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3/9(水) 2021-22シーズン第23節 琉球ゴールデンキングス戦 試合結果

3/9(水) 2021-22シーズン第23節琉球ゴールデンキングス戦の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。

【3月9日(水) 2021-22シーズン第23節琉球ゴールデンキングス戦 試合結果】
3月9日(水)琉球ゴールデンキングス戦の試合結果をお伝えいたします。

<スコア>
2021-22 シーズン第23節琉球ゴールデンキングス戦
広島ドラゴンフライズ 88–101 琉球ゴールデンキングス
(1Q:25-23、2Q:26-26、3Q:19-34、4Q:18-18)

<スターター>
広島:寺嶋良、トーマス・ケネディ、辻直人、チャールズ・ジャクソン、ニック・メイヨ
琉球:並里成、コー・フリッピン、ドウェイン・エバンス、今村佳太、ジャック・クーリー

 
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
トーマス・ケネディ           21得点
ニック・メイヨ             18得点
グレゴリー・エチェニケ         14得点

 ◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ          8リバウンド
チャールズ・ジャクソン          6リバウンド    
ニック・メイヨ              6リバウンド

◆アシスト
辻直人                  6アシスト
グレゴリー・エチェニケ          4アシスト
青木保憲                 3アシスト
ニック・メイヨ              3アシスト

◎琉球ゴールデンキングス
◆得点
ジャック・クーリー           19得点
アレン・ダーラム            18得点
ドウェイン・エバンス          13得点
今村佳太                13得点

◆リバウンド
ジャック・クーリー           11リバウンド
ドウェイン・エバンス           5リバウンド
小寺ハミルトンゲイリー          2リバウンド
コー・フリッピン             2リバウンド

◆アシスト
小寺ハミルトンゲイリー          5アシスト
並里成                  4アシスト
コー・フリッピン             4アシスト
岸本隆一                 4アシスト

【戦評】
1Q
19連勝中の琉球をホームに迎えた一戦。#24メイヨの2Pシュートで広島が先制得点。さらに#0寺嶋、#1ケネディが続けて得点し、広島が出だしから9-0と大きくリード。たまらず残り時間7:13、琉球がタイムアウトを要求。広島はゾーンディフェンスで琉球の強力なインサイド陣を警戒。高い集中力で琉球のタフショットを誘発する。対する琉球も全ポジションで激しいプレッシャーのディフェンスを披露。広島のオフェンスが停滞している間に#3並里、#45クーリーを中心に10連続得点し逆転に成功する。広島は琉球のプレッシャーを受けながらも、#0寺嶋、#1ケネディと3Pシュートを成功させ食らいつく。終盤、#8エチェニケがバスケットカウントを成功させ22-20とリードを奪うが、すぐさま琉球#30今村が3Pシュートを成功させ22-23と逆転。琉球のリードで第1Q終了かと思われたが、広島#1ケネディがハーフコートライン付近から放ったショットがブザービーターとなり25-23と広島が2点リードし第1Q終了。

2Q
琉球#13エバンスのフリースローによる得点で第2Qがスタート。好調の#1ケネディが3Pシュートを沈め加点するも、琉球#14岸本が2本連続となる3Pシュートで反撃。第2Qは両チーム精度の高いシュートで一進一退の攻防を繰り広げる。中でも琉球#7ダーラム、#45クーリーのインサイド陣がフィジカルを生かし得点し琉球を攻守にわたり牽引。対する広島は#1ケネディ、#24メイヨを中心に得点。さらに#2朝山が3Pシュートで得点しチームを鼓舞する。両チーム、オフェンス力がディフェンス力を上回るようなクオーターとなる。両チーム60%近いフィールドゴール%を誇り、51-49とハイスコアな展開で第2Q終了。

3Q
後半は琉球#4フリッピンの強烈なダンクシュートからスタート。琉球は後半も高い強度のディフェンスで広島にプレッシャーをかけ、ターンオーバーを誘発。ターンオーバーからの失点により広島は苦しい展開となる。タフショットが続き得点が伸び悩む広島に対し、琉球の強固なディフェンス、1試合を通して高確率のアウトサイドシュートが広島に襲い掛かる。さらに琉球#45クーリーがインサイドで奮闘し、得点を重ねる。広島も#8エチェニケのバスケットカウントで応戦するも、琉球の勢いは止まらず、70-83と琉球が大きくリードを奪う展開で第3Q終了。

4Q
巻き返しを図りたい広島。#8エチェニケが連続得点をあげ74-85と11点差に迫るが、琉球#14岸本、#34小野寺が連続で3Pシュートを成功させ突き放す。さらに#45クーリー、#7エバンスがフリースローを沈め、78-98とこの試合最大の20点差となる。琉球は試合終盤まで高いシュート確率、強度の高いディフェンスを徹底し、広島の追い上げを許さない。広島は交代で入った#23佐土原、#12中村が得点するも、逆転には及ばず、88-101と琉球が勝利を収めた。

まとめ
広島は前半、攻守ともに集中したプレーで王者・琉球に劣らないゲーム運びを見せた。両チーム確率の高いシュートで得点を重ねた前半だったが、後半に入ると琉球のプレッシャーから広島がターンオーバーを侵す場面が増え、ファーストブレイクでの琉球の得点で広島は苦しい展開へ。琉球は#14岸本、#30今村を中心とした高い確率のシュートに加え、インサイドでは#13エバンス、#45クーリーが奮闘し広島に付け入る隙を与えない。広島も3Pシュートの確率が40%と高確率を記録したが、琉球がそれを上回る52%と驚異的な確率で得点を重ねた。ターンオーバーからの失点が敗因となった広島だが、リーグ首位の琉球に対し互角の展開を演じることができたため、次戦ではいかにターンオーバーを減らし、テンポの良いオフェンスを展開できるかが勝敗を握ることとなりそうだ。

【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
■カイル・ミリングHC

「久々のホームゲームで全選手がモチベーションが高いままで試合に臨めた。前半良いスタートが切れたが、第3Q からディフェンス側のミスなど守れなかった部分があった。次の試合へ向けて40分間走り続けることができるようにしていきたい」

■寺嶋良選手

「(今日の感想を聞かれ)終始プレッシャーの強いディフェンスをされて、1つ1つのパスやボールをもらいに行くタイミングなどすべてズレてしまい、多くのターンオーバ-などが生まれてしまった。もっと力強いプレーを心がけてやっていかないといけない。また僕たちもそういったディフェンスをしていかなければいけない」

■トーマス・ケネディ選手

「(今日の試合についてを聞かれ)来たチャンスを最大限に生かすように心がけていた。ディフェンスではコーチの指示の素、自分たちのやりたいディフェンスをしていたい。オフェンスではボールを強く持って相手のプレッシャーに負けないボール運びをしていかないといけない」

◎琉球ゴールデンキングス
■桶谷大HC
「広島の3Pが多く入ったと感じた。ハーフタイムでは選手にシューターに気持ちよく打たせないように伝えた。その結果、後半では徹底することができたと思う。試合全体を通して皆が同じようにできていたのが良かったと思う」