3/17試合結果 広島56-59熊本
【3月17日(金)熊本ヴォルターズ戦ゲームレポート】
3月17日(金)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました熊本ヴォルターズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第23節
広島ドラゴンフライズ56-59熊本ヴォルターズ
(1Q:16-14,2Q:10-17,3Q:16-15,4Q:14-13)
今シーズン成績:35勝10敗
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1483人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#9神原裕司、#20ジョエル・ジェームス
<試合レポート>
☆第1Q
交流戦が終了し、再開した西地区での対戦。いきなり激突するライバル熊本。立ち上がりからお互いの激しいディフェンスがぶつかりあう。ラマートがリバウンドで支える。残り4:31山田からラマートへのアシストが決まり10-6。それでも残り1:14熊本#22のペネトレイトで14-12、残り0:43熊本#7小林のスティールから古野、中西とつないでファストブレイクポイント。16-14で第2Qへ。
☆第2Q
立ち上がりから重たい展開となる。北川、山田、ディロンのシュートはどれも決まらず、なかなか得点できない。広島のシュートが入らず苦しんでいる隙を突いて、熊本が勢いづく。フリースローで同点に追いつくと、熊本#2古野の3Pで逆転19-22。これ以上離されたくない広島は朝山が3Pを決めて22-24。しかし山田のターンオーバーから得点を決められ、リードを奪われたまま後半へ。26-31。
☆第3Q
逆転されて嫌な展開を鵤が振り切ろうとチームを引っ張る。3P、レイアップと連続得点で31-31の同点に追いつく。しかし残り4分を切ったところで広島にトラブル発生。朝山が不調を訴えベンチに下がる。大きな問題とはならず第4Qで復帰。残り1:47でエンダイがアンドワンを沈めて、40-40。全くの五分で勝負は最終Qへ持ち越す。42-46。
☆第4Q
インサイドを固める熊本に対して、またしても得点できない。ミドルシュートの確率が上がってこず、苦しくなる。残り6分で気合の入った鵤をコートに送り出す。なかなか逆転できない広島だったが、さらに北川のファウルで残り1:16で5点差まで広げられる。しかし残り1:06ラマートの3Pが決まって53-55。さらに鵤の3Pも決まり56-57と反撃もここまで。最後の最後までもつれる手に汗握るタフなゲームはわずか3点差で広島が敗れた。
お互いに気合の入ったプレイで非常に引き締まったグッドゲームとなった。ディフェンスの激しさはスコアにも表れ、スコアが伸びない中でのクロスゲームでタッチの差で熊本が制した。広島のシュート確率の低さは大きな不安材料ではあるが、強力な熊本オフェンスをわずか59点差に抑え、リバウンドでも熊本と同数とインサイドで頑張った。これで順位が入れ替わり広島は3位に後退することとなった。しかし明日また熊本との一戦を控え、今日のリベンジを果たす機会がすぐにある。
明日も今日以上にタフなゲームになると思うが、チーム全員で戦い、また地元広島ファンの大声援を受けて、なんとしても勝たないといけない。我慢の時間帯を乗り越え、泥臭くプレーオフにつながる貴重な一勝をもぎとりましょう。
今日以上のファイトを、声を、気持ちを出して、共に熱く闘いましょう!! UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#18鵤誠司 16点
#21コナー・ラマート 13点
◆リバウンド
#21コナー・ラマート 13リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 7リバウンド
#12ダニエル・ディロン 6リバウンド
#24田中成也 5リバウンド
熊本ヴォルターズ
◆得点
#22レジナルド・ウォーレン 15点
#1中西良太 14点
#2古野拓巳 14点
#20ジョエル・ジェームス 11点
◆リバウンド
#22レジナルド・ウォーレン 14リバウンド
#20ジョエル・ジェームス 8リバウンド
#2古野拓巳 6リバウンド
#9神原裕司 6リバウンド
◆アシスト
#2古野拓巳 5アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「今日は全体的にグッと締まったゲームで我々の準備したことが出来たと思う。ただシュートを決める選手が出てこなかったこと、各クォーターで1本ずつでも良いシュートが決まっていれば、違った展開になっただろう。ディフェンスは我慢して戦えたし、インサイドでも熊本を相手にしっかりやれた。明日は必ず勝たないといけないので、選手も心身ともにきついとは思うが、切り替えて挑んでいきたい。」
☆#2朝山正悟
「率直に悔しい。チーム全員がこのゲームの重要性を理解して、良い入りができたと思う。敗因はシュートが入らなかったことだと思うが、こういうゲームはあるもの。今日の結果に関しては、59点に抑えることができたディフェンス、インサイドの強い熊本を相手にリバウンドで負けなかったことなど出来たことを評価したい。苦しい展開の中で自分が3Pを決められなかったことが悔やまれる。各々が反省をしっかりして、切り替えて必ず明日は勝利を挙げたい。」
【熊本ヴォルターズ】
☆保田尭之HC
「我々にとっても、広島にとってもプレーオフをかけた西地区の戦いで、最も重要なゲームという位置づけで挑んだ。入りは固くなり広島のタフなディフェンスに苦しんだが、時間と共にゲームにフィットさせることができた。お互いにかなりディフェンシブなバスケットになって、我々としては外は守れたが、インサイドで簡単なシュートを打たせてしまった印象。ファンダメンタル、意識の部分で改善できるところを反省して、明日は明日で気持ちを今日以上に入れて戦いたい。」