【試合結果】5/20(月) 日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 GAME3
5/20(月)日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 GAME3の
試合結果をお伝えいたします。
本日の「日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24」名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の試合結果を以て、
広島ドラゴンフライズは「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24(ファイナル )」への進出が決定いたしました。
広島ドラゴンフライズ 79-73 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
(1Q:23-13、2Q:15-22、3Q:21-25、4Q:20-13)
スターター
広島:アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア・中村拓人、ドウェイン・エバンス、山崎稜
名古屋D: レイ・パークスジュニア、齋藤拓実、ティム・ソアレス、須田侑太郎、スコット・エサトン
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス |
28得点 |
ニック・メイヨ |
19得点 |
山崎稜 |
19得点 |
中村拓人 |
6得点 |
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス |
8リバウンド |
中村拓人 |
5リバウンド |
ニック・メイヨ |
4リバウンド |
アイザイア・マーフィー |
4リバウンド |
◆アシスト
ドウェイン・エバンス |
5アシスト |
船生誠也 |
5アシスト |
ニック・メイヨ |
4アシスト |
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
4アシスト |
中村拓人 |
2アシスト |
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
名古屋Dが#11須田の3Pシュートで先制。広島はすかさず#30山崎のシュートで返すと、#13エバンス、#24メイヨ、#30山崎の3Pシュートで12-8と逆転。名古屋Dは#43エサトンの3Pシュート、#10ソアレスのシュートで追い上げるも、広島#24メイヨが3Pシュート、さらにはゴール下シュートでバスケットカウントを獲得。23-13と広島が10点リードで1Q終了。
2Q
名古屋Dは出だしに#11須田が3Pシュートを決めると、広島は#8ブラックシアーが獲得したフリースローを決めて対抗。#34スミスを中心に攻める名古屋Dがじわじわと得点を重ね、#43エサトンのレイアップで29-29の同点に。追いつかれた広島は#24メイヨが3Pシュートを決めて3点リード。さらに#24メイヨが連続得点を決めて38-32と6点リード。名古屋Dは#1パークスジュニアがフリースローを決めて追い上げ、このクォーターは15-22となったものの広島が38-35と3点リードで前半終了。
3Q
名古屋Dが#1パークスジュニアが3Pシュートを決め38-38の同点。しかし広島は#30山崎がすかさず3Pシュートでリードを奪い返す。名古屋Dが直後に#2齋藤のシュート、#1パークスジュニアのレイアップを決めて勝ち越す。広島はここから#30山崎が3Pシュートを決めて逆転すると、#13エバンスを中心に攻めて51-44とリードを7点に広げる。名古屋Dはこの間に#2齋藤が負傷退場。ここから#1パークスジュニアが3本連続で3Pシュートを決め、さらには#11須田、#12中東が3Pシュートを決めて逆転。このクォーターは21-25となり、名古屋Dが59-60と1点リードして3Q終了。
4Q
広島は出だしで#30山崎が3Pシュートを決めて逆転。名古屋Dは#12中東がレイアップを決めて62-62と追いつくが、広島は#12中村のレイアップで勝ち越すとここから#13エバンスが爆発。フリースロー、ジャンプシュート、ダンクシュートを次々に決めて70-64と6点リード。しかしここから名古屋Dは#12中東、#10ソアレスが連続3Pシュートを決めて70-70で同点に追いつく。嫌な流れを断ち切ったのは直後の#30山崎の3Pシュート。この後は名古屋Dの攻撃を守りきり、#13エバンス、#30山崎のフローターシュートなどで得点し、このクォーターを20-13とした広島が79-73で勝利。B.LEAGUE FINALS 初出場を決めた。
まとめ
広島がクラブ史上初となるB.LEAGUE FINALS出場を決めた。試合の主導権を握り続けるも、後半に3Pシュートを決め続ける名古屋Dに追いすがられる。しかし、残り4分で追いつかれた直後に#30山崎が決めた3Pシュートが、試合の流れを大きく引き寄せた。リバウンドが互角だったこの試合、勝負を分けたのは広島が40.6%の高確率で決めた3Pシュート。#30山崎が6本中5本を決める。さらに#24メイヨ、#13エバンスも4本ずつ決め、これをことごとく要所で決めたことが試合を優位に運ぶ要因となった。このシリーズの2戦とも前半を14点ビハインドで終えていた広島が初めて前半でリードを奪い、その勢いそのままに後半を駆け抜けて勝利した。
広島は中地区、西地区の優勝チームをいずれも撃破して下剋上を果たし、初のB.LEAGUE FINALS進出。対戦相手はまだ決まっていないが、広島が初のB1制覇、究極の下剋上へ向け、突き進む。
会見コメント
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「言葉が見つからない。毎試合積み重ねるにつれ、レベルアップしていく選手たちの努力に驚くとともに、心から感謝している。まずCSの舞台に立ち、セミファイナルに進み、そしてファイナルまで進める、ここまで来れていることが全てが夢のようで、今でも信じられない。ここまで大きな目標を1つ1つ叶えることは簡単なことではないからこそ、実現できていることを誇りに思う。ファイナルの舞台へ進み、最高のチームで最後まで闘えることを楽しみにしている」
■山崎稜
「簡単な言葉にはなってしまいますが、最高の気分です。GAME3と言うこともあり、気持ちの勝負だったと思う。名古屋Dも僕たちも、お互い良い攻防で最後まで分からない展開だった中で、最後広島が気持ちを出し切れた試合だった。CSへの出場が決まった時から、”CSの舞台で闘えること自体、誰もが掴めるチャンスではない。自分がチームに貢献できることを全うし、楽しみながら、自信をもってプレーをしよう”と意識していた。それが良い結果につながってきていると思っている。僕たちチームにとって”朝山さんと少しでも長く”という想いがこのCSには詰まっていて、最後朝山さんの地元でもある横浜の地で、ファイナルの舞台へ進むことができることを嬉しく思うし、最後全員で有終の美を飾りたいと思う」
■ドウェイン・エバンス
「最高の勝利だった、幸せです。僕たちのバスケを全員でできた、本当に良い試合だった。どんな展開でも、しっかり試合に集中して、落ち着いて、流れをコントロールすることを意識していた。チームで一丸となって良い結果につなげることができたと思う。広島の皆さんのサポートがなければここまで来ることはできなかった。ファイナルの舞台で、最後まで一生懸命頑張って、感謝の想いを伝えたい」