5/4(水) 2021-22シーズン第28節信州ブレイブウォリアーズ戦GAME1(代替試合)試合結果
5/4(水) 2021-22シーズン第28節 信州ブレイブウォリアーズ戦 GAME1(代替試合)の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。
<スコア>
2021-22 シーズン第28節信州ブレイブウォリアーズGAME1(代替試合)
広島ドラゴンフライズ 56–87 信州ブレイブウォリアーズ
(1Q:7-16、2Q:13-28、3Q:19-22、4Q:17-21)
<スターター>
広島:寺嶋良、トーマス・ケネディ、辻直人、チャールズ・ジャクソン、ニック・メイヨ
信州:熊谷航、栗原ルイス、ジョシュ・ホーキンソン、三ツ井利也、ウェイン・マーシャル
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
ニック・メイヨ 20得点
トーマス・ケネディ 14得点
チャールズ・ジャクソン 7得点
◆リバウンド
チャールズ・ジャクソン 10リバウンド
ニック・メイヨ 4リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 3リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 5アシスト
グレゴリー・エチェニケ 3アシスト
チャールズ・ジャクソン 2アシスト
◎信州ブレイブウォリアーズ
◆得点
岡田侑大 16得点
ウェイン・マーシャル 12得点
ジョシュ・ホーキンソン 10得点
◆リバウンド
ジョシュ・ホーキンソン 11リバウンド
ウェイン・マーシャル 9リバウンド
前田怜緒 3リバウンド
大崎裕太 3リバウンド
◆アシスト
ジョシュ・ホーキンソン 7アシスト
岡田侑大 5アシスト
三ツ井利也 4アシスト
ウェイン・マーシャル 4アシスト
【戦評】
1Q
信州は試合開始から#11熊谷を中心にディフェンスで激しいプレッシャーをかける。さらにカッティングやバランスの良いスペーシングを活かしたキックアウトからの3Pシュートで信州が得点を重ねる。対する広島はタフなショットが続き得点が奪えず、信州#50マーシャルの2Pシュートで0-11となり、広島がタイムアウトを要求。広島は開始から約4分間無得点となる。なんとか#1ケネディ、#24メイヨが得点するも、信州#77岡田の3Pシュート、#19大崎の2Pシュートで7-16。信州が9点リードで第1Qが終了。
2Q
流れを引き寄せたい広島だが、第2Qも引き続き信州のペース。#19大崎が3Pシュートを成功させると、#77岡田もレイアップシュートで加点。広島はディフェンスのコミュニケーションミスにより信州に簡単なシュートを決められるケースが目立つ。信州はうまくミスマッチを利用しパスを展開、#8西山が3Pシュートを成功させ、18-35。残り時間1:52、広島がタイムアウトを要求。苦しい展開の広島だが、追い打ちをかけるように信州#13アキノのバスケットカウントが決まると、#77岡田がスクリーンを上手く使った華麗な個人技で得点。広島も#0寺嶋のフリースローで加点するも、3Pシュート成功数が前半で0本(7本試投)と厳しい展開。第2Q終了間際、信州#8西山の3Pシュートが決まり20-44。信州が24点の大量リードを奪い、第2Qが終了。
3Q
後半、信州は#50マーシャルが得点する。対する広島は#3辻が獲得した3本のフリースローをすべて成功させ、加点。さらに#24メイヨ、#10ジャクソンが連続で豪快なダンクシュートを叩き込み、27-51。たまらず信州がタイムアウトを要求。タイムアウト明け、広島のペースになるかと思われたが、信州#12栗原が3Pシュートを成功させ、追い上げを阻む。信州の勢いは止まらず、#55マクヘンリーがバスケットカウントを成功させると、続けて#15前田の3Pシュート、#77岡田の2Pシュートと加点し39-66と信州がリードを27点に広げ、第3Qが終了。
4Q
逆転へ向け、時間が無い広島だが、第4Q開始早々、信州#24ホーキンソンが連続得点。早くも広島がタイムアウトを要求。さらにタイムアウト明け、信州#15前田、#77岡田が得点し41-74。点差は33点と大きく点差が広がる。広島は#24メイヨ、#1ケネディを中心に得点するも、逆転には至らず、56-87と信州が勝利を収めた。
まとめ
出だしがすべてとなったこのゲーム、#24メイヨが20得点と奮闘するも、広島が一度もリードを奪うことなく、試合終了となった。広島は3Pシュート成功数が試合を通して1本(7.1%)と確率が上がらず、信州の12本(42.9%)に対し劣る結果となった。さらに信州は#24マクヘンリー、#50マーシャルに対して起こるミスマッチを上手く利用しパスを展開。アシスト数30本(広島は12本)と、スペーシングを活かした効率の良いシュートで得点を重ねた。フィールドゴール%においても、広島の37.0%に対し、信州は56.3%と高確率。前述した効率の良いパッシング・スペーシングの結果でもあるが、広島はコミュニケーションミスからのイージーな失点をする場面も見られ、信州のシュートが高確率となる要因となった。信州は#24ホーキンソンが10得点11リバウンド7アシストと活躍。勝利に大きく貢献した。56-87で完敗という結果となったが、最終節、琉球戦では勝利に期待したい。
【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC
「信州が出だしからフィジカルにエナジーを持ってディフェンスもオフェンスもやっていた。前半やられて、後半良くなっていた部分もあったが信州に自信を与えてしまって追いつくことができなかった。信州の出だしが素晴らしかったし、そのエナジーを持って戦うことができなかった」
■寺嶋良選手
「(今日の試合を振り返って)試合開始5分で点数がなかなか取れず、気持ちの部分で落ちてしまったところがあった。後半でからディフェンスで勢いづけようとしたが、前半の点差が響いてしまい、最後のホームゲームを勝ち切ることができなかった。信州のディフェンスが3Pシュートを打ちにくい間合いでディフェンスしていたので、もう少し攻め込む姿勢が必要だったと思う。最後の2試合は今シーズンの集大成になるので、成長した姿をブースターの方に見せたい」
■辻直人選手
「(今日の試合を振り返って)相手のチームディフェンスの徹底力で自分達の強みを消されてしまったり体力も削られてしまったりと反省する部分が多かった。ホーム最終戦は本当に勝ちたかったが、簡単にはいかなかった。相手の方がオフェンス・ディフェンスどちらもきちんと準備されていた。次節琉球戦は、このメンバーで戦うことのできる最後の2試合なので、このチームでバスケができることを楽しみながら、琉球に向けてやっていきたい」
◎信州ブレイブウォリアーズ
■勝久マイケルHC
「出だしから全員でいいエナジ―とスピリットで戦っていた。ディフェンスが特に良く前回より内容が良くなっていた。残り2試合しかこのチームで戦えないので今日のようなスピリットでラスト戦っていきたい」