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2/6(日) 2021-22シーズン第21節 宇都宮ブレックス戦 GAME2 試合結果

2/6(日) 2021-22シーズン第21節宇都宮ブレックス戦GAME2の
スタッツ、戦評、会見コメントをお伝えいたします。

<スコア>
2021-22 シーズン第21戦宇都宮ブレックス戦GAME2
広島ドラゴンフライズ 72–67 宇都宮ブレックス
(1Q:17-19、2Q:11-13、3Q:29-22、4Q:15-13)

<スターター>
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
宇都宮: 比江島慎、遠藤祐亮、鵤誠司、ジョシュ・スコット、アイザック・フォトゥ

 
【主なスタッツ】
◎広島ドラゴンフライズ
◆得点
寺嶋良                 25得点
チャールズ・ジャクソン         10得点
ニック・メイヨ             10得点
 
◆リバウンド
ニック・メイヨ              7リバウンド
グレゴリー・エチェニケ          6リバウンド    
チャールズ・ジャクソン          5リバウンド

◆アシスト
辻直人                  7アシスト
寺嶋良                  5アシスト
ニック・メイヨ              3アシスト

◎宇都宮ブレックス
◆得点
ジョシュ・スコット           19得点
アイザック・フォトゥ          14得点
遠藤祐亮                10得点

◆リバウンド
アイザック・フォトゥ          10リバウンド
遠藤祐亮                 5リバウンド
ジョシュ・スコット            5リバウンド

◆アシスト
鵤誠司                  4アシスト
チェイス・フィーラー           4アシスト
比江島慎                 3アシスト
遠藤祐亮                 3アシスト
渡邉裕規                 3アシスト

【戦評】
1Q
#24メイヨの2Pシュートで広島が先制得点。対する宇都宮は#9遠藤が2Pシュートを成功させ最初の得点をあげる。広島はさらに#0寺嶋が得点をあげ、勢いに乗るかと思われたが、宇都宮が#40スコット、#42フォトゥを中心に8得点を連取し4-10。残り時間5:49広島がタイムアウトを要求。広島はタイムアウト明け、#10ジャクソン、#0寺嶋の得点で追い上げを図るが、またしても宇都宮に9得点連続で失点し8-19と苦しい展開へ。点差を離されたくない広島は#24メイヨが奮闘。借りを返す形で9得点を連取し17-19と宇都宮が2点リードの展開で1Q終了。

2Q
宇都宮はGAME1に引き続き#42フォトゥがインサイドで奮闘。2Q最初の得点をあげチームを牽引。さらに#9遠藤が3Pシュートで続き17-24とリードを広げる。苦しい展開の広島は#4青木がオープンの3Pシュートをしっかりと沈め持ちこたえる。流れを変えるきっかけが欲しい広島だが、宇都宮#10竹内、#13渡邉のシュートで23-30。残り時間3:10広島が前半2回目のタイムアウトを要求。広島は#3辻が巧みなドリブルからファールを奪い加点。さらに#0寺嶋が値千金の3Pシュートを成功させ28-30とする。2Q終了間際、宇都宮#40スコットに痛恨のバスケットカウントを許し28-32と宇都宮が4点リードし前半が終了。

3Q
広島は後半開始から高い集中力を見せる。#5マーフィーが3Pシュートを沈めると、そこから#0寺嶋が連続して10得点を奪う驚異的な活躍を見せ、たまらず宇都宮がタイムアウトを要求。タイムアウト明けも広島#0寺嶋の勢いは止まらず、アグレッシブなディフェンスからさらに得点を重ねる。#10ジャクソンもバスケットカウントで加点する。さらに#0寺嶋がスピードを生かしたプレーで加点し52-42。ついに広島が二桁のリードを奪い、宇都宮が後半2回目のタイムアウトを要求。このままリードを広げたい広島だが、宇都宮#6比江島が2本連続となる3Pシュートを成功させ52-48と広島の背中を捉える。さらに#40スコットのフリースロー、#10竹内の2Pシュートで加点する。広島も#1ケネディが3Pシュートで応戦し57-54と3点のリードを保ち3Q終了。

4Q
リズムを取り戻したい広島だが、4Q序盤から宇都宮の猛攻を受ける。#20フィーラーの2Pシュートから始まり、#42フォトゥ、#40スコットと続けて得点。一気に57-62と逆転を許す。苦しい展開の広島だが、#24メイヨのアシストから#8エチェニケの豪快なダンクシュートで加点し60-62とする。宇都宮は#6比江島が得点し突き放しにかかるが、広島#8エチェニケ、#3辻が2Pシュートを成功させ食らいつく。さらに#24メイヨが3Pシュートを成功させ67-65とついに逆転。宇都宮#42フォトゥがインサイドで得点し同点とするも、広島#8エチェニケがフリースローで加点し残り時間0:17。70-67と広島が3点のリードを得る。3点を追う宇都宮のオフェンス、#6比江島がサイドラインを踏み、アウトオブバウンズとなる痛恨のターンオーバーを冒し広島ボールへ。そのまま#3辻がフリースロー2本をきっちり沈め72-67で試合終了。広島がGAME1の借りを返す形で勝利をおさめた。

まとめ
広島は#0寺嶋が25得点5アシストの大活躍。#10ジャクソン、#24メイヨも共に10得点を記録し勝利に貢献した。さらにオフェンスだけではなくディフェンスでも1試合を通して高い集中力を見せ宇都宮の18本のターンオーバーを誘発した。宇都宮は#40スコットが19得点。#42フォトゥが14得点10リバウンドのダブルダブルを記録したが、広島の勢いを止められず悔しい敗戦となった。広島は1度自分たちの流れを作り出すことができれば強豪クラブに劣らない力を持っていることが証明できた試合でもあったため、今後はいかに自分たちの流れを引き寄せ、1試合通して崩れずにゲームを運べるかがシーズン後半の明暗を分けるだろう。

【会見コメント】
◎広島ドラゴンフライズ
カイル・ミリングHC

「全体的に素晴らしい試合となった。フィジカルに戦うことができたし、接戦だった。選手みんなが全力で戦ってくれた。素晴らしいエナジーだった。昨日からリバウンドの数、ターンオーバーの数も減らせていたのが勝因だと思う」

■寺嶋良選手

「(今日の試合の振り返りを聞かれ)第3Qの流れで試合が決まると思ったので、得点が止まってしまうときに自分でアタックしていった。宇都宮はミスが少ないのでアグレッシブにスチールを狙っていかないと相手が崩れないと思った。チームのメンバーを信じて勝てたので、後半戦の自信に繋がるはず」

■グレゴリー・エチェニケ選手

「(今日の試合の振り返りを聞かれ)勝ってほっとしている。もっと頑張ろうという気持ちになれた。ハードにプレーすることを心がけながら、チームとゲームプランを信じることを実行した」

◎宇都宮ブレックス
■佐々宜央AC
「出だしは昨日のGAME1と逆でこっちがリードする展開に持っていくことができたが、第3Qに広島に持っていかれたのが大きかった。よく持ちこたえて逆転したが、オフェンスの決め切るところ、ディフェンスの規律が統率できていなかった」

■ジョシュ・スコット選手
「(今日の試合の振り返りを聞かれ)難しい試合だったが、10点差を付けられてしまった後からカムバックできたのは良かった。ほとんどのところで良いプレーができたが、ターンオーバーが多かった点など、ボールのケアをしていれば勝てるチャンスがあったと思う」