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B.LEAGUE 2023-24シーズン終了のご挨拶



 

代表取締役社長 浦 伸嘉 ご挨拶

日頃は温かいご声援、ご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。
さて、広島ドラゴンフライズは5/28(火)の「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」琉球ゴールデンキングス戦GAME3をもちまして、2023-24シーズンの全日程を終了し、B.LEAGUE初優勝という、最高の結果で締めくくることができました。
ワイルドカード1位を勝ち取り、クォーターファイナル、セミファイナル、そしてファイナルへと、一つひとつ壁を越え、そのたびに強くなっていくドラゴンフライズの姿を、たくさんの方々に見ていただくことができました。ファイナルではついに、皆さまとともに最高の景色を見ることができました。
感無量でございます。

今シーズンは、2026-27シーズンから始まる新トップリーグ「B.PREMIER(Bプレミア)」のライセンス最終審査となる1年でした。ライセンス獲得要件の一つである「ホームゲーム1試合平均入場者数4000名以上」を必ず達成しなければならない中、広島県民の皆さまの「スポーツ王国広島」のプライドと情熱のおかげで、平均4618人というクラブ史上最多記録を達成することができました。
広島という街のスポーツへの大きな愛情を、あらためて感じることができ、本当に心より感動させていただきました。広島に存在するプロスポーツクラブとして誇りを感じる、まさしく「HIROSHIMA PRIDE」を体現したシーズンになりました。
この場をお借りして、ブースター、パートナー、後援会員の皆様、広島県民の皆さまをはじめ、これまで支えていただいたすべてのクラブ関係者の皆さまに、心より厚く御礼を申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

今シーズンはクラブ創設10年目という節目の年でしたが、この平均入場者数4000名への挑戦をしたことで、これまでで最もクラブが成長したシーズンだったのではないかと感じております。
たくさんのご来場、応援のおかげで、初優勝も成し遂げることができました。
ファイナルに駆けつけたドラゴンフライズブースターの皆さまに加え、パブリックビューイング会場にも信じられない程のお客様が集まり、連日、熱く応援いただきました。スポーツ王国広島の底力を、全国に示すことができたと思います。

しかし、これは決してゴールではありません。
もっともっと広島がバスケットボールで盛り上がる素晴らしい未来のために、我々の活動は今日からまた始まるのです。
その中心となるのは、ドラゴンフライズブースターの皆さんです。
我々、広島ドラゴンフライズはこれからも
「すべてはブースターのために」を合言葉に、全力で活動してまいります。今後とも引き続き、広島ドラゴンフライズへの温かいご声援、ご支援をよろしくお願いいたします。


株式会社広島ドラゴンフライズ
代表取締役社長 浦 伸嘉

 

ゼネラルマネージャー 岡崎 修司 ご挨拶

いつも広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。CHAMPIONSHIPの優勝をもちまして、B.LEAGUE 2023-24シーズンの全試合を終了いたしました。
なお、B.LEAGUEは終了しましたが、優勝に伴い6月にドバイで行われるBCL「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCL Asia)」への出場が決まっております。BCLへは、今季のロスターを中心に出場する予定となっており、現在編成と準備を進めております。今まで経験したことのない、長いシーズンとなりますが、最後まで戦ってまいります。本日は、5/28(火)をもって国内の大会が終了する節目となりましたので、こちらで皆様に感謝をお伝えさせていただきます。

今シーズンは「Keep Going」というスローガンを掲げ、積み上げとなるカイル・ミリングHC体制3年目のシーズンを戦いました。今季を振り返ってみると、日本代表活動による主力PGの合流遅れや、怪我人が続いたこと、帰化・アジア特別枠の選手も不在ということもあり、天皇杯での早期敗退だけでなく、開幕スタートで遅れをとることとなりました。しかしながら、シーズンを通して着実にステップアップし、ミリングHC体制になってから強化を計ってきたディフェンス面においてはリーグでもトップクラスのチームに成長することができました。レギュラーシーズンでは順位の上がらない苦しい時期が続きましたが、シーズン終盤には粘りを見せ、クラブとしては2年連続となるB1リーグのチャンピオンシップ出場を果たすこととなります。怪我や日本代表活動により、シーズン中のスタートメンバーが欠ける中で迎えたチャンピオンシップのクォーターファイナルでは中地区1位の三遠ネオフェニックス、セミファイナルでは西地区1位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利し、ファイナルに進むこととなり、応援している皆様に感動をお届けすることができたと感じております。初優勝が見えた中でのファイナルでは琉球に敗戦スタートとなりますが、最後は2連勝となり、最高の形で今シーズンを終えることができました。

シーズン全体を通してみると、好不調の波や不運な怪我、選手の離脱、度重なる逆境もありましたが、チームはシーズン終盤までクラブ理念のひとつ、「その一瞬を、その瞬間をあきらめない」戦いを体現してくれました。チームは「HIROSHIMA PRIDE」を全面に出し、来場された方々、ブースターの皆さまが感動していただける瞬間も、数多く生まれました。これもひとえに最後の最後まで熱くご声援、ご支援いただきましたブースターの皆さま、パートナー企業の皆さま、そして地域の皆さまのおかげです。改めまして、厚く御礼申し上げます。


最高の形で幕を閉じることができた今シーズンでしたが、まだまだ成長の余地と改善すべきことが多くあります。来シーズンは東アジアスーパーリーグ(East Asia Super League「EASL」)の参加も決まり、海外への遠征や国際大会での勝利も必要となるうえ、天皇杯での優勝も目指さなければなりません。もっと強く、タフに成長し続けなければ、勝ち続けられないと考えておりますので、さらなる飛躍のシーズンにできるよう、今シーズン以上に尽力する所存です。シーズンが先に終わった他のクラブからは続々と来シーズンの体制発表が行われており、関係者の皆さまからは、広島のファイナル進出によるシーズン終了の遅れにより、来シーズンの選手契約などのチーム編成について心配する声をいただいております。こちらについては、シーズン中に大部分が完了しており、これから最終の調整となります。然るべきタイミングで皆さまにお伝えをさせていただきます。

歴史の浅い我々が勝ち進むことで大きな反響をいただいた今シーズンでしたが、業界から一歩引いて、冷静に社会全体から見てみると、決勝に進出し、優勝したことで初めてチームの存在を知った方や、バスケットの面白さを認知していただいた方も非常に多く、関心を持つ方々の裾野が広がっていくのを強く実感いたしました。今シーズンの勢いのまま、地域の皆さまを中心に、より多くの方をドラゴンフライズに巻き込んでいきたいと考えています。私たちの活動が皆様の生活の一部となり、元気を与えられるような存在となれるよう、確実に歩みを進めていきます。


個人的にも、このクラブが立ち上がってから10年間、苦楽を共に過ごしてきましたが、満員のファイナルの舞台で輝くチームと応援いただく皆さまが喜んでいる姿を見て、本当に胸が熱くなりました。選手やスタッフの努力で掴んだ結果であることは間違いありませんが、今シーズンはさまざまな「運」も味方していたと感じています。これは、今までこのクラブに関わってきてくださった選手・スタッフ・スポンサー・メディア・地域の皆様を含め、関わるすべての方が繋いできたものが一つの形になったのだと思います。また、チャンピオンシップでは三遠・名古屋D・琉球と素晴らしいクラブと試合をさせていただけたことで、我々は成長することができました。特に同じ西地区の琉球は過去数年間、リーグの上位を争いながら、地域の皆様から愛されるクラブであり素晴らしいロールモデルだと思いますので、私たちも追いつけるよう必死に努力を続けたいと考えています。


最後になりますが、強豪クラブと呼ばれ、皆様に誇っていただけるようになるためには、継続することが重要です。クラブは今シーズンの経験を生かし、「日本一」にふさわしいクラブとなるべく、今シーズン以上にチーム、フロント一丸となって取り組んでまいります。更なる高みに向けて、ブースターの皆さま、パートナー企業の皆さま、地域の皆さまにも共に歩んでいただき、より一層「バスケでつながる風景」を目指していきたいと思います。

今後とも、広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

ゼネラルマネージャー 岡崎修司