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りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン終了のご挨拶



 

代表取締役社長 浦 伸嘉 ご挨拶


日頃より温かいご声援、ご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。

5月4日(日)の島根スサノオマジック戦をもちまして、2024-25シーズンの全日程を終了いたしました。今シーズンは、クラブが最大の目標として掲げておりました、B.PREMIERへの参入が2024年の10月17日に決定しました。B.PREMIERのライセンス獲得によって、広島ドラゴンフライズが新たな舞台へと駒を進めることとなり、これもひとえに、広島県民の皆さまをはじめ、日本全国のブースターの皆様、パートナー企業様、後援会会員の皆様、広島県、広島市をはじめとする行政の皆様、メディア様、広島県バスケットボール協会様、広島東洋カープ、サンフレッチェ広島をはじめとする広島のスポーツチームの皆様、これまで支えていただいたすべてのクラブ関係者の皆さま、そして親会社であるNOVAホールディングスのグループの皆様に、改めて心より厚く御礼を申し上げます。

また、B.PREMIERという新たなステージに向けて、広島グリーンアリーナのスイートルームの改修工事が4月末に無事完了いたしました。改修工事にご尽力いただいた湯崎英彦広島県知事、そして広島県をはじめとする行政の皆様や議員の方々にも、心より御礼申し上げます。皆様のご支援があってこそ、私たちはより良い環境で戦うことができると強く感じております。今回の改修により、ご観戦される皆さまにとって、より魅力的な空間へと生まれ変わりました。改修後の広島グリーンアリーナは、2026-27シーズンより、広島ドラゴンフライズの新たなメインアリーナとして使用される予定です。

チームに関しましては、朝山正悟ヘッドコーチ新体制のもとで臨んだシーズンとなりました。序盤から苦しい戦いが続き、最後まで広島らしく粘り強く戦いましたが、28勝32敗で西地区5位となり、3シーズン連続でのCS出場は逃した結果となりました。
また、レギュラーシーズンと並行して参戦した東アジアスーパーリーグ(EASL)では、Bリーグチャンピオンとして臨んだプレッシャーの中、東アジアの強豪チームが集う激戦を勝ち抜き、5勝1敗の好成績でグループステージを突破。決勝戦では、多くのブースターの皆さまが会場に駆けつけてくださり、その熱いご声援のおかげで、見事優勝、東アジアNo.1の称号を獲得することができました。現地までお越しいただいた皆さま、そして広島、日本全国から熱い声援を送っていただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

広島ドラゴンフライズは、昨シーズンのBリーグ優勝、今回のEASLでの優勝と、トップチームの成果に乗じ、次のステップとして、2026-27シーズンより開幕するB.PREMIERに向けて、ユース選手の育成強化が重要であると考えています。今シーズン、特別指定選手、練習生として活動した選手は広島ドラゴンフライズのユースチーム出身であり、大学や高校の全国大会で日本一になるなど、偉業を成し遂げています。トップチームの優勝は、ユース世代へ大きな刺激となり、ユース出身選手がトップチームで活躍する姿は、後輩たちに夢と希望を与え、ユースチーム全体のレベルアップに繋がると思っています。ユース出身選手がトップチームの中心選手として活躍でき、ドラゴンフライズで日本一に輝ける環境を作っていきます。

また、クラブ創設時より、明るく華やかなパフォーマンスと力強い応援で会場を盛り上げてくれた専属チアダンスチーム「FLYGIRLS(フライガールズ)」が、2024-25シーズンをもちましてフライガールズとしての活動を終了いたします。2025-26シーズンよりチーム名称を変更し、新たな体制で運営をしてまいります。フライガールズの運営は、これまで株式会社フレックス様にご協力いただいておりましたが、B.PREMIER参入を見据えた体制強化の一環として、2025-26シーズンより広島ドラゴンフライズが主体となり、新たな専属チアチームの運営を行ってまいります。長年にわたりご尽力いただいた株式会社フレックス様には、メンバーの育成や演出面など、多大なるご貢献を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
そして、広島ドラゴンフライズが設立から11シーズンにわたりメインアリーナとして使用してきた広島サンプラザホールは、数々の感動のドラマを生み出してきました。2025-26シーズンは、このホールをメインアリーナとして使用する最後のシーズンとなります。共に歓喜し、時には悔しさを分かち合ったこの大切な場所へ、心からの感謝を込めて、来シーズンも全力で戦い抜きたいと思います。
ぜひ、来シーズンも会場に足をお運びいただき、選手たちへ熱いご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。皆さまと共に、広島サンプラザホールでの最後のシーズンを最高の思い出で彩りたいと願っております。

いよいよ来シーズンはB.PREMIERに向けた最後のシーズンとなります。「すべてはブースターのために」を合言葉に、広島ドラゴンフライズに関わる全てのブースターの皆さま、パートナー企業の皆さま、広島県の皆さまが満足いただけるように、チーム一丸となって全力で活動してまいります。

今後とも引き続き、広島ドラゴンフライズへの温かいご声援、ご支援をよろしくお願いいたします。

株式会社広島ドラゴンフライズ
代表取締役社長 浦 伸嘉


 

岡崎修司ゼネラルマネージャー ご挨拶


いつも広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。5/4()の島根スサノオマジックとのレギュラーシーズン最終戦をもちまして、B.LEAGUE 2024-25シーズンの全試合を終了いたしました。

今シーズンは「Again DRAFLA!」というスローガンを掲げ、朝山HC体制1年目のシーズンを戦いました。国内リーグだけでなく、初の国際リーグであるEASLに臨み、チームとして新たな挑戦の年となりました。EASLは初出場で初優勝という素晴らしい結果を残すことができ、東アジアで1位という新たな歴史を作ってくれたチームを誇らしく思っています。しかしながらBリーグでは、レギュラーシーズンを2832敗の西地区5位で終え、悔しい結果となりました。昨シーズンの優勝から、今シーズンへの期待値を考えると、Bリーグチャンピオンシップ出場を逃す結果となったことに対して、大きな責任を感じております。改めて落ち着いたタイミングで、数字等を踏まえて今シーズンの結果を受け止め、振り返りをした上で、来シーズンをしっかりと戦えるよう準備をしていきたいと考えております。


今シーズンは朝山HC体制となり、「承継と革新」をテーマに、新たなバスケットスタイルの確立を目指してまいりました。新体制の1年目の構築期であったことに加え、厳しい日程の中、怪我なども含めると、全員が揃って練習ができたのは数回しかなく、チームは様々な困難に直面しました。しかしながら、どんな状況においても選手・スタッフたちは決して諦めることなく、「その一瞬を、その瞬間をあきらめない」という理念を体現し続けてくれました。最後までコートで戦い続けてくれた選手とスタッフ達に感謝しています。


シーズン序盤からなかなか結果が出ず、苦しい状況が続きましたが、そのような中でチャンスを得た若手選手たちが成長をしてくれました。シーズンを振り返ってみると、彼らの成長がEASLや後半戦の結果に繋がったと確信しています。将来チームの中核を担う選手が育ちつつあることは、クラブにとっても大きな収穫でしたし、選手個人にとっても日本を代表する選手になるための重要なステップになったと考えています。また若手だけでなく、外国籍選手を含む中堅選手が安定したパフォーマンスを残してくれたことは、苦しいチームを支える大きな力になりました。


一方で、外国籍選手と帰化選手のコンディション不良と怪我にも悩まされたシーズンになりました。個人的にも100%の状態のチームを見れなかったことを残念に思っております。怪我はつきものですので、数ヶ月の離脱等、不測の事態を想定した上で準備を進めてきたつもりではありましたが、復帰時期が見えずに1年間選手が揃わないという、非常に難しいシーズンとなってしまいました。
編成の意図としては、昨シーズンの後半・優勝した時期の選手起用のイメージを持ち、若手のプレータイムを確保しながら、外国籍選手と帰化選手でインサイドを固める編成を組んでおりましたので、万全の選手が揃わないまま1年が過ぎたことは大きな誤算でした。特に、河田選手が夏に発症した負傷については、非常に難しい対応となりました。定期的なメディカルチェックを進める中で、年明け頃には徐々にプレーできるという診断が出ており、昨シーズン同に春になる前には万全な状態で戻ってくるとの見解でしたので、最後まで信じたいと考えておりました。結果的には、追加補強等は行わないという意思決定をしたことが最後まで苦しいゲームを強いられた1つの要因にもなったと考えております。


どのような状況でもチームとして戦い続け、結果を出すことが私たちの仕事です。より良くなっていくためには、今シーズンの結果をフロントスタッフ、コーチングスタッフ、選手それぞれが受け入れ、改善と成長をしていく必要があります。今シーズンが必要な糧だったと言えるように、この経験を来シーズンに繋げ、シーズン最後まで戦える集団を目指したいと考えています。


来シーズンについては、今回の結果を厳しく受け止め、今まで以上に準備を進めてまいります。編成面については、例年同様にシーズン中に取れ得る選択肢はすべて追求をしておりますが、来シーズンも業界全体として大きな動きは限られている状況です。広島としては継続選手を中心にチームを作り上げ、足りない部分を強化する方針とし、早期に大部分の編成が完了しております。今シーズンのイベント対応等が落ち着き次第、ご報告をさせていただきます。


最後になりますが、来年にはB.PREMIREへの移行もあり、バスケットボールを取り巻く環境は大きく変化します。広島ドラゴンフライズはこれからも地域の皆様に支えられ、持続可能性を追求する中で競争力を高めていき、常に上位を争うクラブとなるべく歩みを進めてまいります。また、バスケットボールの魅力を広島から発信し続け、より多くの方々に愛されるクラブとなれるよう邁進いたします。

選手・スタッフが一丸となり、再びチャンピオンシップの舞台で戦えるチームになるよう、全力を尽くします。更なる高みに向けて、ブースターの皆さま、パートナー企業の皆さま、地域の皆さまにも共に歩んでいただき、より一層「バスケでつながる風景」を目指していきたいと思います。


今後とも、広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

ゼネラルマネージャー 岡崎修司