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【試合結果】10/8(土) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第2節 川崎ブレイブサンダース戦 GAME1

10月8日(土) 2022-23 SEASON B.LEAGUE 第2節 川崎ブレイブサンダース戦 GAME1 
試合結果をお伝えいたします。

 広島ドラゴンフライズ 72-71 川崎ブレイブサンダース
(1Q: 19-15、2Q:23-12、3Q:16-22、4Q:14-22)

【スターター】
広島: 寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ニック・メイヨ 
川崎: 藤井祐眞、前田悟、ニック・ファジーカス、長谷川技、ジョーダン・ヒース


【主なスタッツ】  
◎広島ドラゴンフライズ 
◆得点 
ニック・メイヨ 22得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 13得点
寺嶋良 12得点

◆リバウンド 
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 10リバウンド
ニック・メイヨ 7リバウンド
ドウェイン・エバンス 4リバウンド

◆アシスト 
辻直人 5アシスト
船生誠也 4アシスト
ニック・メイヨ 4アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 3アシスト

 

【戦評】
1Q
立ち上がりから、広島の激しいディフェンスが機能し、川崎のターンオーバーを誘発することに成功。広島#24メイヨや#8ブラックシアーの3Pシュートなどで、8-0のランとなり、リードを広げる。追いつきたい川崎だが、広島の激しいディフェンスの前に、シュートが決まらず、ターンオーバーを繰り返すこととなる。広島は、2on2のスクリーンプレーが効果的に決まっていき、#24メイヨの3Pシュートや#23佐土原の得点などで得点を重ねていく。広島がこのまま勢いに乗ってリードを広げるかに見えたが、川崎#22ファジーカスがタフなショットをことごとく決め、粘り強く食らいついていく。19-15と広島が4点リードで1Q終了。

2Q
川崎は帰化選手の#22ファジーカスを活かしつつ、#2ヤングジュニアや#35ヒースなどの大きな選手を3人コートに置くビッグラインナップで、展開を変えようと試みる。しかし、激しく、ローテーションも正確な広島に対して、川崎は効果的なオフェンスをすることができず、ターンオーバーを繰り返してしまう。さらに、広島は#7船生が躍動。#8ブラックシアーへのアシストや、自身のスティールからの得点などで得点を重ねる。26-15と広島が11点リードとなったところで、川崎タイムアウト。流れを変えたい川崎は、リバウンドで粘りを見せる。ビッグラインナップがゴール下で機能しはじめ、リバウンドからのセカンドチャンスで得点を重ねていく。一方、広島はオフェンス面でスクリーンプレーから得点機会を量産する。川崎のスイッチディフェンスに対して、高さのミスマッチやスピードのミスマッチを活用し、効果的に得点を重ねていく。42-27と広島が15点リードで前半終了。


3Q
追いつきたい川崎は、ディフェンスの強度を高めることで、広島のオフェンスを停滞させることに成功。さらに、オフェンス面では川崎#22ファジーカスの得点を中心に、広島からのファウルを誘発し、フリースローで得点を重ねていく。広島は前半同様にスクリーンプレーから、#24メイヨや#8ブラックシアーにできたミスマッチをアドバンテージとして活用しようと試みるも、川崎の激しいディフェンスに対して、得点が伸びない。川崎は、#22ファジーカスや#35ヒースなどの高さが徐々に効き始め、ペイントエリアでの得点が増えていき、6点差まで縮めることに成功する。広島は3Q 終盤に#7船生が3Pシュートを沈め、58-49と9点リードで最終Qへ。


4Q
ディフェンスが機能した広島が先にリズムをつかむ。川崎のターンオーバーを誘発し、#24メイヨや#0寺嶋などの得点で、リードを広げる。さらに、広島のディフェンスの強度は高まり、川崎は良いシュートを打つことができない。広島のパッシングオフェンスの中で、#3辻の3Pシュートが決まり、19点差をつけることに成功する。このまま広島のリードで試合が終了していくかに見えたが、追い込まれた川崎は思い切りよくシュートを狙っていくことで徐々に流れを取り戻していく。川崎#35ヒースの3Pシュートや#22ファジーカスがタフショットを沈める。さらに、川崎はトラップディフェンスにより、広島のターンオーバーを連続して誘発。川崎#0藤井や#7篠山の得点などで、得点差を一気に8点差まで縮めることに成功。広島がリードしつつも、拮抗した展開の中で残り2分を迎える。川崎#7篠山が3Pシュートを沈めるのに対し、広島は#3辻のレイアップで得点。残り40秒、広島5点のリードの場面で、広島はさらにターンオーバーを犯し、川崎#35ヒースのダンクで3点差に。残り30秒で逃げ切りたい広島は時間を使いながら、オフェンスを展開。残り7秒でファウルをもらった船生がフリースローを決めて4点差となり、このリードを守った広島が勝利した。


まとめ
川崎にとってはホーム開幕戦となり、負けられないGAME1であったが、試合を通して広島のディフェンスが機能する展開となった。広島は高いディフェンスのインテンシティとローテーションで川崎から多くのターンオーバーを誘発。オフェンス面でも個々の良さが際立った。昨シーズンとの違いと成長をみせ、自分達の自信になるゲームであった上、過去の対戦で川崎には勝利したことがなかったことから、クラブの歴史から見ても、大きな1勝となった。


【会見コメント】

■カイル・ミリングHC
「横浜BC戦に続いて、良い形でスタートをすることができたと思う。後半は川崎もこのままの形で終わるとは思っていなく、案の定、追い上げてきた。選手一丸になって最後まで戦い抜いて勝利を勝ち取る事ができたと思う」

■寺嶋良選手
「前半から良いスタートを切る事ができた。序盤は良かったが、課題である後半に失速してしまい追いつかれてしまった。課題として改善をしようとした部分だったが、まだまだ改善ができていなかった。明日の試合でさらに改善していきたいと思う」

■辻直人選手
「色々な感情が込み上げてきた。その感情を込み上げたまま試合に臨んで、エアボールをしてしまったが、それを引きずらず、チームが勝つためのプレーができたと思う。勝てたが、前節の横浜BC戦と同じような展開になってしまったので、ゲームのコントロールが課題。まだまだ成長できるチームだと思うので、その成長を楽しみたいと思う。今シーズンはアシストだけでなく、2桁得点を目標に挑戦をしていきたいと思う」