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4/28(土)試合結果 広島92-90金沢

【4月28日(土)B2第30節 GAME1 金沢武士団戦ゲームレポート】
4月28日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました金沢武士団戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ92-90金沢武士団
(1Q:12-20,2Q:19-19,3Q:24-22,4Q:23-17,EX1:14-12)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:4104人
マンオブザマッチ:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟
シーズン成績:31勝25敗(B2西地区3位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
金沢:#6木田貴明、#7井上裕介、#8月野雅人、#12アンドリュー・フィッツジェラルド、#38井手勇次
<試合レポート>
☆第1Q
ホームゲームは残すところ3試合。ホーム広島で負けるわけにはいかない。広島ドラゴンフライズ後援会のスポンサードゲームということでアリーナは満員だ。ゲームは立ち上がりインサイドから攻める広島だったが、金沢の速い展開からファストブレイクを許し金沢がペースを握る。広島は外のショットの確率が上がらず得点も伸びず、逆に金沢#38井手の3Pで8-13と苦しい展開。終了間際にも#38井手に決められ12-20で第2Qへ。
☆第2Q
金沢は2名の外国籍選手という中で、#12フィッツジェラルド、#50マーシャルの存在感が際立つ。#12フィッツジェラルドのAND1で12-23。#50マーシャルがタフショットを決めて14-25と点差が詰められない。広島は村上の3Pで反撃に転じたかったが、金沢のディフェンスリバウンドからの速攻でAND1で流れを引き寄せられない。広島は朝山、田中、村上とショットの得意な選手が前半は苦しみ金沢がリバウンドから走る展開でペースを握られる。それでも田中のインサイドやトレイラーのルーズボールへのハッスルプレイで粘り強く食らいついていく。31-39で後半へ。
☆第3Q
後半の立ち上がりはトレイラー、山田の得点で点差を縮めたが、金沢#7井上、#8月野の3Pが決まって金沢が主導権を離さない。それでもディフェンスでのプレッシャーを強めて、金沢のターンオーバーを誘発させるなど、金沢のリズムが狂っていく。6:33には金沢#38井手のアンスポーツマンライクファウルもあって広島にはチャンスが訪れるが、これは活かしきれない。それでも田中が3Pを決め、満員のアリーナのボルテージを上げると、速攻からトレイラーのAND1。田中の3Pがもう1本決まって55-61と苦しいながらも流れを引き寄せて最終クォーターへ。
☆第4Q
その第4Qの立ち上がりはコッツァーのAND1、さらにドリスドムの3Pでいきなり同点に追いつく。61-61。ここで金沢はタイムアウトを取って、仕切り直す。金沢のファストブレイク、さらに3Pと広島は逆転できない。勝負どころになる1本を止められず、時間が過ぎていく。満員のアリーナで勝利をつかみたい広島はコッツァーのインサイド、田中が3Pを決めて残り2:16で72-74。ドリスドムのドライブで78-76と残り40秒で逆転までいくが、金沢に追いつかれ、最後の広島オフェンスで得点できず延長戦に突入する。78-78。
☆延長戦(EX1)
朝山がジャンパーを決め、ドリスドムが続いて82-78とすると主導権は広島に。コッツァーのスティールから朝山がミドルシュートを決めて84-78。さらに金沢は#12フィッツジェラルドが負傷退場する苦しい展開に。それでもここから、広島の隙をついて、#7井上の3P、ターンオーバーから#6木田のジャンパーで86-83に迫り、ファウルゲームに持ち込む。最後には再び#7井上が3Pを決めて92-90と追いすがるも、タイムアップ。広島が92-90で熱戦をもぎとった。
4104名という熱気溢れる満員のアリーナで逆転からの延長戦というタフなゲームを勝つことができた。我慢する時間帯が多い中で、前半は苦しみながらも後半はディフェンスの集中を切らすことなく、ジワジワとリズムをつかんで田中の3Pをきっかけに流れを引き寄せた。オフェンスリバウンドを含めて、リバウンドを制することができるようになり、連続得点を与えるケースが減った。外のショットが決まらない時でも、インサイドで踏ん張れることで我慢の勝負ができるようになっている。それでも金沢に27アシストを与えるなど、ボールを回され、走られる場面も多かっただけに、チームディフェンスでしっかりカバーしたい。
今季の勝ち越しが確定した。さらに後援会のスポンサードゲームでは4戦負け無し、黒ユニフォームでも6戦負け無しと良いジンクスも生まれている。この流れで残りゲームを全て勝利して、シーズンを笑顔で終えたい!最後まで共に戦いましょう!!BE ONE!UNITED WE STAND!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#42ケビン・コッツァー  19点
#2朝山正悟       17点
#24田中成也      14点
#3テレンス・ドリスドム 13点
#0ジャマリ・トレイラー   11点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー      11リバウンド
#3テレンス・ドリスドム         9リバウンド
#24田中成也        8リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー    6リバウンド

金沢武士団
◆得点
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 19点
#50ウェイン・マーシャル  17点
#8月野雅人  15点
#7井上裕介  14点
#6木田貴明  11点
#38井手勇次   11点
◆リバウンド
#12アンドリュー・フィッツジェラルド 14リバウンド
#50ウェイン・マーシャル  8リバウンド
#7井上裕介        6リバウンド
#38井手勇次        5リバウンド
◆アシスト
#8月野雅人     9アシスト
#38井手勇次     8アシスト
◆ブロックショット
#50ウェイン・マーシャル 7ブロックショット

<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「非常にタフなゲームで、最後の最後まで我慢して勝つことができた。特にゴール下の攻防で粘り強く戦えたことは、チームの成長を感じ取れて、価値ある勝利になったと思う。これだけの人数の前で自分たちが戦えるのは大きな力になる。シーズンを重ねるごとに、熱が高まっているのを感じられて、本当に一体感のある応援で支えてくれている。選手としては率直に気持ちが良い。それだけに来場者に感動と興奮を与えるような、また見に来たいと思えるようなゲームをしなければならない。今日はバスケットの醍醐味が詰まったゲームを見せられたとは思う。黒のユニフォームで負けたことがないので、明日もこの勢いで勝利をつかみたい。」

【金沢武士団】
☆堀田剛司HC
「選手達はハードに最後まであきらめずに戦った。敗因は前半2つだったターンオーバーが後半に入って10したこと、オフェンスリバウンドを18つ取られてそこから16失点したこと。その部分が敗因につながったと思う。チームは、いつもよりシュート確率が良く、アシストを27本していて、ボールをちゃんとシェアをし、ノーマークの選手にパスが出来ている証拠だと思うので評価できる。明日は、そういった良かった部分を継続しながら悪かったところを修正して、臨みたいと思う。」