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10/29(日)試合結果 広島90-84FE名古屋

【10月29日(日)B2第6節GAME2 Fイーグルス名古屋戦ゲームレポート】
10月29日(日)に東広島運動公園体育館(東広島市)で行われましたFイーグルス名古屋戦。
<スコア>
B.LEAGUE 2017-18 B2
広島ドラゴンフライズ90-84Fイーグルス名古屋
(1Q:23-22,2Q:23-14,3Q:22-20,4Q:22-28)
会場:東広島運動公園体育館
入場者数:1839人
マンオブザマッチ:#11北川弘
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
FE名古屋:#2福澤晃平、#11杉本 慶、#13成田正弘、#24ジョシュ・ホーキンソン、#26神津祥平
<試合レポート>
☆第1Q
昨日の敗戦から一夜。チームが一つにならないと今日勝つことはできない。一丸となって勝利だけを目指したい。スターターは昨日と両陣営同じ。広島が最高の立ち上がりを見せる。北川が3Pを鮮やかに決めるとスティールからの速攻、もう1本3P、さらに朝山が速攻を決めて開始わずか2分で10-2と大きくリードを奪う。今日の広島は選手が足をよく動かし速いリズムで時間をかけずにオフェンスしていく。セットオフェンスもはまりアシストも多く記録し、広島がペースをつかんだ。それでもFE名古屋もジワジワと追い上げ広島に迫る。この苦しい時間帯にホワイトがミドルショットで得点をつなぎリードを奪って第2Qへ。23-22。
☆第2Q
お互いにフィニッシュで苦しみ得点が伸びない。広島はホワイトがディフェンスでも貢献し、相手外国籍選手を抑える。チームで集中を切らせることなく守り、FE名古屋のシュートタッチが良くないことも幸いしFGで得点を与えない。逆に広島はチャップマンの3P、オフェンスリバウンドからの得点でリードを広げると、ドリスドムがタフなレイアップを決めて流れに乗る。北川、田中の3Pも決まって46-36とリードは10点に。
☆第3Q
チャップマン、田中の3Pが決まらない中で朝山が3Pを決めて得点をつなぐも、FE名古屋が反撃。ターンオーバーも絡んで54-50まで追い上げを見せる。この大事な局面をディフェンスで1本守り、朝山からチャップマンへの鮮やかなアシストが決まる。さらに続くディフェンスをチャップマンのブロックショットで防ぎ、北川から今度は朝山にロングパスが通り追加点、58-50とリードを広げた。ホワイトの3Pもブザービーターで決まって68-56で最終クォーターへ。
☆第4Q
FE名古屋はオフェンスリバウンドから得点し、広島はコートのファストブレイク、チャップマンの得点でリードを守る。FE名古屋はターンオーバーやファウルも出て流れも悪く反撃もここまでかと思われた。しかし残り4:38#18飛田の3Pから畳み掛け、#0ヒルのセカンドチャンスポイントAND1など79-75と4点差まで詰め寄る。しかし残り2:06で田中に対するファウルでFE名古屋ベンチに対してテクニカルファウルが吹かれ、これで得たFTを田中がきっちり3本決め、さらにターンオーバーから北川が得点しFE名古屋の追い上げを振り切った。最終スコア90-84で広島が勝利した。 

ホームでの連敗を断ち切り大きな価値ある1勝を挙げることができた。今季でもっともオフェンス部分で連携が取れたことが27というアシストの数からも伺える。ターンオーバーも減り、フィニッシュで終わることができた。立ち上がりからよく足を動かし、司令塔の北川がチームを引っ張りリズムを生み出す形が見えたのではないか。自身でも3Pを決めるなど16得点と大活躍。マンオブザマッチに選ばれた。守っては昨日やられたFE名古屋#24ホーキンソンをチームで守りきり自由にさせなかったことが光る。それでも84失点につながった最終クォーターのリバウンド差など修正点は多いだろう。とはいえ、シーズン開幕からこの28日で11試合を戦ったハードスケジュールで傷んだ心身を一旦リフレッシュすることも必要だ。昨日の敗戦もあり、今日1839人もの東広島のファンの前で良いバスケットで勝利できたことがチームにとって非常に大きい。東広島での開催も毎年観客動員数が増えてきており、東広島にも広島ドラゴンフライズが根付きつつあり有難いことだ。この東広島で挙げた一勝を良いきっかけにしてB1に向かって突き進んでいきたい。シーズンはまだまだこれから、厳しい戦いは続くがさらに連携を高め、ステップアップしないと目標には辿りつけない。目指すはただ一つBE ONE!UNITED WE STAND!

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点

#13クリント・チャップマン  27点

#11北川弘          16点

#14ウェンデル・ホワイト   14点

◆リバウンド

#13クリント・チャップマン 16リバウンド

#14ウェンデル・ホワイト  9リバウンド

◆アシスト

#2朝山正悟  7アシスト

#11北川弘  6アシスト

#24田中成也 5アシスト
 
Fイーグルス名古屋
◆得点

#2福澤晃平         17点

#0ハーバート・ヒル     13点

#27ジョシュ・ホーキンソン 13点

#14兒玉貴通        10点

◆リバウンド

#24ジョシュ・ホーキンソン 17リバウンド

#0ハーバート・ヒル     9リバウンド

#24飛田浩明        7リバウンド

◆アシスト

#2福澤晃平    7アシスト

<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆ジェイミー・アンドリセビッチHC
「いい集中力とエナジーを持ってゲームに入って、ボールも人もよく動かせて得点することができた。巻き返されはしたが、2Qに自分たちのバスケットをやることができ、イニシアチブを持って後半に臨めた。最終クォーターも追い上げられたが最後まで粘り強く戦うことができた。今日はしっかりしたディフェンス、ボールプレッシャーをかけて、オフェンスではサイドからサイドにボールを動かして戦えたことが勝因につながったと思う。」

☆#11北川弘

「昨日帰ってからゲームの映像を何度も見返して、自分がチームに与える影響をもう一度整理をした。チームをひっぱる自覚、勝利への気持ちが足りない部分があると思ったので、同期3名(坂田、田中、北川)で試合前に少し話をして気持ちを入れ直すことができたと思う。自分としては声を出す、声をかける、みんなが気持ち良くプレーできるためにしないといけないことを考えて、アップのときから今日は実践していった。今日のゲームで自分自身として大切な部分を再認識して、勝利にもつながったということで気持ちが吹っ切れた部分もあると思う。もっと『広島ドラゴンフライズらしさ』という部分を確立するために、チームの共通の認識を高めて、ベテラン、若手関係なくチームが一つになって戦う必要がある。ファンにも『らしさ』という部分を感じてもらえるようなチームになっていければ、目指すべきところも近づいてくると思う。勝って反省して、今日を一つのきっかけにしたい。」


【Fイーグルス名古屋】
☆渡邊竜二HC
「ゲームの入りが非常に良くなく、前半で作ってしまった借金を後半に返せないような展開になってしまった。やはり昨日以上に広島がディフェンスで圧力をかけ、オフェンスのスクリーンの精度が上がってきていて、我々が対応しきれなかった。シュートの入る入らないは水モノで、今日も悪いショットばかりではなかった。我々はディフェンスのチームなので、90点という失点から反省して改善してやっていきたい。」