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青木保憲選手退団及び移籍のお知らせ

この度、広島ドラゴンフライズは、#4青木 保憲選手との契約を、双方合意の上で解除することとなり、本日2023年1月16日(月)をもって、退団することをお知らせいたします。また、移籍先として仙台89ERSへの入団が決定しております。
 

#4 青木保憲(YASUNORI AOKI)

プロフィール

出身地   静岡県
●生年月日  1995年6月23日
●ポジション PG(ポイントガード)
身長    182cm
●体重    84kg
●出身校   福大大濠高校―筑波大学

 

経歴

川崎ブレイブサンダース(2018-21)
-広島ドラゴンフライズ (2021-2023)

 

青木 保憲選手 コメント

「この度、シーズンの途中ですが、広島ドラゴンフライズを離れる事になりました。まず、この決断を尊重していただいたチーム関係者の皆さまに感謝を申し上げます。そして、どのような時も後押しをしていただいたスポンサー、後援会、ブースターをはじめ、全ての関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
この素晴らしいクラブでプレーできた事は僕にとってかけがえのない経験となりました。今後はこの経験を活かして、プレーヤーとしても人間としても成長していきます。僕はこのチームが大好きです!!約1年半、本当にありがとうございました。これからもご声援よろしくお願いします」


岡崎 修司 ゼネラルマネージャー コメント

「この度、契約を双方合意により解除し、青木選手が仙台89ERSに移籍することとなりましたのでご報告いたします。シーズン途中の契約解除ということで、落胆や憤りの思いで今回の発表をお聞きになる方も多いのではないかと感じております。平素よりご支援、ご声援をいただいている皆様に残念な報告となり、申し訳ございません。

今回の経緯について説明をさせていただきます。
まず、今シーズンの開幕より、ゲームコントロールが安定しないということが課題にありました。そのためクラブとしては、ポイントガードの層に対してテコ入れの必要性を感じており、大学生を含めてシーズン中に編成を進めてきました。そして、2022年の末に加わった途中加入選手との競争の中で、青木選手のプレータイムが減る状況となります。プレータイムが減った中でも、青木選手がいることでポイントガード陣の厚みを持たせることができるうえ、彼のリーダーシップを含めたチームへの影響力は大きなものであったため、クラブとしてはシーズンの最後まで青木選手と一緒にやっていきたいと考えており、高い評価をしておりました。
しかしながら、プレータイムを全員でシェアをし、総合力で勝つというスタイルを構築している広島において、特定の選手のプレータイムが大幅に減るということは、その選手のキャリアにも影響が出かねないということも理解をしており、解決策を探っている状況が続いてきました。

そのような中で、2022年末頃に仙台のロスターを見ていくと、仙台の主力ポイントガードが怪我をし、仙台としてはそのポジションを補強したい状況となっておりました。仙台からも青木選手と一緒にプレーしたいという、強いオファーがありましたので、様々な方に協力いただき、2023年元旦に行われた広島と仙台のゲーム後に広島・仙台・青木選手の3者間で話をする機会を作ることになりました。シーズン中の移籍ということは、青木選手自身にとっても非常に難しい決断だったと思います。広島でシーズン最後までプレーすることと、仙台で挑戦することを最後まで悩みながらも、最終的には仙台の移籍に心が動いたと相談があったため、クラブとしては、彼の決断を最大限尊重したいと考えました。選手にとって、より強く求められる場所でプレーできるチャンスは限られており、選手のキャリアにとって今回の移籍の決断が最適であることが理解できたからです。もちろんクラブとしては、青木選手を戦力として考えており、層の厚さを作り出せるロスター選手を手放すことはプラスにはならないとも考えましたが、青木選手のことを考えると最終的には仙台への移籍を調整すべきと決断しました。

プレータイムが減り、移籍の話を進める際にも、青木選手は一度も手を抜くことなく、努力を続け、チームにも献身的に働きかけてくれました。試合エントリーができない日には、朝早くから体育館に足を運び、強度の高い練習をするなど、常に全力で物事に取り組む姿に、私を含む全てのクラブスタッフが彼の奮起に期待をしてきました。青木選手にとって、広島での最後のゲームとなったアウェイでの大阪エヴェッサ戦では、全選手が躍動しただけでなく、青木選手自身もプレイタイムを勝ち取り、チームを勝利に導く活躍をしました。リーグ全体から見れば、シーズンの1勝に過ぎませんが、その中で全力を尽くす選手やスタッフ、クラブにとっても忘れられないシーンになりました。誰よりも努力するだけでなく、チームが良い時も悪い時もリーダーシップを発揮する姿は、他のチームメイトやクラブの支えになっていたのは間違いありません。広島のために一度も手を抜くことなく、戦ってくれた青木選手には、本当に感謝をしております。シーズンの途中で、青木選手との別れになるのは、断腸の思いであり、チームにとっても大きな損失になりますが、心から送り出したいと考えています。最後まで力を出し尽くしてくれた青木選手のキャリアの成功を心から祈念しております」