1/21(日)試合結果 広島76-88熊本
【1月21日(日)B2第16節 GAME2 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】
1月21日(日)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ76-88熊本ヴォルターズ
(1Q:15-27,2Q:26-20,3Q:15-21,4Q:20-20)
会場:熊本県立総合体育館
入場者数:1605人
シーズン成績:16勝14敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー
熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#8ジョッシュ・ドゥインカー、#11福田真生
<試合レポート>
☆第1Q
昨日のGAME1の敗戦から修正ができるのか、広島の対応力が試される一戦。プレーオフ進出に負けるわけにはいかない。スターターはお互いに昨日と同様。ゲームは立ち上がりから熊本#2古野が流れを作る。アシスト、ドライブで2-8と熊本ペース。それでも今日も積極性が光った坂田の3Pで反撃。しかし主導権を握れない広島は、逆に熊本#8ドゥインカーに3Pを返されてしまう。さらに熊本#2古野、#7小林の3Pも決まって点差が開いていく。残り1:17にターンオーバーからファストブレイクを奪われ13-23と10点差まで開く。15-27。
☆第2Q
流れを変えたい広島はドリスドムがしかける。山田のAND1で追い上げるも、速い展開から熊本#30ウッドベリーが勢いづく。広島はチャップマンがショットを狙う。残り5:22でドリスドムに代えてコッツァーを送る。フロアバランスが良くなった広島はリバウンドが取れるようになる。フリースローで得点をつなぎ11連続ポイントを挙げて追い上げる。チャップマンは2Qだけで16得点と期待に応える。ビハインドを縮め41-47で後半へ。
☆第3Q
通常の後半出だしのコッツァーではなくチャップマンがそのままコートに立った広島。しかし主導権を握れず、反撃の糸口を見出すことができない。武器の3Pはことごとくリングに嫌われディフェンスリバウンドを与え熊本ペース。広島も村上、山田ら後から入るメンバーも奮戦するも、56-68で最終クォーターへ。
☆第4Q
最終クォーターに入っても状況は変わらない。熊本#2古野の3P、アシストから#1中西、#30ウッドベリーの3Pと縦横無尽。残り6:10で熊本にアンスポーツマンライクファウル、テクニカルベンチファウルと乱れをみせたが、このチャンスにも広島はフリースローを1本しか決められず、チャンスを活かしきれない。熊本#30ウッドベリーの3P、残り5:27#2古野のスティールからのファストブレイクで64-83。いよいよ追い込まれる広島。安定したゲーム運びの熊本は#8ドゥインカーがゲームを落ち着かせ広島にチャンスを与えない。最後まで熊本に主導権を握られ76-88で試合終了。手痛い連敗を喫した。
厳しい週末となった。ライバル熊本を相手にディフェンスが機能せず、失点を重ねて連敗となった。昨日と同様に第1、3Qで負け越し完敗。今日はオフェンスリバウンドで頑張りを見せるも、やはりリバウンド、そしてその前のショットまでの流れを自分たちで作れなかった。外のショットを決めきれなかったことは悔やまれるが、やはりディフェンスから粘り強く戦う気持ちが足りなかった。終始熊本にペースを握られた中で、自分たちで流れを引き寄せるきっかけを作りたかった。
シーズンは30ゲームを残しここが折り返し地点。まだ30ゲーム。この敗戦も糧にして、チームがまとまり、ステップアップして前に進むしかありません。逆転プレーオフ進出、B1昇格を果たすためにも、残り半分に全てをかける覚悟で挑んでいきましょう。BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#13クリント・チャップマン 26点
#7坂田央 17点
◆リバウンド
#13クリント・チャップマン 12リバウンド
熊本ヴォルターズ
◆得点
#30テレンス・ウッドベリー 21点
#8ジョッシュ・ドゥインカー 16点
#2古野拓巳 11点
#7小林慎太郎 11点
◆リバウンド
#8ジョッシュ・ドゥインカー 11リバウンド
#2古野拓巳 6リバウンド
#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ 6リバウンド
#11福田真生 5リバウンド
◆アシスト
#2古野拓巳 10アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「今日も昨日に続いて熊本にいいバスケットをされてしまい、自分たちは受ける形になってしまい悔しい結果になった。 立ち上がり重くなって熊本に走られる展開になってしまったので、後半はそれを少しでも抑えられるように、調子のいい選手を後半のスタートに出した。 1・3Qは固さなのか、バランスが崩れたところが悔やまれる。自分たちの課題が見えた2試合になった。 2・4Qは思いきってオフェンスでゴールを狙う姿勢が出てリズムが生まれ、ディフェンスでも覇気を出せた。 熊本の攻撃の7,8割は古野選手からで、2日間いいようにやられてしまった。 昨日はアシスト12、今日も10取られた。 得点でも、高確率で苦しいところで彼が中心となってやられてしまったし、ホットマンを作ったのも古野選手だと思う。 そこにしっかりとアジャストできなかったのが敗因だと思う。」
【熊本ヴォルターズ】
☆保田尭之HC
「昨日2Qでディフェンスがソフトになったり、オフェンスでうまく回らなかったところがあって拮抗した後半戦になったという反省点を活かしたかった試合。 1・3Qのスタートのメンバーはアグレッシブなディフェンスから点差に繋がったと思う。2・4Qは相手もスコアラーをより多く出してくるので、ある程度得点を許していかなければいけない所はあると思うが、チームのルールとして守ることを守りながら、走る展開をしなければいけない。 2BIGに対して、4Qで中西選手がチャップマン選手に対して厳しくつけたことが、20-20に抑えられたポイントだと思う。できるだけリングから遠いところでボールを持たせるように、チームとして徹底できたと思う。 また後半戦最初の試合だったという事が、これから後半戦のエンジンになって、自分たちの方向性がはっきりできたので、走っていくだけだと思う。」