#23 佐土原遼選手 退団のお知らせ
■#23 佐土原遼(さどはら りょう)
●出身地 神奈川県
●生年月日 1999年10月24日
●ポジション SF/PF
●身長 192cm
●体重 97kg
●出身校 東海大学付属相模高等学校―東海大学
●経歴 -広島ドラゴンフライズ 特別指定選手(2020-21)
-広島ドラゴンフライズ(2021-23)
佐土原遼 選手 コメント
「大学生の時から約3シーズン広島ドラゴンフライズでプレーできてとても楽しく、僕自身も成長することができました。今後、また皆さんの前でプレーするのを楽しみにしています。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします」岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント
「佐土原選手との契約満了に伴い、今シーズンを持ちまして退団の運びとなりましたのでご報告いたします。学生時代より特別指定選手として加入し、広島を代表する選手に育っている中での退団となり、落胆の思いで今回の発表をお聞きになる方も多いのではないかと感じております。平素よりご支援、ご声援をいただいている皆様に残念な報告となり、申し訳ございません。今回の退団となった経緯を、伝えられる範囲で、ご報告をさせていただきます。佐土原選手の今シーズンを振り返ると、シーズン前半で素晴らしい活躍をしながらも、シーズン後半には途中加入となったカイ・ソット選手などを含め、編成の兼ね合いや、他選手の活躍によりプレータイムが大幅に減少し、出場のない試合も出てくることとなります。彼にとってはルーキーシーズンということでもあるため、クラブとしては焦らずに、成長を見守りながらステップアップしたいと考えてきました。ドラフラベースを含むハード面にしっかりと投資し、成長できる環境をつくった上で、我々としては来シーズンのオファーを早期にしておりました。しかしながら、選手にとっては試合に出ることが最も成長につながるということも事実であり、佐土原選手も非常に悩んだことと思います。オファーから検討は長期化し、彼の代理人も含めて最後まで話し合いを続けてまいりました。最終的には、今シーズンの広島ような、ロールプレイヤーとしての役割を受け入れて過ごすよりも、広島以上に重要な役割として求められる別のクラブで挑戦する方が良いのではないかという結論となり、今回の発表となりました。可能性のある若手が退団となったことについては、全て編成側の責任であると考えております。
特別指定選手期間におけるシーズンを含めると、広島で3シーズンに渡ってプレーをしてくれました。加入当初に低迷期の広島に新たな風を吹かせ、広島の未来を明るく照らしてくれただけでなく、今シーズンにおいては、シーズン前半のアジア特別枠の選手がうまくチームにフィットしない中で、ローテーションの核となり、チームを支えてくれました。横浜との開幕節ではブザービーターのシュートでチームを勝利に導くなど、彼の活躍や成長に感動を覚えた方も多かったのではないかと思います。
ドラフラベースが完成してからは、本当に多くの時間を体育館で過ごしており、日々努力する姿は今後の可能性を感じさせる選手であったことは間違いありません。B1最下位の低迷期からCSを争うリーグ上位のクラブとなったドラゴンフライズの成長過程をともにした佐土原選手には、本当に感謝をしております。学生時代から一緒に戦ってきた仲間との別れは、寂しく、チームにも損失になるかと思いますが、彼のキャリアのために前を向いて送り出したいと考えています。佐土原選手の今後の活躍を心から祈念しております」