11/5(日)試合結果 広島89-108仙台
【11月5日(日)B2第7節GAME2 仙台89ERS戦ゲームレポート】
11月5日(日)にゼビオアリーナ仙台(宮城県仙台市)で行われました仙台89ERS戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ89-108仙台89ERS
(1Q:25-25,2Q:10-33,3Q:26-22,4Q:28-28)
会場:ゼビオアリーナ仙台
入場者数:2104人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#14ウェンデル・ホワイト、#24田中成也
仙台:#0嶋田基志、#1石川海斗、#5柳川龍之介、#9溝口秀人、#34オルー・アシャオル
<試合レポート>
☆第1Q
敗戦を糧に前に進むしか無いGAME2。チャップマン、仲摩を欠く厳しい状況なだけに、気持ちが大事になってくる。立ち上がり仙台のターンオーバーを誘うエナジー溢れるプレイで先行する。北川の3P、スティールからホワイトが速攻で抜け出し、3Pも決めて14-6として仙台がタイムアウト。しかしここから仙台が着実にフリースローなどで得点を積み重ね、終了間際の3Pで同点とされ第2Qへ。25-25。
☆第2Q
山田のアシストでホワイトがジャンパー、残り8:00のタフショットを決めて波に乗りかけた矢先にホワイトがテクニカルファウルを取られてしまう。チャップマンが欠場する中でファウルトラブルとなりオンザコート1で第2Qを戦うこととなった。フロアバランスが悪くなった広島はリバウンドで仙台に圧倒される。さらにターンオーバーから仙台に走られ今度は広島ベンチにテクニカルファウル。悪い流れの中、仙台が3連続3Pショットと怒涛の攻撃で突き放す。仙台#34アシャオル、#41ウィリアムス・ジュニアが止まらない。大量失点で35-58。
☆第3Q
前日に続きこのゲームでもホワイトが奮闘する。ディフェンスリバウンドから北川へのアシスト、自らもリバウンドを取ってレイアップでファストブレイクを決める。ディフェンスの激しさが増す広島は朝山もスティールから速攻を決めて47-64と追い上げる。さらに田中、朝山が3Pを決め、ホワイトのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントもあり59-71。しかし仙台もここで崩れない。タイムアウト明けから攻勢を強め結局61-80まで引き離され最終クォーターへ。
☆第4Q
このまま負けるわけにはいかない広島はコート、ドリスドムらフレッシュなメンバーが運動量でプレスをかける。ディフェンスリバウンドも抑え最後のチャンスを狙う。70-84と追い上げ、朝山のスティールからファストブレイクで74-86と仙台に迫る。残り5:57と逆転できる時間がある。しかし昨日と同じく終盤になると疲労が濃い広島は反撃にあと一本が出ない。大事な1本を守りきれない。仙台#34アシャオルに持ち込まれあっさりと得点を奪われ、続いてコートの3Pが外れたところをインサイドで崩され74-90。勢いをつけたい場面をモノにできなかった。それでもディフェンスプレッシャーを再び強め戦う姿勢を見せるもオンザコート2の仙台外国籍選手は止められなかった。108という失点を奪われ敗戦。今季初めての同節の連敗となった。
昨日に引き続き、速い展開で攻める仙台のペースに終始おされ失点を重ねた。第2Q以外はほぼ互角の得点差ではあるものの、勝負どころで弱さが出てしまい逆転のチャンスを逃した。オンザコート2で圧倒されてしまったのが悔やまれる。それでもチャップマンが不在の中で代わって余りある活躍を見せたホワイトに期待がもてる。もっと連携を高めて、日本人選手のアタックする姿勢が欲しい。今季、追いかける展開で逆転勝利を挙げられていない。勝負所でギアを上げる強さ、メンタリティをチームで見せたい。苦しい中にステップアップするチャンスを見つけ、この敗戦を糧に上を目指して戦わないといけない。次はホームゲーム。相手は愛媛と波にのる相手だが、ここが正念場だ。ホームで連勝して這い上がりたい。BE ONE!UNITED WE STAND!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#14ウェンデル・ホワイト 21点
#2朝山正悟 16点
#3テレンス・ドリスドム 15点
#11北川弘 11点
◆リバウンド
#14ウェンデル・ホワイト 10リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 6リバウンド
#5山田大治 6リバウンド
仙台89ERS
◆得点
#34オルー・アシャオル 38点
#41クレイグ・ウィリアムス・ジュニア 14点
#1石川海斗 11点
◆リバウンド
#41クレイグ・ウィリアムス・ジュニア 12リバウンド
#34オルー・アシャオル 11リバウンド
◆アシスト
#5柳川龍之介 5アシスト
<ヘッドコーチコメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆ジェイミー・アンドリセビッチHC
「試合の入りは悪くなかったが、ファウルトラブルが第2クオーターに響いた。オンザコート1となったところをつかれ、大きなリードを許した。後半も選手は諦めずに、しっかりと戦ってくれた。」
【仙台89ERS】
☆後藤敏博HC
「2日間ホームで勝てて良かったが、内容があまり良くない。ディフェンスの基本的なことができずに、フリーでシュートを打たせてしまったり、簡単なレイアップを決められた。(38得点のアシャオル選手に関して)彼を生かす戦術にしたことで、結果が数字に出たことは良かった。次節はディフェンスを意識して試合に臨み、早く勝ち星の貯金を作りたい。」
【次回ホームゲーム】