【試合結果】9/16(土) 2023-24シーズン プレシーズンマッチ 島根スサノオマジック戦
9/16(土)2023-24シーズン プレシーズンマッチ 島根スサノオマジック戦の
試合結果をお伝えいたします。
広島ドラゴンフライズ 91–91島根スサノオマジック
(1Q: 26-17、2Q:26-35、3Q: 27-19、4Q: 12-20)
スターター
広島:アイザイア・マーフィー、中村拓人、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ、山崎稜
島根:ペリン・ビュフォード、安藤誓哉、ハッサン・マーティン、白濱僚祐、晴山ケビン
主なスタッツ
◆得点
ドウェイン・エバンス |
25得点 |
ニック・メイヨ |
18得点 |
上澤俊喜 |
12得点 |
◆リバウンド
ニック・メイヨ |
7リバウンド |
ケリー・ブラックシアー・ジュニア |
4リバウンド |
ドウェイン・エバンス |
4リバウンド |
※B.LEAUGEスタッツではなく、クラブ独自のスタッツになります。
戦評
1Q
広島は#5マーフィー、#12中村、#13エバンス、#24メイヨ、#30山崎でスタート。両チーム激しいディフェンスを繰り返して開始1分半は無得点。#5マーフィーがスティールからレイアップして先制し、#13エバンス、#30山崎の得点で7-0とリード。島根は#12マーティンのボールを集めてインサイドを攻め応戦。#55谷口の3Pシュートで11-10とし、1点差に迫る。しかしここから広島は#10上澤の連続3Pシュート、#8ブラックシアーの3Pシュートで突き放し、26-17と9点リードで1Q終了。
2Q
広島は#10上澤の3Pシュートなどで得点を重ねるも、ファウルがかさんで島根にフリースローを多く与える展開に。島根#4ケイ。#12マーティン、#2ビュフォードがゴール下を攻めて次々にフリースローを獲得し着実に得点を重ねる。広島は#30山崎、#5マーフィーの3Pシュートなどで得点するも、島根#15白濱、#3安藤の連続3Pシュートで追い上げられる。クォーター終盤には#2ビュフォードの3Pシュートで逆転を許す。#8ブラックシアー、#13エバンスの得点で再逆転するも島根#2ビュフォードの3Pシュートで同点に追いつかれ、52-52で前半終了。
3Q
開始早々で、島根がチームファール4つとなり、広島は#13エバンス、#24メイヨがフリースローを獲得してリードを奪う。しかし、島根が次々に3Pシュートを決め、このクォーター5本目を#32晴山が決めて逆転。しかしここから広島も諦めない。#12中村がスティールからの得点を決めて逆転。さらに#12中村が連続スティールを奪って#13エバンスの得点につなげて流れを取り戻すと、広島は12連続得点で79-71と8点リードし3Q終了。
4Q
広島は出だしで#10上澤の3Pシュートと#8ブラックシアーの得点でリードを11点に広げる。ここから島根が#4ケイを中心に攻め始め、#4ケイがゴール下を攻めてフリースローを奪い、さらに3Pシュートを決めて83-84の1点差に迫る。広島は得点が止まっていた苦しい流れを#30山崎の3Pシュートで取り戻すと、#24メイヨのシュートで91-85と6点リードして残り2分を切る。しかし島根は#3安藤が遠い位置からの3Pシュートを決めて88-91と3点差に迫り、広島が最後の攻撃でターンオーバー。ラストプレーで#15白濱がブザービーターとなる3Pシュートを決め、91-91の同点。規定により引き分けとなった。
まとめ
今シーズン初のホームゲームとなった広島は、前後半ともにリードを守り切れない展開で引き分けに終わった。1Qにリズムのいい攻撃で作ったリードを第2Qのファウルトラブルを機に失い、第3Q後半に中村のスティールなど攻撃的なディフェンスでボールを奪って大量リードを奪うも、ラスト1分で島根に追いつかれた。#0寺嶋、#11ソットら主力を欠く中でいい流れを作って収穫があった一方、勝ちきれない課題も残した。次戦の相手は昨シーズンのプレーオフ以来の再戦となる千葉ジェッツ。強豪相手にホームで勝ち切りたい。
会見コメント
◎島根スサノオマジック
■ポール・へナレHC
「ディフェンスの部分で崩れてしまうところが所々あった。出だしから停滞してしまったが、第2Qから勢いに乗ることができ、何とか終盤にかけて食らいつくことができた。プレシーズンマッチなので、こういった修正点を発見していきながら開幕を迎えたい」
■ニック・ケイ
「このような開幕前のプレシーズンマッチは試合数が少ないので限られた機会を物にしていきたいと思い、早い段階でチームに合流した。新しいチームメイトのことも、もっと知りたいと思った。我々が積み重ねていかないといかないことも多々ある。その機会を失わないように、積み重ねていきたい」
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「全体的にオフェンシブな戦いとなった。その中でも、練習してきたことを試合で出し切ろうと選手を送り出した。試合を観ていても練習してきたことをコート上で発揮してくれていたので大きな収穫だった。継続性が足りておらず、波があったし、オフェンスもディフェンスも改善しないといけないところががたくさんある。これから開幕までに準備をして仕上げていきたい」
■中村拓人
「ゲームの入り部分は、自分たちがやりたいことができていたので良かった。その要因として、チームとしてディフェンスでプレッシャーをかけて相手に簡単に得点させないことができたと思う。自分の役割は、スタートで出場しても、途中で出場してもディフェンスのトーンをセットすること。今日の試合の中でも、最初から相手にプレッシャーをかけることができていた。そこは、明日の千葉ジェッツ戦やシーズン開幕に向け、引き続き準備していきたい」
■山崎稜
「結果的に最後にタフショットを決められて同点に終わったが、途中途中を見れば、良い時間帯が多かった。強いチーム相手でも自分たちはできるという部分で自信を持っていきたい。逆に、課題は開幕までに修正し、いかにミスを少なくしてシーズンを戦い抜くかが大事だと思う。もっとチームで詰めていきたいと思う」