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4/29試合結果 広島74-84熊本

【4月29日(土)熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】

4月29日(土)に熊本県立総合体育館(熊本県熊本市)で行われました熊本ヴォルターズ戦。

<スコア>

B.LEAGUE B2 第29節

広島ドラゴンフライズ74-84熊本ヴォルターズ

(1Q:19-12,2Q:20-20,3Q:14-28,4Q:21-24)

今シーズン成績:43勝14敗

会場:熊本県立総合体育館

入場者数:4356人

【スターター】

広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也

熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#9神原裕司、#20ジョエル・ジェームス

<試合レポート>

☆第1Q

1ゲーム差で迎えた天王山GAME1。ここまで実力が拮抗している熊本との対戦は最大級にタフなゲームになることが予想される。立ち上がりお互いに集中して手堅く始まる。熊本は司令塔#2古野がゲームをコントロールする。絶妙なパスで得点をアシスト。対して広島は田中の3P、エンダイがリバウンドから押し込んで得点を重ねる。終了間際には北川の3Pも決まってリードして立ち上がる。19-12。

☆第2Q

北川のディフェンスリバウンドから田中が速攻を決めると、さらにスティールからの3Pも決めて波に乗る。ディフェンスでも足を動かして、熊本に簡単には得点を与えない。さらにディロンを軸に攻勢を強めリードは一時15点まで開く。しかしここでわずかな緩みが生じる。リバウンドやルーズボールに熊本が気迫をみせ、流れが熊本に傾く。広島のターンオーバーなどから連続得点を与え、熊本#2古野の4点プレイも出て嫌な展開で前半を終える。39-32。

☆第3Q

前半からの嫌な流れを断ち切って主導権を握りたい広島だったが、最悪の立ち上がりとなる。ターンオーバーやディフェンスリバウンドから走られて12連続失点であっという間に逆転を許す。ベンチも早いタイミングでタイムアウトを取るも4000人を超えるファンに後押しされた熊本の勢いは簡単には止まらない。熊本はカットインなどからインサイドで得点を重ねる。さらに山田がテクニカルファウルを取られるなど、広島に苛立ちと焦りが見えはじめる。さらに熊本は追い打ちをかけるように#9神原がタフな3Pも沈めて、広島は早くも後半2回目のタイムアウト。それでも粘る広島はフリースロー、朝山が得点して53-60と一桁ビハインドに踏みとどまって最終Qへ。

☆第4Q

主導権を握った熊本はリングへ積極的にアタックをしかける。残り7:19に熊本#43ビュートラックの3Pが決まって点差は13点となる。是が非でも追いつきたい広島もここからラマート、エンダイらビッグマンのインサイドで得点をするが、打たされる形になった3Pはことごとく決まらず点差が縮まらない。最後まであきらめず食らいついたが、残り7点の点差が詰められず74-84で大事な天王山初戦を落とした。

最大15点差あったゲームをひっくり返され、痛恨の一敗を喫し西地区3位に転落した。プレーオフ進出には得失点差も大事になってくるだけに10点差での敗戦は痛いと言わざるをえない。それでもまだまだプレーオフ進出に道が閉ざされたわけではない。明日はいよいよ背水の陣となるが、熊本から勝利を挙げることができればプレーオフに大きなアドバンテージを得て、自力でのプレーオフ進出に望みをつなぐことになる。敗戦に下を向いている時間はない。

今日やられたインサイドでラマート、エンダイがどれだけ踏ん張れるか、チームディフェンスで足を40分間動かし続けることができるのか。気持ちを切り替えて、勝利に向けてシンプルに戦うのみ!

「最大の挑戦?UNITED WE STAND?」残り3ゲーム。全てを出し切って、目指すB1のステージへ。共に戦いましょう!!

【主なスタッツ】

広島ドラゴンフライズ

◆得点

#2朝山正悟      18点

#24田中成也     11点

#18鵤誠司      10点

◆リバウンド

#0アジーズ・エンダイ   9リバウンド

#18鵤誠司        6リバウンド

#12ダニエル・ディロン  5リバウンド

#21コナー・ラマート    5リバウンド

 

熊本ヴォルターズ

◆得点

#20ジョエル・ジェームス  24点

#2古野拓巳        18点

#1中西良太        14点

#9神原裕司        12点

#43ポール・ビュートラック 12点

◆リバウンド

#20ジョエル・ジェームス  11リバウンド

#1中西良太         7リバウンド

#11福田 真生        5リバウンド

#43ポール・ビュートラック 5リバウンド

◆アシスト

#2古野拓巳   5アシスト

<ヘッドコーチ・選手コメント>

【広島ドラゴンフライズ】

☆佐古賢一HC

「3Q以外はしっかり戦えたが、3Qの立ち上がりで熊本のエンジンが上がったところでタイムアウトを取ったが流れを変えられなかった。少しディフェンスが機能しなくなり、リバウンドでも押し込まれた。ここが悔やまれるゲームとなった。オフェンスでも外々と意識をしすぎて、中は攻め急いだ。焦りが出てしまった。このゲームが大切ということで早いタイミングで3つのタイムアウトを取ったが、4Qで13点差にされた3Pがこたえた。明日はもう少し粘り強く各Qで勝てるようにしっかりと戦いたい。一試合を通して自分たちのバスケットをしたい。」

☆#2朝山正悟

「今日は大事なゲームということで気持ちも入っていたし、良い準備もできていたと思う。3Q、4Qで残念な結果になってしまった。今シーズンの広島の弱さが出たということだと思う。明日もう一度チャンスはあるし、後悔はしたくないので、自分たちのできることをやって、明日に臨みたい。」

 

【熊本ヴォルターズ】

☆保田尭之HC

「前半の出だしも狙い通りの所で点を加算できて良かったが、途中点が取れなくなった時間が長かった。2Qの入りでしっかりプレーして点差を縮めて、後半ディフェンス変え、しっかり入れた。オフェンスの起点になったのが、ジョエル選手。ピックアンドロールで、いい形で中に合わせることが出来たり、下られた時に、アウトサイドシュートを狙えた。朝山選手や田中選手に得点されているのは、明日への修正点。明日は、ジョエル選手がケアされると思うので、そこが試されると思う。快く多くの観客の皆さんに応援してもらえるように、もう一度気持ちを入れてプレーしたい。」

 

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