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5/13 プレーオフ 3位決定戦 試合結果 広島78-65群馬

【5月20日(土)B2プレーオフ3位決定戦 群馬クレインサンダーズ戦ゲームレポート】

5月20日(土)に国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)で行われました群馬クレインサンダーズ戦。

<スコア>

B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2016-17 THIRDPLACE GAME

広島ドラゴンフライズ78-65群馬クレインサンダーズ

(1Q:23-10,2Q:23-18,3Q:15-17,4Q:17-20)

会場:国立代々木競技場第二体育館

入場者数:1409人

今シーズン最終成績:B2 3位

【スターター】

広島:#0アジーズ・エンダイ、#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#24田中成也

群馬:#0小淵 雅、#15栗原奨太、#31アブドゥーラ・クウソー、#50梅津大介、#51根東裕隆

<試合レポート>

☆第1Q

島根との大一番で全てを出し尽くすものの惜敗となり、心身ともに限界が迫る。それでもあと2勝を上げればB1に昇格にできる明確な道がある。その第一歩を踏み出すためにまずはB2で3位にならなければならない。悲願のB1へ道を切り開け!

スターターにはコンディションの整わないラマートに代えて今シーズン初のスターターとなるエンダイがコートに立つ。そのエンダイが序盤からハッスルしてチームを引っ張る。いきなり得点を決めるとさらにレイアップ、フリースローと島根戦で抑え込まれた鬱憤を晴らすかのような活躍。さらに山田、朝山のベテラン陣も得点して、15-5とリードする展開。特にディフェンスで群馬を抑え込み、インサイドで得点を与えない。23-10と最高の立ち上がり。

☆第2Q

群馬のエース#1ケネディが存在感を発揮。3P、フリースローを着実に沈める。対する広島もディロンがオフェンスにリズムをもたらす。ディロンのスティールからの速攻でダンク、北川の速攻でのレイアップと勢いにのる。ディロンはその後もタフショットを立て続けに決める。守ってはケネディに3Pを決められるものの、イージーな得点は許さず、がっちりとリードを守って後半へ。46-28。

☆第3Q

ラマートに不安を抱える中、エンダイが3つ目のファウルを取られラマートと交代となる。さらにターンオーバーから群馬に得点されるなど嫌な流れの中、広島に喝をいれたのは田中の3Pだった。しかしB1昇格へ燃えるのは群馬も同じ。エース#1ケネディが積極的にシュートを打ち連続ポイントも奪う。さらに悪いことにラマートも3つ目のファウルとなる。ここから代わってケネディにマークについた坂田が持ち味を発揮する。ケネディをしっかり抑えながらも北川との絶妙なコンビネーションでの得点、ケネディを押し切ってのレイアップなど攻守で活躍。踏ん張りどころで仕事を果たす。61-45で最終Qへ。

☆第4Q

最後までディフェンスの集中は切らさない。シュート確率は下がるも、手堅い試合運びを見せ、残り約5分半で68-49と危なげない展開。群馬もディフェンスプレスなど激しさをみせる。オフェンスでも群馬#0小淵、#1ケネディらのシュートで残り3分15秒には68-56と点差を縮めるが、反撃もここまで。ファウルゲームをしっかりとものにし勝利を挙げた。

代々木での決戦を安定したディフェンスと中外のバランスの良いオフェンスで勝利を挙げた。この結果を持って今シーズンの広島ドラゴンフライズはB2で3位となり、B1昇格に向けて最後の山となる入替戦に出場する。入替戦の対戦相手はB1の横浜ビー・コルセアーズ。川村卓也選手やチーム結成シーズンに広島に在籍したファイパプ月瑠選手が所属する。その中でも危険な存在はジェフリー・パーマー選手だ。エンダイ、ラマートが今日以上のディフェンスで活躍をしないと止められない相手だ。

次がシーズン65ゲーム目、泣いても笑っても入替戦が今シーズン最後のゲーム。その最後のゲームでB1クラブに挑戦することになり、場所は代々木競技場第一体育館、勝てばB1と最高の舞台だ。全ての広島を応援してくれる方の思いを力に変えて、最高のパフォーマンスで、B1昇格を果たしたい。

Bリーグ史上初の入替戦を広島ドラゴンフライズ史上に残るメモリアルゲームに!持てる力を全てを出して、今シーズン最大の挑戦を、全員でB1をつかみましょう! 

UNITED WE STAND!!

 

【主なスタッツ】

広島ドラゴンフライズ

◆得点

#12ダニエル・ディロン  18点

#11北川弘        14点

◆リバウンド

#21コナー・ラマート    7リバウンド

#0アジーズ・エンダイ    6リバウンド

#12ダニエル・ディロン  5リバウンド

#18鵤誠司         5リバウンド

 

群馬クレインサンダーズ

◆得点

#1トーマス・ケネディ             35点

#0小淵 雅         12点

◆リバウンド

#1トーマス・ケネディ             9リバウンド

#31アブドゥーラ・クウソー   6リバウンド

#51根東裕隆        5リバウンド

<ヘッドコーチ、選手コメント>

【広島ドラゴンフライズ】

☆佐古賢一HC

「第1Qの入り、選手たちはエナジー全開でスタートを切ってくれた。ディフェンスラインを上げることがよくできた。前半でイニシアチブが取れた中、後半になっても相手のオフェンスの勢いに受身になることなく戦えたと思う。全体的には前半の貯金をうまく後半使いながら時間を消費し、集中力を欠かすことなく選手たちは40分間、戦ってくれた。入替戦の相手になる横浜は私も朝山も横浜出身で正直、やりたくはなかったが、3年間広島で費やした時間を思いに変えて戦わないといけない。一発勝負なので、その日のコンディション、流れが良いチームが勝つと思うので、しっかりと良い準備をして全力で戦いたい。」

☆#2朝山正悟

「今日は出だしが全てだった。あれだけエネルギッシュにディフェンスに入ることができ、自分たちの守備を1試合を通してできた。それによって最後、少しもたついたところはあったが、全体を通してしっかりとプレーできたと思う。今週火曜日のミーティングでHCから熱い魂を注入されて、しっかりと切り替えて島根戦の敗北から切り替えて挑むことができたのがよかった。次の入替戦は一発勝負となるが、しっかりと広島ファンの想いを背負って全力で戦うので、ファンも一緒になって戦ってもらいたい。」

【群馬クレインサンダーズ】

☆平岡富士貴HC

「前半、我々の課題である攻撃の部分、決定力のところから離された。『B1に行く』という目標を持ってやってきたが、残念ながら負けてしまい正直に言って悔しい。ただ、長いシーズンを群馬の選手、フロント、ファンの皆さんとひとつになって戦ってこられたことには感謝している。また、来年チャレンジできるのであれば、再びこの大舞台に挑んでいきたいと思う。応援ありがとうございました。」