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#2 朝山正悟選手の入団会見のご報告

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#2 朝山正悟選手の入団会見のご報告

広島ドラゴンフライズでは、7月14日(火)JMSアステールプラザ中会議室にて、朝山正悟選手の入団会見を行いました。

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【佐古賢一ヘッドコーチ コメント】

本日、朝山正悟選手を広島に迎えることができました。彼の持ち味は、性格もそうなんですが、ぐいぐいチームを引っ張ってくれます。私が一番魅力に感じている部分は、勝ちたいという気持ちが非常に強いところですね。

朝山選手に期待しているのはリーダーシップです。若い選手をどんどん引っ張ってもらって、若いチームを勝てるチーム、優勝を狙えるチームにしていってもらいたい。技術面でももちろん期待していますが、現状では若いチームにあって、(精神的)支柱がなかなかいない。朝山選手を獲得できて、今シーズン大いに期待できるところだと思っています。

彼とはアイシンシーホース時代に、2年間一緒にプレーする機会がありましたので、彼の持ち味は重々承知しています。その上で、このチームには彼が必要だという判断のもと、声をかけました。入団を決断していただいて、本当に感謝しています。

先日、鵤選手が入団しましたが、それに続いて経験と技術を兼ね備えた朝山選手を迎えられて、昨シーズンとはまた違うバスケットボールができるのではないかと思っております。朝山選手は我々の大きな期待に応えるだけのノウハウを持っていると思いますので、このチームの一員として大いに暴れてもらいたいと期待を込めています。

150714_蠎・ウカ繝医y繝ゥ繧ウ繧吶Φ繝輔Λ繧、繧ケ繧兩譛晏アア驕ク謇句・蝗」莨夊ヲ・_MG_0154【朝山正悟選手 コメント】

皆様こんにちは。このたび、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋より移籍してまいりました朝山正悟です。

昨シーズン終了後、自分のバスケットボール人生をどうしたらいいのか、どう進んでいったらいいのか、どうやっていきたいのか…と考えた結果、移籍を決断しました。佐古賢一ヘッドコーチ率いる広島ドラゴンフライズから声をかけていただき、とても魅力のあるチームだと思い、入団を決めました。

その魅力というのは、昨季1年目の広島ドラゴンフライズと敵として戦う中で、「信頼」という言葉がチームの中に浸透していると感じた点でした。それは戦いながら脅威に感じましたし、とてもいいチームだと感じました。選手間だけではなく、選手とスタッフ、またフロントと一体になって戦っているというのを毎回試合をする中で感じました。それも大きな魅力のひとつでした。

佐古ヘッドコーチとはアイシンシーホース時代に一生にプレーさせていただいて、その中でたくさんのことを学ばせていただけましたし、心から尊敬できる人です。その佐古ヘッドコーチのもとでバスケットボールがやれるというのは、心からワクワクしましたし、このチームでやりたいと思いました。

当面の目標としては、やはり優勝したいですし、目指していきたいと思います。ただ今季はNBLが東西カンファレンス制から1リーグ制になります。これまでの経験からも優勝が簡単ではないということは分かっています。まずは1日1日を大事にして、自分の成長とチームの成長を目指していきながら、そのあとに結果がついてくるものじゃないかなと思います。このチームで1年間戦えるということを本当にワクワクしていますし、楽しみにしています。

ご声援のほど、よろしくお願いいたします。150714_蠎・ウカ繝医y繝ゥ繧ウ繧吶Φ繝輔Λ繧、繧ケ繧兩譛晏アア驕ク謇句・蝗」莨夊ヲ・_MG_0073【以下、質疑応答】

―ご自身のプレースタイルは。

【朝山選手】2番(シューティングガード)、3番(スモールフォワード)をプレーし、シューターをやらせてもらっていますが、たくさん決めるというよりかは、その1本のシュートで流れを変えるとか、勢いをつけるとか、そういうシュートを決められる、打てる選手を常日頃目指しています。それから、広島が在籍6チーム目になりますので、いままで経験してきたことが財産として持っています。若手の多いチームにその経験を伝えていければと思います。ここを踏まえながら、チームに求められているものを、その日その日で、自分で考えてコートに表現できたらと思います。

―佐古ヘッドコーチ、竹内公輔選手という2人の元チームメイトがいます。彼らとどのようにコミュニケーションをとって、チーム作りに携わりたいと思っていますか?

【朝山選手】佐古ヘッドコーチは、アイシン時代にプライベートでもバスケットボールの話をしていただいて、勝つためのバスケットボールとか、バスケットボール人としての心構え、取り組み方、姿勢、これを背中を見ながら、そして会話をしながら、教えていただきました。今回も、そういった部分を竹内選手を含めて、コミュニケーションをとりながらやっていけたらと思っております。

―外から見ていて感じた、広島ドラゴンフライズの課題や足りない部分は。

【朝山選手】戦っていて強いチームだと思いましたから、とくにどうこうということはありません。強いて言うなら、経験の部分ですね。競った試合、ここ一番の場面でシュートを打ち急いでしまったり、というのは多少なりともあったかなと思います。そこはしっかりと会話をしながら僕なりの伝え方でやっていけたらと思っています。

150714_蠎・ウカ繝医y繝ゥ繧ウ繧吶Φ繝輔Λ繧、繧ケ繧兩譛晏アア驕ク謇句・蝗」莨夊ヲ・_MG_0121―佐古ヘッドコーチにお聞きします。朝山選手をどのように起用して、どのようなプレーを期待しますか。

【佐古HC】朝山選手はシューターなので、2番、3番で出てもらうことになると思います。先ほど彼の言った経験、責任という部分は昨季の我々になかった部分なんです。それがどこで出るかというと競った試合。打たなくてはいけないシュートを打てない、とらなくてはいけないルーズボールがとれない、守らなくてはいけないディフェンスでミスをする…、ここらへんが経験というか選手の「色」になると思います。

今季打ってもらわなくてはいけない、誰もが打ちたくないシュートというのがあります。入る入らないはその時のことなので気にしていないのですが、打てるか打てないかが大事です。緊迫したゲームで彼に活躍してもらいたいですね。これまで、一緒にプレーする中でそういう場面を一緒に乗り越えてきているのですが、彼がそういう場面で責任を持って(シュートを)打てると思っています。

起用法については、スタート(先発)として出ていく力はありますし、使っていきたいと思っていますが、(チーム内での)競争もありますので確約したものではないです。ただ、自分としてはこのチームの切り札になるような選手として考えています。昨季、チームはアウトサイド、ペリメーター(中距離)でプレーしていた外国人選手をシーズン途中で契約解除して、そこを日本人選手を成長させるための場にしました。ビッグマンの外国人選手も移籍しましたので、よりペリメーターのシュートの重みが増し、打たなくてはいけないシュートの本数も増えてくると思います。

朝山選手がチームの切り札として、どのタイミングで出てきても自分の仕事をして、チームを楽にしてくれる、流れを変えるプレーをしてくれると大きく期待しています。

―GMとしての佐古ヘッドコーチにお聞きします。今後の補強については。

【佐古HC】日本人選手の獲得は一旦これで終了です。現在、外国人選手の候補として5人をリストアップしています。獲得するのがそのうち2人なのか、3人なのかは状況次第です。予算の関係もありますし、もろもろの要素を加味して(編成に)取り組みます。

―ここまでの補強の手ごたえは。

【佐古HC】非常にいい補強ができてきていると思います。チームリーダーとしての部分が1シーズン戦ううえでチームとして足りなかった。(移籍した)柳川(龍之介選手)、岡田(優介選手)はかなりいいものを持っていましたけどね。この1年間の経験の中で、ポテンシャルと、能力的には申し分なかったのですが、我々が求めるものに多少の違いがありました。

柳川に関しては、いい選手をチームに置いておくことは簡単なことなのですが、彼の将来もあります。彼がよりコートに立って、活躍できる場を与えることも、我々は考えなくてはならない。スポーツの世界には「飼い殺し」という言葉もありますが、それをやるのは我々の本意ではありません。2年、3年待って上手くなる選手もいますが、彼のポテンシャルからすると、昨年1年間でもっとうまくなってもよかったと思います。成長させられなかった自分の責任でもあると思います。田中、坂田に関してはそのチャンスをつかみました。非常に苦しい決断ではありました。

ポイントガードは昨季故障で欠いて苦しんだ部分ですので、どうしても3人目が必要でした。いいポイントガードを手放すチームはなかなかないので、将来性のある鵤を補強しました。彼は将来、日本代表になるだけのポテンシャルがありますので、今季しっかり育て上げていきたいですね。

いい人材を2人出しましたが、またいい選手を2人補強できました。補強した選手は全く違った色をもっています。そこに期待しています。

―支柱(となる朝山選手)を獲得できたことと、ポイントガードの層の厚みが持てたことが、大きいということですか?

【佐古HC】大きいですね。故障でポイントガードがいなかった試合が8試合あり、1勝7敗でした。ここが、ポイントガードをしっかり補強しなければいけないという判断につながりました。うちのポイントガード陣は平尾(充庸選手)を含めてまだまだ若いので、このポジションにはもっともっと競争が必要だと判断しました。

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―朝山選手にお訪ねします。広島は去年初めてプロチームができました。2年目の今季は広島にプロバスケを定着させるために必要な時期かと思います。そのために何かしたいこと、必要だと思われることは。

【朝山選手】まずは、プレーですね。試合を見に来ていただいた方々に「もう一度見に来たい」と思っていただける試合が展開できたらいいなと思います。プレーヤーとしてまず一番できるところはそこかなと。NBLの中国地方のチームは一つですので、なんとか盛り上げていけるように、みんなとどうやっていけばいいのかを話していければいいなと思っております。

―広島という街に対して持っていたイメージと、来てからのイメージは。

【朝山選手】実は最初は「怖い街なのかな」とちょっと思ってました(笑)。というのも、昨年(三菱電機名古屋在籍時に)プレーオフで広島に来た時、広島駅の新幹線口で「兄ちゃん、デカいな」と何人か絡まれたりしたからなんですが(笑)。ただ、実際2週間住んでみて印象は変わりました。人があったかいですね。お風呂が好きでよく行くんですが、子どもを連れて行っても、「どっから来たんだ、ぼうず」なんて声をかけてもらったりして。すごいあったかいなと。街もきれいですし、すごく住みやすい街だという印象に変わってますね。

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終了後は記念撮影を行いました。

朝山選手の背番号は「2」。

経験豊富な頼もしいベテラン、朝山選手の今シーズンの活躍に期待しましょう!