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【試合結果】10/29(土) 第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会 3次ラウンド 滋賀レイクス戦

10月29日(土)の第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会 3次ラウンド 滋賀レイクス戦の
試合結果をお伝えいたします。

広島ドラゴンフライズ 89–80 滋賀レイクス 
(1Q:19-19、2Q:21-24、3Q:23-14、4Q:26-23 )

 

スターター

広島:寺嶋良、辻直人、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ドウェイン・エバンス、佐土原遼
滋賀:ジェイコブ・ワイリー、ケルヴィン・マーティン、テーブス海、柏倉哲平、野本大智

主なスタッツ

◆得点

辻直人 18得点
ドウェイン・エバンス 18得点
寺嶋良 13得点
ギャレット・スタツ 12得点
 

◆リバウンド

ギャレット・スタツ 17リバウンド
ドウェイン・エバンス 8リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 7リバウンド
 

◆アシスト

ケリー・ブラックシアー・ジュニア 5アシスト
寺嶋良 4アシスト
ドウェイン・エバンス 3アシスト

戦評

1Q
 今月3度目の対戦となる滋賀。滋賀は試合開始からオールコートプレスを仕掛け、広島のターンオーバーを誘う。広島は滋賀のディフェンスに対して、2回連続してターンオーバーをしてしまう。攻撃では#23佐土原の力強いドライブからのレイアップや#0寺嶋のジャンプシュートで得点を重ねる。継続して広島をオールコートプレスで苦しめる滋賀は、オフェンスでは積極的にボールを動かし、シュートチャンスを狙う。両チーム、シュートチャンスを決め切り得点を重ね、一進一退の展開。19-19の同点で第1Q終了。

2Q 
広島は#5マーフィーを中心にボールマンに対してプレッシャーをかけ、滋賀のターンオーバーを誘う。オフェンスでは、#3辻の2本連続の3ポイント、#13エバンスも3ポイントを決め、滋賀がタイムアウトをとる。タイムアウト後、滋賀は広島のゾーンディフェンスに対して苦しみながらも、#15ラベナがタフショットを得点。ディフェンスリバウンドから素早くフロントコートまでボールを運び、広島のゾーンディフェンスが組まれる前に攻める。#99川真田のインサイドプレーからの得点、#14柏倉の3ポイントが決まり、滋賀がリードしたところで広島がタイムアウト。タイムアウト後、広島は滋賀のチームファウルが5つのため、積極的にゴールへアタックし、得点を狙う。さらに#3辻が3本目の3ポイントを決め、滋賀が前半最後のタイムアウトをとる。タイムアウト後、滋賀はディフェンスで粘りを見せ、広島は8秒オーバータイム、2回連続でスティールされてします。#0ワイリーがダンクシュートを決めたところで広島がタイムアウト。タイムアウト後も、滋賀のオールコートディフェンスに苦しみ、40-43で前半終了。

3Q 
両チームスタートメンバーに戻し後半スタート。リードしたい広島は、#13エバンスの3ポイントで同点にするも、ターンオーバーを繰り返し、チャンスをものにできない。広島のターンオーバーに対して滋賀は、#0ワイリーのインサイドプレーでの得点、さらに#15ラベナと#14柏倉の3ポイントで得点を重ね、リードを譲らず後半も拮抗した展開が続く。広島は、#13エバンスが4本目の3ポイント、#5マーフィーがジャンプシュートで得点し4点リード。ここで滋賀がタイムアウト。タイムアウト後の攻撃で滋賀#15ラベナが3本目の3ポイントを決め、点差を縮める。しかし、広島#0寺嶋、#5マーフィー、#13エバンスが得点を重ね、63-57の広島が6点リードで最終クォーターへ。

4Q 
広島は#0寺嶋、#23佐土原、#41スタツの連続得点で点差を広げる。さらに、滋賀のファストブレイクに対し#7船生が走り、ブロックショット。このブロックショットでさらに波に乗り、#3辻、#41スタツが得点を重ねる。一方、滋賀は試合開始から継続してオールコートでディフェンスを行う。一瞬の隙を見てスティールを狙い、広島のターンオーバーを誘う。滋賀も#1マーティンが連続で得点し点差を縮める。時間をかけて攻撃したい広島は、24秒使い、ボールを動かし攻撃を仕掛ける。空いたスペースに#0寺嶋がジャンプパス、#13エバンスが5本目の3ポイントを沈めたところで滋賀がタイムアウト。タイムアウト後、滋賀はファウルゲームを展開。攻撃回数を増そうと試みるも、第3Qの広島の得点力が響き、見事89-80で勝利をおさめた。

まとめ
今シーズン、3度目の対戦となった滋賀レイクス。前半は過去の対戦と同様に拮抗した展開が続いた。
勝敗を決めたのは第3Q。23-14と滋賀の得点を抑え、ペースを掴み、最終クォーターで広島は26得点を決め、点差を広げることに成功。見事89-80で勝利を収めた。

会見コメント

■カイル・ミリングHC
「先日勝利した琉球戦後の試合のため、タフな試合展開となった。試合開始からかなりスローな展開が続いたが、後半に良い流れを作ることができた。明日の試合は全く違う展開になると思うので、しっかりと集中して勝利したいと思う」