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【試合結果】10/9(日) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第2節 川崎ブレイブサンダース戦 GAME2

10月9日(日) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第2節 川崎ブレイブサンダース戦 GAME2 
試合結果をお伝えいたします。

 広島ドラゴンフライズ 70-78 川崎ブレイブサンダース
(1Q: 17-29、2Q:17-12、3Q:12-18、4Q:24-19)

【スターター】
広島: 寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ニック・メイヨ 
川崎:藤井祐眞、マイケル・ヤングジュニア、前田悟、ニック・ファジーカス、長谷川技

【主なスタッツ】  
◎広島ドラゴンフライズ 
◆得点 
辻直人 14得点
ドウェイン・エバンス 14得点
ニック・メイヨ 14得点
寺嶋良 9得点
佐土原遼 6得点

◆リバウンド 
ドウェイン・エバンス 9リバウンド
ニック・メイヨ 8リバウンド
船生誠也 5リバウンド

◆アシスト 
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 4アシスト
寺嶋良 3アシスト
ドウェイン・エバンス 3アシスト
ニック・メイヨ 3アシスト


【戦評】
1Q
川崎は#35ヒースがコンディション調整による欠場となり、高さのアドバンテージを使えないゲームとなる。立ち上がりから広島優位の展開になるかに思えたが、川崎は激しく平面的なディフェンスを仕掛け、広島のターンオーバーを誘発することに成功する。川崎のディフェンスに対して、広島は効果的なオフェンスができず、得点が止まっている間に、川崎#22ファジーカスの3Pシュートや、#0藤井の得点などで、一気にリードを広げていく。3-15と川崎が12点のリードとなったところで広島タイムアウト。タイムアウト後は広島は落ち着きを取り戻し、インサイドを中心にオフェンスを組み立てる。#24メイヨや#13エバンスなどが連続得点し、拮抗した展開になる。お互いにチームファウルが5つとなる展開の中、広島はディフェンス時に多くのファウルをコールされてしまう。このQだけで川崎は9本のフリースローを得てリードを広げる。17-29と川崎が12点リードで1Q終了。

2Q
広島は#23佐土原の3Pシュートでスタート。外国籍選手の欠場が重なっている川崎はオフェンスでアドバンテージを作り出すことができず、5分間で2得点のみと苦しい時間が続く。ディフェンスが機能する間に、試合をひっくり返したい広島はフリースローなどで得点を重ね、少しずつ点差を詰めていく。26-31と川崎が5点リードの状況で、オフィシャルタイムアウトへ。オフィシャルタイムアウト明け、広島は再度多くのファウルをコールされる展開となり、川崎は1Q同様にフリースローを中心に得点を重ねていく。ここから広島のディフェンスが機能し、このQは12得点に抑えることに成功。若干点差を縮め、34-41と川崎が7点リードで前半終了。

3Q
川崎は#22ファジーカスを中心に得点を重ねる。前半同様に、広島は多くのファウルをコールされ、川崎はほとんどの得点をフリースローで重ねていく。広島は積極的にシュートを狙うも、川崎のディフェンスの前に効果的に得点を取ることができない。川崎#2ヤングジュニアの得点や、ボーナスフリースローを中心に川崎は再度リードを広げ、46-59と川崎13点リードで3Q終了。

4Q
広島はこのQも多くのファウルをコールされる。開始1分で3つのファウルをコールされ、川崎は再度フリースローで得点を重ねていく。追いつきたい広島は#3辻の3Pシュートなどで、得点するも川崎のディフェンスに対し、思うように得点することができない。広島はディフェンスでプレッシャーをかけたいが、チームファウルが5つとなっており、強く仕掛けることができない。川崎はトランジションから#2ヤングジュニアが得点するなど、広島の追い上げに対して、リードを保ったまま時間を経過させていく。このリードを保った川崎が、70-78で勝利した。

まとめ

川崎の外国籍選手の欠場者が続き、広島が優位に試合を運ぶ可能性が高いと思えたが、前半から川崎の素晴らしい粘りにより、広島は追いかける展開となった。試合を通して、広島は非常に多くのファールをコールされ、川崎はフリースローだけで23得点と30%近くの得点をフリースローで記録。フリースローが続き、得意のトランジションの展開を作れず、リズムに乗れない時間が続いた広島は審判への対応や、オフェンスの停滞などの課題が残るゲームとなった。広島の今後の成長に期待をしたい。

【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「昨日の試合の結果で、川崎はこのままでは終わらないとは思っていた。今日の試合は、圧倒的なディフェンスに飲み込まれてしまった。後半は持ち直して良いスタートを切ることができたが、前半の点数が響き追いつくことができなかった」

■朝山正悟選手
「昨日のゲームでは、広島は良いスタートを切ることができた。今日は川崎が良いスタートをきり、自分たちが受け身になっていた。それが試合の全てだと思う。昨日のような自分達が目指しているバスケットができればいいが、川崎のヒース選手がいないことに意識を向けすぎた。そのため周りの足が止まっていたと思う。そして、気持ちの入った川崎にやられてしまった。また、ターンオーバーが昨日に続いて多かったので、修正していきたい」
 
■辻直人選手
「川崎の粘りの強さを肌で感じた。自分達も昨日とは違うゲームの展開になると予想していたが、それを上回るバスケットをしてきて、気迫にやられてこの結果に結びいたと思う。また、今シーズンの試合はこれまで前半をリードで終えていた。今回初めてリードされる展開になり、いつもの攻めができず、ディフェンスにも影響してしまったと思う。今回の試合がいい経験となったので、これを糧に自分達で話し合って改善していきたい」