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2/11試合結果 広島84-79西宮

【2月11日(土)西宮ストークス戦ゲームレポート】

2月11日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました西宮ストークス戦。

<スコア>

B.LEAGUE B2 第18節

広島ドラゴンフライズ84-79西宮ストークス

(1Q:22-15,2Q:10-22,3Q:24-15,4Q:28-27)

今シーズン成績:29勝6敗

マンオブザマッチ:#11北川弘

会場:広島サンプラザホール

入場者数:4508人

【スターター】

広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也

西宮:#0谷口 淳、#9谷 直樹、#13道原紀晃、#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ、#19梁川禎浩

<試合レポート>

☆第1Q

ホームアリーナ広島サンプラザホールには開場前から多くのファンが列をつくり、今日のゲームを待ちわびた。スターターには不動の鵤、田中、ラマートらいつものオーダー。ゲームは立ち上がり大歓声を味方につけた広島が主導権を握る。田中、ラマートが得点を決め、代わって入ったエンダイもリバウンドでリズムをつくる。リードして第2Qへ。22-15。

☆第2Q

広島はターンオーバーからリズムを失う。鵤、ディロン、田中とターンオーバーが連鎖し、西宮#3松崎のスティールから得点を与え瞬く間に逆転を許す。リードが一転追いかける展開になり、固くなったのかアウトサイドのシュートの確率がグッと下がり、8点差まで点差を広げられる。それでもハーフタイム直前で田中が3Pを決めて5点ビハインドで後半へ。32-37。

☆第3Q

ディフェンスからのリズムで戦う広島のスタイルをここから作り直す。田中の3Pで44-44の同点に追いつくと、ラマートのブロックショットから朝山が3Pを決めて逆転。一方で西宮もオフェンスリバウンドからつないで簡単には主導権は渡さない。しかし前節から波にのる北川が流れを一気に広島に引き寄せる逆転の3Pを沈めて、4508名で埋まったアリーナの大歓声が起こる。56-52。

☆第4Q

第3Qの勢いをそのままに朝山、北川の連続3Pなどで17連続ポイントで15点にリードを広げる。ここから西宮も粘りをみせ、終盤はファウルゲームに。ここで広島はフリースローを決めきれず、もつれる展開に。西宮#9谷の3Pで4点差まで詰め寄るも、追い上げもここまで。84-79で広島が逃げ切り10連勝を飾った。

広島サンプラザホールには4508名というこれまでのクラブレコード2851名を大きく更新する大勢のファンが駆けつけた。その大観衆の前で見事逆転での10連勝。10連勝もクラブレコード更新となりダブルメモリアルゲームとなった。前節の信州戦に引き続き、逆転での勝利ということで、チームとしての地力、タフさが出てきている。今日のゲームでは4508名の大歓声がチームを後押しし、第3Qでの逆転につながったことは間違いない。本ゲームのかつてないアリーナの雰囲気、大声援、熱気はドラゴンフライズのクラブ史に大きな足跡を残すと共に、B1に向けて大きな光となった。

シーズンはまだ中盤。クロスゲームを勝っていることは評価できるが、自分たちのバスケットを遂行し、佐古HCが掲げるディフェンス主体のスタイルを形にするためにも、安定して守り勝つゲームを増やしていきたい。

明日も西宮ストークスとの対戦。今日、アリーナで一緒に戦ってくださった皆さま、スポナビライブで戦ってくださった皆さま、明日も一緒に闘いましょう!

 UNITED WE STAND!!

 

【主なスタッツ】

広島ドラゴンフライズ

◆得点

#2朝山正悟         14点

#24田中成也       13点

#0アジーズ・エンダイ  12点

◆リバウンド

#0アジーズ・エンダイ   8リバウンド

#5山田大治        6リバウンド

◆アシスト

#5山田大治      5アシスト

 

西宮ストークス

◆得点

#13道原紀晃           20点

#4ドゥレイロン・バーンズ     14点

#9谷 直樹             12点

#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ  10点

◆リバウンド

#14ジョーダン・ヴァンデンバーグ  9リバウンド

#15ラリー・オーウェンス     9リバウンド

#27石塚 裕也           6リバウンド

<ヘッドコーチ・選手コメント>

【広島ドラゴンフライズ】

☆佐古賢一HC

「第2Qで珍しくターンオーバーが立て続けに起きてしまい、しかも単純なミスからのターンオーバーが出たことで自分たちのリズムを失ってしまった。ハーフタイムをはさんで後半の立ち上がりで良い形をつくることができ、田中、朝山、北川の3Pが効果的に決まって流れを取り戻すことができた。第4Q残り2分を切ってから、西宮のプレッシャーディフェンスと速いオフェンスを受ける形になり、最後もう少しきっちりと勝ちを得れないあたりが物足りないし、スッキリと終われれば、お客さんにももっと良い印象を与えられたのではないか。4508名という来場者の数はこれまでは想像もつかないほどの夢のような光景で、ずっと支えて頂いている方には感謝をしている。今日は選手にとっても色んなことを感じながらのゲームでプレッシャーもあったと思う。10連勝というは優勝までのあくまで通過点だが、簡単に出来ることではないし、支えて頂いている方へのプレゼントとして価値のあるものだと感じる。」

☆#2朝山正悟

「4508名と大歓声の中でバスケットができ、率直に気持ちが良かった。その中でしっかりと勝てたこと、これほど多くの方に来てもらったことに、これからのバスケットの可能性を感じるゲームだった。今日は出だしが非常に良かったが、第2Qでダメになったのは自分たちの弱さが出た結果。勝った中での反省点として次につなげていきたい。」

☆#11北川弘

「正直、4508名という数字は未知の観客数で、慣れていない分、人酔いしそうなぐらいだったが、もちろん高まるものもあった。追いかける展開のなか、この大歓声に本当に力をもらってプレイできた。大観衆の前で勝つことができ、少しホッとしている。一戦一戦、目の前のゲームを全力で戦ってきた結果、10連勝という記録もついてきている。接戦を勝てているというのはチームとしても上がってきていると感じるし、個人的にも迷いなくプレイできている時間が増えてきている、ガードとしてまだまだ出来ることはあると思うので、残り試合をしっかりと戦っていきたい。」

【西宮ストークス】

☆髙橋哲也HC

「全体としては残念な結果に終わってしまった。オフェンス、ディフェンスともに悪かったわけではなく、明日につながるという意味では良いゲームだった。ただ最後、バスケットボールの流れを止められなかったという部分があって、負けてしまった。」