【試合結果】5/25(土) 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME1
5/25(土)日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 琉球ゴールデンキングス戦 GAME1の試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 62-74 琉球ゴールデンキングス
(1Q: 16-24、2Q:9-19、3Q: 18-19、4Q: 12-19)
スターター
広島:アイザイア・マーフィー、中村拓人、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ、山崎稜
琉球:アレン・ダーラム、岸本隆一、今村佳太、小野寺祥太、ジャック・クーリー
主なスタッツ
◆得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
15得点 |
河田チリジ |
10得点 |
山崎稜 |
10得点 |
ドウェイン・エバンス |
7得点 |
ニック・メイヨ |
7得点 |
◆リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
8リバウンド |
河田チリジ |
5リバウンド |
アイザイア・マーフィー |
4リバウンド |
◆アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
4アシスト |
ニック・メイヨ |
4アシスト |
中村拓人 |
2アシスト |
ドウェイン・エバンス |
2アシスト |
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
琉球は#30今村の3Pシュートで先制。さらに#45クーリーのゴール下、#14岸本の3Pシュートで8-0のランに成功する。広島は#12中村の3Pシュートで初得点。続いて#24メイヨも3Pシュートで得点。追いつきたい広島だが、琉球はセカンドチャンスから#7ダーラムの3Pシュートが決まり、徐々に得点を重ねて点差を広げ、8-13と琉球リード。広島は#30山崎の3Pシュートで11-16と5点差まで迫るも、琉球も#4ローの得点で11-18となり広島がタイムアウト。アグレッシブに攻撃する広島だが、琉球のディフェンスに対して得点が決まらず、琉球は#14岸本の3Pシュートで10点差。広島はここから#15河田のダンクシュートや#8ブラックシアーの3Pシュートで追い上げるが、16-24で琉球の8点リードで1Q終了。
2Q
琉球は#15松脇の3Pシュートで得点。広島はゴール下までボールを運ぶも決めきれない。琉球はさらに#4ローのジャンプシュート、#45クーリーがゴール下で得点。広島は約4分間得点が止まり16-32で広島がタイムアウト。タイムアウト後、さらに琉球は#88牧が3Pシュートで得点。広島は#8ブラックシアーがこのクォーター初得点を決めると、#5マーフィーも得点し、21-35でオフィシャルタイムアウトへ。広島は#13エバンスを起点に攻撃を展開。自ら獲得したフリースローを2本沈める。返す琉球はトランジションから#34小野寺のレイアップ、#7ダーラムの得点で23-43の20点差まで広げられる。2Q残り僅か、琉球のターンオーバーから広島ボール。#30山崎が3Pシュートを放つも決まらず、25-43と琉球18点リードで前半終了。
3Q
琉球は#7ダーラムのバスケットカウントで得点。広島は#30山崎が3Pシュート、さらに#13エバンス、#5マーフィーのレイアップで得点するが、琉球も#45クーリーや#14岸本が得点を重ね点差を縮めることができない。琉球は#30今村が連続3Pシュートを決め、32-56の24点差で広島がタイムアウト。タイムアウト後に広島が反撃。#30山崎の3Pシュート、#8ブラックシアーのジャンプシュート、#13エバンスのバスケットカウントで得点を重ねる。広島は高い位置からディフェンスを仕掛け、琉球のターンオーバーを誘い、#7船生の3Pシュートで43-59の16点差となり琉球がタイムアウト。しかし琉球も#88牧が3Pシュートを沈めて、43-62の琉球が19点リードで3Q終了。
4Q
広島は#15河田がゴール下、#12中村がフローターで得点。さらに琉球のターンオーバーから#15河田のダンクシュートで6-0のランに成功。49-62の13点まで点差を縮めて、琉球がタイムアウト。タイムアウト後は琉球の攻撃を抑え、再び#15河田が得点。しかし琉球も#15松脇が流れを断ち切る3Pシュートを沈めて53-65と琉球が12点リードでオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト後、再び#15河田がゴール下、#8ブラックシアーの得点で57-65の8点差。琉球はここから#30今村が3Pシュートを決め、57-68の11点差で広島がタイムアウト。タイムアウト後、広島#24メイヨがアリウープで得点するも、琉球は#14岸本が連続3Pシュートで得点。再び点差を広げて61-74。残り約1分、広島が最後のタイムアウトを要求するも62-74で敗戦となった。
まとめ
クラブ史上初のFINALSの初戦。リバウンドやターンオーバーはほぼ互角だったが、差が出たのは45.5%と高確率で決まった琉球の3Pシュート、広島の2Pシュートを38.6%に抑えた琉球のディフェンス。広島は序盤にゴール下のレイアップを数本外したことで前半、点差が開いた。4Qにようやく連続得点で反撃を開始。#15河田が攻守で粘りを見せたほか、守備でボールを奪い、最大24点のビハインドを一時8点まで縮めた。しかし前半の点差を覆すにはやや反撃が遅く、惜しくも敗戦となった。明日のGAME2は、今日の後半に見せた守備から流れを作るゲームで勝利し、GAME3へと繋げたい。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「琉球にいいスタート切られてしまったと思う。やはりチャンピオンチームの底力を見せつけられた。全体的に押し上げられてしまった印象で、 相手のエナジーやアグレッシブさに終始押されてしまった。だが、後半はしっかりと私たちも戦い続けて、いいゲームができたと思う。明日しっかり修正して、いい戦いができればと思う」
■ケリー・ブラックシアー・ジュニア
「(最終的にペイントエリア内での得点は上回ったが、パーセンテージ的にはかなり苦しい数字。琉球のディフェンスなのか、それとも自分たちのフィニッシュの精度に原因があったのかを聞かれ)琉球に良い形で入られてしまった。また、インサイドやアタックなどもかなりやられてしまった部分は、私たちが修正しなければいけないことだと思う。後半は、私たちも良いリズムを作れたので、明日は出だしからいい形を作りたい」
■山崎稜
「(琉球に3Pシュートを15本入れられた。明日に向けての対策を聞かれ)岸本選手や今村選手には、それぞれ8、9本も打たれている。そもそもその本数を打たせることがよくない。僕らのディフェンスのローテーションが原因で遅れたり、多少距離があったりしても2人は打ってくる。そういった部分を本来であれば試合中にアジャストしないといけなかったが、それができなかった。明日はしっかり修正して、チームでどういうディフェンスをしていくか答えを出したいと思う」