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3/10(土)試合結果 広島85-74熊本

【3月10日(土)B2第22節 GAME1 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】
3月10日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました熊本ヴォルターズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ85-74熊本ヴォルターズ
(1Q:17-19,2Q:23-12,3Q:18-23,4Q:27-20)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1862人
マンオブザマッチ:#11北川弘
シーズン成績:21勝20敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#8ジョッシュ・ドゥインカー、#11福田真生
<試合レポート>
☆第1Q
シーズン残り20試合と終盤に差しかかった。新加入のトレイラーにとってはホームデビュー戦となる。相手はライバル熊本ヴォルターズ。トレイラーは前節同様にスターターに名を連ねた。ゲームはいきなり熊本ペースとなった。熊本#8ドゥインカー、#7小林の3Pなどで開始2分30秒ほどで0-9。広島はタイムアウトを取って、一旦ゲームを落ち着かせる。最悪の立ち上がりだったが、慌てず追い上げていく。田中のAND1で5-15と反撃の狼煙を上げると、再びドライブをしかけてAND1を獲得。8-17として、ここから流れを広島がつかみ、北川の連続ポイント、山田のアシストから北川が得点して17-19と2点差まで追い上げた。トレイラーもブロックショットで熊本に立ちふさがった。
☆第2Q
ドリスドムがスティールから速攻でダンクを決め同点として勢いをつけると、朝山のジャンパーで21-19となり逆転に成功。さらにコッツァーのインサイドでテクニックを見せて23-19。ここで熊本がタイムアウト。それでも勢いの止まらない広島オフェンス。朝山がドリスドムのアシストを受けて得点。熊本も#7小林の3Pで追い上げを図るが、すぐさま田中が3Pショットを返すなど意地のぶつかりあい。ディフェンスのコミュニケーションがしっかりとれている広島は熊本オフェンスを抑えて、ドリスドムの得点からリードを奪って後半へ。40-31。
☆第3Q
田中が3Pを決めるも、熊本#8ドゥインカーが上手さをみせる。インサイドで得点を重ね、さらに3Pショットを決められ45-45の同点に追いつかれてしまう。さらに熊本#2古野のスティールから速攻にいかれるなど熊本がリズムをつかむ。ここで踏ん張りを見せたのが北川と村上の両ガード。北川が連続3Pをねじこんで再逆転に成功すると、村上も3Pを決めて点差を広げる。熊本も古野、並里のダブルガードでボールをプッシュしてくるも、それを上回るディフェンスで跳ね返す。58-54で最終クォーターへ。
☆第4Q
村上のスティールから田中がドライブをかけて、外れたところを朝山が得点する。ボールへの執着、ディフェンスで熊本にプレッシャーを与える。北川に替わって、コートに立ち続けた村上が存在感を発揮した。熊本#2古野にディフェンスで張り付き、自由にさせない。攻めてもショットを着実に決めた。ドリスドムも持ち前のチャージで得点を伸ばし、残り2:29にはブロックで熊本のショットを叩き落とした。そして村上がタフショットを決め78-68と残り1:23で点差を9点として、勝負を決めた。85-74。
ライバル熊本から貴重な一勝をもぎとった。2018年になって初めての連勝だ。立ち上がりこそリードを奪われるも、ディフェンスからペースを作り直して、良いオフェンスにつなげた。これまでの対戦で痛い目にあってきた熊本#2古野、#1中西を全員でしっかり抑えることができた。厳しいディフェンスを続けることで、熊本のターンオーバーを誘いリバウンドで大きく差をつけられながらも、ポゼッションを取った。新加入のトレイラーはファウルアウトとなったが、献身的な働きで勝利に貢献。特にブロックショットは圧巻で、熊本にプレッシャーを与えた。
GAME2もこの勢いで白星を挙げたいところだが、間違いなく今日以上にタフなゲームになる。プレーオフ進出に望みをつなぐためにも、絶対に負けられない一戦だ。連勝を伸ばすためにも、より集中して、しっかりコミュニケーションをとってディフェンスから流れを作り出したい。ホームで共に闘いましょう。BE ONE!UNITED WE STAND!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム   20点
#11北川弘        15点
#2朝山正悟         14点
#24田中成也              12点
#1村上駿斗         11点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー   9リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー    6リバウンド
◆アシスト
#3テレンス・ドリスドム   6アシスト

熊本ヴォルターズ
◆得点
#8ジョッシュ・ドゥインカー 21点
#30テレンス・ウッドベリー  19点
◆リバウンド
#8ジョッシュ・ドゥインカー 10リバウンド
#2古野拓巳         6リバウンド
#30テレンス・ウッドベリー  5リバウンド
◆アシスト
#2古野拓巳          10アシスト
#8ジョッシュ・ドゥインカー  6アシスト 

<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「第1Q出だしと第3Q開始の数分はスッキリいかなかったが、それ以外の時間では準備したことをやれたと思う。先週の愛媛戦も含めて3ゲームでやりたいバスケットができていると実感はある。今日は空いてのキーマンの古野選手をガード陣がしっかり抑えてくれたこと、ドゥインカー選手にアジャストしてくれたことが大きかった。オフェンスリバウンドでは10本近く多く取られたが、ターンオーバーは一桁で、相手のターンオーバーを誘えた部分はしっかりしたディフェンスができた証拠だと思う。1月のゲームではアウェイで連敗して、レギュラーシーズンでは今回が最後の対戦になるので、やりかえしてやろうと思って、しっかり準備をしてきた。明日も40分間自分達のバスケットをして、間違いなく挽回してくる古野選手のところをガード陣が今日以上の気持ちをもって挑んでもらって、なんとしても連勝を飾りたい。」
☆#11北川弘
「立ち上がり0-9とつまづいたが、焦ることはないと思っていたし、自分たちのやるべきことを遂行すれば追いつけると思っていた。チーム全員で戦えば勝てると思って今日は臨んだ。古野選手は凄く良いガードで、どうやったら止められるか映像もかなり見て、自分なりにリズムを狂わせるにはどうしたらいいか考えて実行した。直近のゲームではチームとしてコミュニケーションが取れていると感じている。僕がコミュニケーションにさらにアクションを加えることでさらに良くなるように動くように心がけている。チーム全員で泥臭く、貪欲に明日は勝ちにいきたいと思う。」
☆#1村上駿斗
「前回のアウェイ対戦ではガード2人にかなりやられたので、今日は絶対に抑えると思って臨んだ。まずディフェンスから相手のガードにプレッシャーをかけて、流れをつくりたかった。オフェンスではミドルシュートには自信を持っているので、今日はディフェンスからシュートまで持っていくことができたことは良かった。普段の練習から課題を持って臨んでいて、結果としてディフェンスで今日は結果を少しでも出せて、チームが勝てたのが何より嬉しい。これまで1勝1敗が多いので、明日は勝つことだけを考えて挑みたい。」

【熊本ヴォルターズ】
☆保田 尭之HC
「最後のライバル広島に今日は出だしから、かなり集中して入れた。特に小林選手はウォーミングアップから集中していて、最初の3Pに繋がったと思う。ディフェンスではスタメンの選手がボールマンに対して良いプレッシャをかけていて、オフェンスに流れを持ってくることができていた。しかしベンチメンバーがからんだ場面でターンオーバーが出たり、ディフェンスの質も下がってしまった。明日の広島のゲームも含め、これから対戦する強いチームには勝ちにいく姿勢を出して挑んでいきたい。まずは明日のゲームに全てをかけたい。」

【次回のホームゲーム】
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