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【試合結果】10/23(日) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第4節 ファイティングイーグルス名古屋戦 GAME2

10月23日(日) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第4節 ファイティングイーグルス名古屋戦 GAME2の
試合結果をお伝えいたします。

広島ドラゴンフライズ 99-95 ファイティングイーグルス名古屋
(1Q:22-17、2Q:19-18、3Q:21-28、4Q:37-32)

スターター

広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ドウェイン・エバンス

FE名古屋: アンドリュー・ランダル、エヴァンス・ルーク、石川海斗、野崎零也、ジェレミー・ジョーンズ

主なスタッツ

◆得点

ドウェイン・エバンス 25得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 20得点
寺嶋良 16得点
 
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス 9リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 6リバウンド
アイザイア・マーフィー 5リバウンド
ギャレット・スタツ 5リバウンド
 
◆アシスト
ドウェイン・エバンス 6アシスト
辻直人 4アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 4アシスト
寺嶋良 3アシスト
青木保憲 3アシスト

戦評

1Q

GAME1で拮抗した試合を見せた広島とFE名古屋。FE名古屋はコンディション調整によりガードを#13中村から#11石川に変えてスタート。広島はGAME1同様のメンバーでスタート。ファーストショットは広島#3辻直人のシュートフェイクからの3ポイント。GAME1とは異なり、試合開始からハイペースで試合を展開する。1本目の3ポイントに引き続き、#3辻が2本目の3ポイント、続けて#0寺嶋が3ポイントを沈め、広島がペースを掴む。FE名古屋は、#0ランドルを中心に得点を重ねるも、広島の強固なディフェンスに苦しみ、思うように攻撃をすることができない。攻撃のペースを継続させている広島は、#13エバンスのアタックからの得点、さらに#3辻の3本目の3ポイントが決まる。得点が入り続ける広島に対してFE名古屋が前半1回目のタイムアウト。タイムアウト後、FE名古屋はインサイド陣での攻撃を試みるも、なかなか得点を決めることができない。また、セカンドチャンスを狙うが広島の徹底したボックスアウトにより、リバウンドを掴み取ることができず、広島がリードを握り、22-17で第1Q終了。
 

2Q

#21笹山の3ポイントが2本連続で決まる。この得点を起点とし、FE名古屋が積極的な守りで広島を苦しめる。FE名古屋の強固なディフェンスに苦しむ広島は、ボールを止めることなく動かし、アタックするも得点が決まらず、セカンドチャンスも掴み取ることができない。FE名古屋が徐々に点差を縮めたところで広島がタイムアウト。タイムアウト後、広島はペースを取り戻すため、継続してボールを動かしスペースを作る。#2朝山の3ポイント、#13エバンス、#8ブラックシアーがインサイドで力強いプレーを見せ得点を重ねる。広島がペースを取り戻したところでオフィシャルタイムアウトへ。広島は攻撃でのペースを保つため、ディフェンスで強固な守りをみせ、FE名古屋のターンオーバーを誘う。ターンオーバーに#13エバンスが反応#8ブラックシアーが走り切り,ファストブレイクで得点。縮めた得点を突き放されたFE名古屋は、前半最後のタイムアウトをとる。タイムアウト後もFE名古屋は広島のディフェンスに苦しみ、シュートを打ち切ることができない。前半のリードを保ちたい広島は、メンバーを積極的に入れ替えて試合を展開。11得点と突き放すも、ターンオーバーが生まれてしまい、FE名古屋#12野崎がそのままレイアップ。ここで広島がタイムアウト。タイムアウト後、#41スタツの得点で点差を2桁差に戻すも、FE名古屋#11石川がタフな3ポイントを決め、FE名古屋が6点ビハインド。41-35で前半終了。
 

3Q

点差を縮めたいFE名古屋は、後半開始から積極的にゴールを狙う。#11石川の2ショット、#12野崎の3ポイントで得点を重ね、開始2分で逆転に成功。この得点を起点に#0ランドルが波に乗り、得点を重ねる。FE名古屋に12得点を奪われた広島はタイムアウトをとる。タイムアウト後、広島は#0寺嶋が連続得点を決める。また、#8ブラックシアーに対する積極的なディフェンスを逆手にとり、#3辻が#8ブラックシアーにパスを出し、FE名古屋#3ルークのファウルを誘い、フリースローを獲得。2本を確実に沈める。さらに#0寺嶋が2本連続3ポイントを決め、徐々に得点を重ねていく。両チーム攻守に渡って激しい展開を見せる。広島#13エバンスがルーズボールに対して積極的に追いかける。走っていた#23佐土原が得点。FE名古屋がタイムアウト。タイムアウト後、広島の勢いを止めたいFE名古屋は、広島のディフェンスに苦しみ、24秒オーバータイム間際の苦しいシュートを打たされる。さらにFE名古屋のターンオーバーが重なり追い詰められる。継続して攻撃したい広島は、#41スタツにボールを集めるもセカンドチャンスを含め、なかなか得点を決めることができない。後半開始時のFE名古屋の勢いが大きく響き、62-63で広島が1点ビハインド。最終クォーターへ。
 

4Q

広島は第3Qに続き、積極的なディフェンスを見せる。しかしFE名古屋がボールを動かし、上手くスペースを作り出す。FE名古屋は#21笹山の3ポイントが2本連続で決まる。#21笹山の勢いを止めたい広島は、マッチアップしている広島#4青木が体を張り、#21笹山にタフショットを打たせ、広島がセカンドチャンスを掴む。そのまま広島#4青木が苦しい場面で2ポイント、さらに#3辻が3ポイントのバスケットカウント、#2朝山が2本目の3ポイントなど連続で得点を決め逆転。GAME1同様に拮抗した展開が続く。チームファウルに苦しむ広島と、広島のチームファウルで優位に立つFE名古屋。同点のままオフィシャルタイムアウトへ。オフィシャルタイムアウト後、広島は#8ブラックシアーの3ポイントが決まるも、次のFE名古屋の攻撃で#22ジョーンズが3ポイントを決め返す。両チームなかなか主導権を握ることができず、GAME1と変わってハイスコアな展開となる。さらに残り2分でFE名古屋もチームファウルが5つとなる。両チームファウルに対して慎重になる中、広島がファウルをせずにFE名古屋のターンオーバーを誘い、速攻へ。広島は#0寺嶋を筆頭に#8ブラックシアー、#13エバンスが走る。#13エバンスがゴール下で#8ブラックシアーにバックパスを通し、#8ブラックシアーがアンスポーツマンライクファウル受けフリーローを獲得。2本を沈め、広島ボールで再開。再開後も広島はセカンドチャンスに飛び込み、#3辻がリバウンドで得点。さらにリバウンドのポジション争いで、#13エバンスがファウルを受け、フリースローを2本沈めたところでFE名古屋がタイムアウト。タイムアウト後、点差を縮めたいFE名古屋は、#0ランダルの1on1でファウルを誘い、フリースローでの得点を狙う。1本のファウルを沈めるも、オールコートディフェンスを仕掛けた際に、ファウルコールがなり広島が再度フリースローを獲得。#8ブラックシアーが2本のフリースローを沈める。さらに#23佐土原が苦しい場面で3ポイントを決める。残り時間が限られ、FE名古屋はファウルゲームを展開。攻撃回数を増やし、3ポイントを打ち続け、3点差まで縮めるも、広島の粘り強いディフェンスと攻撃で99−95で見事勝利を収めた。
 

まとめ

序盤から速い展開で試合がスタート。広島が前半のリードを握ったが、後半にかけてFE名古屋が徐々に追い詰める展開となり、GAME1に続き拮抗した試合が展開された。最終クォーターでは両チームのファウルが5つとなり、フリースローでの得点が多い展開となった。#23佐土原の3ポイントが決まったことで広島が再度リードを握り、見事99-95で勝利。前節に続き4連勝、ホームゲームでの連勝を収めた。
 

会見コメント

◎ファイティングイーグルス名古屋
■川辺泰三HC
「今日も引き続きタフな試合になった。最後までクロスゲームの中、負けてしまった。結果、チームとしては負けてしまったが、選手たちはゲームプランを遂行してくれたと思う。今やれる最善を尽くしていると思うし、チームは成長と共にチームビルドしていると思う。オフェンス・ディフェンスとも、自分たちはぶれることなく引き続きやっていきたい」

◎広島ドラゴンフライズ

■カイル・ミリングHC
「昨日に引き続き、全体的にタフなゲームとなった。オフェンスの面ではかなり良かったが、1Qの出だし5分と3Qはもたついてしまった印象がある。FE名古屋はアグレッシブでタフなディフェンス・オフェンスをしてきたのでこの勝利は大きい。次の琉球戦に向けていい経験ができた」

■寺嶋良選手
「(4連勝についてを聞かれ)4連勝をこの時期にできるのはいいことだと思う。ここで次節の琉球に勝利できればホンモノだと思う。次の試合は特に準備して取り掛からなければいけないと思う」

■辻直人選手
 「(勝利の感想を聞かれ)簡単にはいかない試合が続いている中、勝ち切れたのは本当にチームとして自信につながった。逃げ切る展開、追いかける展開など、いろいろな経験がこの時期にできているのは良いことだと思う。その中で勝利できたので、チームとして成長できていると思う」