#8岡崎修司選手 現役引退のお知らせ
広島ドラゴンフライズ#8岡崎修司選手が2017-18シーズンの契約満了となる2018年6月30日をもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。 今後は広島ドラゴンフライズアンバサダーとしてクラブを広め、価値を高める活動と合わせて、広島ドラゴンフライズU15のアシスタントコーチとして後進の育成を務めます。
【岡崎選手コメント】
「広島でキャリアを始めて4年間、広島でプロ選手として育ててもらったこと、選手としてだけでなく人として応援したもらったファンへ感謝の気持ちでいっぱい。非常に悔しい思いがあるが、選手として成長した部分も評価してもらえたと感じたので、気持ちが整理できた。人との出会いが4年間の一番の財産。これからアンバサダーとしてバスケットを知らない人に魅力を伝えることに力を入れたいと思う。ユースチームでの指導では広島のクラブらしく育成型チームを作るサポートをしたい。広島ドラゴンフライズが成長していくために、これまでとは違った形になるが精一杯できることをやりたい。」
#8 岡崎 修司(おかざき・しゅうじ)
●出身地 広島県広島市
●生年月日 1990年8月12日
●ポジション ガード(G)
●身長 183cm
●体重 75kg
●経歴 戸坂中学校―皆実高校―広島大学―広島ドラゴンフライズ(2014-2018)
以下、2018年6月12日(火)9:30から行った岡崎修司選手の引退会見の様子です。
【株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼ゼネラルマネジャー 浦伸嘉による経緯説明】
シーズン終了後の面談でB1昇格を果たせなかったことを考えて、岡崎選手には選手ではなく、違った形で力を貸してほしいと伝えました。岡崎選手も一旦は持ち帰ってもらって、後日、広島以外でプレーするつもりはないという回答をもらったので、選手としては引退した形にはなるが色んな部分をサポートしてくださいと改めて話をしました。今後、7月からアンバサダーとしてメディアとの橋渡し役、広報的なポジションを担ってもらいたい。認知を高めてもらう活動や、元選手としてバスケットの魅力を違った形から伝えてもらいたい。
もう一つは、すでに先週からスタートしていますが、広島ドラゴンフライズU15のアシスタントコーチとして、力を発揮してもらいたいと思います。U15のヘッドコーチがライセンスを持っている人しかできないという関係で、わたくしがヘッドコーチをしていますが、メインは岡崎選手にやってもらいたいと思っています。元プロ選手だった経験と、薬剤師という立場があるので、子ども達にとっても素晴らしい見本になると思いますので、バスケットのことだけでなくて、文武両道でいろいろなことを伝えてもらいたいと思っています。8月の中旬にU15の大会があるので、それを目指してしっかり準備をして、良い成績を残してもらいたいと思っています。
【岡崎修司選手 ご挨拶】
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。いま浦社長から説明があった通り、そういった経緯で、今後は活動していくこととなりました。わたくし自身、広島でプロのキャリアを始めて4年間プレーさせてもらいました。シーズンが終了して会社との面談で、選手としての契約はしないというお話を聞いて、会社のこれまでの経緯もありますし、今季B1に上がれなかった危機感と今後の決意を感じました。会社が前に進もうとする中で、僕自身が広島でこれまでお世話になって、広島のためにチームに少しでも力になれたらと思いました。
会社への回答としては、持って帰って考えました。他チームに移籍してということも、もちろん選択肢としてありましたし、4年間選手としても成長している部分も自分の中で感じていたので本当に悩みました。しかしながら、最終的には広島に残って、できることをしたいと決めました。
今後は広報的なことですね。主にはバスケットを知らない人を引き込んでいきたいと思っています。野球、サッカーに続いて、バスケットも広島に広げていきたいという思いが強いです。もう一つは次世代の育成です。僕自身3年間バスケットボールスクールをやってきたので、引き続きのところと、ユースチームなのでレベルの高いことをやりたいです。広島から良い人材を出していく、育成型のクラブになっていく部分に少しでも貢献していきたいです。
最後ですが、正直、非常に悔しいという思いが一つあります。会社としても4年間の僕自身の取り組みや選手としての成長という部分を評価してもらえたと感じたので、今回、自分としても納得して前に進もうと決断しました。
今日何をお話ししようか迷っていましたが、選手として4年間活動してきて、今まで一番良かったと感じる部分は、いろんなものを得てきましたが、人との出会いが一番得たものだと感じています。今日もこうして沢山の方に集まっていただきましたし、そこに関して感謝を伝えて、選手としての活動を終えたいと思います。