4/14(土)試合結果 広島85-66東京Z
【4月14日(土)B2第28節 GAME1 アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】
4月14日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ85-66アースフレンズ東京Z
(1Q:22-14,2Q:20-17,3Q:23-15,4Q:20-20)
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1560人
マンオブザマッチ:#0ジャマリ・トレイラー
シーズン成績:28勝24敗(B2西地区3位)
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
東京Z:#0シンミオン・バウアーズ、#1増子 匠、#17古牧昌也、#33西山達哉、#92村越圭佑
<試合レポート>
☆第1Q
2週続けてのホームゲーム。残り5試合のホームゲームは負けるわけにはいかない。東京Z#0バウアーズのディフェンスリバウンドからの速攻でリードを奪われて立ち上がるも、山田のインサイドで流れを作る。田中の3Pで9-8と逆転すると、坂田がフィジカルの強さを活かしてジャンパーでAND1。ディフェンスから流れがよくなった広島は24秒オーバータイムを奪って主導権を握る。トレイラーのディフェンスリバウンドから北川を経由してレイアップでAND1。15-8。その後もドリスドムが得点を積み重ねて22-14。
☆第2Q
トレイラーがミドルシュートをみせると、再び24秒オーバータイムを奪ってマイボールに。ドリスドムがコートに立つと推進力が生まれる。ドリスドムのドライブで得点を伸ばす。コッツァーを怪我で欠く今日の広島、残り5:25でドリスドムが下がりオンザコート1に。それでも朝山のジャンパー、山田から朝山へのナイスアシストもあってリード。外のショットは決まらないが、トレイラーのリバウンドでリズムを作る。43-31で後半へ。
☆第3Q
ロングの3Pショットを東京Z#33西山が決め42-34。しかし北川のカットに山田がナイスアシスト。速い展開の中で少しバタバタし、東京Z#33西山が再び3Pを決め6点差。ここからトレイラーのハッスルプレイでリバウンドやルーズボールでポゼッションを取る。朝山がジャンパーでAND1。さらにスティールからドリスドムのドライブなど11連続ポイント。着実にフリースローもつないで65-46。
☆第4Q
仲摩のスティールから朝山が3Pを決めると、ドリスドムも3Pで続く。村上のアシストからトレイラーも得点。仲摩のディフェンスリバウンドからボールをつないで、トレイラーのダンク。最終クォーターはプレイタイムをシェアしながら、それぞれが役割を果たし逃げ切った。85-66。
コッツァーの怪我の影響でトレイラー、ドリスドムに負荷のかかったゲームとなったが、その二人が圧巻のパフォーマンスで勝利をつかんだ。トレイラーはこれまでディフェンスやリバウンドなどでの貢献が光ったが、今日は19得点を挙げ、リバウンドも14と奮闘した。ゴール下で積極的にボールに絡み、相手にプレッシャーを与えた。朝山HCが試合前にファウルに気をつけろと話をした通り、今日はファウルをもらう数を抑えて、34分のプレイタイムで良いパフォーマンスを見せた。オフェンスリバウンドを23も与えながらも勝利をつかめたのは、東京Zのシュート精度に救われたところも大きい。ターンオーバーをしっかり減らして、全員でリバウンドを取りにいく意識を徹底したい。明日も勝って、ホーム連勝で良い流れをつくりましょう!BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム 20点
#0ジャマリ・トレイラー 19点
#2朝山正悟 18点
#5山田大治 11点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 14リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 5リバウンド
◆アシスト
#1村上駿斗 6アシスト
アースフレンズ東京Z
◆得点
#0シンミオン・バウアーズ 18点
#5リッチモンド・ヴィルデ 12点
#7ルーク・エヴァンス 12点
◆リバウンド
#5リッチモンド・ヴィルデ 12リバウンド
#0シンミオン・バウアーズ 11リバウンド
#7ルーク・エヴァンス 6リバウンド
#33西山達哉 5リバウンド
◆アシスト
#33西山達哉 6アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「今日は非常に良い形で、自分たちのバスケットができた。ディフェンスとオフェンスのつなぎの流れや、ボールをしっかり動かし、ディフェンスではボールマンにプレッシャーをかけることができた。ただ前半だけで10ターンオーバーと9オフェンスリバウンドを与えてしまった。後半はターンオーバーは抑えることができたが、オフェンスリバウンドはさらに悪くなり、相手のシュートが入っていれば、どうなっていたか分からないゲームだったと思う。コッツァーがいない中で全員で掴んだ勝利といえる。」
☆#0ジャマリ・トレイラー
「チームにエナジーをもたらす役割は果たせたと思う。チームで良いディフェンスができ、その中でチャンスがあってスコアすることができた。個人のマンオブザマッチよりもチームとして良いパフォーマンスを出せたことが嬉しい。10月からゲームを離れていたが、カンザス大でプレイしてコンディションは悪くなかった。フィジカルやファウルなど日本でアジャストしないといけない部分に慣れてきていると感じるので、自分自身のプレイをやりきって、勝利に貢献したい。」
【アースフレンズ東京Z】
☆斎藤 卓HC
「シュートの確率が悪すぎ、ゲームプランを全くできなかった。ボールを動かして、速い展開に持って行きたかったが、意図したものとは違う形になっていた。ディフェンスではもっとフィジカルにいって、広島のやりたいことをやらせないプランを考えていた。応援している人がいるから我々は存在していることを選手に常に伝えているが、勝ち負け以上にゲームを見た人が感動、明日への活力を与えられるようなプレイを見せたい。今から明日の準備をして、自分たちのバスケットをやりきりたい。」