12/31試合結果 広島86-68東京EX
【12月31日(土)東京エクセレンス戦ゲームレポート】
12月31日(土)に広島サンプラザホール(広島市西区)で行われました東京エクセレンス戦。
<スコア>
B.LEAGUE B2 第14節
広島ドラゴンフライズ86-68東京エクセレンス
(1Q:16-13,2Q:14-20,3Q:29-21,4Q:27-14)
今シーズン成績:22勝6敗
マンオブザマッチ:#5山田大治
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1736人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
東京EX:#2椎名雄大、#6長澤健司、#13ライアン・ステファン、#18飛田浩明、#33宮田諭
<試合レポート>
☆第1Q
両チーム昨日と全く同じスターターで挑む。ゲームはスピーディーな展開で立ち上がる。広島が10点のリードをつけて主導権を握ったと思った矢先、広島のシュートの精度が悪くなったところを東京EXがリバウンドでつなぎ、3Pを立て続けに決めて一気に追い上げる。16−13とリードを詰められて第2Qへ。
☆第2Q
広島は悪くなったリズムが取り戻せない。ディフェンスが甘くなり、東京EXに攻め込まれる。広島もエンダイがリバウンドで競るもペースは東京EX。残り2:27東京EX#13ステファンのショットで同点とされ、ターンオーバーから逆転を許してしまう。逆転された嫌な雰囲気のまま後半へ。30-33。
☆第3Q
ディフェンスからのリズム作りの部分を修正した広島はラマート、朝山がリズムよく得点を重ねていく。ここが勝負どころの東京EXも3Pなどで得点をつなぎ点の取り合いに。それでも残り6:27で広島が逆転し、残り4:16ラマートの絶妙なパスアシストから山田の得点で勢いを与える。さらに畳かけるように朝山の9連続ポイントでゲームの主導権は一気に広島に。59-54。
☆第4Q
さらにスピードアップした広島は激しいディフェンスで主導権を渡さない。ディロンのドライブ、エンダイのダンクで一気に突き放し、堪えきれず3P攻勢に出た東京EXから大量リードを奪って勝負を決めた。最終スコア86−68。
年末B.LEAGUE 2DAYSを見事に連勝で2016年をいい形で締めた。最近のゲーム展開とは異なる後半で一気にギアを上げて勝ち切ることができ、非常にテンポも良く、ディフェンスからリズムをつくる広島らしさが出た。それでも昨日に引き続き、シュートの精度の低さは課題として残る。2017年はB2優勝に向けて、さらに厳しい戦いが待っている。チームの完成度をもっと高めて、個人のスキルもステップアップし来年最高の結果を残したい。
年末の2DAYS両日合わせて3700名を超える多くのファンの皆さまに広島サンプラザホールにお越し頂きました。「年末はバスケ」という一つのスポーツ文化が広島に根付くように、2017年も戦っていきます。年の瀬のお忙しい中、ご来場、そしてスポナビライブでの応援、誠にありがとうございました。
2017年最高の結果が残せるように、共に闘いましょう!!
UNITED WE STAND!!
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#2朝山正悟 22点
#5山田大治 19点
#12ダニエル・ディロン 15点
#21コナー・ラマート 15点
◆リバウンド
#21コナー・ラマート 15リバウンド
#12ダニエル・ディロン 8リバウンド
#24田中成也 7リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 5リバウンド
#18鵤誠司 5リバウンド
◆アシスト
#18鵤誠司 5アシスト
#21コナー・ラマート 5アシスト
東京エクセレンス
◆得点
#13ライアン・ステファン 24点
#8西山達哉 16点
#18飛田浩明 13点
◆リバウンド
#13ライアン・ステファン 18リバウンド
◆アシスト
#8西山達哉 5アシスト
<ヘッドコーチ・選手コメント>
【広島ドラゴンフライズ】
☆佐古賢一HC
「ゲームの入りはいい形だったが、そこからバスケットを大事にいきすぎて、前半のシュート本数が少なくなってしまった。後半にディフェンスの部分を少し修正して、シュート本数も増やすよう指示を出した。後半、積極的にいけるようになって、主導権が取れ勝利につながった。ここまでの勝敗・順位には満足していないが、勝率としては悪くはない。山田もヒーローインタビューで言ったように取りこぼしを無くせるように、全てのゲームで、もちろん勝利できることを目指し戦っていきたい。」
☆#2朝山正悟
「重い展開が続いた中で、ディフェンスを修正して、オフェンスにつなげるという部分をしっかり後半できた。特に激しいディフェンス、そこから走るという部分。後半だけで50点以上のスコアを取れたように、思い通りプレイできたのではないか。年明けにオールジャパンがない分、しっかりと前半戦を振り返りながら、準備をしていきたい。後半戦はチームとして、個人としてのタフさがもっと必要になるし、個々の役割をもっと徹底して実践することでチームは強くなっていけると思う。今日もたくさんのファンの方にきて頂き、連勝で年を終えられることができて嬉しく思う。ファンの方にこれまで本当にパワーをもらったので、恩返しの気持ちも含めて、後半戦しっかりと結果を残していきたい。」
【東京エクセレンス】
☆早水将希HC
「1試合を通じてタフに戦ってくれたが、地力の差、個人のスキルの差が結果に出てしまった。広島のプレイから学ぶところはいっぱいあった。シーズン前半は怪我人が多く出てしまい今日も外国籍選手1名の中、タフに戦ってくれた選手たちを誇りに思う。これまでの勝率、順位に決して納得のいく結果ではないが、選手の心の持ちよう、戦う姿勢には満足しているし、これから怪我人が復帰してくるので先は明るいので巻き返していきたい。」