラマートのインサイド、さらに鵤が自分でしかけてペースをつかむ。ここで愛媛がタイムアウトを取るも、広島もディフェンスで集中力をさらに高める。キャプテン朝山の3P、ドライブからのラマートのタップシュートも決める。点差を一気に広げていく。鵤もフリースローを失敗するも、その挽回とばかりにペネトレイトからの得点を決めるなど、勝利への気持ちを前面に出す。逆に愛媛がタフショットをよく決めて巻き返し、さらに終盤、エンダイが入ると愛媛はエンダイへのファウルで広島の勢いを切りにいく。しかしこのファウルの代償も大きく4Qは打ち合いになる、76-57で最終Qへ。 ☆第4Q 仲摩のドライブ、ディロンのドライブで愛媛のディフェンスと突破した広島はここから怒涛の攻撃でプレーオフに突き進む。4017人の大声援には一層大きくなり、打ち合いの展開で広島に味方する。ディロンのファストブレイクからダンク、エンダイが豪快なダンクも決め勝利を決めた。結局、得点を取り続けた広島は111点の大量得点で大一番を制した。 大観衆の前で愛媛を圧倒してプレーオフ進出を決めた。インサイドでエンダイ、ラマートが終始圧倒し、着実に得点を決め、さらに田中、朝山、北川が高い確率で3Pを決め、愛媛の追随を振り切った。ディフェンスでも集中を切らすことなく、簡単な得点を愛媛に与えず、速攻も許さなかった。最後のホームゲームを広島らしいバスケットで連勝し、プレーオフにつなげることが出来たのは大きい。来週はリーグ最高勝率の島根スサノオマジックにアウェイでB1昇格へチャレンジすることになる。レギュラーシーズンでの対戦では負け越しているが、4月に対戦した時は1勝1敗、実力は拮抗している。広島は怪我人もなく、コンディション的には問題もない。選手は田中、坂田を始め調子を上げてきており、この勢いで島根を倒したい。ここからは短期決戦のプレーオフだが、これまで負けられない戦いを制してきた広島はメンタルでも充実している。 レギュラーシーズンを通して熱い応援ありがとうございました。シーズンの目標である「B2初代チャンピオン」に道は拓いた。あとは一気に駆け上がるだけだ。 チャレンジャーとして、エナジーだけは負けられない。全身全霊をかけてまずは島根との初戦を勝ち取らなければならない! より熱く、共に戦いましょう!目指すはB2チャンピオンだ!「最大の挑戦!UNITED WE STAND!!」 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #0アジーズ・エンダイ 24点 #21コナー・ラマート 20点 #12ダニエル・ディロン 13点 #11北川弘 12点 #18鵤誠司 11点 #24田中成也 11点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 8リバウンド #5山田大治 5リバウンド #18鵤誠司 5リバウンド ◆アシスト #12ダニエル・ディロン 7アシスト #18鵤誠司 5アシスト 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #13俊野佳彦 23点 #22ジョシュア・クロフォード 19点 #16笠原太志 14点 #21ローレンス・ブラックレッジ 11点 ◆リバウンド #21ローレンス・ブラックレッジ 6リバウンド #22ジョシュア・クロフォード 6リバウンド #16笠原太志 5リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日は各Qしっかりとリードを奪えて粘り強いところを見せられた。ディフェンスのコミュニケーションミスで前半は良いシュートを決められた部分もあったが、全体を通じてリズムも良かったし、決めるべき選手が決められた。ゲーム前はインサイドのラマート、エンダイの部分を気にかけていたが、その不安を払拭するぐらい特にエンダイは前半でいい働きをしてくれた。77失点というのは取られすぎた感じはあるが、リバウンドから走られたり、質の悪いターンオーバーは少なかったと思う。全てはプレーオフのためにあるぐらい、プレーオフ出場と、B2優勝を目指してやってきた。我々はチャレンジャーなので、気持ちと身体の両面で良い準備をして、思い切りやって島根を倒したい。」 ☆#2朝山正悟 「素直にホッとしている。負けたら終わりの中で80分間自分たちのバスケが出来、良い形でプレーオフに臨める。一年間、広島のファンの後押しを受けて、これまでの歴史の中でも飛躍的に知名度が上がってきている。今日もこんなにも多くのファンに来て頂いて、この恩返しをしないといけない。持てる力すべてをかけて、ファンの後押しを背負って、一緒になって大一番で勝ちたい。」 ☆#24田中成也 「前半は拮抗した中で、ハーフタイムに3Qの出だしで勝負を決めにいこうという話をしていた。結果、そのような展開でゲームをすることができ良かった。今は自分のプレーに集中出来ている。僕らのほうが強いということを島根で見せつけたい。やれることはやって、勝つだけ。そして最後まで楽しんでプレイしたい。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆河合竜児HC 「ゲームに関しては、昨日と違い満足しています。前半を一桁のビハインドで終えて、後半も苦しい展開になってからも選手が最後までしっかりと戦う姿勢をみせてくれた。クレイグが怪我している中で精一杯のプレイを見せられたと思う。60ゲームをしっかりと戦って、特にディフェンス面での成長を感じるし、B2西地区の強豪がひしめく中で29勝31敗という成績は誇れる結果だと思う。開幕の頃とくらべて広島に対しての差を詰めることができた選手にご苦労様と言いたい。」 p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'}span.s1 {font: 12.0px Helvetica}
2017-05-07
5/6試合結果 広島77-52愛媛
【5月6日(土)愛媛オレンジバイキングス戦ゲームレポート】 5月6日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました愛媛オレンジバイキングス戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第30節 広島ドラゴンフライズ77-52愛媛オレンジバイキングス (1Q:18-18,2Q:16-13,3Q:22-13,4Q:21-8) 今シーズン成績:45勝14敗 マンオブザマッチ:#5山田大治 会場:広島サンプラザホール 入場者数:2677人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 愛媛:#1中島良史、#13俊野佳彦、#41クレイグ・ウィリアムス・ジュニア、#75赤土裕典、#93伴 晃生 <試合レポート> ☆第1Q いよいよシーズン最終節となった。連勝すれば自力でのプレーオフ進出ができる広島は自らの力で道を切り開くしかない。ブラックのユニフォームに身を包んだ広島がゲームの立ち上がりから集中して攻める。鵤のスティールからアシストなど、連続得点で一気に9点差までリードを作る。しかしここでタイムアウトを取った愛媛が立て直し、リズムを変えてくる。愛媛エース#41ウィリアムス・ジュニアのリバウンドからの得点、3Pで点差を詰める。しかしここで#41ウィリアムス・ジュニアにアクシデント。肩を痛めて離脱。それでも愛媛は#13俊野の得点で逆転する。当然、負けるわけにはいかない広島もブザー直前に北川が3Pを決めて同点で第2Qに。18-18。 ☆第2Q エースを欠いた愛媛だったが、粘り強いディフェンスで広島もなかなか得点できない。田中、朝山が3Pで勢いをつけるも、愛媛は#21ブラックレッジ、#22クロフォードのインサイドで勝負する。広島はオフェンスリバウンドから朝山の3P、エンダイのアシストで田中の3Pと自慢のシューター陣が得点をつなぐ。広島もエンダイ、ラマートのビッグマンがディフェンスでプレッシャーをかける。リバウンドでも互角のまま後半へ。34-31。 ☆第3Q 後半に入り、広島が勝利へギアを上げる。鵤が連続スティールからのファストブレイクで一気に流れを引き寄せる。そして第3Qに躍動したのは大黒柱山田。自らのオフェンスリバウンドからの得点、さらにディフェンスリバウンドからラマートへのアシストパス。さらにレイアップも自分で決めてチームを引っ張る。大事な第3Qでリードを作って、勝負の第4Qへ。56-44。 ☆第4Q 勝負を決めたい広島が立ち上がりからディフェンスで愛媛を圧倒する。ディロンがタフショットやアシストから北川のファストブレイク。さらにペネトレイトで11連続ポイント。残り3:32まで愛媛を0点に抑え込んだ。北川、ディロンら走力のある選手がディフェンス、オフェンスで圧力を強めた。完全にゲームを支配した広島は畳み掛けるように小林のレイアップ、小林から坂田へのアシストで勝負を決めた。最終スコア77-52。 地元広島サンプラザホールに集まった2600名を超える大勢のファンの前で会心のゲームで勝利を上げた。ディフェンスでの集中力は高く、簡単に得点を与える場面は少なかった。リバウンドでも田中やディロンなども加わって愛媛を圧倒した。朝山、田中の流れを引き寄せる3Pも効果的だった。とはいえ、今日は山田の活躍が光った。インサイドでの得点はもちろんのこと、アシストやリバウンドでもチームを引っ張った。シーズン最終盤でさらに調子を上げてくるベテランが頼もしい。 いよいよ明日はシーズン最終ゲーム。勝った瞬間プレーオフ進出が決まる大一番となる。今日以上のエナジーを出して、立ち上がりから愛媛を圧倒していきたい。シーズン最終ゲームとしてチームの集大成をみせ、これが広島のバスケットだということを広島ファンにお見せしたい。そして是が非でも勝って、地元で喜びを分かち合い、次のステージへ。 チーム、ファン、パートナー全ての広島ドラゴンフライズに関わる皆さんのパワーを集結して「一戦必勝」、勝利をつかみとりましょう! いざラストゲームへ!UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #5山田大治 18点 #24田中成也 11点 #2朝山正悟 10点 #11北川弘 10点 ◆リバウンド #12ダニエル・ディロン 9リバウンド #21コナー・ラマート 8リバウンド #0アジーズ・エンダイ 7リバウンド #5山田大治 6リバウンド 愛媛オレンジバイキングス ◆得点 #21ローレンス・ブラックレッジ 12点 #13俊野佳彦 11点 ◆リバウンド #1中島 良史 6リバウンド #13俊野 佳彦 6リバウンド #21ローレンス・ブラックレッジ 6リバウンド #22ジョシュア・クロフォード 6リバウンド <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「1Qから選手たちも非常に集中して良いディフェンスが出来ていた。全体としてディフェンスラインを上げてプレッシャーをかけることでうまく愛媛のリズムを遮断できた。うまくビッグマンに走られた部分、ハーフコートのディフェンスでのコミュニケーションミスなどしっかりと修正をしていきたい。朝山、山田が大事なゲームになるとしっかりと集中して役割を果たしてくれる。今日は今日、明日は明日なので、スタートから主導権を取れるようにしっかりと選手の力を引き出し、フォーカスさせたい。シーズンラストゲームを悔いの残らないよう戦いたい。」 ☆#2朝山正悟 「今日はしっかり今週に準備してきたこと、やりたいことを40分間やれた。ディフェンスとコートに立つ5人がつながって、後から出てくる選手もイイ仕事ができた。広島らしいバスケットボールで勝つことができた。熊本での2戦目からの流れを今日いい形で表現できた。最終戦をホームでやれることは大きなアドバンテージで、ファンの声援は大きな力になる。次を見据えながら良いゲームで明日は勝ちたい。」 ☆#5山田大治 「前半から最後までディフェンスが良かったのが勝因。愛媛はオフェンスのチームなので、ディフェンスで抑えれば勝てると思っていた。良い準備をして臨めたと思う。最近はディフェンスも良くなかったので、良いディフェンスで勝てたのは特に良かった。今日も途中で簡単なシュート、リバウンド、コミュニケーションミスからの失点など良くない部分もあったので、しっかりと修正をしたい。明日勝たないとプレーオフの道はないので、良い形で勝って、来週のプレーオフを迎えたい。」 【愛媛オレンジバイキングス】 ☆河合竜児HC 「怪我人が出てしまって、エースがいなくなるという状況で前半は頑張れたが、後半は広島もより強いプレッシャーをかけてきて難しかった。広島にとってはプレーオフのかかった大一番、我々にとっては勝率5割で終えるための激しい戦いに明日はなると思うが、怪我人だけは出さないで終えたい。今日も愛媛からたくさんのファンが来てもらって、明日もやれることはしっかりとやって、40分間しっかりと頑張る姿を見せたい。残されたメンバーで明日勝つためにやれることをやりきりたい。」 p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'}span.s1 {font: 12.0px Helvetica}
2017-05-06
4/30試合結果 広島73-72熊本
【4月30日(日)熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】 4月30日(日)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第29節 広島ドラゴンフライズ73-72熊本ヴォルターズ (1Q:15-22,2Q:22-17,3Q:22-14,4Q:14-19) 今シーズン成績:44勝14敗 会場:熊本県立総合体育館 入場者数:4899人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#9神原裕司、#20ジョエル・ジェームス <試合レポート> ☆第1Q 昨日の敗戦で後がなくなった広島は背水の陣で熊本との再戦に挑む。アリーナにはビッシリと熊本ファンで埋め尽くされ、B2最多記録を更新する4899人がプレーオフの行方を見守った。広島からも多くのファンが駆けつけ応援を送った。ゲームはお互いに全く譲らない緊迫した立ち上がりとなったが、ホーム熊本が一歩先にペースをつかむ。2連続スティールから走りディフェンスリバウンドからの速攻も決まる。熊本#9神原の3Pも決まってジリジリと点差が広がる。しかしここで広島の3Pシューター田中が3Pでお返し。競る展開の中で15-22で熊本がリード。 ☆第2Q 熊本が非常に集中したディフェンスで守りを固める。これに広島はターンオーバーを連続で出してしまい、佐古HCが前半2回目のタイムアウトを切る。ここから広島も熊本に負けない激しさをみせる。エンダイのアンドワンを取ると、オフェンスリバウンドから朝山の3P、さらにリバウンドからの朝山のドライブでついに逆転!31-29。さらにラマートが3Pを決めるが、熊本も負けじと#2古野3P、#9神原の3Pに田中の3Pとアウトサイドからのシュートをお互いに立て続けに決める。エンダイの気合のブロックショットも出て前半終了。37-39と広島が追い上げる。 ☆第3Q 司令塔鵤の積極性がここで出る。リングにアタックをしかけ立ち上がりで一気に逆転。アンドワンも取ってリズムをつくる。すると田中が今日3つ目の3Pを決め、リバウンドからのルーズボール争いでフリースローを得てラマートが2本成功。6点差までリードを広げる。インサイドの攻防で熊本#20ジェームスとラマートが火花を散らす。ここに田中、鵤が積極的にリバウンドに絡み熊本にペースを握らせない。ハッスルプレイでリズムを作った田中はさらに2本の3Pを決めて、59-53と6点リードで最終Qへ。 ☆第4Q B2最多の来場者の大声援に後押しされる熊本が怒涛の攻撃をしかける。熊本の司令塔#2古野、闘将#7が執念を前面に出す。古野が自らリバウンドにも絡みタフショットも決めアンドワン。小林も魂の3Pを決めてチームを鼓舞する。広島も集中したディフェンス、そして積極的に攻めるがそれを上回る熊本の粘り。古野のさらに3P、絶妙なアシストを#43ビュートラックが決めてついに点差は1点、残1:25で広島のタイムアウト。勝負は残り1分の攻防となった。残り1分で熊本は痛恨の#20ジェームスのファウルアウト。このファウルで得たフリースローはラマートがきっちりと決める。さらにディロンがドライブで得点し残り24秒で73-69。勝負を決めたかに思えた。しかし熊本#2古野がここから3Pをねじ込み、1点差。さらに熊本の大応援が朝山のフリースローを2本止める。さらにこのリバウンドを熊本が確保。ボールを持ったのは古野。広島は絶対に死守したいところ。残り数秒の勝負。逆転を狙った古野のレイアップをラマートがブロックショット。このボールを鵤が抑えて試合終了。プレーオフをかけた大一番は1点差で広島が制した。73-72。 負ければプレーオフ進出が絶望的になる決戦をなんとか勝利した。お互いに全てを出し切り最後の最後まで目が離せない好ゲームとなった。バスケットボールの厳しさ、楽しさを詰め込んだ熊本決戦は間違いなくBリーグ史に熱戦として残るだろう。広島は昨日やられたインサイドでラマート、エンダイが踏ん張り、ディフェンスでもチームでとにかく足を動かし、イージーな失点を減らした。オフェンスでは田中が5本の3Pを決め勝利に大きく貢献した。しかしプレーオフ進出が決まったわけではない。この勝利で広島がB2西地区の2位に浮上し、プレーオフ進出マジック2が点灯しただけ。ホームで行われる愛媛との最終節でプレーオフ進出をかけ、連勝をすることが必要になってくる。地元ファンの前でがむしゃらに勝利を目指す姿をみせ、是が非でも連勝しプレーオフ進出を決めたい。 いよいよシーズンは残り2ゲーム。最終節はぜひお友達、ご家族、お知り合いを連れてアリーナにお越しください。そして熱い応援でプレーオフ進出に後押しをください。 歓喜の瞬間を広島で!共に戦いましょう!!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #24田中成也 15点 #18鵤誠司 13点 #21コナー・ラマート 13点 #2朝山正悟 10点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 8リバウンド #21コナー・ラマート 7リバウンド #5山田大治 6リバウンド #18鵤誠司 6リバウンド #24田中成也 5リバウンド 熊本ヴォルターズ ◆得点 #2古野拓巳 22点 #1中西良太 12点 #9神原裕司 12点 #20ジョエル・ジェームス 11点 #43ポール・ビュートラック 10点 ◆リバウンド #2古野拓巳 10リバウンド #20ジョエル・ジェームス 10リバウンド <ヘッドコーチコメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「今日も第1Q気持ちののった良い形で入れたが、途中熊本のいいショットからリズムが崩れてしまった。そこから終始追う展開でリバウンドから良いリズムをつくることができ、前半を2点差で折り返すことができたのが良かった。昨日から今日にかけてオフェンスのシステムを少し変えた。頭で考えすぎてプレイしてアウトサイドが5連続続くような形も見られた。それでもお互いにこれだけ緊迫した中で集中力が高まった状態で良い3Pを決めあったと思う。特に熊本#2古野選手の最後の3Pは気持ちで入れられたように思う。今日は最初から最後まで集中が途切れないプレーオフのようなゲームができ、たまたま運の良い貯金があった広島が勝ったようなゲームだった。なんとか首の皮一枚つながったので、来週しっかりと戦って、プレーオフに進出したい。」 【熊本ヴォルターズ】 ☆保田尭之HC 「どっちに転んでもおかしくない展開で、このような展開になることは予想していたし、お互いに負けられない、広島との5.6戦目と同じような肉弾戦になる中で、いかにフィジカルに戦っていけるか、相手の3Pがうまく入ったりした時に、どんな形でバラバラにならずにハドルを組み続けられるか、そこにフォーカスしたゲームだった。そこが前提にないと、このゲームは勝ち取れないと思っていた。3Qで離されたが、よく我慢したし、前半でファールトラブルがあった所で、メンバーを変えた所で、またファールが続き、リズムに乗らせるのが難しい交代を余儀なくされた。古野選手がタイムアウト後に3Pを沈めたところは、最後の希望を見せてくれたし、ファールゲームの時に、ファンの方たちの割れんばかりの声援で名手である朝山選手に2本外させた。アウェーでも経験したが、どのチームよりも熱い応援を頂いたおかげで、最後まで争えるゲーム展開にできたと思う。」 p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'}span.s1 {font: 12.0px Helvetica}
2017-04-30
4/29試合結果 広島74-84熊本
【4月29日(土)熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】 4月29日(土)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第29節 広島ドラゴンフライズ74-84熊本ヴォルターズ (1Q:19-12,2Q:20-20,3Q:14-28,4Q:21-24) 今シーズン成績:43勝14敗 会場:熊本県立総合体育館 入場者数:4356人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#9神原裕司、#20ジョエル・ジェームス <試合レポート> ☆第1Q 1ゲーム差で迎えた天王山GAME1。ここまで実力が拮抗している熊本との対戦は最大級にタフなゲームになることが予想される。立ち上がりお互いに集中して手堅く始まる。熊本は司令塔#2古野がゲームをコントロールする。絶妙なパスで得点をアシスト。対して広島は田中の3P、エンダイがリバウンドから押し込んで得点を重ねる。終了間際には北川の3Pも決まってリードして立ち上がる。19-12。 ☆第2Q 北川のディフェンスリバウンドから田中が速攻を決めると、さらにスティールからの3Pも決めて波に乗る。ディフェンスでも足を動かして、熊本に簡単には得点を与えない。さらにディロンを軸に攻勢を強めリードは一時15点まで開く。しかしここでわずかな緩みが生じる。リバウンドやルーズボールに熊本が気迫をみせ、流れが熊本に傾く。広島のターンオーバーなどから連続得点を与え、熊本#2古野の4点プレイも出て嫌な展開で前半を終える。39-32。 ☆第3Q 前半からの嫌な流れを断ち切って主導権を握りたい広島だったが、最悪の立ち上がりとなる。ターンオーバーやディフェンスリバウンドから走られて12連続失点であっという間に逆転を許す。ベンチも早いタイミングでタイムアウトを取るも4000人を超えるファンに後押しされた熊本の勢いは簡単には止まらない。熊本はカットインなどからインサイドで得点を重ねる。さらに山田がテクニカルファウルを取られるなど、広島に苛立ちと焦りが見えはじめる。さらに熊本は追い打ちをかけるように#9神原がタフな3Pも沈めて、広島は早くも後半2回目のタイムアウト。それでも粘る広島はフリースロー、朝山が得点して53-60と一桁ビハインドに踏みとどまって最終Qへ。 ☆第4Q 主導権を握った熊本はリングへ積極的にアタックをしかける。残り7:19に熊本#43ビュートラックの3Pが決まって点差は13点となる。是が非でも追いつきたい広島もここからラマート、エンダイらビッグマンのインサイドで得点をするが、打たされる形になった3Pはことごとく決まらず点差が縮まらない。最後まであきらめず食らいついたが、残り7点の点差が詰められず74-84で大事な天王山初戦を落とした。 最大15点差あったゲームをひっくり返され、痛恨の一敗を喫し西地区3位に転落した。プレーオフ進出には得失点差も大事になってくるだけに10点差での敗戦は痛いと言わざるをえない。それでもまだまだプレーオフ進出に道が閉ざされたわけではない。明日はいよいよ背水の陣となるが、熊本から勝利を挙げることができればプレーオフに大きなアドバンテージを得て、自力でのプレーオフ進出に望みをつなぐことになる。敗戦に下を向いている時間はない。 今日やられたインサイドでラマート、エンダイがどれだけ踏ん張れるか、チームディフェンスで足を40分間動かし続けることができるのか。気持ちを切り替えて、勝利に向けてシンプルに戦うのみ! 「最大の挑戦?UNITED WE STAND?」残り3ゲーム。全てを出し切って、目指すB1のステージへ。共に戦いましょう!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 18点 #24田中成也 11点 #18鵤誠司 10点 ◆リバウンド #0アジーズ・エンダイ 9リバウンド #18鵤誠司 6リバウンド #12ダニエル・ディロン 5リバウンド #21コナー・ラマート 5リバウンド 熊本ヴォルターズ ◆得点 #20ジョエル・ジェームス 24点 #2古野拓巳 18点 #1中西良太 14点 #9神原裕司 12点 #43ポール・ビュートラック 12点 ◆リバウンド #20ジョエル・ジェームス 11リバウンド #1中西良太 7リバウンド #11福田 真生 5リバウンド #43ポール・ビュートラック 5リバウンド ◆アシスト #2古野拓巳 5アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「3Q以外はしっかり戦えたが、3Qの立ち上がりで熊本のエンジンが上がったところでタイムアウトを取ったが流れを変えられなかった。少しディフェンスが機能しなくなり、リバウンドでも押し込まれた。ここが悔やまれるゲームとなった。オフェンスでも外々と意識をしすぎて、中は攻め急いだ。焦りが出てしまった。このゲームが大切ということで早いタイミングで3つのタイムアウトを取ったが、4Qで13点差にされた3Pがこたえた。明日はもう少し粘り強く各Qで勝てるようにしっかりと戦いたい。一試合を通して自分たちのバスケットをしたい。」 ☆#2朝山正悟 「今日は大事なゲームということで気持ちも入っていたし、良い準備もできていたと思う。3Q、4Qで残念な結果になってしまった。今シーズンの広島の弱さが出たということだと思う。明日もう一度チャンスはあるし、後悔はしたくないので、自分たちのできることをやって、明日に臨みたい。」 【熊本ヴォルターズ】 ☆保田尭之HC 「前半の出だしも狙い通りの所で点を加算できて良かったが、途中点が取れなくなった時間が長かった。2Qの入りでしっかりプレーして点差を縮めて、後半ディフェンス変え、しっかり入れた。オフェンスの起点になったのが、ジョエル選手。ピックアンドロールで、いい形で中に合わせることが出来たり、下られた時に、アウトサイドシュートを狙えた。朝山選手や田中選手に得点されているのは、明日への修正点。明日は、ジョエル選手がケアされると思うので、そこが試されると思う。快く多くの観客の皆さんに応援してもらえるように、もう一度気持ちを入れてプレーしたい。」 p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'}span.s1 {font: 12.0px Helvetica}
2017-04-29
4/23試合結果 広島72-76香川
【4月23日(日)香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】 4月23日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました香川ファイブアローズ戦。 <スコア> B.LEAGUE B2 第28節 広島ドラゴンフライズ72-76香川ファイブアローズ (1Q:19-29,2Q:14-15,3Q:25-11,4Q:14-21) 今シーズン成績:43勝13敗 会場:広島サンプラザホール 入場者数:2337人 【スターター】 広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也 香川:#5溝口秀人、#11チェハーレス・タプスコット、#15坂東拓、#19徳永林太郎、#41高田秀一 <試合レポート> ☆第1Q 昨日クロスゲームをものにし、プレーオフに向けて勢いをつけたい広島だったが、第1Qは完全に香川が主導権を握った。田中の3Pで幸先よくスタートするも、イージーなターンオーバーも絡んで香川がアウトサイドからシュートを乱れ打ち。これがことごとく決まって一気に10点ビハインドの展開に。広島もアウトサイドの確率こそ低いもののラマートの3P、坂田の得点でなんとか追いすがるも19−29と香川が気持ちよくスタートを切る。 ☆第2Q 香川がディフェンスでプレッシャーをかけて広島に自由を与えない。得意のアウトサイドからのシュートも決まら得点差を詰められず、香川ペースで進む。残り4:31でディロンのナイスアシストからラマートのダンクが決まる。しかしそれでも流れは変えられず逆に香川#15坂東の3Pが決まる。香川#11タプスコットがリバウンドから繋いだボールも#15坂東が3Pで決める。香川の3Pに対しようやくタッチが取れてきた広島は朝山、ラマートが3Pをお返しして33−44で後半へ。 ☆第3Q 広島の反撃が始まる。いつもと異なり坂田が出だしからコートに立ち、プレッシャーをかけていく。鵤がボールをプッシュして流れをつくると、朝山がバスケットカウント、ディフェンスリバウンドからレイアップを立て続けに決めて点差を縮める。残り3:26で坂田のアシストから北川が魂のレイアップを決めてこれもバスケットカウント。粘り強くディフェンスでもプレッシャーをかけて、北川のスティールから自分で持ちこみ外れたところを鵤がタップ。ついに1点差まで詰め寄る。このチャンスを坂田がフェイダウェイを決めて逆転。ついに試合をひっくり返した。58−55で最終Qへ。 ☆第4Q この逆転した流れで一気に勝利へという所に落とし穴があった。4Q立ち上がりから広島はターンオーバーを連発。これを香川に決められて一気に逆転され61−69まで点差が開く。狂ったリズムを立て直したいところでディロン、北川、ラマートが連続で3Pを決めて踏ん張る。残り1分で3点差。ここからフリースローが決めきれなかった広島。70−73、71−73からのフリースローを決めきれず、残り11秒まで追い詰めたが、逆転には至らなかった。痛すぎる敗戦を喫した。最終スコア72−76。 第1Qで大きくリードを奪われ、ひたすら追いかける展開となったが、よく追いつき逆転した。しかし悔やまれる第4Qの立ち上がり。パスミス、コミュニケーションミスからイージーなターンオーバーを連発し、掴んだ主導権をみすみす手放してしまった。またフリースローの成功率が26.7%と完全に落第点。勝負どころでも決めきれず悔しさが残った。オフェンスも3Pに頼る場面が多くみられ、外れたときにリバウンドからピンチを迎える場面も見られた。残り4ゲームとなったレギュラーシーズン。今日の敗戦の結果により、島根スサノオマジックのB2西地区優勝が決まり、残されたプレーオフ出場枠はワイルドカードのみとなった。次節はアウェイでそのワイルドカードを争う熊本ヴォルターズとの大一番。勝ったほうがプレーオフ進出ともいえる大事なゲームとなる。実力は伯仲しているだけに準備、メンタルの勝負になるだろう。我々にはまだまだチームがステップアップする時間も余地も残っている。今日の敗戦から多くのことを学び、プレーオフに向けて今一度チーム一丸となって戦っていきたい。 ファンの皆さまも一丸となってプレーオフまで共に戦ってください!UNITED WE STAND!! 【主なスタッツ】 広島ドラゴンフライズ ◆得点 #2朝山正悟 18点 #21コナー・ラマート 18点 ◆リバウンド #12ダニエル・ディロン 6リバウンド #18鵤誠司 6リバウンド #0アジーズ・エンダイ 5リバウンド 香川ファイブアローズ ◆得点 #19徳永林太郎 18点 #11チェハーレス・タプスコット 15点 #5溝口秀人 11点 #15坂東拓 11点 #41高田秀一 10点 ◆リバウンド #11チェハーレス・タプスコット 12リバウンド #5溝口秀人 5リバウンド #14エイドリアン・フォーブス 5リバウンド #19徳永林太郎 5リバウンド ◆アシスト #19徳永林太郎 8アシスト <ヘッドコーチ・選手コメント> 【広島ドラゴンフライズ】 ☆佐古賢一HC 「1Qでビッグクォーターになって、オフェンスもバタバタしながらディフェンスもソフトに入ってしまった。早いタイミングでのタイムアウトからしっかりとプレッシャーをかけられれば良かったが、うまく形にできなかった。出だしから追いかける苦しい展開の中で、最後勝つチャンスもあったが、今日はフリースローの確率があまりにも低すぎた。これでは勝つことは出来ない。また4Qのタイムアウトをとってから4本続けてシュートまで持っていくことが出来なかったところで簡単なターンオーバーが出てしまった。選手のエンジンのかかりの遅さ、一つ一つのゲームに集中させることができなかった状況に責任を感じている。選手にはもっと第1Qから準備してきたものをエナジーと共に表現してもらえるように言っていきたい。言い訳はできない、勝つしかない。シーズンが終了して笑えるように来週またしっかり戦いたい。」 ☆#2朝山正悟 「第4Q立ち上がりの香川のプレッシャーに負けてしまった。そこのターンオーバーから走られたことが敗因だと思う。負けた中で選手それぞれ思うことはあると思うが、自分たちの置かれた立場を考え、来週の熊本との直接対決で勝つしかない。今日の負けに言い訳はできないので、しっかりと敗戦を受け止めて、前を向いて、プレーオフ、B1を目指し戦っていく。」 【香川ファイブアローズ】 ☆ジョー・ナバーロHC 「我々のシュートがとても良く流れを作ってくれた。広島はオフェンスが強いチームなので、ゾーンを作って守ることが功を奏した。途中、ゲームのテンポを変えたかった場面でディフェンスプレッシャーをかけたりしたが、ディフェンスでも頑張れたと思う。ここまで8ゲーム広島と対戦してきて初勝利を挙げることができたが、シーズン当初とくらべて我々は全く違うチームのように良くなってきており、チームの成長を今日の勝利で実感できた。」 p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'} p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Hiragino Kaku Gothic ProN'}span.s1 {font: 12.0px Helvetica}
2017-04-23