【試合結果】10/22(日) 2023-24シーズン B.LEAGUE 第3節 宇都宮ブレックス戦 GAME2
10/22(日)2023-24シーズン B.LEAGUE 第3節 宇都宮ブレックス戦 GAME2の
試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 60-71 宇都宮ブレックス
(1Q: 10-18、2Q: 15-21、3Q: 20-13、4Q: 15-19)
スターター
広島:寺嶋良、アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ドウェイン・エバンス、山崎稜
宇都宮: 比江島慎、鵤誠司、D.J・ニュービル、ギャビン・エドワーズ、アイザック・フォトゥ
主なスタッツ
◆得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
15得点 |
ドウェイン・エバンス |
14得点 |
山崎稜 |
8得点 |
◆リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
11リバウンド |
船生誠也 |
5リバウンド |
ニック・メイヨ |
5リバウンド |
ドウェイン・エバンス |
4リバウンド |
◆アシスト
ドウェイン・エバンス |
3アシスト |
ニック・メイヨ |
2アシスト |
※スタッツは修正が入る場合もございます。
戦評
1Q
広島は#0寺嶋の3Pシュートで先制。しかしここから宇都宮が#42フォトゥのインサイド攻撃、#6比江島の3Pシュートなどで9連続得点し勢いに乗る。広島は#24メイヨのジャンプシュートなどで反撃するが、宇都宮#34ジェレットにオフェンスリバウンドからの得点を立て続けに決められリードを広げられる。10-18と宇都宮が8点リードで1Q終了。
2Q
広島は#13エバンス、#7船生が3Pシュートを決めリズムに乗る。このリズムを作ったのはオフェンスリバウンドに絡み続け、セカンドチャンスを生んだ#7船生。しかし宇都宮がテンポのいいパスワークから#33エドワーズ、#34ジェレット、#42フォトゥらビッグマンが次々にゴール下に侵入して反撃。リードを広げ、このクォーターを15-21とした宇都宮が25-39と14点リードして前半終了。
3Q
広島が#24メイヨの得点、#13エバンスの3Pシュートとドライビングからのレイアップで7連続得点。タイムアウトを取った宇都宮はゴール下からの得点で対抗する。広島は#8ブラックシアーがインサイドを攻め始めてからリズムをつかみ、#13エバンスがゴールにアタック。フリースローも決めて得点を重ねる。しかし広島が追い上げたところで宇都宮#6比江島がドライビングレイアップと3Pシュートで突き放し、広島の逆転を許さない。このクォーターは広島が20-13として点差を縮め、45-52と宇都宮の7点リードで3Q終了。
4Q
逆転を狙う広島は、#7船生のオフェンスリバウンドから#8ブラックシアーが得点。さらに#12中村が速攻からのレイアップを決めて追い上げる。しかし5点差の残り5分で宇都宮#18鵤が3Pシュートを決めて突き放す。広島も#8ブラックシアー、#30山崎が3Pシュートを1本ずつ決めるも、さらに点差を詰めるためのシュートが落ちる。宇都宮は後半にファウルのかさんだ広島からフリースローを獲得し、これを確実に決めて点差を広げた。このクォーターを15-19とリードした宇都宮が60-71で勝利。
まとめ
両チームともディフェンスの強度が高い試合だったが、攻守でインサイドを効果的に使った宇都宮が終始主導権を握った。インサイドを攻めあぐねた広島は3Pシュートで反撃を狙うも決められず、成功率21.1%と苦しんだ。宇都宮も3Pシュート成功率は21.9%だったがインサイド攻撃を中心にしつつ要所の3Pシュートを沈めて広島を突き放し、流れを離さなかった。広島は攻撃時にオフェンスリバウンドでチャンスを作った一方、それ以上に守備時のディフェンスリバウンドが取れなかったことが響いた。次戦は中2日で敵地での名古屋D戦。広島はリバウンド、3Pシュートを立て直して臨みたい。
会見コメント
◎宇都宮ブレックス
■佐々宜央HC
「昨日は、入りが非常に悪くて難しいスタートからどうにか追い上げた展開だった。出だしの集中力はあきらかに昨日とは違った。気持ちの部分だけでなく、技術としてしっかり守る戦術ができ、選手たちもコミュニケーションを取ることができた。昨日はそこもできていなかったが、今日はそこを徹底できたので広島を60点に抑えることができた」
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「宇都宮は本当に屈指のチームで、簡単に2勝はさせてくれないし、出だしからアグレッシブに戦ってくると選手には伝えていたが、その通りだった。今日の試合ではリバウンドを取られてしまったことや、ターンオーバーが目立ってしまった。後半はしっかりと相手の強度に反応したプレーを見せてくれた。この敗戦から学び、来週の名古屋D戦へ向けて準備していきたい」
■寺嶋良
「昨日うまくいっていた内容はすべて消されたような印象。そこをどうやって組み立てていくのかに時間がかかってしまった。序盤、単発的な攻撃になり、ボールムーブがなくなったことで良い出だしができなかった」
■ケリー・ブラックシアー・ジュニア
「宇都宮が強豪チームというのは分かっていた。チームとしてのリズムは悪くなかったと思う。今シーズン初のスターターに入り、負けてしまったが、またスターターになって活躍をしたい。次節の名古屋Dもディフェンスから流れを作り、戦っていきたい」