【試合結果】5/12(日) 日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2023-24 三遠ネオフェニックス戦 GAME2
5/12(日)日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2023-24 三遠ネオフェニックス戦 GAME2の
試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 69-66 三遠ネオフェニックス
(1Q: 23-21、2Q:20-20、3Q:7-14、4Q:19-11)
スターター
広島:アイザイア・マーフィー、中村拓人、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ、山崎稜
三遠:サーディ・ラベナ、ヤンテ・メイテン、コティ・クラーク、大浦颯太、金丸晃輔
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス |
18得点 |
山崎稜 |
12得点 |
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
12得点 |
ニック・メイヨ |
9得点 |
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス |
6リバウンド |
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
5リバウンド |
河田チリジ |
5リバウンド |
アイザイア・マーフィー |
4リバウンド |
ニック・メイヨ |
4リバウンド |
◆アシスト
ドウェイン・エバンス |
5アシスト |
山崎稜 |
2アシスト |
上澤俊喜 |
2アシスト |
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
2アシスト |
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
広島は立ち上がりから2-3のゾーンディフェンスで守るが、三遠の#5 大浦がオープンの3Pシュートを落ち着いて決め先制。広島はGAME1で好調だった#30 山崎がプルアップジャンパーで得点。広島は#12 中村の2Pシュート、ドライブからフリースローを獲得し応戦。三遠は#0 ラベナのバスケットカウントで、三遠に流れが傾いたところで広島がタイムアウト。タイムアウト後、#30 山崎が3Pシュートを沈める。また、広島はボーナス2ショットで13-13の同点に追いつく。1Q終了間際で#7 船生の3Pシュート、三遠は#29 細川の3Pシュートで得点。広島は#7 船生のブザービートとなる3Pシュートが決まり、23-21で広島がリードを奪い1Q終了。
2Q
三遠#29 細川が3Pシュートを沈めるが、広島も#8 ブラックシアーが3Pシュートを決め返すなど、一進一退の攻防が続く。広島#7 船生のアシストから#15 河田の豪快なダンクシュートが決まり、28-24と4点差となったところで、三遠がタイムアウト。タイムアウト後も広島の勢いは止まらず#24 メイヨが3Pシュートを決め、31-24とGAME2最大となる7点のリードを奪う。一方の三遠は#4 クラークの3Pシュート、#1 メイテンのゴール下で得点。残り5分で31-32と逆転に成功。広島は攻守の要である#13 エバンスが一瞬の隙を見逃さずイージーレイアップを決め再び逆転。お互いに我慢する時間帯が長く続く中、広島#13 エバンスがレイアップで得点し、43-41と広島が2点リードして2Q終了。
3Q
広島は#13 エバンスがフローター、3Pシュートで連続得点。広島はディフェンスの強度を上げ、三遠から2連続ターンオーバーを獲得するが、シュートを決めきれない。拮抗した展開の中、三遠の#23 ダジンスキーが3Pシュート、2Pシュートを連続で沈め、48-48の同点に。その後も#23 ダジンスキーがゴール下で得点し三遠が再び2点リード。その後、どちらも得点が入らず、広島のディフェンスの一瞬の隙をつき#23 ダジンスキーが3Pシュートを決め、リードを5点に広げたところで広島がタイムアウト。このクォーターは7-14となり、50-55と三遠の5点リードで3Q終了。
4Q
広島は#5 マーフィーがレイアップで先制するが、三遠の#23 ダジンスキーに3Pシュートを決められ流れを掴めない。その後、広島#30 山崎のいぶし銀のバンクシュートで得点。残り7分で57-58の1点差に詰める。残り5分で#1 メイテンが4つ目のファウルをコールされ、広島#13 エバンスが2本のフリースロー沈め、61-61の同点に。ここで広島がディフェンスで仕掛け、三遠のターンオーバーを誘発。#30 山崎が3Pシュートを決め、66-63で3点リード。両者譲らない展開が続く中、三遠の#29 細川が難しい状況での3Pシュートを沈めて同点に。その後、#13 エバンスがフリースローを1本決め、67-66で広島が1点リード。残り38秒、広島のポゼッションで#13 エバンスがバスケットカウントを獲得し69-66で広島がリードを3点に広げる。残り10秒で三遠の#24 佐々木、#5 大浦が3Pシュートを狙うも決めきれず、広島が69-66で見事2連勝を飾った。
まとめ
GAME1同様に、GAME2も序盤から両チームともにプライドのぶつかり合いが続いた。広島は三遠に10本のスティールから18点のターンオーバーポイントを記録され苦しい展開となった。しかし、1試合で12回ものリードチェンジが起きた激戦を、今シーズン積み上げてきた粘り強いディフェンスで69-66とロースコアゲームを制した広島。今シーズンを象徴する勝利のパターンとなった。本日のGAME2を勝利したことで、クラブ初であるセミファイナル進出を決めた。次の試合でも粘り強いディフェンスから勝利を呼び込む広島のバスケに期待したい。
会見コメント
◾️カイル・ミリングHC
「言葉にならない、本当に良い試合だった。彼らが今まで積みあげてきたものを、努力してきたことを、讃えたいと思う。そして僕たちコーチ陣を信じてついてきてくれていること、心から感謝している」
◾️ドウェイン・エバンス
「今日も40分間最後まで自分たちらしく闘い抜くことができて嬉しく思う。自分たちで大きな自信を持てていることが勝ち続けられている理由だと思う。次のステージでも自分のやるべきことを全うして、チームを引っ張っていきたい。そしてブースターの皆さんにはまだまだ引き続き応援をしてもらい、僕たちに力を貸してもらいたい」
◾️中村拓人
「前半厳しい時間帯もあったが、最後まで自分たちのバスケットボールができてよかった。クラブ初のセミファイナル進出を決めることができ、チームを誇りに思う。ここからまた更に歴史を作っていけるように、チーム全体で盛り上げていきたい」