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1/20(土)試合結果 広島86-97熊本

【1月20日(土)B2第16節 GAME1 熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】
1月20日(土)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ86-97熊本ヴォルターズ
(1Q:8-19,2Q:26-20,3Q:22-35,4Q:30-23)
会場:熊本県立総合体育館
入場者数:1478人
シーズン成績:16勝13敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー
熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#8ジョッシュ・ドゥインカー、#11福田真生
<試合レポート>
☆第1Q
年末のホームゲーム茨城戦から約3週間ぶりのゲームとなる2018年初戦。その相手がライバルとして意識する熊本ヴォルターズ。昨季も含めてここまで対戦成績は五分。今節も激戦が予想される。もちろんプレーオフ進出に向けて負けられないカードだ。広島のスターターはこれまでと同様に、朝山、山田兼任コーチ陣はベンチからの出番だ。熊本はBリーグオールスターでMVPを獲得したキャプテン#7小林が今季初スターター。ゲームは立ち上がりお互いにディフェンスの集中力が高い。広島は坂田がジャンパーを立て続けにきめて、流れを作る。しかし熊本は#8ドゥインカーの3Pが効果的に決まる。逆に広島は3Pを打たされる格好になり決まらない。熊本#2古野はこのクォーターだけで5アシストを記録、熊本のオフェンスを牽引する。8-19。
☆第2Q
広島ディフェンスが機能する。熊本から24秒オーバータイムを奪うなど、立ち上がりから約3分間熊本に得点を与えない。オフェンスでもドリスドムがチーム最初の3Pを決めると、山田から村上へのアシスト、ドリスドムがスティールからプッシュしてファストブレイク。さらに4:05チャップマンの3Pで同点に追いつき、勢いそのままにチャップマンのダンクでついに26-28と逆転する。対して熊本も司令塔#2古野、大黒柱#8ドゥインカーを戻す。するとここから怒涛の反撃を受ける。残り3分で3P2本を含む13得点。広島はこの勢いを止めきれず逆転したのもつかの間、34-39で後半へ。
☆第3Q
熊本#1中西の立て続けのオフェンスファウル、#8ドゥインカーのターンオーバーの隙をついて坂田の3Pで41-39と早い段階で逆転に成功する。しかしきっちり立て直す熊本はゲームメイクで存在感を出していた#2古野が自ら3Pを決めてくる、オープンを作って連続3Pで流れが一気に熊本に傾く。熊本#1中西のセカンドチャンスポイント、#7小林のハッスルプレーも出てアウェイ熊本が沸く。ここで引き離されると厳しい広島はコッツァーからチャップマンに交代するもファウルでドリスドムにすぐさまスイッチするも、逆に熊本#8ドゥインカーが大当たり。3P2本、フリースローも全部決めて第3Qで15得点4リバウンド。広島も村上のファストブレイク、ドライブでハッスルしたプレーが出るが56-74と大きくビハインドで最終クォーターへ。
☆第4Q
勝負をかけにくる熊本が立ち上がりで得点を奪うと、8:40で広島は後半2回目のタイムアウト。仕切り直しを早めに行なって逆転へのシナリオを確認する。しかしなかなか熊本のタフなディフェンスの前に機能しない。残り6:55で3回目のタイムアウト。チャップマン、コッツァーの両ビッグマンでインサイドを崩しにかかる。ディフェンスリバウンドからチャップマン、朝山が得点を積み重ね追い上げる。朝山がAND1、3Pとプレイでもチームを鼓舞する。しかし重くのしかかった10点のビハインドを返しきれず悔しい敗戦となった。86-97。
熊本#8ドゥインカーに33得点を奪われ、インサイドの選手でありながら3Pが7本中6本と高確率で決められた。なんとか第3Qはしっかりケアをして得点を抑えたかった。対して広島は3Pの確率が悪かった。それも熊本インサイドのディフェンスが固く外から打たされた結果とも言える。安易にショットを選択して、ボールを動かせていない場面もあった。ただ課題のリバウンドで熊本と14本も差をつけられたのも敗因の一つだ。ディフェンスは決して悪くなかっただけに、しっかりディフェンスリバウンドを取ってポゼッションを確保しなければ勝機はない。坂田のアグレッシブさ、田中、村上のドライブなど良い点もあった。ここまで熊本とのゲームはロースコアになることが多かったが、明日は同様にディフェンスを修正して我慢の展開から勝利をつかみたい。ここで連敗を喫するわけにはいかない。執念で1勝をもぎとって、広島に帰りたい。BE ONE!UNITED WE STAND!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#2朝山正悟         17点
#3テレンス・ドリスドム   17点
#13クリント・チャップマン  16点
#1村上駿斗         13点
#7坂田央         11点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー  7リバウンド

熊本ヴォルターズ
◆得点
#8ジョッシュ・ドゥインカー   33点
#2古野拓巳          13点
#30テレンス・ウッドベリー   13点
◆リバウンド
#8ジョッシュ・ドゥインカー     9リバウンド
#1中西良太             6リバウンド
#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ   6リバウンド
#2古野拓巳                                     5リバウンド
#11福田真生            5リバウンド
◆アシスト
#2古野拓巳   12アシスト
#47並里 祐            5アシスト

<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆#2朝山正悟HC
「特に1・3Qで熊本のやりたいバスケットをやられてしまった。その要因はディフェンスで、後半戦の初戦で多少固さはあったかもしれないが、浮足立ってしまい、自分たちの持ち味が出せなかった。それによって、相手に高確率にシュートを決められてしまい、リバウンドも少なくなってしまった。オフェンスに比重がおかれて、相手に走られて、気持ちよくシュートを決められた。自分たちはタフショットが多かった。村上がいい働きをして、チームの助けになってくれたので、いい刺激になって、チーム内で競争が生まれると思う。今日負けた事は、切り替えて明日やるしかない。B1で戦うつもりがあるならば、この状況を脱却して今日のような事はやってはいけないと思う。しっかりと共通理解としてやっていきたい。」

【熊本ヴォルターズ】
☆保田尭之HC
「出だしはよく、これまでの所が改善されていたと思う。2Qのユニットがオフェンス面でもハマらなかったシーンも多く、それがきっかけなのか、攻守ともにソフトになって重たい展開になってしまった。4Qに向けて修正する為に、リーダーシップを持っている古野を4Qに出せるように意識してローテーションを考えた。1試合目で勝てたのは喜ばしいこと。NBLから広島に同一カードで連勝が無いので、明日も勝ってクラブレコードにしたい。」

【次回のホームゲーム】
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