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4/22試合結果 広島89-81香川

【4月22日(土)香川ファイブアローズ戦ゲームレポート】

4月22日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました香川ファイブアローズ戦。

<スコア>

B.LEAGUE B2 第28節

広島ドラゴンフライズ89-81香川ファイブアローズ

(1Q:23-20,2Q:18-22,3Q:26-22,4Q:22-17)

今シーズン成績:43勝12敗

広島ドラゴンフライズ後援会特別賞:#8岡崎修司、#36仲摩匠平

会場:広島サンプラザホール

入場者数:3070人

【スターター】

広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也

香川:#5溝口秀人、#11チェハーレス・タプスコット、#15坂東拓、#19徳永林太郎、#41高田秀一

<試合レポート>

☆第1Q

プレーオフ出場に向けて勝利しかない広島は不動のスターター。ゲームは立ち上がりから司令塔の鵤が引っ張る。スティールやドライブで立ち上がりの香川を攻めたてる。朝山も3Pを決めてリードを広げる。しかし香川も#15坂東の3P、広島のターンオーバーもあって追い上げる。さらに香川が残り1秒で#13近が3Pを決めて23−20と激しく追い上げ第2Qに。

☆第2Q

香川エース#11タプスコットが勢いに乗る。ジャンプショット、リバウンドで香川がペースを作ると、香川#13近の3P、#15坂東のショットで7連続ポイントを取られ、広島がタイムアウト。嫌な流れを変えたい広島は、朝山、山田、鵤をコートに。しかし前半はなかなかアウトサイドのシュートが決まらない。点差は気づけば9点。ここから粘りが出た広島。田中の3Pは外れるもこれをラマートがオフェンスリバウンドから得点。さらにフリースローをエンダイ、田中が確実に決めて、点差を詰めていく。さらに香川ナバーロHCにテクニカルファウルが吹かれて逆転のチャンスを握るも、逆転には及ばす41−42で後半へ。

☆第3Q

後半は点の取り合いに。田中が3Pを決めて逆転に成功し、山田がスティールから自らドライブで得点して50−47。しかし香川#19徳永の3P、#11タプスコットのリバウンドからの得点、#11タプスコットのブロックショットからリバウンド、アシストからの得点で再逆転を許す。広島も山田のナイスアシストなどで得点を繋いでいくが香川も3Pで決して離れない。流れを引き寄せたのは朝山のスティールからのファストブレイク。これでリードを作って最終Qへ。67−64。

☆第4Q

今日31得点を挙げた香川#11タプスコットが最終Qも飛ばす。フリースローにアンドワンといきなり5得点でゲームをひっくり返す。ここで田中が執念の3P!さらに北川が大きな勢いをつくる連続3Pを決めて76−71。このリードを広島は一層に激しいディフェンスで守る。北川が気迫のブロックショットもみせて香川の追い上げを跳ね返した。最後はフリースローを落ち着いて決めていき最終スコア89−81。

タフなクロスゲームをなんとか勝利し、価値ある一勝を手にした。3070名というクラブ歴代2位の来場者の大きな声援が勝利を後押しした。インサイドでは有利に試合を運んだが、ディフェンスのプレッシャーが甘くなったところでシュートを決められてリードが13回も入れ替わるクロスゲームとなった。第1Qの立ち上がりはさらに集中力とエナジーが必要だ。自分たちのリズムでバスケットができたい時間帯にいかに我慢できるか、粘り強くディフェンスで相手にフラストレーションを与えるか、ゲームを自分たちでコントロールしていきたい。明日も香川との対戦となるが、香川エース#11タプスコットに連日やられるわけにはいかない。ラマート、エンダイをうまくカバーしてチームで失点を抑えたい。

地元ファンの前でハッスルした姿をみせ、明日も勝利を挙げろ!一戦必勝!明日も共に戦いましょう!

UNITED WE STAND!!

【主なスタッツ】

広島ドラゴンフライズ

◆得点

#21コナー・ラマート 19点

#2朝山正悟      18点

#18鵤誠司      11点

#11北川弘      10点

#24田中成也     10点

◆リバウンド

#21コナー・ラマート   8リバウンド

#0アジーズ・エンダイ   7リバウンド

#24田中成也       5リバウンド

◆アシスト

#5山田大治       7アシスト

 

香川ファイブアローズ

◆得点

#11チェハーレス・タプスコット 31点

#13近 忍           15点

#15坂東拓           13点

◆リバウンド

#11チェハーレス・タプスコット 13リバウンド

#14エイドリアン・フォーブス  9リバウンド

<ヘッドコーチ・選手コメント>

【広島ドラゴンフライズ】

☆佐古賢一HC

「今日は各クォーターで非常に激しいディフェンスを前から強いられ、バタバタとした時間も出た中で89点取れた。走られた時間帯、ディフェンスコミュニケーションのミスからイージーな得点を与える場面も目立ったことは反省だが、ボールラインをしっかりと下げることが出来たと思う。ボールの展開から後半は良いシュートが打てて、主導権を握ることができた。ディフェンス面では24秒の中で残り6秒ぐらいまでは良いディフェンスができたが、最後に淡白になったり、リバウンドに絡めないような動きになってしまっている。今日は北川が果敢に気持ちを前面に出して戦ってくれた。後半の良いところで3Pを決め、レイアップは外すというお決まりのパターンも見られたが、彼が帰ってきてくれるとチームに厚みも出てくる。明日もしっかりと戦いたい。」

☆#11北川弘

「前節の愛媛戦に出られず、今日はいつも通り臨もうと思ったが、高ぶる気持ちや取り返したいとはやる気持ちも出て、前半は自分らしさが出せなかった。後半はメンタルの部分でしっかりと切り替えて、勝つことだけに集中してチームのためになることをやりきることができた。残り5試合、どんなに泥臭くとも、勝って広島のファンの方に恩返しをしたいという思いが強い。3年目となる今シーズンはチームだけではなく、ファンと一緒に最後に喜びを分かち合いたいと思っている。残りの全ゲームで自信を持ってコートに立ち、チームの勝利だけを目指して必死に戦いたい。」

 

【香川ファイブアローズ】

☆ジョー・ナバーロHC

「広島は素晴らしいチームだ。得点できる選手が多く、ラマート選手のインサイドは強烈で、シューターも揃っている。良いコーチもいる。なんとか3Pをゾーンディフェンスで止めようと思ったができなかった。今日は選手は本当に頑張ってくれたと思う。我々はもっとリバウンドを取らなければいけない。明日もファイトしたい。」