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4/9試合結果 広島93-74鹿児島

【4月9日(日)鹿児島レブナイズ戦ゲームレポート】

4月9日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました鹿児島レブナイズ戦。

<スコア>

B.LEAGUE B2 第26節

広島ドラゴンフライズ93-74鹿児島

(1Q:19-16,2Q:26-17,3Q:23-15,4Q:25-26)

今シーズン成績:41勝11敗

小島建興マンオブザマッチ:#27小林大起

会場:広島サンプラザホール

入場者数:2085人

【スターター】

広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也

鹿児島:#3鮫島和人、#6ビクラムジット・ギル、#12藤田浩司、#41松崎圭介、#51安慶大樹

<試合レポート>

☆第1Q

ホームで連勝を狙う広島だったが、立ち上がりからリズムが悪い。鹿児島#3鮫島のスティールからの速攻、#6ギルのターンオーバーからの速攻で10-8と逆転される。それでも仲摩がディフェンスリバウンドからファストブレイクを取るなど主導権は渡さない。残り0:44鹿児島#3鮫島のナイスアシストからの得点も出たが、北川が3Pを決めて19-16でリードして第2Qへ。

☆第2Q

ディロン、坂田が流れを作る。さらにエンダイがオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで得点。北川、ディロンがボールをプッシュして速い展開で押し込む。そこに当たりが戻ってきている田中が3Pを決めて主導権を握る。さらに坂田がタフショットも決めて10点差までリードを広げた。45-33で後半へ。

☆第3Q

ラマートが得意のアウトサイドシュートで大事な後半の立ち上がりでいいスタートを切り、鵤がスティールからのファストブレイク、ディフェンスリバウンドからラマートがダンクで勢いを加速させる。しかし24秒バイオレーション、鵤のパスミスからのターンオーバーが続き流れが止まる。アウトサイドのシュートが決まらず、ズルズルと点差を詰められる。しかしここでなんとかエンダイのオフェンスリバウンド、北川のスティールからのファストブレイクで流れを止めて最終Qへ。68-48。

☆第4Q

エンダイがインサイドからフックシュート、セカンドチャンスからの熱いダンクで点差を広げる。さらに連続でスティールからディロンが得点をあげ、小林の3Pも決まって勝負あり。93-74でホームで連勝をあげた。

トランジションを武器に戦う鹿児島に対して、昨日の反省を受けて良いディフェンスで戦えた。後から出る選手が主体となる場面でも広島らしいディフェンスで終始鹿児島にプレッシャーを与え続けることができた。結果的に鹿児島のシュートアテンプトを抑え、ペイントエリアでの失点も36点にまとめた。アウトサイドのシュートが昨日ほどは決まらず得点は連日の100点超えはできなったものの、スティールからの速攻などで得点した。ここまでプレイタイムが長くチームを引っ張り続けた朝山、山田の負担を軽減できたことも先を見据えた上では大きいのではないか。

次節は交流戦で調子を上げてきた愛媛オレンジバイキングスとアウェイで対戦となる。昨年11月に#21ブラックレッジが加入し、前回対戦とは全く違ったチームになっている。エナジーを出して、チームディフェンスで流れを作りたい。愛媛とはホーム最終戦でも対戦するので、次節は良い形で勝利することも重要だ。

シーズン残り8ゲーム。全てのゲームで勝利をあげ、プレーオフへ。歓喜の瞬間まで共に戦いましょう!

UNITED WE STAND!!

【主なスタッツ】

広島ドラゴンフライズ

◆得点

#0アジーズ・エンダイ  22点

#12ダニエル・ディロン 16点

#21コナー・ラマート  14点

#5山田大治      12点

◆リバウンド

#0アジーズ・エンダイ   9リバウンド

#24田中成也       6リバウンド

#36仲摩匠平       6リバウンド

 

鹿児島レブナイズ

◆得点

#6ビクラムジット・ギル 26点

#3鮫島和人        10点

#22中園隆一郎      10点

◆リバウンド

#6ビクラムジット・ギル  11リバウンド

#22中園隆一郎      5リバウンド  

<ヘッドコーチ・選手コメント>

【広島ドラゴンフライズ】

☆佐古賢一HC

「今日は1Qで少し受けてしまう時間が見られたが2Qからやりたいことが形になって、ディフェンスのコミュニケーションミスを出さずに戦うことができた。全体として質の悪いターンオーバーが気になったが、ディフェンスで頑張れた。昨日、今日は普段プレイタイムが短い選手がコートに立ち、きっちりと今シーズンの我々の戦いを理解し表現してくれた。その意味でチームとして完成度は上がってきていると思う。今日の4Qも点差としては負けているが、やりたいことはできていたし、昨日今日でコミュニケーションの重要性をより理解しステップアップできたと思う。我々は全て勝つしかないので、一戦一戦40分間緊張感を切らさない良いゲームで勝ち進んでいきたい。」

☆#2朝山正悟

「今週ゲームに臨む上で、難しい部分はあったが、一つも負けられないという状況、プレーオフを見据えることをチームとしての共通理解としてしっかりもっているし、やるべきことも一人一人が明確になっているので、良い準備をして挑むことができた。これまでプレイタイムが短い選手がコートに立てたことは、来週からの練習、この先を考える上で、チームにとって良い刺激になるし、良い効果が生まれると思う。次節の愛媛戦は前回までの対戦とは全く違う相手になると思うので、激しいディフェンスから良いオフェンスを作って戦いたい。」

【鹿児島レブナイズ】

☆鮫島俊秀HC

「 2日間ありがとうございました。悔しいの一言です。我々ができることは泥臭くリバウンドやルーズボールなどであきらめずに戦って、子どもが自分もプレイしたいと思えるバスケットを見せることだったが、もっと頑張れたのではないか、広島のファンからも拍手をもらえるプレイを見せられたのではないか、その姿を充分にお見せできなかったという面で悔しかった。」