3/12試合結果 広島98-66岩手
【3月12日(日)岩手ビッグブルズ戦ゲームレポート】
3月12日(日)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました岩手ビッグブルズ戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第22節
広島ドラゴンフライズ98−66岩手ビッグブルズ
(1Q:21-6,2Q:28-9,3Q:15-23,4Q:34-28)
今シーズン成績:35勝9敗
マンオブザマッチ:#5山田大治
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1323人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
岩手:#5千葉慎也、#13小原良公、#21澤口 誠、#24ドナルド・ローソン、#68永田晃司
<試合レポート>
☆第1Q
今日も白のAWAYユニフォームを着た広島選手がコートに立つ。スターターは両チームとも同じ。ゲームは出だしから広島が一気に押し込む。山田が連続得点で、ラマートもリバウンドで流れをつなぎ立ち上がりから連続15ポイント。ディフェンスも厳しくあたり岩手をわずか6失点に押さえ込む。21−6。
☆第2Q
エンダイが中心となっていい流れを引き継ぐ。インサイドからフックシュート、ディロンのアシストからもう1本。リードを広げる。続いて北川が連続3Pを決め、仲摩もミドルシュートを決めるなど、課題だったシュートタッチが上向きに。残り3:46にはエンダイが自らのスティールでボールを奪取するとそのままダンクを押し込み41−15。一方の岩手は唯一の外国籍選手#24ローソンが3つ目のファウルで交代。リードはさらにひろがり49−15。
☆第3Q
ゾーンディフェンスで守る岩手に対して外からのシュートでチャンスをうかがう広島はリズムが乱れ、岩手#68永田などがシュートを決め勢いづく。しかし#24ローソンが痛恨の4ファウルで交代。外国籍選手無しの時間が長くなる。相手の隙をつきたいところだったが、広島もターンオーバーも出て第3Qは逆に岩手がリード。64−38にわずかにリードを詰められる。
☆第4Q
立ち上がり北川のオフェンスチャージ、エンダイのフリースロー失敗、ディロンのターンオーバーと流れが悪くなったところで佐古HCがタイムアウト。仕切り直しを行う。ここから気持ちを切り替えた広島はディロン、エンダイが得点を重ね、代わって出場した岡崎、小林もミドルシュートを決めて全員得点で勝負を決めた。一方の岩手は盛岡南高校を卒業したばかりの#3澁田がフレッシュで勢いのあるプレーを見せチーム最高の12得点。最年少ながら存在感を見せた。ゲームは最後ファウルも多くなったが広島が快勝で98−66。
約1ヶ月ぶりの週末連勝で交流戦を締めくくった。ディフェンスでは立ち上がりから集中力をみせて前半はわずか15失点、佐古HCの目指すディフェンスから組み立てるバスケットを体現した。オフェンスでも全員得点で10得点以上が6選手と中、外バランス良く得点した。第3Qに失速した部分で課題が残るがターンオーバーも少なく、リバウンドでも競り勝った。
いよいよ来週から西地区での対戦が再開し、熊本ヴォルターズとの大一番だ。熊本とはここまで2勝2敗と完全に五分。プレーオフ進出をかけてお互いの意地がぶつかる間違いなく熱戦、タフなゲームになる。しかしホームの声援をパワーに変えられる広島が有利。今シーズン1番のパフォーマンスで必ずや勝利を掴みます!
天王山の戦いを、共に熱く闘いましょう!! UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0アジーズ・エンダイ 16点
#12ダニエル・ディロン 16点
#7坂田央 12点
#5山田大治 11点
#11北川弘 10点
#21コナー・ラマート 10点
◆リバウンド
#21コナー・ラマート 12リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 8リバウンド
#12ダニエル・ディロン 6リバウンド
#7坂田央 5リバウンド
岩手ビッグブルズ
◆得点
#3澁田怜音 12点
#68永田晃司 12点
◆リバウンド
#24ドナルド・ローソン 12リバウンド
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「今日は前半高い集中力で、良いディフェンスから良いオフェンスにつなげることができた。前半はシュート確率も良かったが、3Qの出だしで受けてしまった部分は改善が必要。シックスマン以降の選手を長くプレイさせられたことで来週に良いコンディションを持ち込めると思う。広島は日替わりで活躍する選手が出て来るところは相手にとって脅威を与えられる部分。接戦に持ち込むことを恐れずにプレイできるようになったのは交流戦での大きな収穫といえる。久しぶりの週末連勝をホームで出来て、来週の大一番に良い流れをつくることができた、金曜日に全てを出し切って勝ちたい!」
☆#2朝山正悟
「この2日間は全体的には良い試合ができた。長い交流戦の中でより明確に自分たちが目標にしないといけないバスケットがみえた。個人的には年明けから少しギアを上げてプレイできていて、調子も良い。大事な時期がこれから来るが、自分たちの足元をしっかりと見ながら、いい雰囲気をもったまま戦いたい。」
☆#7坂田央
「今日は良いところでパスが来たので得点することができた。自分よりも大きな相手とマッチアップすることになると思うので、当たり負けしないように頑張りたい。一つ一つを積み上げていくために、やるべきことをやるだけ。」
【岩手ビッグブルズ】
☆上田康徳HC
「今日のゲームは出だしから広島の集中したディフェンスにフラストレーションが溜まりうまくいかない時間帯が続いて、前半でゲームが決まってしまった。後半は最後まであきらめずに戦ってくれたことは選手を評価できるが、出だしからしっかりと戦わないといけない。自分たちのバスケットをやらせてもらえない時間帯にいかに頑張るのかを見つめ直して、改善していきたい。」