2/25試合結果 広島64-84東京Z
【2月25日(土)アースフレンズ東京Z戦ゲームレポート】
2月25日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われましたアースフレンズ東京Z戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第20節
広島ドラゴンフライズ64-84アースフレンズ東京Z
(1Q:20-19,2Q:11-26,3Q:17-27,4Q:16-12)
今シーズン成績:31勝8敗
マンオブザマッチ:#21コナー・ラマート
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1677人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
東京Z:#1増子 匠、#5ディオン・ジョーンズ、#7渡邊翔太、#20秋葉真司、#35高山師門
<試合レポート>
☆第1Q
群馬での惜敗からホームに戻り連敗だけは避けたい広島。スターターはいつも通りのメンバー。ゲームは手堅い立ち上がりをみせる。東京Zはディフェンスリバウンドからの速攻という形、広島は鵤のシュートタッチがよくお互いに譲らない。エンダイのオフェンスリバウンドからも得点をつないで熱戦を感じさせる展開に。20-19。
☆第2Q
ゲームは大きく変容する。ディロンの連続ターンオーバーで流れをつかみ損ねると、東京Zの速い展開に広島はディフェンスが乱れる。東京Z#5ジョーンズの3P、#20秋葉のファストブレイクなど点差を広げられ、主導権は完全に東京Z。広島はオフェンスでもチャンスの糸口を見いだせず3Pも決まらない。対する東京Zはミドルシュートも高い確率で決め、第2Qを終えたところで31-45。
☆第3Q
追う展開となった広島だったが、速い展開で戦う東京Zに対してついていけない。我慢の時間が続く中で逆に東京Z#5ジョーンズが連続で3Pを決め、差を広げる。ここで気を吐いたのが朝山。朝山が連続で得点し、逆転にいい流れをつくりかけたところで東京Zはすかさずタイムアウト。流れが切れる。さらにジャッジに対しての抗議により佐古HCがテクニカルファウルが取られるなど広島はヒートアップしてしまう。逆転へのきっかけを見いだすどころか点差を広げられて最終Qへ。48-72。
☆第4Q
大きなビハインドからの逆転を信じるファンと共に広島が攻勢をしかける。朝山の3P、ディロンのスティールからのファストブレイクなど得点を挙げるが、東京Zもリードを生かしながらゲームをコントロールして追撃を許さない。結局反撃も及ばずホームで敗戦。連敗となった。64-84。
12連勝の後の連敗。ホームでの連勝も15でストップした。第2Qで失った自分たちのバスケットを最後まで取り戻すことができなかった。立て直しが急務なのはディフェンスだ。ディフェンスリバウンドを奪われてからの速攻、速いパス回しへの対応などで後手にまわっている。佐古HCが目指すディフェンスからゲームを組み立てるというコンセプトに立ち戻るためにも、基本的な部分から見直していく必要がある。そして連敗から立ち上がり、B2優勝へ新たな一歩を踏み出すためには強い気持ち、パワーが必要だ。相手を圧倒するような気迫で向かっていきたい。若手が中心となり積極的に熱い熱いバスケットをみせる!!
今こそ真価の問われる時。西地区を首位通過するためにはもう負けは許されない。明日はエナジー全開のゲームで勝利し、今日のリベンジを果たしたい!ファンの皆さまの熱い応援で連敗を共に脱しましょう。一層の熱い声を、大きな手拍子を、勝利を願う気持ちを明日もお願いします!
UNITED WE STAND!!
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#21コナー・ラマート 14点
#2朝山正悟 11点
◆リバウンド
#21コナー・ラマート 12リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 10リバウンド
アースフレンズ東京Z
◆得点
#5ディオン・ジョーンズ 31点
#7渡邊翔太 25点
#1増子 匠 12点
◆リバウンド
#5ディオン・ジョーンズ 14リバウンド
#7渡邊翔太 6リバウンド
#23劉 瑾 6リバウンド
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「今日は完敗。選手たちのモチベーションをしっかりとこのゲームにフォーカスできなかった私の責任。戦術的な部分というよりはメンタル的なところの問題だと思う。特に東京Zにボールプッシュされている時間帯で早いタイミングでやられ、リバウンドもつながれた。第2Qで相手に良いタッチを与えてしまい、3Pなど固め打ちされてしまった。ここから立て直して行くためにもエナジーをもっと出していかないといけない。コミュニケーションももっととって粘りを発揮し、自分たちの戦いを取り戻すことが急務。まず連敗の負けをしっかりと受け止めて、明日の一戦をしっかりと戦いたい。」
☆#2朝山正悟
「ゲームの入りは決して悪くなかったが、今日の負けは2Qが全て。相手に良いシュートタッチを取られ、自分たちのディフェンスが甘くなり、オフェンスでは足が止まってしまった。特にディフェンスの部分で相手のトランジションに対してウィークな部分がかなり出ている。ディフェンスから見直して、一戦一戦しっかりと戦っていきたい。」
【アースフレンズ東京Z】
☆小野秀二HC
「今日は40分集中して我々のディフェンスを機能させることが出来た。今日はミスが出た後にも立て直すことができ、若いチームなりにベテランを揃える広島を相手に戦うことができた。広島は朝山、鵤など技術がある選手が揃うので、足を動かすなど基本を徹底してやれたことが良かった。今日の勝利で自信を持てたが、今日やったことを明日もできるのか、どうやってやるのか、全面に気持ちを出して戦っていきたい。」