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2026-27シーズンの編成について

株式会社広島ドラゴンフライズGMの岡崎修司です。

日頃より広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。今シーズンの簡単な振り返りと、来シーズンへの展望についてご説明をさせていただきます。

 

2025-26シーズンの振り返りと課題について 

今シーズンは、クラブとしても非常に苦しく、悔しさの残るシーズンとなりました。結果として2シーズン連続でチャンピオンシップ(CS)進出を逃すこととなり、トップクラブを目指すと公言している中で、皆様の期待を裏切る形となってしまったことに対し、責任を痛感しております。 シーズンを振り返ると、昨季に引き続き怪我人による主力の離脱が相次ぎ、チームとしての安定した戦術の遂行や、理想とするゲーム展開を継続して作り出すことに苦しみました。一方で、そのような逆境の中でも、若手選手の台頭や、シーズン後半戦におけるディフェンスインテンシティの向上など、次につながる確かな収穫と成長の兆しも見られたシーズンであったと考えております。またプロセスとしても指標としていたいくつかの数字の改善も見られましたので、この辺りの振り返りにつきまして機会があれば、改めてさせていただきます。
 

2026-27シーズン チーム編成の狙いと市場動向

新シーズンを迎えるにあたり、我々が重視したのは『確実なレギュレーションへの対応』と『戦術カルチャーの成熟』です。 来シーズンから始まる「Bプレミア」では、オンザコートルール(外国籍選手の同時出場枠など)が変わり、さらに厳格な「サラリーキャップ(ハードキャップ)」が導入されます。このハードキャップは、万が一にも選手報酬の合計が上限金額をオーバーしてしまえば、即座に「ライセンス交付割れ(降格)」に直結する非常にシビアな仕組みです。そのため、リーグの市場動向として多くのクラブ・選手がBプレミア初年度を見据えた編成・契約を進めているという情報をキャッチしていました。

このような環境下において、クラブとしては、さまざまな補強の可能性について検討と調査をしてきましたが、結論としては難しい状況にあることがわかりました。そのため、我々は計算ができるロスターの維持を戦略に置くことにいたしました。朝山正悟ヘッドコーチ体制3年目となりますが、今シーズンの悔しさを誰よりも理解し、コート内外で戦い抜いてくれた主力選手、そしてスタッフ陣とは昨シーズンより複数年契約を締結しております。また、我々の外国籍選手のラインナップは、昨シーズンの時点で既にBプレミアの新オンザコートルール(外国籍選手がコート上に自由に立てる)を見据えた編成を行っております。激動する市場の中でゼロからメンバーを探すリスクを避け、すでに新レギュレーションに適合し、日本のバスケットボールを熟知しているロスターを維持することが、来シーズンに向けての強みだと考えております。今シーズンの積み上げがあるからこそ、プレシーズンの早い段階から戦術の深掘りと組織力の最大化を推し進められることに期待をしています。

後ほど、強化のポイントについて触れさせていただきますが、初のドラフトから加入となる松野選手を迎え入れたうえで、パフォーマンス向上のためのスタッフとコーチングスタッフ・アナリストの補強について、現在検討を進めております。積み上げをより加速できるようなスタッフ体制の構築を進めてまいりますので、改めてご報告をさせていただきます。

 

Bプレミア初年度の位置付けと強化方針 

来シーズンはいよいよ、日本バスケットボール界の新たな最高峰の舞台である『B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)』が開幕する歴史的な1年となります。これまで以上に激しくタフな戦いが予想される新シーズンにおいて、クラブとしては以下の2点を重点的に強化してまいります。

1つ目はメディカル・コンディショニング体制の再構築と科学的アプローチです。昨季に続き、今季の最大の課題であった怪我人の問題を克服し、さらにパフォーマンスを上げるため、メディカルチームが一丸となり、経験則だけに依存したケアや予防に留まらず、選手の特性に合わせた怪我をしにくい身体作り、負荷管理(オーバーワーク防止)を徹底します。最先端の機材やデータ活用のできる人材の獲得に向けて準備を進めており、中長期的な視点でBプレミアのタフなシーズンを戦い抜くことに加え、強固なフィジカルでアドバンテージを得るための土台を作ってまいります。

2つ目は勝負所における『戦術遂行力』と『40分間のゲームコントロール力』の向上です。 今シーズンは、接戦で勝ちきれないゲームや、相手に対して後手に回る局面、主力の離脱に伴うシステムの停滞で苦しみました。 来シーズンは、今シーズンを把握しているスタッフ陣が継続するため、戦術・戦略がブラッシュアップされ、スカウティングの精度はさらに高まります。そして、それをコートで表現する選手陣も大きく変わらないからこそ、コーチの意図、指示や対策を即座に理解し、ゲーム中に自分たちでシステムエラーを修正し切るタフさが生まれると考えております。 また、チームを一から構築する時間を省き、練習開始から具体的な課題修正に時間を割くことができるため、コーチが目指すバスケットボールを、選手全員が瞬時に遂行し、試合の主導権を握れる可能性が大きくなると考えております。今シーズンの『痛み』を、このロスター全員がリアルな共通体験として持っているからこそ、より高度な連携や、状況に応じた選手個々の『瞬時の判断』をプレシーズンの早い段階から磨き上げることができます。 40分間、誰が出ても機能し続ける強固な組織力をもって、クラブのスタイルである『HIROSHIMA PRIDE』をコート上で体現しながら、1点差、2点差の攻防をモノにする強さを身につけます。

 

外国籍・帰化選手の公式発表時期について 

外国籍選手・帰化選手の正式な契約発表につきましては、7月に入ってからを予定しております。これはチーム編成上のトラブルや契約交渉の難航によるものではございません。詳細の説明につきましては、控えさせていただきますが、Bプレミアから導入されるサラリーキャップの規定に伴う、手続き・処理の兼ね合いを考慮したものです。外国籍・帰化選手の発表タイミングについて、先駆けてこの方針で行うことになるかと思いますが、他クラブでも同様のケースが見られるようになってくるかと思います。現時点で編成は順調に進んでおりますので、ブースターの皆様におかれましては、公式の発表を楽しみにお待ちいただければ幸いです。
 

ファン・ブースターの皆様へ

広島ドラゴンフライズが強豪クラブへと生まれ変わるためには、来季が非常に重要なシーズンとなります。大きなご期待をいただく中で思うような結果が出なかった今シーズンから、編成だけをみると、変化が少なく見えるので、不安に思われる方もいらっしゃるもしれませんが、強い気持ちを持ってこの逆境を乗り越えられるメンバーが揃っていると考えております。これからもう少し編成も続いていきますが、良い報告ができるよう尽力いたします。Bプレミアという記念すべき最初のシーズンにおいて、目指す場所はただ一つ、悲願の『日本一』です。 どんなに苦しい状況でも、常にアリーナをチームカラーに染め、その熱量で背中を押し続けてくださるパートナー企業の皆様、行政の皆様、そしてブースターの皆様とともに、頂点まで駆け上がりたいと考えております。新シーズンも、広島ドラゴンフライズへの変わらぬ熱いご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。